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▼ GENMA110Sでランカーシーバス!!
- ジャンル:釣行記
- (SHADOWシリーズ, シーバス, X-80SWシリーズ, GENMAシリーズ, スタッフブログ, 加藤 光一)
皆さんこんにちは。
東京湾奥エリアの加藤です。
今回は、2020年の初釣りキビレ狙いに続き、初シーバス狙いの釣行のお話です。
近年の僕のシーバスの初釣りは、ツ抜け(10本)、もしくはランカーシーバスを狙うという難易度高めの目標を立てての釣行なのですが、前夜のキビレ狙いのゲストとしてセイゴも含め10本のシーバスをキャッチすることができたので、狙いは完全にランカーシーバスに照準を合わせたポイント選択と釣り方になりました。
向かった先は湾奥河川の河口域。
タイミングとしては、干潮前の2時間と上げ始めの2時間です。
どちらもジンワリと潮位が変化する程度で殆ど潮の動かないタイミングですが、この時季のランカーハントには潮が止まる直前と潮が動き出す瞬間が1つのキーになっています。
理想は風が適度に吹いてくれた方が雲の無い満月、澄み潮の釣行時には有利な条件になるのですが、残念ながらこの日は無風という釣りにくいイメージのある条件が三拍子揃いました。
前日のキビレ狙いのAST-83L+から、ロッドをSHADOW XX SXX-87MLに持ち替えて、ラインも新品で挑みます。
既に下げの流れも緩和していて、流れを利用したアプローチは難しくなっていましが、一通り表層からチェックしていき、この時季の僕のランカー狙いにおいて中核となるX-80 MAGNUMで水深2m程度のなだらかなブレイクの先をデッドスローで通してくると早々にヒット!
本命ポイントではなく狙いのランカーでもありませんが、期待の持てる幸先の良い1本です。
この時季に僕が心掛けている事の1つに『1本ヒットさせたら出来るだけ移動する』事です。
心情的には続けて2本目を狙いたいところですが、良型が連発し辛い時季だからこそあえてポイントを少しでも休ませ、時間差でジックリと釣果を出す為の選択です。
本命ポイントへ50m程移動。
先ほどのポイントよりもブレイクの段差が明確にあるポイントです。
GENMA110S(21g)をキャストしてボトム付近を、GENMAがしっかりと動くギリギリの速度でリトリーブしてくると、ブレイクに差しかかかった辺りでトンっと小さなバイト。
アワセを入れるとズンっとロッドに重みが乗り、サイズアップを確信しつつSHADOW XX SXX-87MLの粘りのある強いバッドに任せ、シーバスの頭の向きをコントロールしてネットイン。
ポイント移動。
最初のポイントには、既に別のアングラーがキャストをしていたので違うポイントへ。
東京湾奥では冬場でもアングラーが多いのでよくある事です。
GENMA110Sのカラーを替えて直ぐにヒット。
本命ポイントを休ませる為に、少しこのポイントで粘る事に。
立ち位置やトレースラインを少しづつ変えて数投目にヒット。
どうやらキャスト範囲内にこのサイズの群れが定位している感じです。
撮影のフラッシュ光に気付いて近付いて来たアングラーさんに質問を受けたのでヒットルアーとパターン等を説明し、まだバイトが取れていないとの事で、その場を譲り僕は本命ポイントへ移動。
下げの流れもほぼ無くなった潮止まり直前。
GENMAのカラーを戻して1本目と同じトレースラインでアプローチ。
ブレイクに差し掛かる手前でクッっと小さなバイト。
ユックリとバッドに重みを乗せたところで、グンっと強目のフッキングを入れるとかなりの重量感。
ファーストインパクトの直後にゴボゴボとエラアライをしたのみで、その後は全く水面には浮上せずトルクフルなランと、SHADOW XX SXX-87MLの粘る強いバッドで一進一退のファイトを続けます。
ハイシーズンのコンディションの良いシーバス並みの強いファイトをみせてくれた個体でしたが、後半は一気に脱力してネットイン。
キャッチ後は、直ぐには水から上げずに初期蘇生を行った後に計測。
澄み潮、満月、無風という決して好条件とはいえないシチュエーションで強さを発揮してくれたGENMA110Sのポテンシャルの一部を垣間見る事ができた1本です。
潮止まり中は少し休憩を入れ、水面を眺めながら上げ潮の狙い方を思案し、目標であるランカーも獲れたので色々と試してみることにしました。
X-80 MAGNUMとGENMA110Sをヒット毎にチェンジして速度やアクション入力を変えてみたり、ヒット毎に2ヶ所のポイントを往復してみたりして、シーバスの着き場やアプローチの違いによるヒットの有無や個体のコンディションを確認。
X-80 MAGNUMでは、ボトム付近のスローなアプローチだけでなく、中層での弱めのショートジャークやリーリングジャークの後に1~3秒止めるメソッドにもドンっと強いバイトが出ました。
冬のナイトゲームのセオリーは基本的にはスローなアプローチが主体になりますが、実はハイシーズンのデイゲームで行う様なジャーク(冬は止める間を少し長くとる)やバイブレーションの早巻きも有効な時があります。
