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▼ 熱風当たる上げ潮シャロー
- ジャンル:釣行記
- (Megabass -メガバス-, Staccato78MHSS-HX, 18 STELLA 3000MHG, SEABASS -スズキ-, PUEBLO -プエブロ-, SUNLINE -サンライン-, 下流域, RIVER -河川-, NIGHT -ナイトゲーム-, SHIMANO -シマノ-, Pazdesign -パズデザイン-, TULALA -ツララ-, SUBROC -サブロック-)
今年で通うのは3年目となる、小規模シャロー河川がある。
1年目は夏の終わり、暦では秋を謳う月に通い良い思いをした。
2年目はそれからひと月ほど早く通い始め、また同じ思いを得るとともにこの川のシーズンが秋ではなく夏であることを悟った。
そして今年、夏にしっかり通いこむべく、まだ梅雨があけない今時期からフィールドへ足を運んでみることにしたのだった。
■ 浸かるのは踝まで
僕はこの川で、上げ潮を打たない。過去に数回上げ潮のタイミングで竿は出しているものの、はっきり言ってまったく良い反応は得られなかった。
それ以上に下げ潮のタイミングがハマることが多かったということと、潮が大きく動く日は下げを打ってからの上げ潮を待つまでの体力と気力はなかった。
ただ僕は、小規模シャロー河川の上げ潮のスズキ釣りが好きだ。今は干上がっているそのピンで、数時間後にスズキを手にすることにその大半を捧げている。
少し前に手にしたホーム河川でのスペクタクルなスズキに満足したことで、開拓する意欲が湧いてこの河川にやってきた。
もっと多くの河川を知ることが成長に繋がることも知っているつもり。たくさんの経験値が自身の成長スピードを促すことになるということも知っているつもり。
だけどそんなこと、僕にはやはりどうでもいいこと。
ココと思ったところに、とことん張り付く。来る日も来る日も待ち続ける。
そこに自身の釣りレベルの成長も、不特定多数の誰かが羨む釣果も、何かに憑りつかれたような忖度も要らない。
辺りの電気がポツポツと消えゆき、人間が出す気配は段々と薄れ、文明の雑踏はやがて束の間の眠りにつく。
もちろん周りには誰もいない。これから誰かがやってくる気配はさらさらない。
干上がる川底に静かに足跡を付けながら、これから差すシャロー河川の上げ潮を待つ。
ウェーダーを履いた身体はすぐに、その蒸し暑さに汗ばむように火照り始める。
けれど体温を下げる為の前進は、シャロー河川の釣りにおいては後退を意味する。
浸かるのは踝までだ。
■ 納得の上げ潮の一本
目的地へ向かう途中に渡った川の中には、濁りが強い河川も見受けられた。
そもそも今日の予報は雨予報であったが一日を通してどんより低い曇り空は雨を落とすことなく、ここ最近終わりのないようにすら感じさせる梅雨前線の停滞に数日間の休息を与えてくれた。
小規模シャロー河川に着いたのは、干潮潮止まりの時間帯。夜に大きく動く潮回りではないため、ところどころ干上がるものの予想通りの水量を蓄えてはいる。
久々に来たことと、ここ最近の災害級の雨による地形変化を探るためまずは手前から打っていく。
気付かない水中の何かへの不要な根掛かりを避けるため選んだのはトッププラグのダミービー。
おおまかなチェックが済んだら、リップレスミノーのカゲロウ124Fに変えて、より細かく流れの変化を探っていった。
河口へと下っていく中で、上げ潮でスズキが差すならどのルートで、一番初めにどこで捕食をするのかを算定してゆく。
それらを構築する要素は、深い・浅いの水深の変化であり、確認できるベイトの存在であったりする。
最初からココと思うところは見つけられないから、待つのではなくこちらから向かう釣りを展開するつもりでいたこの日。
とあるエリアに差し掛かろうとするところで不思議と、"これ以上進まない方がいい"という感覚を覚えた。
それは、ピチャッというベイトが跳ねる音だったり、上げ潮が効き始める直前に見せる川の表情の変化だったりする。
しばらく本能に従って立ち止まっていると、微かにベイトが跳ねる音が聞こえた。
ベイトの気配が皆無だった中での、明確な変化の兆しだった。
上げ潮の釣りは、この一瞬のタイミングを掴んだ瞬間から、最も面白い時が刻まれる。
"反応があるだけでも御の字の中、ベイトの状況・位置・流すコース全てで思い描く高いクオリティーでヒットした一匹は、また格別だ"
その一匹を手にした時、納得の二文字しか思い浮かばなかったほど満足感に満たされていた。
下げでしか反応を得られないと思い込んでいた2年間を勿体ないと思いつつも、その過程がなければこの満足感は得られなかったわけで、とにかく価値ある一本であることは確かだ。
大きく動く潮回りでないことが功を奏した気もするが、最初のベイトの跳ねる音を聞いてからのシチュエーションの変化は、ここで文章にして明かしてしまうのは勿体ないと思う程に魅力的なものだった。
こと細かく書くのが僕の性分でもあるが、ここはひとつ秘密にしておこう。
ただひとつだけ忘れないためにも書き残しておきたいこととしては、この日河口から"熱風"とも感じられるほど暖かい風が断続的に顔に当たってきたということだ。
今までこんなに明確な温度差を感じる風なんて、吹いたこともなければ想像したこともなかった。
