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人間灯台

灯光は辺りを照らす。
そこに在り続ける限りずっと照らす。
航行する者の道標として、あるいはその光源を憧れる者の拠り所として。
薄暮を迎えた河岸におれ以外は誰もいない。
やや強い風が顔に吹きつける。
水面の音を聞き逃したくないから嫌いな防寒着のフードを、惜しむことなく早々に被る。
やがて遠くの空が明るく光…

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落葉

色付く役目を終えた葉が車道脇を埋めていた。
その光景を見て、数週間前から「イチョウの紅葉を見に行きたい」と言っていた妻の言葉が蘇る。
人生でまだ一度もキャンプをしたことがないという妻が「キャンプをしてみたい」と言うものだから、幼少の頃から家族で使っていた懐かしのテントを実家かや預かってきたものの、ま…

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フクロウみたいに犬が鳴く

目的地への道中、畑道の傍で西に向かって一斉に咲くコスモスを見つけ車を停める。
運転席のドアを開けると、コスモスの匂いが風に乗り一斉に吹いてきた。
間近で見る花びらは一寸の曇りさえなく鮮やかに発色していて、ピンクや赤、それに黄色のアクセントを付け風に揺れている。
陽光を浴びた花びらをまじまじと見る。おれ…

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雨降りの十三夜月

「もうすぐ携帯のアラームが鳴る頃か…」
 
浅い眠りの中でおぼろげに浮かんだ予感は、車の天井を叩きつける激しい雨音にかき消された。
 
 
自然で遊ばせてもらう釣りだから、思い通りにいかないことなんて山ほどある。どれだけ予定を組んだって、どれだけ予測を立てたって、それらは簡単に無になることも当たり前のよ…

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実釣をせずフィールドを駆け回った日々が実釣開始の一匹に繋がる

ろくにロッドも出さず93水系136河川を駆け回った日々…実に213日間。ロッドを出さなかった最たる理由は「とてもじゃないが実釣をしていたら365日かけてもフィールド全てを把握できそうにないから」でした。
 
1095日のスズキは第二ステージへ。メーターシーバスを狙うフィールドの分母を17水系18河川1エリアに絞り、実釣ベ…

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花散れり、青のはじまりの季節に

 目的のエリアまで下道だと4時間半。焦る理由もないから高速を使うつもりはない。
 
土曜日の仕事を終え支度を済ませたら、途中でジェットボイルで晩飯を作り、てきとうな場所で車中泊すればいいと思った。
 
 道半ばで、LINEにメッセージが入る。同じ会社のSさんの釣行プランを聞いて、合流する為に目的地を少しだけ…

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水面影 -みなもかげ-

 河川最下流域の外灯が明暗を作り出す橋の下。先にエントリーしていたSさんに挨拶を交わし状況を聞いてみると、「渋いですねぇ…」と予想通りの答えが返ってきた。
 
前日の仕事中に二人で選んだこの川でロッドを出すのは僕もSさんも初めてのことで、ベイトの有無や水深といった要素以前に、車を停めるスペースを探すとこ…

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プリスポーンから

「どこに行こうか」
エリアはなんとなく決めていたが、目的の川はいまいち決め手に欠け悩んでいた。
考えれば考える程、今まで培ってきた慣れや経験という今は必要のない引き出しが、邪魔をしてきそうで。
何も考えずにのんびり釣り糸を垂らす時間的余裕は、今に限って言えば一秒もないのに。
■ 一時の上昇気温 ■橋の明暗…

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スタートフィッシング

あっという間に2021年も14日が過ぎて、1095日のスズキを意識すると早くも焦りを感じる今日この頃。
もっとログを書きたい思いはあれど、仕事だとか釣りにおける今身に付けておかないといけない知識の勉強だとかフィールド散策とか言い訳を並べては、新年一発目の実釣ログを書かずに14日が経過したわけだ。
これじゃあ色々…

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スタンバイ・ハイ

「パパ〜、こーえんいこーよ〜、ねぇ〜こーえんいこ〜?」
と連呼する一番下の来月3歳になる娘と、公園に出かけました。
- 枯れゆくイチョウと三日月 -
地面に落ちるイチョウの葉を見て冬を感じたり、見上げたら三日月があったり…永遠と滑り台を繰り返す娘が時折近付いてくるのですが、その陽光を浴びる逆立つ髪の毛を見る…

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