その両腕に夢魚を抱け https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja プリスポーンから https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsn749ohi 2021-01-24T00:00:00+09:00
エリアはなんとなく決めていたが、目的の川はいまいち決め手に欠け悩んでいた。
考えれば考える程、今まで培ってきた慣れや経験という今は必要のない引き出しが、邪魔をしてきそうで。

何も考えずにのんびり釣り糸を垂らす時間的余裕は、今に限って言えば一秒もないのに。



■ 一時の上昇気温 ■
橋の明暗には先行者の姿が。冬の寒さが緩めば自ずとそうなることは目に見えていたはずだけれど、いざこの光景を目の当たりにすると淡い楽観的な気持ちが足踏みをした。

"予定通りいかない"

そう思えた今、自分は成長するチャンスを得たと思わなければならないだろう。

この日確認したかったことは、橋の明暗にスズキが着いているのかどうか?ということだった。
例年稚鮎の遡上時期になれば通うこの川に、一際大きなシルエットがステイすることを知ったのは、釣り人は誰も来ないこの冬の時期だった。

「え?なんでこんなところに?」

そいつを見た時、最初はそう思った。でも月日の経過と共にいつしかそれは、「あ、今日はいるんだ」に変わった。

今年からフィールドの水温を測ることに決めた。過去に測らなかったわけではないけれど、測る目的が明確にないから続かなかった。

水温15℃。

残念ながら比較するデータを自分自身はひとつも持ち合わせていないが、今の時期にしてはそれなりに高い水温ではないか?と推測する。
もちろん海水が河川のどこまで差してくるのか?といった要素が水温に大きく影響してくるのは想像に容易く、河口域なのか中流域なのか、上げ潮なのか下げ潮なのかといった条件は見落としてはならない。

過去に測った別の河川では、一桁台の水温が当たり前だった時期がある。その年だけがそうだったのだろうか?
疑問ばかりが浮かび上がるが今はそれで良い。正解にたどり着く前の過程においては、正解なのか間違いかの判断は不必要だ。


ヘッドライトの明かりに照らされる護岸には、本気で数えようと思えば数えられそうなアミ達の姿が見受けられた。
この川でアミパターンを攻略してみようと試行錯誤した日々を思い出し、なんならここからその立ち位置までそう遠くはないのだけれど…

結果的にこの日は一度もPEラインを濡らすことなく、日付が変わる前に湯船に浸かった。

ここ最近のメインタックルは、ただの水温計だ。

【14/1095】



■ プリスポーンから ■
慎重な歩幅に合わせて揺れる水面の波紋は、橋の灯かりに照らされながら拡がり、流芯で掻き消され下流へと消えてゆく。

ここがどういう場所なのか。スズキはそこに何をしにやってきているのか。そもそも一匹も居ないのか。
暗く限られた視界では詳しくはわからないが、そんな状況でも"ここからは"と何かを感じ進んだ数歩に、気付けば息を止めている自分がいた。

今年に入って7水系7河川目の川は、下げの流れがしっかりと効いて橋脚後方に明確なヨレを作り出していた。

最初に入った橋の下流側の立ち位置には、対岸に2人組の影と時折りルアーの着水音が聞こえていた。
しばらくすると橋の上から釣りを始め、バシャバシャとエラ洗いの音が聞こえ、静かな時を経て最後に水面を叩く嫌な音が響いた。

理想と現実。自分がやれることはなんだろう?やるべきことはなんだろう?

そうやって目を背け移動してきた橋の上流側。
打って変わって広がる理想の静けさと、何もわからないながら感じる"息を止める瞬間"の現実に、今日は浸かることにした。


「珍しく今日はたまにキャストが決まるなぁ」なんて思っていたところ、下流20メートル先の橋下奥の橋脚壁際にピシャリと着水したコルクが、グンッと抑え込むアタリを捉えた。
こちらとあちらを一直線に結んだキャリアハイ6が手前の橋脚に触れそうになり、思わずよろけながら前に踏み込んだことにヒヤリとしつつ、今年ファーストフィッシュだと心に思って慎重に岸までランディングに持ち込んだ。



2021年ファーストフィッシュであり1095日のスズキとしての一匹目は、抱卵していると思われるフッコだった。



実釣前に橋の上からチラリと覗いた時に見えたベイトでは、このお腹にはなりそうもない。
そもそも捕食の対象として見るには、そのベイトの群れはいささか大きすぎる気がする。

あくまでプリスポーンの個体と推測するのは、自分は過去にプリスポーンとアフタースポーンのスズキを意識して釣りを組み立てたことがなく、区別出来る程の知識と経験を今は持ち合わせていないから。






ヒットパターンは、ファーストフィッシュをキャッチする前に得た数回のミスバイトで実はわかっていた。
そのコースは去年秋にサヨリパターンのスズキ釣りで固定観念を壊された、ドダウンから自分が浸かる立ち位置のドアップに向けて巻いてくるトレースコースだった。

