【 Megabass Official fimo Blog】水面至上主義～DOG-X DIAMANTE SW～

というわけで、この日も夜明けと共に河川内から海へと吐き出されていくベイトに誘われるように集ったフィッシュイーターを期待して竿を振っておりまして・・・
マズメ時には予想通り、河口に形成されたシャロー域でボイルが始まり♪
危険を察知したイナっ子達はブレイク沖を避け、シャロー域に留まろうと波打ち際まで密集状態で逃げ惑い超パニック状態！！

グシャグシャに混乱した状況、慌てふためき暴れるイナっ子の大群の中でも確実に存在感を放ち、フィッシュイーターの視線を引き付ける踊り子としてタックルケースより選任されたのは・・・ DOG-X DIAMANTE SW ！
先日のワラサ相手での大立ち回りを再びと、当然にして素直な選択！（笑）
試しがてらにカラーは変更し「黄金色」で、更にド派手にいってみました！
そうしてキャストを散らした数投目。
頻繁にボイルが起こる付近で移動距離を抑えたディアマンテの連続テーブルターンを披露！
瞬間的に水面を賑やかし、存在感でアピールしたところ・・・

「ボフッ！！」と野太い破裂音を轟かせ、立ち上がる水柱！
反射的に合わせた途端、CK-96MSが強烈に曲げられ絞られ、ドラグが鳴き始める♪
周囲で引き続き繰り返されているボイルを横目に、なかなか寄ってこない相手を訝しがってみるも、いざランディングしてみれば・・・
嗚呼、納得のランカーシーバスさん♪
傷一つなくムッチリとした体型はベイトを存分に捕食していることを伺わせる綺麗な魚体と欠けのない立派で大きな尾鰭・・・
これぞ晩秋/初冬の魚と思わせる、素晴らしいコンディション♪

ディアマンテの得意とするテーブルターンはアクションの派手さの割りに移動距離が抑えられる為、アタックする魚側の命中精度も非常に高く・・・
今回のランカーさんは「半飲み状態」という素晴らしさ ♪
これなら絶対バレないね！ありがたし！（笑）

さてさて貴重な“最高潮”をランカーとのファイトを堪能し、さらにはランディングした魚体に見とれて悠長に撮影なんかしていると、益々タイムロスするわけで・・・（笑）
結果「ブツ持ち写真」など撮る暇はなしと、慌てて魚をリリースしキャストを再開するも、やはり時合は既に最高潮を過ぎている・・・（苦笑）
ボイルは散発的になり、なんとなしに落ち着き始めたポイントの雰囲気に、釣り人感覚としては「終了」を感じ取るものだが、こんな場面こそトップが活きる♪
いよいよ騒ぎが静まり始めたブレイク沖の海面、ダメ押しがてらの「誘爆」を期待して浮かべたDOG-X DIAMANTE SW 。
ロングポーズを交えつつ瞬間的に強烈なテーブルターンの連射で水面を賑やかすと・・・

「バスっ！！」と響いた小気味良い吸着音はファイト開始のゴング ♪
左右への強烈なダッシュを繰り返し、ブレイク向こうの深みに走ってはド派手なエラ洗いを魅せ、楽しませてくれたのは・・・これまた傷一つ無い綺麗なヒラスズキ！
ランカー（マルスズキ）に体長では負けても、暴れっぷりでは此方のほうが強烈です！（笑）

マルスズキに対して、やや「おちょぼ口」になる中型ヒラスズキ相手にDOG-X DIAMANTE SW は「半飲み」とはいきませんで、外掛かりとなりましたが・・・
スリーフックセッティングの効果は確実にあり、可能な限りフックセット確率の向上に貢献してくれます！ありがたし！（笑）

晩秋から初冬という最盛期。
朝マズメという最高潮の時間帯、溢れるベイトで酒池肉林の大混乱な釣り場状況の中でも、釣り人の操作するテーブルターンの強弱でアピール強度を調整することにより、確実にフィッシュイーター達に、その存在を認識させ、誘い、口を使わせる・・・。
移動距離の少ないテーブルターンは確実に魚側の捕食のし易さに繋がり、それでも尚起こりうる不可避なミスバイトの発生を搭載されたスリーフックの確率論で更に補完するという徹底された「水揚げ志向」DOG-X DIAMANTE SW !

120ｍｍ・25ｇというスタンダードなサイズ感・重量感だからこそ、使用ロッドも、使い手も、使うタイミングも選ばない汎用性・・・
いわば「扱い易さ」を有し、その裏に設計された「魚種を問わず確実に可能な限りフックアップに持ち込む！」という水揚げ性能が、悦楽のトップウォーターゲームを演出し、釣果を約束！

この晩秋・初冬の冷えてきた朝も、DOG-X DIAMANTE SW のおかげで、実は結構アツいのです！（笑）