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出逢う人


出逢うべくして



次の日の朝、再びあの川へと向かっていた。


ただ身体的になかなかキツい目覚めで、単独釣行なら間違いなく起きれなかったと思う。

今週から向こう3ヶ月間は基本的に夜勤がメインとなるのだが、この日も夜勤終わりに2時間半程仮眠をしての釣行。

特に睡眠不足の影響だけだったらここまでキツくはないはずだが、花粉症がかなり影響していると思われる。

まぁもう1ヶ月の辛抱だ。



一昨日出逢って、昨日釣りして、また今日も朝からおはようございますの挨拶を交わした彼こと、HAYAO.さん(昨日紹介したので、ログでは今度からfimoのニックネームでいいですよね?)


そそくさとタックルの準備を済ませ、水辺へと向かう。

というか、もうこの時点で2日前に初めて会った人という感覚は全くなくて、心底不思議な人だなぁと改めて思う。笑



上げの潮が入る時間を考慮して、昨日とエリアを少し変えたところにエントリー。

そこは2年前にFishman Beams RIPLOUT 7.8MLを手に入れてから敬遠していた場所…広範囲への飛距離のあるキャストが有効と思われる大場所だった。


この日の為に準備したわけではなく本当にたまたまのタイミングであるが、ラインを巻き直した14カルディアに、ダイコーのトラッドアーツ10フィートという組み合わせ。

スピニングタックルでちゃんとスズキ釣りをするのは、実に2年振りだ。



まだ上げの潮は効いていない。

基本はゆっくりと河口へ向けて流れる水の流れ。

時折、返ってくるルアーのコースからして上げが入ってきたか?と思う時が時々あるが、目に見えて強い流れは出ない。

少し範囲を広げて2人で探っていくが、上げ一発目の潮が動くタイミングを地形変化的に少し絞られるエリアで迎え撃つ事に決めた。



刻一刻と上げの流れが入り、上流へと向けて逆流が始まった。

メインに流すのは相変わらずハンドメイドシンキングペンシルのCork(コルク)。

そこに、フローティングミノーの10Parabellum(イチマルパラベラム)と13Monsterleg(イチサンモンスターレッグ)をローテーションしていく。


ハンドメイドルアーばかり投げていて芸がないと言えばそれまでだが、やりたい釣りが明確にある。


"ハンドメイドルアーでのスズキ釣り"だ。笑



良い流れが手前に近付いて来る直前から、13Monsterlegを投げていた。

潜行レンジはロッドティップを水面近くまで下げ、流れを掴んでいる時で60〜80センチ程。

そのレンジで少しずつコツコツとベイトに当たるようになってきていた。


手前にいるベイトはマイクロベイト。

マイクロベイトはここまでコツコツと衝撃は伝わらないはず…今流芯にいるベイトは一体何なんだろう?


Corkだと流れに押されそのレンジは引けない。

10Parabellumだと飛距離が足りない。

しばらく13Monsterlegを通したが、思い切ってCorkに付け替えてフルキャストし、強い流れの表層を漂わすようにドリフトさせた一投目だった。



コンっとティップが少し入る明確なアタリ!


すかさず合わせを入れるが、10フィートもあるロッドはグニュっと慣れていない曲がりを見せ、ジリっとドラグが出るリール。

次にリーリングした時にティップに抵抗はなかった。



マジかぁ〜なんで乗らない!

少ないチャンスを逃した事に、思わず天を仰ぐ。


二度目のバイトを狙ってキャストを続けるがその時が訪れる事はなく、1番良い流れは遠くなっていき、2日連続の日の出を迎えた。




HAYAO.さんの元へ行くと、なんで出ないかなぁと悔しそう。

確かにこれだけ明確な良い流れが起きて、足元にはマイクロベイトだがベイトはいて、近付いた流芯にもなんらかのベイトはいた。

けれど魚の姿はこの二日間見る事はなかった。



でもでも、その良いシチュエーションを目の前にして回ってくるだろうと思うスズキを待ち構える。

僕自身としてはとても充実した楽しい釣りが出来た。

何より同じフィールドで2人で釣りをするのがこんなにもワクワクするなんて思いもしなかったこと。




釣りもそこそこに話題はルアーの話にすり替わって、水深の浅い岸辺でプエブロルアー達のアクションを見せてくれた。


…ここからが、もしかしたら今日のメインだったかもしれない。笑


車に戻ってタックルを仕舞ってから、おもむろにルアーを見せて欲しいと言うと…出るわ出るわ、山程のプエブロルアーたちが!笑



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【ルアーケースに詰め込まれたプエブロルアー達】


上の写真はこれでも"ごく一部"なんだけど、HAYAO.さんを語る上で絶対に外せないのがプエブロ!

もはや、この方の人格はプエブロで形成されていると言っても過言ではない!笑



ハンドメイドルアーに手をつけた時、自然とその存在を知ることになった"プエブロ"

その数々の名作を実際に使った事はなかったのですが、それでも"憧れ"として自分の中に存在し続けるルアー達。



実は去年の夏、プエブロのHOOTERモニターキャンペーンに僕は応募しようとしていて、応募項目に入力まで済ませていてあとは送信するだけだったのだが、結果的に送信ボタンを押さなかった。


そのモニターを鹿児島の地で担当したHAYAO.さんを知るのは、僕にとってはある意味"知るべくして知ったこと"のように思う。



そんな日本で1番プエブロに熱い男(笑)から、「ご縁ということで」と、ひとつのルアーを頂いた。



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【PUEBLO PITBULL 90F】



僕にとってはルアーだけではない、大切な何かも同時に受け取ることが出来た。



出逢うべくして出逢う人。


それが率直な今の気持ち。



去年の暮れから僕にルアーを贈ってくださったり、逆に僕が贈ったり、良いものがありますと言って沢山の資料や工具をいただいたり、釣果報告をもらったり。


多くの人に支えられて、人と出逢って、成長させて頂くことが出来る。




流石に二日間無理した身体は少し疲れ気味で、朝からトイレばかり駆け込んでいますが、夜勤の現場への出発前に会社のトイレでふと視線を上げると…



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またまたドンピシャな感じで。


なんか最近怖いくらいにツイてる気がする。





【tackle data】

Rod:DAIKO TradArts TSGS-1002M

Reel:DAIWA 14 CALDIA 3012H

Line:SUNLINE CAREER HIGH6 1.7号(30lb.)

Leader:SUNLINE CUT IN FLUORO CARBON 30lb.

Lure:10Parabellum,Cork,13Monsterleg …all handmade lures



【wear & tool data】

Cap:Pazdesign フラットバイザーIII

Protect gear:Pazdesign フェイスガード グレーカモ

Life jacket:Shimano XEFO ショートゲームベスト VF-274L

Wader:REALMETHOD チェストハイウェーダー ピンフェルト TG-2904

Fish grip:STUDIO OCEAN MARK OG2100Newbie M/Go

Camera:Nikon COOLPIX A900



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