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BMCの後継者〝Zeeee! サーフェイスコントローラー〟





昨年に続くインプレッション。


スイミングペンシルに属するルアー達。

主観に基づき。ご容赦を。



釣具店が放つプライベートブランド

 
失礼ながら

当初、存在すら知らなかった。


BMCの後継者という本シリーズ書いていた昨年の今頃

登録ライターの有頂天さんが教えてくれたのがきっかけ。


この特徴的な顔は如何にもDUO。

「おいおい。これはやりすぎじゃないか」と。

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〝ダークホース〟そんな言葉を連想したファーストインプレッション。

それは早とちりで

釣具量販店キャスティング社がDUO社と共同開発。

所謂、OEM委託しリリースしてある代物である。


驚いたのはスイミングペンシルを

同社プライベートブランド第一弾に持ってくる勇気。

良い意味でチャレンジャーだなと感心した。


何より、発案、企画は現役の釣具店勤務社員という。

プロモーション、動画等、力の入れ具合に本気が感じられた。

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大手釣具量販店✕大手ルアーメーカーのタッグ。

一般流通は釣具のキャスティングのみ。

店舗がない地域もあり、気軽に購入できない人もいる。


入手の難しさはあると考えられるが

遠方者は公式サイトから通販購入が可能。



希少性高いフローティングスラローム


〝サーフェイスコントローラー〟ってなんだ?

改めて。

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出会いは昨年。確かな性能を持つルアーだった。

サイズ118mm 重量19g

3番リングにフックはMH4番がデフォルト。

120mmクラスとしては既定スペックだ。

スイミングペンシルのような完全リップレス構造で
フローティングのスラロームアクションルアーは希少。


当初、頭を過ったのが

ジグザグベイト120FとUKBB160F。

ただ、注目すべきはボディの体高と比重。


ジグザグベイトはあのフォルムにこそ意味があり

UKBBはあくまでビッグベイトというコンセプト。

どちらもスイミングペンシルと呼ぶにはファットすぎる。

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様々なベイト事情にも広く対応できそうである。

その点、サーフェイスコントローラーは

体高が抑えられ、シャープなボディを実現している。

ベイトを選ばず、オールシーズン投入できる使い勝手。


そして、このルアー最大の特徴

「スラロームアクション」


只でさえニッチな領域で

よくぞ個性を打ち出せたと率直に思う。


BMCのような多方面へのイレギュラー感はなく

規則性のあるスラロームで魚に見せていくタイプのよう。


ロッドアクションにも反応はするが

美しいダートをさせるには少々コツがいる反面

トゥィッチでは水中ドッグウォークが可能。

リーリングジャークでは緩急あるスラロームが生まれる。

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ウエイトボールは大玉一つ。

潜行レンジは淡水でも30cm以浅と水面直下が主戦。

シャローランナーとのローテーションが組みやすく

トップウォーターのフォローにも良いかもしれない。


内部機構は至ってシンプルな移動重心であり

特別なギミックは組み込まれてはいないものの

飛距離は他に引けを取らないと感じる。


ただし、ウエイトの戻しは補助を入れたい。

リーリングでの始動は水面を滑りやすい傾向にある。



もう一つの〝スネークコンプレックス〟


このサイズ感でスラローム。

スネコンを連想した方もいるだろう

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サーフェイスコントローラーは〝浮ける〟スネークコンプレックス。

アクションについて、スネコンはマニュアル性の高さが売り。

タダ巻きでも、入力でも素晴らしいアクションが持ち味。


嘆かれる難点としては

キャスタビリティに不満があるアングラーは一定数いると思う。


サーフェイスコントローラーはタダ巻きが基本の〝基〟

スネコンほど、芸の引き出しは多くはないが

その代わりに〝飛距離〟という翼を持っている。


比較するのはお門違いではあるのだが

『スネコンよりもシャローを』
『スネコンよりも沖へ』

そんな時はサーフェイスコントローラーの出番。

一本持っておいて損はしないルアーだと思う。


最後に。

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際立つフラットサイド。水受けの良さが見てとれる。

フラットサイドに角張りのあるフォルムが目に飛び込む。

個人的には、その作りにややチープさを感じてしまうというか

DUO社謹製なら、もう一手間欲しいと思わないでもない。


ただ、敢えて作り込まないシンプルさは

良心的な価格設定にも反映されていることが伺える。


この性能でこの価格はダントツのコスパ。

今時、この価格帯で買えるルアーは少ない。


熱意と企業努力が感じられる逸品。

お近くに釣具のキャスティングがある方は手に取る価値あり。


BMCとは異なる性質を持ったスイミングペンシル。

特にドリフトを多用するアングラーにとって

『珠玉』と呼んでも過言ではないかもしれない。

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もっと注目されるべきポテンシャルの持ち主。


このルアー 侮るなかれ。



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