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Under Pressure ♪ ~ X-80 MAGNUM ~

 

 

ハイシーズン。好調なポイント。過密する釣り人。暗闇の中、両岸から飛び交い、交錯するルアー。容赦なく足元の水面に撃ち込まれるミノー・・・弱気だと釣られる?遠慮してたら釣れない?釣果への欲求と、いつ事故が起こってもおかしくない危険性が混ざり合い、釣り場には嫌な緊張感が漂っていた・・・。

 

そして、その緊張感が水中まで伝わるのか?いや恐らく単純に、両岸から繰り返されるキャストの乱射による「場荒れ」の結果だろう・・・魚は警戒し、口を使わなくなる。

 

 

プレッシャーの影響は顕著で、明確に水面への反応は無くなり・・・そして間もなくシャローレンジの反応も悪くなる。

 

展開を見越した私は先手を打って、鉄板バイブのスパローを投入。先んじてボトム探索をしかけてみたところ・・・。

 

 

しばし静まり返っていたポイントに一撃で反応が生じ・・・アッサリと小型の黒鯛君がバイトしてきてくれた。

 

話に聞いていた好釣果とサイズ感には程遠いが・・・即座に得られた好反応に、引き続きスパローを連射してみたところ、程なく今度は小さな重みが加わり・・・「何ぞ?」と釣り上げてみたところ・・・。

 

 

正体はカニさん・・・(笑)

 

果たして、これもベイトの一種なのか、確信は持てないが・・・いずれにせよ釣り場に生命感が多いという事はプラス要素で、分からずも何かしら生物を寄せる「根拠」が、そこに生じているのだろうから・・・。

 

とまあ・・・こんな感じの「前向き思考」で、益々スパローを怪しい位置に散らしていくわけですが・・・上記の通り様々な生物が集まっている事が自明な中、カニの存在は伏線だったかのように、この後スパローに強烈な「重み」が加わり・・・大型のツバクロエイとの闘いが開始・・・(笑)

 

深夜に「ヒーヒー」悲鳴をあげつつ、汗をかきながら格闘したのですが、最終的にラインブレイク・・・ルアーを失い、システムを失い、おまけに巨大エイの存在にビビッてしまった結果、思い切ったボトム攻撃ができなくなり、その後の中途半端な攻めでは何の反応も得られず・・・。

 

訪れた朝マズメという最高の時間帯も、期待に益々集まった大勢の釣り人で、最大級のプレッシャーを掛けた結果、浜全体がノーバイト・・・(笑)

物理的・心理的に全方向からプレッシャーを感じるという、なかなか強烈な夜を過ごしました。(苦笑)

 

 

このようにプレッシャーの掛かった状況というのは、お魚さんにも釣り人にも非常に窮屈なものですので、私は日を改めて、少しでも釣り人の少なくなる平日のタイミングに再び釣行。

 

最盛期は過ぎてしまったようで「大物」の期待は薄くなってしまった感は否めませんでしたが、顕著に釣り人は少なく、自由に「釣り」ができました。(笑)

 

さて・・・何事も無いままに夕マズメの時間を過ごし、点々といた釣り人が一人また一人と帰路について浜を去っていく中、ポツポツとキャストを散らしつつ様子を伺っていたところ、いよいよ山の向こうに残っていた夕焼けの残り火も消え、周囲が暗い闇に包まれ始めれば、先刻まで漂っていた釣り人の「気配」と「殺気」が、確実に薄まっていくのを感じます。

 

そして私と一緒に最後まで頑張ってキャストを続けていた対岸の釣り人が、浜を去っていったタイミング・・・ポイントが静まり返ったタイミングに、私はマズメ時、意図的に叩かなかった位置、温存しておいた位置にX-80マグナムを投入!

 

相変わらず水面系への反応は鈍い事を見越しての、ボトム~中層狙い。鉄板バイブのような比重の高いルアーでボトムを直撃すると、前回同様に再びエイが来る危険性があると脳裏をよぎったことから、ちょっぴり浮かせるイメージで、やや比重を抑えたX-80 MAGNUMを選択♪

 

沈めて「深み」を攻める事になる為、あまり月明かり等によるフラッシングは期待できないかとも考え、素直に暗い視界で存在感の出るパール色が良いかと「PM チャートバック」カラーをチョイス♪

 

誰も居なくなったポイントにて、静かに80マグナムを沈み込ませつつ、狙いの位置へと送り込んだ一投目・・・「グン!」と一撃でバイトが発生!?

 

 

期待通りの展開に、待ってましたと即座にフッキングを見舞い、そのままテンションを掛ければ、パタパタとはためきつつ浮き上がる心地よい抵抗感♪

 

一瞬「小型のエイの可能性も?」と邪推が働きましたが、上品で、あくまで繊細な抵抗の正体は、45cmと小型ではありますが、やっぱりなヒラメさんでありました♪(笑)

 

釣り場の空き具合は、如実に状況を表していて・・・最盛期を過ぎたポイントは、魚影も疎ららしく、残念ながら、この後バイトは続きませんでした。

 

 

誰しもが狙う位置に、ごくごく普通にハチマル・マグナムを通し、期待通りに反応が生じるという、この「自然さ」・・・。

 

プレッシャーの無い状況下で、本来の「魚の素直な反応」を知ると・・・好調なポイントでの混雑した「釣り」が、魚との「勝負」以前に、釣り人との「駆け引き」になっている事が痛感され・・・文字通り己もその「一員」であり、「一因」である事を考えると、どうにもならないジレンマを感じて、何ともやるせない・・・。

 

何か全員にとって有益な解決方法は無いものかと、キャストしながら考えてはみるも、「ウーン」と暗闇で唸るばかりで・・・。

 

行き着いた袋小路は・・・釣りに限らず「過剰なプレッシャー」のかかる状況に、「良い事なんて一つも無いな」と・・・しみじみ痛感したのでした。

 

 

【使用タックル】

ロッド Shadow-XX SXX-100M

リール 4000番

ライン PE 1.2号 + ナイロン25lb

ルアー X-80 MAGNUM(PM チャートバック)

 

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