躊躇なくそれが出来たのは秋のその体験があったからこそ。こうして引き出しは増えるのかとしみじみ納得する。

他のアプローチを試した後もう一度同じように得た反応は、同クラスのフッコ。
やはり綺麗にお腹は膨らんでおり、おそらくプリスポーンの群れが今この河川に入ってきているんだろうと捉えることが出来た。



これまでの自分は、ここであれこれルアーを試しトレースコースを工夫し、この状況下でのスズキ釣りを追求するだろう。
これからの自分は、泥底に少し沈んだ足を引き抜き踵を返し、どうなっているか知らないまだ見ぬ上流側へと歩き出さねばならない。

ファーストフィッシュがいつになるかなんて想像も出来なかったし、別に今は魚をキャッチすることに目標を定めているわけではない。
けれど結果として、今までに釣ったことのない場所で魚と出会うことはできた。


今はどう釣るか?じゃなくて、ここへ何しに来たの?を追求する時。

水の中の日常を。目の前を通過していくスズキたちを。



【15/1095】


【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)

■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
]]>
平田孝仁
サヨリパターンシーバス④ ~時合いの捉え方と混合ベイト~ https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcs3h58dw4 2021-01-19T00:00:00+09:00
2メートル後半にもなる干満差及び干潮時には干上がる程の小規模河川という特徴がもたらす時合いの捉え方。
パターン終盤で抱き始めた疑問への確信と、使用したルアーを紹介して締めたいと思います。

 
■ 時合いの捉え方 ■
スズキ釣りの楽しみは実に沢山ありますが、フィールド的要素で見るならば自分はシャローエリアが好きです。なかでも干潮時には川幅の大部分から水がなくなってしまうような小規模河川のシャローの釣りが特に好き。

理由は単純で、わざわざ干上がるようなシャローエリアの河川にやってくるベイトやフィッシュイーターは、必ず明確な目的を持ってシャローに差してくると考えているからです(固定観念かもしれませんが(笑))。

今回通いこんだフィールドはまさにシャローエリアの小規模河川に当てはまり、大潮周りの満潮から干潮の6時間の内、7割程度まで潮位が下がると生命の気配を全く感じられなくなります。

それはわざわざルアーをキャストしたり、ライトを照らしたりせずともわかります。流れの筋ですら小川程度の流量となり、既にほとんど河川に水は残っていないからです。

"上げ潮に乗って河川内に侵入したベイトは、川が干上がってしまう前に絶対に川を下らないといけないという要素"

このタイミングが小規模シャロー河川の最大の時合いである、と自分自身は意識しながら常にゲームを組み立てており、全ログであげた納得の一匹はまさにこの時合いの最終局面でのシーバスでした。




満潮から干潮への終盤のタイミングの時合いがあれば、もちろん序盤のタイミングの時合いもあります。

大潮満潮を迎え徐々に下げの流れが生まれる小規模シャロー河川。トロリとした水面が動き出し、岸をさらった水が浮遊物を河口へと静かに運んでいきます。

さぁ捕食が始まる…!というと、意外とそうではなくて。

しばらくそのまま続く無音の時。護岸を濡らす水跡がある一定の位置に差し掛かったところで、その日最初の捕食音が響きスプラッシュが水面を叩きます。

中潮であれば満潮から程なく、小潮であれば満潮から流れが始まり出してすぐ、という感じで。
時合いの始まりは"満潮水位に対して何割の水位なのか?"ではなく、"川の水位でどのような地形に変化するか?"ということではないかと思うのです。

純粋な川の水位として捉え、ある決まった水位が訪れた時、捕食スポットでスプラッシュが上がる。
元々そこにサヨリが居たのか?はたまた上流から"下がる水位に合わせて下ってきたのか?"。

ロッドを振りたい気持ちを堪え、橋の上からじっと観察したとある日。
その時見た光景に、答えはちゃんとあったように思います。

 
■ 混合ベイト ~サヨリ×イナッコ~ ■
通い込んでしばらく経った頃その日の時合いを橋の上流側で待っていると、橋の下流側に2人組の釣り人がエントリーしてきました。

その様子を少しだけ上流から眺めていると、ルアーの着水音だったり回収までの時間だったりから、自分の釣りとはまた違う狙いをしていると推測が出来ました。

サヨリパターンの場合だとその立ち位置は自分じゃバイトに持ち込めないだろうな…と考えてしばらくすると、この日も思った通りの水位で最初の捕食が出ました。

始まりをしっていれば終わりも知っている。終わる前に知っていた"一度静かになる時間"がこの日もやってくると、下流側にいる2人組に反応が出始めたよう。

「明らかに連発している」

見ていると初めにやっている釣りとほぼ変わっていないように見えるアプローチですが、反応を得られない自分を横目に下流の釣り人は着々とシーバスを掛けていきます。

「理由はなんだろう?」

2人組の釣り人はそれからしばらく自分と同じようにこの河川にやってきてはそれぞれの釣りを楽しんでいたのですが、小さな潮周りになって外気温もグッと下がってくると姿を見ることもなくなり…その核心の時間にその立ち位置を見てみることに。

