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▼ カゲロウカラーセレクト術
- ジャンル:釣り具インプレ
- (KAGELOUシリーズ, 久保田 剛之, スタッフブログ, シーバス)
どうも。メガバスfimoブログでは初めましてになります。
メガバスプロスタッフの久保田剛之です。
『KAGELOUはどんな時にどんなカラーがおすすめですか?』という質問を非常に多くの方から頂きます。
そこで今日はこのページでKAGELOU124Fのカラーセレクト術について書きたいと思います。
初めて買おうと思うけど迷っちゃう、何本か持っているけどどれ投げるか迷う。そんな方の参考になればと思います。
カゲロウは全13色。1色ずつの解説の前にまずは僕の中で大きく分けると3種類に分類しています。
ホログラム系、クリアー系、チャート系。
水の透明度と周囲の明るさでカラーセレクトのベースを選択していく訳ですが・・
【水の透明度が高い時はクリアー】 【通常時はホログラム】 【濁りがある時はチャート】
満月などで周囲の明るさが明るい時は上の3つの項目が1つずつ左にスライドさせて様子を見ます。
では側面がクリアーなカラーは?背中とお腹がクリアー系のものは?
僕は上に挙げた3項目の中間的イメージで使用しています。それとシーバスがいるレンジによっても効果が異なるかなと。
水深があるところでシーバスが真下方向から見上げていて縦方向に追ってくる場合なのか、はたまたシャロー帯でシーバスが水平方向から追ってくる場合か。
ルアーに対してシーバスがどの方向からの目線なのかによってクリアー(透過性)が背中腹方向なのか側面なのか差が出てきます。
と難しい事を語ってみましたが、なんだかんだ僕を含めて投げる人の好みってのが大きいと思います(笑)
各色僕なりの使用シチュエーションやイメージしている事を挙げてみたいと思います。
GG イワシ・GG ボラ
僕の中ではこの2色はそれほど差を感じていないです。濁りもそれほどなく~明かりもそれほどではなく~な時にローテーションの主軸に入ります。
ナイトゲームの河川やサーフでランガンする場合に選択している事が多いカラーです。カラーに迷った時にこのカラーなら無難かな?とすがる事も多いカラーです。
GG ステインイワシ
笹濁りの時、濁りの時にローテーション入りすることが多いです。日があったり周囲が明るい状況の時に下から見上げた時にシルエットが黒茶系でハッキリするのでミスバイト率が下がる気がしています。
また流れに対してダウンクロスに入った時にカゲロウはロールの泳ぎが入るのでその時に反射と黒系のコントラストがしっかりある明滅効果も期待できます。
GG ヒートイワシ
笹濁りの時、濁りの時に使用します。ステインイワシの赤バージョンになりますが、僕の感覚では海や河口に近いエリアでは赤系のこちらのカラーの方が反応が多いように感じています。
サーフの場合は月明かりがあっても波がなくクリアーな時にも実績のあるカラーになります。
GG グリーンゴールド
笹濁りの時、濁りの時ににローテ入りします。この手のカラーは光量の少ない磯でも使用することが多いです。グリーンゴールド系は『同じルアーなのにこの色しか食わない!』ってのを過去に何度か経験しているので
持っていないと不安になるカラーです。
OBORO AYU(朧アユ)
以前僕のブログ上で名前を公募したカラーです。ホロの上にマット塗装を薄く吹いてあります。表面の塗装が剥がれ始めると下地のホロが顔を覗かせます。
フックサークルや歯型などで塗装が傷付き、マット、ホロ、本体の樹脂、がマダラになり始めると格段に魚の反応がアップします。
使えば使うほどパワーアップする、アングラーが育てるカラーになります。ひとつ誤算だったのはメガバスの塗装が強すぎて予想より育つのに時間がかかるという・・。
でも塗装が強いというのは本来良い事ですよね(^^)
カラーの育ち具合にもよりますが夏から晩秋にかけてどんな状況でも比較的強いカラーです。
