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▼ トンガ海底火山の大規模噴火における津波アラート前に感じた潮位変動現象
- ジャンル:ニュース
先日トンガで発生した海底火山の大規模噴火。
深夜の時間帯に全国で鳴り響いた災害アラートを私が確認したのは、まさに川の中に浸かりスズキ釣りをしていた時でした。
アラートが発せられる前のこと。
私は実際にフィールドで不可解な現象を体験していました。
■ 不可解な現象の始まり
通い始めてしばらく経つ川ではありますが竿を出したことのない立ち位置はまだまだ山程あり、この日は細かな地形変化と流れの変化を探りながら釣りを展開していました。
本格的に上げ潮が逆流してくるのは最干から30分程経過したくらいだろうと読んでいたのですが、最干潮のまだ30分ほど前に下げの流れが上げの流れへと転じたのです。
「この立ち位置ってこんな流れ方をするのか?」
これがその時抱いた率直な感想です。
もともと本流の流芯の位置と地形から見て、反転流が起きるであろうと予想はしていました。
最干潮に近付いたことで川の水と海水のパワーバランスが入れ替わり、反転流が起きるようなところは上げ潮の影響を受けやすいのだろうか?と仮説を立てます。
流れの向きが変わったのでルアーを流し込む方向を考えながら、下流側へと細かく立ち位置を調整していきます。
10投もしない内に逆流していた流れはすぐにまた下げ方向へと流れ出し、新しい立ち位置で再び下げの釣りを展開する、という流れを2回ほど繰り返しました。
細かな移動をしていると水面に露出している障害物があるポイントにたどり着き、「これはいいストラクチャーを見つけた」なんて少し嬉しくなりながらその障害物の近くで腰を据えて釣りをしていた時でした。
例のごとく逆流へと転じた流れにルアーを打ち込んでいると、ふと足に当たる流れの押しの強さが気になり始めたのです。
■ 確実に上昇する潮位
足元を確認すると水位が膝上の辺りまできていることに気付き、障害物をヘッドライトで照らしてみると露出している部分がごく僅かになっていたのです。
ルアーを回収しながら後退りし陸に上がって辺りを見回してみると、潮位は確実に上昇していることを理解しました。
足首から脛あたりの水深でウェーディングをしていたはずので、膝上となれば30〜40センチくらいは水位が上がったことになります。それもものの数分の間で。
「こんな目まぐるしい変化が起こるなんて化け物みたいな川だな」
これがその時抱いた率直な感想です。
ふと上流側の川のど真ん中でウェーディングしている釣り人を見てみると、どうやらまだ釣りをしている様子。
私はその立ち位置で釣りをしたことはありません。
いくつかのスリットを超えていかなければたどり着けない立ち位置だから、昼間にマイナス潮位となる時期に自分の足で踏査しない限りは、絶対にウェーディングはしない場所と決めています。
ただ、自身は浸からないものの釣り人の動きを見ていれば大体の適正潮位は把握出来てくるもので、もうそろそろ釣れ出す頃じゃないかなぁ?なんてのも予想出来たりするのですが…
「この潮位ではその立ち位置はもう危険なのではないだろうか?」
私の立ち位置から確かに距離はあるのですが、今感じている潮流の速さと水位上昇の幅をもってしたら、その立ち位置も十分に影響を受けていてもおかしくないはずだけれど…なんて思いながら、再び釣りを再開しました。
■ 押し寄せるこの日1番の上げ潮
しばらくするとやはり同じように下げの流れへと切り替わり、今度はみるみる内に水位が下がってさっきほとんど水没した障害物が、最初浸かった時のように再び露出したのです。
実はこの一連の流れの変化が起きた最初の2回くらいまでは、この日初めてとなるベイトの反応を水面で捉えていました。
そのこともあって期待を持ってキャストをしていたのですが、何度もその上げ下げを繰り返しているうちにとうとうベイトっ気はなくなりました。
ただただ強い上げと下げの流れが発生し、それに伴い潮位変動の幅も次第に大きくなっているような状況に。
程なくして岸際を波打つ今日1番の強い上げの流れと明確な水位上昇を目の当たりにし、これまでと同じように立ち位置を後退。
しかし、これまでと同じように後退するだけでは脛のあたりの水深をキープすることが出来ずに、さらに後退をしいられました。
この日1番の潮位変動幅だったのですぐに川の真ん中でウェーディングしている釣り人に目を向けると、その立ち位置に釣り人の姿は見えません。
まさかと思いましたが、よく見てみると既に岸に上がろうとしているであろう灯りが見えたのでホッと一安心しました。
こちらは数メートル後ろに下がればそこは陸地であり、あちらはエイを踏まないよう気を付けながら歩けば最低でも10分くらいは掛かると思います。
互いの立ち位置は声が届くような距離ではないので、コミュニケーションは取れません。
誰か知らない人だけれど、こんなに心配になったのは初めての経験でした。
■ 判断を鈍らせた初めての立ち位置という要因
さて私はというと、上げと下げの潮位変動が始まってからかれこれ1時間を迎えようとしている頃…ここで初めて「なんでこんなことになっているんだ?」という疑問をしっかりと捉えるに至りました。