橋の上流から下流へ移動する際、護岸を移動するのでなくあえて川の中をウェーディングで移動したからこそ見えたベイトの正体はイナッコ。
厳密にいえばエンピツサヨリの姿もそれなりに見掛け、"橋の上流と下流というこれだけの近距離でありながらこうもベイトが違うのか"と驚きました。

ベイトの正体がわかれば、後は貰ったも同然。


- ヒットルアー:マッチボウ100F/パズデザイン -

答えはマッチボウにあり。イナッコとしてのアクションの付け方、はたまたエンピツサヨリとしてのアクションの付け方を意識して得た数回のシーバスからの反応は、とても有意義なものでした。



後々調べていく過程で知りましたが、サヨリパターンは混合ベイトパターンになることが多くあるようですね。
多くの生態系にとって豊かと言える秋のシーズン。
今年はイナッコパターンだけでなくサヨリパターンも経験することが出来、なおかつサヨリ×イナッコの混合パターンも味わうことが出来たのです。

 
■ サヨリパターン(イナッコとの混合ベイトパターン)で使用したルアー ■
サヨリパターンとまだわかっていない初期の頃は様々なルアーをキャストしていましたが、サヨリパターン終盤でありイナッコとの混合ベイトパターンと知ったとある日の使用ルアーが下の写真。



今回のシリーズのログではきちんと出していませんでしたが、ポジドライブガレージのルアーのナンバーセブン117F・クレイジーツイスター・カタクチジョニーなども投げていました。

特に面白いと感じたのがカタクチジョニーで、30グラムを超えてくる自分の中ではヘビーに分類されるウエイトのルアー。
シーバスからの反応が途絶えた時なんかにちょこちょこ投入していたのですが、ちょい投げでも対岸に突き刺さりそうになる飛距離とウエイトでキャストは気を使いましたが、泳がせてみればすぐに浮き上がって水面をトレースしてくれます。

キャスト感とリーリング感のギャップが激しく、激しいスプラッシュを共に宙を舞うカタクチジョニーは忘れないと思います。

あと写真無いですがジグザグベイト60Sでの明暗ヒットパターンがあったりして、ここはもうちょっと研究してみる余地ありと宿題に取っておこうと思います。


「〇〇のルアーは最強!○○にはマットチャート!○○のルアーはエサ!」なんていうフレーズは全く持って信頼できない!と自分自身強く思っていますが、ラザミン90は自分の中でエサです(笑)



サヨリパターンとまだわかっていない初期も初期の頃から、シーバスからの反応を取るルアー。
というか別にベイトパターンなんか関係なく一年通してある種ある一定のバイトを得られるルアーという位置付けです。




発売当初ラザミンと被るかな?と正直思ったマッチボウ100F。そんなこと少しでも思った自分が今では情けない…(苦笑)
リーリングスピード、キャストコース…フィールド状況を見極め、きちんと意図を伝えて動かすのが非常に楽しいルアー。



30センチ近いサヨリが居る時に投げても、10センチ程のエンピツサヨリが居る時に投げても、イナッコが居る時に投げても、バチ抜けの時に投げても釣れるマッチボウ100Fはやっぱりエサです!(笑)




この大切な大切なルアーなくして、今回のサヨリパターンは成り立たなかったと断言できるプエブロ・インパラ。



先に紹介したルアー達も素晴らしいけれど、あえてこのインパラ2本だけルアーケースに入れて釣りをした日もありました。

もう何度も自身のログ内で言っていますしこれから先もずっと声に出していきますが、上手くなりたいから釣りをしているわけでも魚をただただ沢山釣りたいから釣りをしているわけでもありません。

大切にしたいと思った何かと共に、人生の一部として釣りを楽しんでいけたら。

そう思って釣りをしています。

とても大きな存在であったインパラというルアーは、フロントアイのベリー側に明確なクラックが入り、短期間ながらそれなりのフックサークルを刻みました。

「いつも本当にありがとう」

インパラの向こう側にその言葉を掛けた、僕のサヨリパターンのスズキ釣りでした。


- プエブロ・インパラと初まりの一匹 -



【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1.2号(20lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 25lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)

■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg]]>
平田孝仁
目で見ると逆行 https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsi5kffuo 2021-01-16T15:00:00+09:00 【4/1095】

下流へと順ずる流れに、ボトムにいるフグは下流を向いてステイいた。

試しにコルクを沈ませてみる。
ゆるりと沈下し境界線を跨ぐと瞬く間に、コルクは流れに逆らい上流へと逆行した。

目で見ると逆行。
でもそれは、本質的に順行。

知らないことに水温計を。その差5℃。

自分が知らないことは、こんな数値じゃ済まされないと笑う。


いつものホームを4水系目であり4河川目に選んだからには、違うことをしなければ調査などとは到底言えないだろう?