ナイトゲームに早いテンポで誘うのでリアクションの釣りと思われがちですが、常夜灯などが有ればしっかりと長い距離を追ってきているのも目視出来ることがあるので、スローなアプローチでは見切られている事も少なくないと考えています。
冬のセオリー通りのスローなアプローチで反応が無いときは、X-80 MAGNUMのショートジャーク、CUTVIBの少し早めのただ巻きやリフト&フォールも試してみてください。
※GENMA110Sは、開発者である久保田氏のブログ等を参照して頂ければ、様々なポイントやシチュエーションでの有効な使い方をより深く知ることが出来ます。
ちなみに、今回の潮のほぼ動かないタイミングでフッコ~ランカーのバイトを引き出してくれたGENMA110S(21g)の僕なりの使い方ですが、強く意識したのは『GENMA110Sが揺らぎを発動するギリギリの速度』です。
感覚としてはヌーっと僅かにルアーの抵抗を感じるスピードです。
少しリトリーブが早いかな?と思ってもそのルアーの持つ良いところを引き出す事で結果に直結することも多いので、色々と試してみてくださいね。
また、僕なりのカラーセレクトについてですが、澄み潮&満月ということもありチャート系やゴールド系の発色の強い配色は避けて、クリア系やシルバー系を使うことが多いです。
2020年の初シーバス狙いは、ランカーに狙いを定めていたにも関わらずフッコ以上だけでも13本という釣果で、他のポイントで釣ったセイゴも含めると20本超というハイシーズン並みの数釣りでした。
例年に比べると、今季はベイトの存在やシーバスの数も少なくない印象のある東京湾奥ですが、その好調さを差し引いてもGENMA110Sのポテンシャルを体感するには十分なシーバスの初釣りとなりました。
SHADOW XX SXX-87MLの非常にバレにくいロッド特性と、デッドスローからジャークまでバーサタイルなアプローチの出来るX-80 MAGNUM、GENMA110Sの揺らぎアクションで深いバイトを誘発してくれることもあり、セイゴ以外はバラシが皆無だったのがサイズだけでなく数釣りという結果になった理由だと感じています。
まだまだ寒い季節は続きますが、皆さんも是非メガバスのアイテムを持って水辺に出掛けてみてくださいね。
翌日(連休3日目)は、再びランカーシーバスを狙って……ではなく、東京メバルを求めて港湾、運河に行って来ました。
東京湾奥でのメバルプラッギングはポイント捜しからのスタートです。
お楽しみに。
東京湾奥エリアの加藤です。
今回は、2020年の初釣りキビレ狙いに続き、初シーバス狙いの釣行のお話です。
近年の僕のシーバスの初釣りは、ツ抜け(10本)、もしくはランカーシーバスを狙うという難易度高めの目標を立てての釣行なのですが、前夜のキビレ狙いのゲストとしてセイゴも含め10本のシーバスをキャッチすることができたので、狙いは完全にランカーシーバスに照準を合わせたポイント選択と釣り方になりました。
向かった先は湾奥河川の河口域。
タイミングとしては、干潮前の2時間と上げ始めの2時間です。
どちらもジンワリと潮位が変化する程度で殆ど潮の動かないタイミングですが、この時季のランカーハントには潮が止まる直前と潮が動き出す瞬間が1つのキーになっています。
理想は風が適度に吹いてくれた方が雲の無い満月、澄み潮の釣行時には有利な条件になるのですが、残念ながらこの日は無風という釣りにくいイメージのある条件が三拍子揃いました。
前日のキビレ狙いのAST-83L+から、ロッドをSHADOW XX SXX-87MLに持ち替えて、ラインも新品で挑みます。
既に下げの流れも緩和していて、流れを利用したアプローチは難しくなっていましが、一通り表層からチェックしていき、この時季の僕のランカー狙いにおいて中核となるX-80 MAGNUMで水深2m程度のなだらかなブレイクの先をデッドスローで通してくると早々にヒット!
コンディションの良い60cm UP!
本命ポイントではなく狙いのランカーでもありませんが、期待の持てる幸先の良い1本です。
この時季に僕が心掛けている事の1つに『1本ヒットさせたら出来るだけ移動する』事です。
心情的には続けて2本目を狙いたいところですが、良型が連発し辛い時季だからこそあえてポイントを少しでも休ませ、時間差でジックリと釣果を出す為の選択です。
本命ポイントへ50m程移動。
先ほどのポイントよりもブレイクの段差が明確にあるポイントです。
GENMA110S(21g)をキャストしてボトム付近を、GENMAがしっかりと動くギリギリの速度でリトリーブしてくると、ブレイクに差しかかかった辺りでトンっと小さなバイト。
アワセを入れるとズンっとロッドに重みが乗り、サイズアップを確信しつつSHADOW XX SXX-87MLの粘りのある強いバッドに任せ、シーバスの頭の向きをコントロールしてネットイン。
ランカーには少し足りませんが、
コンディションの良い77cm!
コンディションの良い77cm!
