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BMCの後継者                  〝シマノ COO〟

4モデルを展開する

シマノ COO


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COOシリーズの先陣を切った100F。


2016年1月に発売開始。

監修者はシマノインストラクターの嶋田氏。


スイミングペンシルは

ニッチ(隙間)と評されるカテゴリー。


発売から7年が経過した現在も

COOがシマノ製品ラインナップに存在していること。
 

正直、驚きを感じている。


何故なら

ルアーラインナップの入れ替りが

極めて激しいと感じるメーカーだからだ。


一度は名を聞いたルアーでも

既に廃盤になっているモノが多数ある。

COOの販売がここまで続くとは奇跡に近いのかもしれない。


市場ニーズ、販売量、他社動向、もしくは他の何か。

並々ならぬ企業戦略的なものを感じている。


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大手が放つスイミングペンシル。ニッチな領域をも押さえにくるシマノの着眼点。


無論

それはCOOが積み上げた製品実績の賜物。

熾烈なシマノラインナップに鎮座する事実。

確かな存在感を示しているルアーに他ならない。


ユーザーとしても

大手シマノが販売継続していることは有難く

全国どの店頭でも手に入りやすい点も嬉しい。



『アンダー10cm』を支配する


海水域は限りなくこのレンジを捉えるが

淡水域では20cm辺りまでを拾ってこれる。


サイズ展開は4モデル。

70F/8g(7°)・100F/10g(5°)・130F/15g(5°)・190F/29g(7°)

 
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5°の130Fと7°の190F。僅か2°差。この値は姿勢と泳ぎに顕著現れる。


シマノルアーの良いところは

『スイムフォーム』が開示してあること。


あくまで参考ではあるものの

自身は重要視している部分でもある。


そこも踏まえると

特に100F。次いで70F、130F。

それぞれが個性を持ちつつ、BMCの血脈を強く感じた。


190Fも非常に面白い存在。

アクションはスローピッチとなり、スムース感が増幅。

トリッキーさは影を潜めるが、アクションにトルクを感じる。

少しテイストが変わってくる心象だ。



COOは「スリム」


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ボリュームが抑えられ、シルエットが絞られる。メリットは多いと感じる。


これが魅力のひとつ。


現存するスイミングペンシルの中でも

そのシルエットは大きな特徴と言えるだろう。


自身の持論で参考にはならないが 

シルエットが細身であればあるほど

ルアーサイズを上げても

然程影響がないと思う節があり

COOが4サイズを展開するあたりは心底流石だと感じた。


そこへ同社の十八番である重心移動システム

ジェットブースト(AR-C)搭載により

飛距離もしっかり担保されている。


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各社独自の重心移動システムを有する中、一歩先を行くバネのチカラ。


ウエイトの戻りに難が出るスイミングペンシル。

やはりジェットブースト(AR-C)の恩恵は絶大である。


着水時には自動で重心が戻る点も素晴らしく

「即起動」は、COOのみに許された特権。

これにより、ストレスが一つ確実に消える。


細身のシルエットは、水流を受け過ぎず、暴れにくい。

且つ、ボディの浮力(内部空気量)を生かし

浮上・潜行・ふらつき・スライドをランダムに入れてくる。

ただ、潜行レンジが浅いことから縦の変化幅は小さい。


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均等が取れたフォルム。流れの中でその意味を成してくれる。


他のスイミングペンシル達が気を衒う中で

較的アングラーの意に添う性質を持つ。

イメージをイメージ通りに遂行するCOOは優秀。


自身、春の稚鮎シーズンには

必ず持ち歩くマストルアーになっている。

特にこの時期は全幅の信頼を置く存在と化す。



水面直下を狙う愚直な策士


一貫したコンセプトを持つCOO。

性格は異なりながらも、BMCに肉薄する要素がある。


名作がやってのけた芸当。

7割は再現してくれると思っている。


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70Fのアクションレスポンスは活きが良い。


違いの3割はアクションの質によるもの。

縦の変化幅が小さいこと。

横の変化は控えめなこと。

レンジ内での遊び方が大人しいこと。


アピール力は弱い部類。

主軸ではなく、脇を固めるローテーションの一角だろう。


これが駄目な訳ではなく

このルアー〝らしさ〟を感じている部分であり

フィネスな一面も垣間見えるのだから隙がない。


更に各サイズを使い分けながら

その時々の状況に宛がえることができれば


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細さが際立つ190F。空中を突き抜ける飛距離も強み。流速の釣りも面白い。


想定するベイトを限定せずとも

様々なベイトパターンにも対応可能かと思われる。

 
より一層、緻密で手厚い釣りが

可能になってくるのではないかと。


ピーキーさは無く、至って真面目。

アングラーによっては面白味に欠けるかもしれない。


また、あまりにも引き抵抗が軽いため

ラインからの伝達信号が微細で、挙動を把握しづらい。

ローテンションではNOと感じる状況は多々ある。


しかしながら

BMCの血脈からは逸脱はしておらず

根本的にルアーとしての性能が非常に高い。

後継者と呼ぶに値する素晴らしいルアーだ。


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稚鮎、オイカワといった川のベイトにも対応してくれる。


『アンダー10はCOOのためにある』


自身にとっては紛れもなく名作の域。


今年の春も共に

稚鮎を迎えに行くのだろう。


今後も販売継続を願いたい。




※YouTubeには水中アクション動画が複数あります。
こちらには動画、リンク貼りませんので気になる方はそちらを。

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