いつもの静まる潮位に少し上まで歩きこの目で逆行を確かめていると、意外とそんなに歩く必要がないことに気付く。

再び待ち構える展開に、1095日の展望を託すことが出来るか?いや、そんなことをしに今ここに立っているんじゃなかった。

ここかな?垣間見ようとした未来の景色は固定観念そのもの。

目を閉じて次に向かうべき時だ。


【10/1095】

川のそばに住まいがあるってのも、なかなか良いものなのかもしれないなぁ。

毎日のように水面を覗いたであろうひとりの男が来なくなって時期に一年が経つその川を、歩きながら写真に収めていった。

支流との合流部からその川の本流へ入るとすぐに、小さなスクールが泳いでいるのが目に入った。

この時期でもいるんだねぇ。ここより下流はでっぷりと越えた鯉の群れの住処みたいになっていたというのに。

ロッドなんて出さない。ここに釣りに来たんじゃなくて見に来たんだ。この川を泳ぐセイゴクラスやフッコクラスの姿を。

もう少し上流へ歩いて昔相棒が住んでいたであろう建物を過ぎると、ちょっとした段差が生み出すちょっとした行き止まりに辿り着いた。

対岸に掛かる小さな橋から見た夕日に光る上流の水面は小川そのもの。

フィールドの分母を増やすってテーマがなければ、やっぱりこうやってここには辿り着けなかったと自分自身そう思う。

「良い川だなぁ」

鯉にパンを投げる親子連れを横目に犬の散歩をする人達に挨拶を交わしながら、来た道を戻った。


目で見ると逆行。
でもそれは、本質的に順行。

ひとつずつ、確かめていく。

]]>
平田孝仁
スタートフィッシング https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsojexcwi 2021-01-15T00:00:00+09:00 あっという間に2021年も14日が過ぎて、1095日のスズキを意識すると早くも焦りを感じる今日この頃。

もっとログを書きたい思いはあれど、仕事だとか釣りにおける今身に付けておかないといけない知識の勉強だとかフィールド散策とか言い訳を並べては、新年一発目の実釣ログを書かずに14日が経過したわけだ。

これじゃあ色々マズい。

隙間時間のさらに隙間を縫ってでも書かなきゃいけないことが、これから3年続くんだから。


【1/1095】

2021年は元日の午後から釣りへ。

今年のテーマのひとつであるフィールドの分母を増やす作業一発目ということで気合いも入り、3水系3河川マップと潮位を照らし合わせながら見てまわって、ようやくロッドを出したのはほぼ日没時刻。


- プレジールアンサー89とコルク -

この日まわった3水系で最も独特な地形変化を持ち潮位の変動による表情の変化が面白そうな川を選んだわけだが、ベイトらしきベイトは皆無。

河口がキュッと狭まる山型河川は、やはりこの時期ベイトが河川に入る要素がないのかなぁと想像するに容易いけれど、だからといって可能性を捨てたりはしない。

今年は固定観念を持たずにフィールドを見る一年。消去するのは2022年の仕事だ。


新年一発目の釣行はしっかりとボウズだったが、気持ちは晴れやか。

同じ場所に通ってその場所の四季それぞれの表情の変化を感じる釣りから、そこにある景色をこちらから探し、何も分からない真っ新な状況にファーストキャストを繰り出す釣りへ。

ここにベイトが入ってくるにはどういう条件が必要だろう?季節はいつがいいだろうか?このブレイクラインは旨そうだよなぁ、なんてことを考えながら、強風吹き付ける寒い夜にフィールドを後にする。

そう、今日は風が強かったんだ。いつもなら釣りをするのは躊躇ってたぶんエリア毎移動してしまうような風。

今必要なのは状況を判断して合わせる釣りじゃなく、その状況を真正面から受け止めてみることで得られるものがあるか知る釣り。

この一歩がちゃんと実りますように。

しつこいくらいに書くけど、フィールドの分母を知る為の釣りを1日目から始められたことは、しっかり自信を持ちたいと思う。


【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[ライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-one VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zeque JAZ × 伊藤光学 ナイトオレンジ

■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg

]]>
平田孝仁
フィールドの分母を知る https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsnbv3udh 2021-01-08T00:00:00+09:00 新年一発目のログにて1095日(3年)掛けてメーターを超えるスズキを狙って獲ると決意表明しましたが、一歩目を踏み出した今描いているビジョンなどをログに起こそうと思います。
 