干満差が大きいエリアでの激流のような下げや上げの流れも少しではありますが経験したことがありますし、逆に干満差が低くても速い流れを形成するエリアも見たことはあります。
個人的に上げ潮の強さや逞しさに魅力を感じていて普段の釣行なども上げ潮のタイミングを選択することは多いのですが…こんなにも川が呼吸するのを目の当たりにするのは初めての体験でした。
ただ、ここで判断を鈍らせるひとつの要因となったのが"この川のこの立ち位置でさらにはこの最干潮周りというタイミングでの釣りは初めてだった"ということです。
目の前で起こる事情をこのフィールドが持つ特性と捉え、ひとつも見逃さないように集中しながらその変化に対応していく。
もし普段のこの立ち位置での川の呼吸や表情を知っているのならば「今日はおかしい」と感じたのかもしれませんが、むしろ私は上げと下げの合間に出来る僅かな潮止まりのタイミングにルアーを思い通りに操作するということに夢中になっていく、という始末でした。
■ 鳴り響く津波警報アラート
今思えば普段のこの立ち位置の表情などという以前に、そもそもそんな目まぐるしい潮位変動はどのフィールドでも起きないのかもしれません。
恥ずかしながら私はそのことを理解出来ていませんでした。
夢中になりつつも目まぐるしい潮位変動に太刀打ちできず半ば途方に暮れそうになっている頃、スマホのプッシュ通知が鳴りました。
「こんな夜中になんだろう?」
何か嫌な予感を察しすぐにスマホの画面を見ると、"津波警報発令"の文字が目に入ってきました。
「え?いきなり津波…どこか地震でもあったのか?」
そう思った次の瞬間、手に持ったスマホからけたたましいアラート音が鳴り響き、まさに自分自身の身に今起こっている事の重大さを知り、一気に高鳴る鼓動と共に一目散に水から上がり車で避難したのでした。
■ 津波かどうかも分からないなんて
以上が、トンガ海底火山の噴火による私の津波の実体験談になります。
結果的に津波がやってきているのに釣りをしていたという具合になってしまったのですが、自分自身に向けてなので敢えて強く言うと、「津波かどうかも分からないレベルでよく生きていられたよな」と思いました。
トンガで噴火があったことを、私はその日の午後に一度だけネットニュースで見かけました。
でもそれだけです。遠く離れた日本で後に津波という影響を及ぼすなんて1ミリも想像しませんでした。
確かに今回の噴火における津波の発生原理は極めて稀なケースであり、津波の種類も特異なものだったのかもしれません。
しかしそんなことよりも1回目の流れの変化を感じた時に、"何かおかしいかもしれないと感じていながら釣りを続行した自分のスキルに少し失望した"のです。
あの時、私は確実に以下のようなことを感じました。
「最干潮までまだ30分もあるのにもうこんなにしっかりとした上げ潮が入ってくるのか?」
たとえその川の表情や呼吸が初めてだからわからなくとも、少しずつだけれど今まで積み重ねたきた経験をもって「なんかおかしくないか?」と、ちゃんと感じ取れていたじゃないかと。
水が舞台である自然で遊ぶのであれば、津波などの自然災害の現象について理解しておかなければなりません。
けれども、分からないのは分からないでその場においては仕方がありません。
私がスキルとして捉えた部分というのは、"何かがおかしいかもしれないと思った時にフィールドを離れるという決断をしなかった"という点です。
大袈裟かもしれませんが自分がこうしてあの時を振り返ることが出来るのは、当たり前じゃないかもしれません。
私は去年の秋にスマホを持たない1ヶ月半を経験していますが、その際にスマホを持たないで釣りをしていました。
もし今回もスマホを持っていなければ、津波の中最後まで釣りをやり切っていたかもしれません。
もしくは、この世にいないかです。
観測された津波の高さからすれば、結果的には釣りをやり切っていた可能性の方が高いとは思います。
なぜそう思うのかと言うと、私なりのウェーディングにおける一貫した立ち位置選択の意識を一応持っているからです。
悲しいかな、その意識のおかげで津波の中でも釣りを続けることが出来てしまったのですけれど。
釣りは自然と共に歩む行為です。
釣れた魚の生死は人間が決めることが出来ます。
では逆は?
自然は時に牙を剥きます。
登山でもスカイダイビングでもスキューバダイビングでも、自然と遊ぶ行為には常に「死」が隣り合わせだろうと思います。
そこに目を向けるかどうかです。
振り返ることが出来るのならば、それは経験値になります。
今後も釣りを楽しむのであれば、知識・スキルとして次に活かさなければなりません。
もちろん絶対は存在しないかもしれませんが、死なないためのスキルはきちんと身に付けられると思います。
しかしそのスキルを身に付ける資格は、その人自身の意識がないと得られないと思うのです。
決して大袈裟なんかではなく…いや、大袈裟くらいでちょうどいいのだろうと思います。
- 2022年1月24日
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