シグナルヘッド
腹から見るとクリアーベースの真ん中に薄~くパールが吹いてあるカラー。光量が強く濁りのない時に主力となるカラーです。
またデイゲームでうっすらと濁りが入っている時にも見切られにくいカラーです。
GP ピンクバック
元々プロトでずっと使っていたカラーです。削り出しのプロトの素材は熱に弱い為、通法ではホロが貼れないのと泳ぎが確認しやすいのでこのようなカラーになっています。
しかしプロト時代に海でも川でも年間通して使用し続けずっと釣果を上げてきたカラー。ゆえにカゲロウのカラーラインナップの中ではこのカラーが一番シーバスを釣っているカラーになります。
側面がクリアーなので水深が1.5m以浅のシャロー帯などで使用することが多いです。
GP イエローヴィーナス
クリアーホロの上にクリアーイエロー。元々湘南にあったKAZUというルアーショップが元祖のカラーです。KAZUさんの許可を得て久保田カラーとして他のルアーでもこのカラーで発売しています。
個人的には波なしサーフで月の光量関係なく強いカラーです。河川では濁りのある時にチャートだとアピール強すぎるなあって時や、クリアーウォーターで周囲の光量がある時などに使用することが多いです。
クリアーウォーターの干潟とかでも強いです。
GP レッドヘッド
少し濁りがあり光量が少ない時、何投げても反応ない時に使用することが多いかなと。グリーンゴールド同様『レッドヘッドしか食わない!』ってのを経験したことがあるのでラインナップには入れておきたかったカラー。
ストラクチャーに着いてる魚に何度かルアーを見せた後に使用するとレッドヘッドには反応してくれるって事も多いです。
ホワイトヘッド
クリアーウォーターや笹濁りの時に使用します。ボディーとは対照的に主張の強いヘッドはバイトターゲットになりやすく、バイトがあるのに乗らないって時に使用したりしています。
また月明かりの強いクリアーウォーター時にもお勧めです。
PM ホットシャッド
ホワイトベースにチャートバックに見えますが表面は白に近いシルバー。ドチャートではアピールが強いかなという時やアピールかナチュラル(ホロ)か悩んだ時にどっちでもイケるカラーです。
ナイトや薄暗い光量の中のサラシの中で腹と側面は同化し、背中がうっすらとアピールするので魚のスレが進みにくいカラーです。
どチャート
濁りのきつく入った時、光量が非常に少ない時、笹濁りの時に特におすすめです。マットなチャートは乱反射を抑えてシルエットも際立ちます。水深のある場所で水面まで魚を引っ張り出す能力にも長けてます。
僕の下に入って来る釣果報告では最もランカー率が高いカラーです。
いかがでしたでしょうか?
僕なりのセレクト方法を色々書き綴ってみましたが、カラーというのは個人の好みももちろんあると思います。
この色だと集中力が持つ、ってのも釣果を得る為にはとっても大事だと思います。
アングラーの皆さんが自分のお気に入りのカラー、時に冒険したカラーのカゲロウで想い出に残る1尾と出会えることを願ってます(^^)
>>> 久保田剛之 fimoブログ - SandWalker
メガバスプロスタッフの久保田剛之です。
『KAGELOUはどんな時にどんなカラーがおすすめですか?』という質問を非常に多くの方から頂きます。
そこで今日はこのページでKAGELOU124Fのカラーセレクト術について書きたいと思います。
初めて買おうと思うけど迷っちゃう、何本か持っているけどどれ投げるか迷う。そんな方の参考になればと思います。
カゲロウは全13色。1色ずつの解説の前にまずは僕の中で大きく分けると3種類に分類しています。
ホログラム系、クリアー系、チャート系。
水の透明度と周囲の明るさでカラーセレクトのベースを選択していく訳ですが・・
【水の透明度が高い時はクリアー】 【通常時はホログラム】 【濁りがある時はチャート】
満月などで周囲の明るさが明るい時は上の3つの項目が1つずつ左にスライドさせて様子を見ます。
では側面がクリアーなカラーは?背中とお腹がクリアー系のものは?