狙って獲るというからには、何故その場所に行くのか?という点が明確でなければ、狙ってるとは言えないと自分自身は言い切ります。
 
今のところ自身の思い描くビジョンの核を成すのは"全ては逆算で導き出される必然"と考えていて、足し算でフィールドを選定するのではなく引き算でピンスポットに辿り着きたいと考えています。
 
"フィールドを知ること=選択肢の分母を把握すること"
 
ここから全てが始まると思っています。
 
 

■ 当初思い描いていたエリアの選定 ■
昨年の11月と12月の約60日間を準備期間と定めていましたが、その間に当初描いたビジョンは「年明けの冬から春にかけては◯◯川エリア、春は◯◯川エリア、夏は◯◯川の中流から上流のエリアで、秋はあの憧れの川で獲るんだ」というように四季それぞれにより強いと思われるエリアを重点的に通い込み、期間は一年間という縛りで考えていました。
 
大まかなエリアが決まったことで具体的なスケジュールを組んでいこうとしましたが、12月に入って「いや、ちょっと待てよ?」と自身の考えを改め始めます。
 
"そのフィールドエリアを選択した根拠は?"
 
それらは今までの経験が元でありつつも、部分的には自分以外の釣果情報やフィールドポテンシャルを元に導き出しただけの、ただの推測以外の何物でもありませんでした。狙うと言っておきながらそもそものエリアの選定を、ただの推測で決めようとしていたのです。
 
「その川もしくはエリアで狙う」というのならそれで構いませんが、自分が思い描く狙って獲るは「メーターが目的を持って入ってくる川やエリアを探し当て、捕食のピンスポットで迎え撃つもしくは狙い撃つ」ということ。
 
つまり、「◯◯川は大型がよく出るポイントだからそこにしよう」では、何を根拠にそこを選んだのかが一切不明のまま"フィールドに通うことを頑張ってただ釣りをしている"だけになってしまうと、自分は考えます。
 
危うく始めの一歩から、とんでもない過ちを犯すところでした。
 
自分の考える狙って獲るを達成するには、初めからエリアを選定して通いこむのではなく"どんなエリアがあるか全て把握すること"からスタートする必要があると、準備期間で気付かされたのです。
 
 
 

■ 鹿児島県の河川数 -160水系310河川- ■
そもそも鹿児島にはいくつの河川があるのだろう?とGoogleで調べてみると、その数はすぐに出てきました。
 
"160水系310河川"
 
一級河川と二級河川を合わせた数であり、用水路等は除いた数。そのうち一級河川は3水系あり、全国的に有名であろう川内川と肝属川、そして自分は馴染みがないのですが大淀川が指定されているようです。
 
おおよそ自身の年間釣行回数はここ7年を平均すると100日程度だと思うので、いつものペースで釣りに行ったところで日常生活がメインとなる365日では160水系全てを回りきれません。
 
結構あるなぁなんて思いつつ、Wikipediaの鹿児島の二級河川一覧で河川名と場所をチェックしていると(※Wikipediaでは172水系出てくるんですがとりあえずそこは目を瞑ります)、途中から地名にある変化が現れます。
 
「そうか、鹿児島は沢山の離島から成り立つ県だったなぁ」
 
160水系のうちスズキが狙える鹿児島県本土で括るならば88水系で、残りは離島の河川でした。
 
勝手な先入観で離島の河川が含まれるなんて思ってもいませんでしたが、今回のチャレンジでは離島は除きます。
 
調べると種子島や屋久島まではマルスズキも生息するとかしないとか出てきますが、ヒラスズキは聞くもののマルスズキを狙うために三年という決して長くはない期間で、フェリーを乗り継ぎ多くの費用を掛けて追い求めるわけにはいきません。もちろん離島のマルスズキにも夢があるので、それはそれで別のチャレンジとしていつか取り組める日があれば面白いと思います。
 
 
ということで、88水系なら一年で回れる。いや、一年で回り切らなければ次のニ年目の価値が全くもってなくなってしまう。
 
もちろん一回行けばそのひとつの水系を把握出来るか?と言われれば、それはノーと答えるのが一般的でしょう。
 
河口から源流まで数十キロの水系もあれば軽く百キロを越す水系まで実に幅広く河川はその表情を持ち合わせ、鹿児島市内在住の自分にとっては鹿児島県本土の端にある河川までの道のりだって決して見縊ることは出来ません。
 
ましてや普段の自分の釣りは、ココと決めたお気に入りの場所に通い続けその時を迎え撃つスズキ釣り。今回のチャレンジ一年目に思い描くスズキ釣りは、見事なまでに正反対の釣りになります。
 
初見の川を読み解く力、適応する技術、自然に対し身の安全を確保する冷静な判断…大切なことはとても多く、フィールドに立つことは大前提としつつも勉強しなけらばならない知識も山程あると心得ます。
 