ポイント移動。
最初のポイントには、既に別のアングラーがキャストをしていたので違うポイントへ。
東京湾奥では冬場でもアングラーが多いのでよくある事です。
GENMA110Sのカラーを替えて直ぐにヒット。
60cm UP
本命ポイントを休ませる為に、少しこのポイントで粘る事に。
立ち位置やトレースラインを少しづつ変えて数投目にヒット。
50cm UP
どうやらキャスト範囲内にこのサイズの群れが定位している感じです。
撮影のフラッシュ光に気付いて近付いて来たアングラーさんに質問を受けたのでヒットルアーとパターン等を説明し、まだバイトが取れていないとの事で、その場を譲り僕は本命ポイントへ移動。
下げの流れもほぼ無くなった潮止まり直前。
GENMAのカラーを戻して1本目と同じトレースラインでアプローチ。
ブレイクに差し掛かる手前でクッっと小さなバイト。
ユックリとバッドに重みを乗せたところで、グンっと強目のフッキングを入れるとかなりの重量感。
ファーストインパクトの直後にゴボゴボとエラアライをしたのみで、その後は全く水面には浮上せずトルクフルなランと、SHADOW XX SXX-87MLの粘る強いバッドで一進一退のファイトを続けます。
ハイシーズンのコンディションの良いシーバス並みの強いファイトをみせてくれた個体でしたが、後半は一気に脱力してネットイン。
キャッチ後は、直ぐには水から上げずに初期蘇生を行った後に計測。
2020年の初シーバス狙いで獲れた
87cmの立派なランカーです!!
澄み潮、満月、無風という決して好条件とはいえないシチュエーションで強さを発揮してくれたGENMA110Sのポテンシャルの一部を垣間見る事ができた1本です。
潮止まり中は少し休憩を入れ、水面を眺めながら上げ潮の狙い方を思案し、目標であるランカーも獲れたので色々と試してみることにしました。
X-80 MAGNUMとGENMA110Sをヒット毎にチェンジして速度やアクション入力を変えてみたり、ヒット毎に2ヶ所のポイントを往復してみたりして、シーバスの着き場やアプローチの違いによるヒットの有無や個体のコンディションを確認。
X-80 MAGNUMでは、ボトム付近のスローなアプローチだけでなく、中層での弱めのショートジャークやリーリングジャークの後に1~3秒止めるメソッドにもドンっと強いバイトが出ました。
冬のナイトゲームのセオリーは基本的にはスローなアプローチが主体になりますが、実はハイシーズンのデイゲームで行う様なジャーク(冬は止める間を少し長くとる)やバイブレーションの早巻きも有効な時があります。
ナイトゲームに早いテンポで誘うのでリアクションの釣りと思われがちですが、常夜灯などが有ればしっかりと長い距離を追ってきているのも目視出来ることがあるので、スローなアプローチでは見切られている事も少なくないと考えています。
冬のセオリー通りのスローなアプローチで反応が無いときは、X-80 MAGNUMのショートジャーク、CUTVIBの少し早めのただ巻きやリフト&フォールも試してみてください。
※GENMA110Sは、開発者である久保田氏のブログ等を参照して頂ければ、様々なポイントやシチュエーションでの有効な使い方をより深く知ることが出来ます。
ちなみに、今回の潮のほぼ動かないタイミングでフッコ~ランカーのバイトを引き出してくれたGENMA110S(21g)の僕なりの使い方ですが、強く意識したのは『GENMA110Sが揺らぎを発動するギリギリの速度』です。
感覚としてはヌーっと僅かにルアーの抵抗を感じるスピードです。
少しリトリーブが早いかな?と思ってもそのルアーの持つ良いところを引き出す事で結果に直結することも多いので、色々と試してみてくださいね。
また、僕なりのカラーセレクトについてですが、澄み潮&満月ということもありチャート系やゴールド系の発色の強い配色は避けて、クリア系やシルバー系を使うことが多いです。
2020年の初シーバス狙いは、ランカーに狙いを定めていたにも関わらずフッコ以上だけでも13本という釣果で、他のポイントで釣ったセイゴも含めると20本超というハイシーズン並みの数釣りでした。
例年に比べると、今季はベイトの存在やシーバスの数も少なくない印象のある東京湾奥ですが、その好調さを差し引いてもGENMA110Sのポテンシャルを体感するには十分なシーバスの初釣りとなりました。
SHADOW XX SXX-87MLの非常にバレにくいロッド特性と、デッドスローからジャークまでバーサタイルなアプローチの出来るX-80 MAGNUM、GENMA110Sの揺らぎアクションで深いバイトを誘発してくれることもあり、セイゴ以外はバラシが皆無だったのがサイズだけでなく数釣りという結果になった理由だと感じています。
まだまだ寒い季節は続きますが、皆さんも是非メガバスのアイテムを持って水辺に出掛けてみてくださいね。
翌日(連休3日目)は、再びランカーシーバスを狙って……ではなく、東京メバルを求めて港湾、運河に行って来ました。
東京湾奥でのメバルプラッギングはポイント捜しからのスタートです。
お楽しみに。
- 2020年1月18日
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