僕は上に挙げた3項目の中間的イメージで使用しています。それとシーバスがいるレンジによっても効果が異なるかなと。
水深があるところでシーバスが真下方向から見上げていて縦方向に追ってくる場合なのか、はたまたシャロー帯でシーバスが水平方向から追ってくる場合か。
ルアーに対してシーバスがどの方向からの目線なのかによってクリアー(透過性)が背中腹方向なのか側面なのか差が出てきます。
と難しい事を語ってみましたが、なんだかんだ僕を含めて投げる人の好みってのが大きいと思います(笑)
各色僕なりの使用シチュエーションやイメージしている事を挙げてみたいと思います。
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GG イワシ・GG ボラ
僕の中ではこの2色はそれほど差を感じていないです。濁りもそれほどなく~明かりもそれほどではなく~な時にローテーションの主軸に入ります。
ナイトゲームの河川やサーフでランガンする場合に選択している事が多いカラーです。カラーに迷った時にこのカラーなら無難かな?とすがる事も多いカラーです。
GG ステインイワシ
笹濁りの時、濁りの時にローテーション入りすることが多いです。日があったり周囲が明るい状況の時に下から見上げた時にシルエットが黒茶系でハッキリするのでミスバイト率が下がる気がしています。
また流れに対してダウンクロスに入った時にカゲロウはロールの泳ぎが入るのでその時に反射と黒系のコントラストがしっかりある明滅効果も期待できます。
GG ヒートイワシ
笹濁りの時、濁りの時に使用します。ステインイワシの赤バージョンになりますが、僕の感覚では海や河口に近いエリアでは赤系のこちらのカラーの方が反応が多いように感じています。
サーフの場合は月明かりがあっても波がなくクリアーな時にも実績のあるカラーになります。
笹濁りの時、濁りの時ににローテ入りします。この手のカラーは光量の少ない磯でも使用することが多いです。グリーンゴールド系は『同じルアーなのにこの色しか食わない!』ってのを過去に何度か経験しているので
持っていないと不安になるカラーです。
OBORO AYU(朧アユ)
以前僕のブログ上で名前を公募したカラーです。ホロの上にマット塗装を薄く吹いてあります。表面の塗装が剥がれ始めると下地のホロが顔を覗かせます。
フックサークルや歯型などで塗装が傷付き、マット、ホロ、本体の樹脂、がマダラになり始めると格段に魚の反応がアップします。
使えば使うほどパワーアップする、アングラーが育てるカラーになります。ひとつ誤算だったのはメガバスの塗装が強すぎて予想より育つのに時間がかかるという・・。
でも塗装が強いというのは本来良い事ですよね(^^)
カラーの育ち具合にもよりますが夏から晩秋にかけてどんな状況でも比較的強いカラーです。
腹から見るとクリアーベースの真ん中に薄~くパールが吹いてあるカラー。光量が強く濁りのない時に主力となるカラーです。
またデイゲームでうっすらと濁りが入っている時にも見切られにくいカラーです。
GP ピンクバック
元々プロトでずっと使っていたカラーです。削り出しのプロトの素材は熱に弱い為、通法ではホロが貼れないのと泳ぎが確認しやすいのでこのようなカラーになっています。
しかしプロト時代に海でも川でも年間通して使用し続けずっと釣果を上げてきたカラー。ゆえにカゲロウのカラーラインナップの中ではこのカラーが一番シーバスを釣っているカラーになります。
側面がクリアーなので水深が1.5m以浅のシャロー帯などで使用することが多いです。
GP イエローヴィーナス
クリアーホロの上にクリアーイエロー。元々湘南にあったKAZUというルアーショップが元祖のカラーです。KAZUさんの許可を得て久保田カラーとして他のルアーでもこのカラーで発売しています。
個人的には波なしサーフで月の光量関係なく強いカラーです。河川では濁りのある時にチャートだとアピール強すぎるなあって時や、クリアーウォーターで周囲の光量がある時などに使用することが多いです。
クリアーウォーターの干潟とかでも強いです。
GP レッドヘッド
少し濁りがあり光量が少ない時、何投げても反応ない時に使用することが多いかなと。グリーンゴールド同様『レッドヘッドしか食わない!』ってのを経験したことがあるのでラインナップには入れておきたかったカラー。
ストラクチャーに着いてる魚に何度かルアーを見せた後に使用するとレッドヘッドには反応してくれるって事も多いです。
ホワイトヘッド
クリアーウォーターや笹濁りの時に使用します。ボディーとは対照的に主張の強いヘッドはバイトターゲットになりやすく、バイトがあるのに乗らないって時に使用したりしています。
また月明かりの強いクリアーウォーター時にもお勧めです。
PM ホットシャッド
ホワイトベースにチャートバックに見えますが表面は白に近いシルバー。ドチャートではアピールが強いかなという時やアピールかナチュラル(ホロ)か悩んだ時にどっちでもイケるカラーです。
ナイトや薄暗い光量の中のサラシの中で腹と側面は同化し、背中がうっすらとアピールするので魚のスレが進みにくいカラーです。
どチャート
濁りのきつく入った時、光量が非常に少ない時、笹濁りの時に特におすすめです。マットなチャートは乱反射を抑えてシルエットも際立ちます。水深のある場所で水面まで魚を引っ張り出す能力にも長けてます。
僕の下に入って来る釣果報告では最もランカー率が高いカラーです。
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いかがでしたでしょうか?
僕なりのセレクト方法を色々書き綴ってみましたが、カラーというのは個人の好みももちろんあると思います。
この色だと集中力が持つ、ってのも釣果を得る為にはとっても大事だと思います。
アングラーの皆さんが自分のお気に入りのカラー、時に冒険したカラーのカゲロウで想い出に残る1尾と出会えることを願ってます(^^)
>>> 久保田剛之 fimoブログ - SandWalker
- 2017年11月13日
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