成功のカギは逆算の精度。求めているのは逆算から導き出す答え。
 
フィールドの分母の選定はここも良いあっちも良いという足し算でなく、ここからここまでという範囲において必然を炙り出す消去法でたどり着く引き算の考え方。
 
ひとまず机上においては、フィールドの分母の数を把握しました。あとは実際に足を運び、目で見てロッドを振って、それらの河川をインプットしていく作業に取り掛かります。
 
 

■ 固定観念を持たずにフィールドを見る目 ■
誰しもが気付けば自然と持ってしまっている固定観念。それは釣りだけに限らず、日常生活や仕事等に於いてもそうだと思います。
 
最初に言っておくと、自分は固定観念の塊みたいな人間だと思います。人と釣りをしないところも、ここと決めた場所で浸かり続けるところも、その根底には無意識の内に作られていった固定観念が指令を出しているように感じます。
 
それが良いか悪いかは置いといて、2021年のフィールドの分母を知る上で大切だと思うのが、固定観念を捨てること。
 
例えば、堰があるからこれより上流にはスズキは遡上しない。◯◯川の秋シーズンは大型が出る。山型河川は満潮水位でないとスズキは河川に入ってこない…など。
 
一度それらを思考の外に追いやり純粋な目でフィールドを見ないと、本当の意味で分母は増やせないと思っていて。
 
大袈裟に言えば、水深10センチのドピーカンでベイトも何も姿が見えないけどロッドを振るとか、大型ベイトパターンに埋め尽くされたシチュエーションで全然関係なさそうな岸沿いに信じられない程小さくて波動の弱いルアーを投げ入れるとか。
 
それで何の結果がもたらされるか?何もないからBADではなく、何もないもひとつの成果と当たり前に捉えます。
 
 
自分が今までに構築してきた知識というのは、固定観念の存在を意識せずに身につけてきたものなので全く当てになりません。今年一年は真っ新な状況からスタートする必要があると考えています。
 
そういう意味において一番捨て去らなければならないのは、「小規模河川の上げのシャローの釣り」でしょう。
 
"自分が最も好きな釣りがこの一年においては一番の足枷になる"
 
8年掛けて脳内に構築された自身のスズキ釣りを完全に捨てて見るフィールドは、一体どんな新しいスズキ釣りを構築させてくれるだろうか。
 
二年目のフィールド選定の逆算に不可欠な要素を、確実に掴み取らねばならない一年目。フィールドを見る新しい目は、固定観念を完全に捨て去ることでようやく身につける資格を得られるスキルだと思います。
 
 
 
フィールドの分母を知ることは、何も今回のチャレンジだけに必要なことではないと思います。
 
普段何気なくしているポイント選択もその川があるエリア全体を知った上で見ると、「あぁこういう理由でベイトが入ってきてたんだな」とか「勾配が付いてて一番流れの速い川だったんだな」など、エリア全体のその川の持つ役割や立ち位置などにも気付くことにも繋がっていくのではないかと思います。
 
 
 
■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
 
]]>
平田孝仁
サヨリパターンシーバス③ 〜ワンランク上げたタックル強度と納得の1匹〜 https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsbtoysx5 2021-01-03T00:00:00+09:00 刻一刻と変わりゆくフィールドシチュエーションを掴もうと努め、バイトに繋がるよう試行錯誤を重ねルアーを選び操作していく過程は、本当に楽しいものです。
 
何しても反応を得られないっていう段階から最終的には、時合いを捉えてバイトにアジャストさせるところまでいけました。
 
拙い知識だけれどもサヨリパターン初めての対峙を振り返るログはもうちょっと続きますので、ありのままを残しておきたいと思います。
 
 

■ ワンランク上げたタックル強度 ■
プレジールアンサーPA89を手にして2年経ちますが、初めてPE1.2号×ナイロンリーダー25ポンドというワンランク上の強度に上げました。
 
立ち位置は橋の上流側。満潮からの下げの強い流れに乗られないようヒットしてからは半ば強引にでも橋脚側から引き剥がさなければならないのが、その主たる理由です。
 
"PE1号とナイロンリーダー20ポンド"
 
メインとするこのラインシステム強度を自身今までに一度も細いとか弱いと思ったことはなかったのですが、ウエイトの乗った個体が明らかに多いサヨリ付きのシーバスに限って言えば、ランカークラスがヒットしたら止められずに、橋脚ラインブレイクをしてしまうかもしれないという思いが過ったのです。
 
既にサヨリパターンシーバス初期で2回のアワセ切れという、愚かな過ちも犯しています(厳密に言えばリーダーとスナップの結束強度の問題ですが)。ラインブレイクのリスクを背負いながらやるべきではないことは明白です。
 
- #4フックが伸びたプエブロ・インパラIII -
 
フックが伸ばされる原因についてシーバスシーンにおいては、ちゃんとフッキングしていないからという認識がある程度広まっていることかと思います。
 
どの角度でルアーを流してどういう角度から捕食してくるシーバスはこう掛かる、というようなフッキング位置理論も理解していない自分には何か言える根拠もないのですが、4番のフックが伸びるアワセとファイトをしているのは事実です。
 
4番フックが僅かに伸ばされながらキャッチすること。
 
タックルバランスを考慮した上で極めたい、自分の理想でもあります。
 
- 掛けてからも勝負なのはコンディションの良いサヨリ付きシーバスならでは -
 
 

■ 終息の合図と本当の意味での同じこと ■
「もうそろそろ終わりだな…」
 
心の中で呟いて、今日一日の釣りを振り返る。
 
満潮潮止まりから、徐々に動き出す水の流れ。ただこの河川下流域の時合いは、動き出した時じゃない。動き出して約30分から45分後、濡れた護岸の跡が数十センチくっきりと現れると、決まっていつも1発目のスプラッシュが明暗で生まれる。
 
"決まっていつも同じタイミングで"
 
それこそが僕が3週間通った成果であり、ここからは自身のスキルアップへ繋がるアプローチを繰り出す時間が経過する。
 
刻一刻と変化する水流の強弱、潮位、スプラッシュの種類、ルーティーンを持つベイトの挙動。
 
自身が経験した熊本の圧倒的な干満潮位の差からすれば大したことはないけれど、ここ鹿児島だって大潮周りは2メートルを軽く超える干満差で、水の生き物たちは一生を育まれてゆく。
 
スタートフィッシングでは到底浸かることなど出来ない水位から、ウェーディングの腰下までの水位まで落ちた時…この川の、2度目の時合いが訪れる。
 
"物凄い勢いで下るベイト"
 
食う者と食われる者が互いにぶつかり合う決死の時。
 
ここを乗り越えた食われる者のみ、明日もまた上げ潮に乗ってこの川にやってきて、束の間の休息を得ることが出来る。またそれを、繰り返すというのに。
 
 
2度目の時合いが過ぎ去り、ボイルも終息を迎えこの川が静かな眠りに着こうとする時、僕は冒頭のセリフを用意する。
 
ただ僕は、この最終局面での本当の終息がまだであることを、実は知っている。
 
あの一発の力強い捕食こそが、この川の終息の合図なんだ。
 
 
タックル、実釣時間、ルアーローテーション。アングラーサイドが繰り返し同じことをするから分かることがある。
 
「同じ釣りはつまらない」
 
それは本当に同じ釣りか?本当の意味で同じ釣りが出来ているのか?
 
日々変わる自然を相手にする遊びで、同じことが出来るなんて僕は1ミリも思わない。それが主観的に見た同じことを差すのであるならば、特に何も言うことはない。
 
僕が欲している同じは、答えなど存在しない本当の意味での同じことだ。
 
だから同じことを繰り返す。僅かな変化も見落とさず、瞬時に適応するよう努め積み重ねるという、同じことを。
 
 
 

■ 納得の1匹 ■
すっかり干上がった対岸の馬の背状の川底。この陸地に沿って流れる水の筋を、そいつは最後の捕食場所に選んでいることがわかった。
 
一度ならず何度かそのタイミングにその場所に浸かり、観察してみたことがある。
 
こんなに川幅が狭い干潮時のこの川でここまで流速に差が出るのか、と思う程にこのスポットの水は淀んでいた。おまけに水深も深いところで膝くらいだろう。
 
え?なんでここなんだ?
 
率直に出たその感想を嘲笑うかのように、その場を後にしていつもの立ち位置に戻ると、一発力強い捕食音が水面を揺らした。
 
それは昨日もあって今日もあって…いや、もうずっと何日も前からあるように思う。意識するかしないかで、見えるモノも見えなくしてしまうモノになることを知った。
 
 
珍しくこの日は無駄打ちをせず、そのスポットは最終局面に近付くにつれ純度を増してゆく。
 
"一発の捕食の正体を狙い撃つ"
 
捕食を狙い撃てれば100点だが、今はまだ正体を狙い撃つに留まる。それは実にシンプルなスキルの表れでもある。
 
何度も投げてきたプエブロ・インパラ初代アカキン。プエブロ・インパラⅢとのレンジの違い、引き抵抗の違い、飛行姿勢の違い、レスポンスの違い。
 
同じことを繰り返し、繰り返し、しつこいくらい繰り返したからこそわかるキャストが、馬の背の水の流れの筋にインパラ初代を乗せた。
 
水深なんてあっても50センチくらいだろう。
 
だから思う。
 
そこに居るなら、絶対にインパラに気付く。いや、そいつに絶対インパラはぶつかる。
 
力強いバイトの衝撃だった。その捕食スポットは今回のヒットポイントでは最も遠く、多くのラインを巻かなければならなかった。
 
タックル強度は十分。2つの橋脚を常に頭に置きながらラインの向きを注視し、全力の信頼を持ってリールのハンドルを巻いた。
 
奥も手前もシャロー帯。今までで最も左右に走り回り、激しい水飛沫が魚体と共に何度も水面を舞った。
 
ネットインはいつも赤色LED補助灯で済ますところ、うっすら見えたシルエットに迷わずメイン灯を点灯させた。
 
- 集大成となるサヨリパターン納得の1匹 -
 
ファイトの感触とネットインした重量から確信したが、メジャーを伸ばすとランカーには届かなかった。
 
思わず、嘘だろう?この魚体で?と声が漏れたが、コンディション抜群でウエイトの乗った素晴らしい1匹のスズキだった。
 
水に浸け蘇生をする間、しっかりとその魚体を目に焼き付ける。耳に届く捕食音はすっかり身を潜め、川を流れる水の面積を陸地の面積が覆うとしている。
 
力強いヒレの反応を見て、そっと手を離す。踵を返し下流へと泳いでいく姿を、膝下程の水深のお陰で少し遠くまで見送ることが出来た。
 
 
納得の1匹。それだけで僕はいつも充分だ。
 
 
 
【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[ライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1.2号(20lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 25lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-one VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zeque JAZ × 伊藤光学 ナイトオレンジ
 
■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
 
 
]]>
平田孝仁
Hold a dream fish in both arms. https://www.fimosw.com/u/hiratch/ivdetcsn63mp2m 2021-01-01T00:00:00+09:00 日数で言えば、1095日。
週数で言えば、156週と3日。
月数で言えば、36ヶ月。
年数で言えば、3年。

夢を叶える為に、自分自身に設けた期間。

"ハンドメイドルアーでメーターオーバーの鱸に出逢うこと"

その両腕に夢魚を抱け(過去ログ:2015年6月3日)

いつしか描いたこの夢は、約4年半もの月日を迷えるままに燻っていた。


釣りはサイズじゃない喜びがあることを知っている。

自然と対峙し、試行錯誤を繰り返し、仲間と語らい、1匹との魚との出逢いが、人生の一部になる。


気楽に行こう、釣れなくても楽しければいいんだよ、釣れればなんでもいい。

釣りはそうやって楽しめることも大いに知っているし、自分自身そうやって過ごしてきた。


でも今は、ただひたすらに拘りたい。

ハンドメイドルアーでメーターオーバーの鱸に"狙って"出逢うことに。


狙うからには根拠がいる。その根拠を探すところから始まり、考察、戦略、釣行記などをログに書き残してゆく。

成功へのカギは、構築されるイメージの精度とありとあらゆる事情への裏付けの精度、それらを元に導き出す逆算の精度だと思っている。

メーターオーバーの鱸をキャッチしているそのシーンがイメージ出来ないのなら、いつまで経っても"狙う土俵になんて立てない"と思う。

今の僕は、100パーセントその土俵に立っていないばかりか、土俵がどの方角にあるのかも見えていない状況。

所謂、今は口だけの奴以外の何者でもない。

そんな奴がメーターオーバーの鱸を狙って釣る?しかもハンドメイドルアーで?

笑われるだろうか。

でも、それだけで公言した意味と価値は生まれる。


1年目、ハンドメイドルアーとフィールドの分母を増やす年。
2年目、分母から裏付けされた場所をイメージしながら見定める年。
3年目、その場所で、然るべき日に、メーターを越す一尾と出逢う年。


自信があるから公言するんじゃない。
誰かに認めてもらいたいから公言するんじゃない。

行動する為に公言するんだ。

何故か?

夢を叶える為だ。

全てはこの一言から始まり、この一言に戻ってくる。


自分自身を知っているから、自分の中で秘めた夢なんてたぶん一生空を駆けることなく羽を落としてしまうだろう。

「もっと楽しく釣りすればいいのに」って?

釣りの楽しみは、一人ひとりが決めれば良い。これ以上楽しい釣りは、今の自分には思い付かないくらいだ。


きっと、沢山の壁にぶち当たるだろう。
きっと、途方に暮れる時もあるだろう。
きっと、諦めたくなる瞬間が訪れるだろう。

それが当たり前。

相手は自然であり、その自然を何十年と力強く生き抜く大鱸だ。

大切なのはそれらと対峙した時、どういう乗り越え方をするのかということ。いつの日か振り返った時、踏み固められた道が堂々とそこに出来ているということ。


真っ直ぐ向き合えない夢ならば、とうに目なんて覚めているはずだろう?

一心不乱に邁進せよ。

3年後に振り返った未来の自分が恥じぬ1095日を。
]]>
平田孝仁