夜でも気温が高い中、いくら水の中に浸かって身体は少し冷やされているとはいえ、ここまで感じる気温差は不思議でならない。
まだ梅雨も明けきらない夏のはじまり前。これから始まる夏本番が、非常に楽しみになってきた。
この川に初めて訪れたのは、当時シーバス釣りにハマっていた弟が誘ってくれた7年以上も前のことだ。
当時の僕は、まぐれでシーバスを一匹釣ったことがあるだけ。スズキ釣りの何たるかなんて、まったく気にもしていなかった。
その日、弟は目の前で一匹のシーバスを釣って見せた。それがこの川で初めてみたシーバス。その時のシーバスの顔は、もう覚えていない。
だから自分で見ようと思う。僕なりの表現として、シーバスではなく"スズキ"の顔を。
【タックル&ウェア】
[ロッド]TULALA Staccato78MHSS-HX
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG(C3000スプール)
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1.2号(20lb.class)
[リーダー]SUNLINE CUT IN SHOCK LEADER FLUOROCARBON 20lb.(#5)
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)
■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Facebook -フェイスブック-
https://www.facebook.com/1989Lures
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
1年目は夏の終わり、暦では秋を謳う月に通い良い思いをした。
2年目はそれからひと月ほど早く通い始め、また同じ思いを得るとともにこの川のシーズンが秋ではなく夏であることを悟った。
そして今年、夏にしっかり通いこむべく、まだ梅雨があけない今時期からフィールドへ足を運んでみることにしたのだった。
■ 浸かるのは踝まで
僕はこの川で、上げ潮を打たない。過去に数回上げ潮のタイミングで竿は出しているものの、はっきり言ってまったく良い反応は得られなかった。
それ以上に下げ潮のタイミングがハマることが多かったということと、潮が大きく動く日は下げを打ってからの上げ潮を待つまでの体力と気力はなかった。
ただ僕は、小規模シャロー河川の上げ潮のスズキ釣りが好きだ。今は干上がっているそのピンで、数時間後にスズキを手にすることにその大半を捧げている。
少し前に手にしたホーム河川でのスペクタクルなスズキに満足したことで、開拓する意欲が湧いてこの河川にやってきた。
もっと多くの河川を知ることが成長に繋がることも知っているつもり。たくさんの経験値が自身の成長スピードを促すことになるということも知っているつもり。
だけどそんなこと、僕にはやはりどうでもいいこと。
ココと思ったところに、とことん張り付く。来る日も来る日も待ち続ける。
そこに自身の釣りレベルの成長も、不特定多数の誰かが羨む釣果も、何かに憑りつかれたような忖度も要らない。
辺りの電気がポツポツと消えゆき、人間が出す気配は段々と薄れ、文明の雑踏はやがて束の間の眠りにつく。
もちろん周りには誰もいない。これから誰かがやってくる気配はさらさらない。
干上がる川底に静かに足跡を付けながら、これから差すシャロー河川の上げ潮を待つ。
ウェーダーを履いた身体はすぐに、その蒸し暑さに汗ばむように火照り始める。
けれど体温を下げる為の前進は、シャロー河川の釣りにおいては後退を意味する。
浸かるのは踝までだ。
■ 納得の上げ潮の一本
目的地へ向かう途中に渡った川の中には、濁りが強い河川も見受けられた。
そもそも今日の予報は雨予報であったが一日を通してどんより低い曇り空は雨を落とすことなく、ここ最近終わりのないようにすら感じさせる梅雨前線の停滞に数日間の休息を与えてくれた。
小規模シャロー河川に着いたのは、干潮潮止まりの時間帯。夜に大きく動く潮回りではないため、ところどころ干上がるものの予想通りの水量を蓄えてはいる。
久々に来たことと、ここ最近の災害級の雨による地形変化を探るためまずは手前から打っていく。
気付かない水中の何かへの不要な根掛かりを避けるため選んだのはトッププラグのダミービー。
おおまかなチェックが済んだら、リップレスミノーのカゲロウ124Fに変えて、より細かく流れの変化を探っていった。
河口へと下っていく中で、上げ潮でスズキが差すならどのルートで、一番初めにどこで捕食をするのかを算定してゆく。
それらを構築する要素は、深い・浅いの水深の変化であり、確認できるベイトの存在であったりする。
最初からココと思うところは見つけられないから、待つのではなくこちらから向かう釣りを展開するつもりでいたこの日。
とあるエリアに差し掛かろうとするところで不思議と、"これ以上進まない方がいい"という感覚を覚えた。
それは、ピチャッというベイトが跳ねる音だったり、上げ潮が効き始める直前に見せる川の表情の変化だったりする。
しばらく本能に従って立ち止まっていると、微かにベイトが跳ねる音が聞こえた。
ベイトの気配が皆無だった中での、明確な変化の兆しだった。
上げ潮の釣りは、この一瞬のタイミングを掴んだ瞬間から、最も面白い時が刻まれる。
"反応があるだけでも御の字の中、ベイトの状況・位置・流すコース全てで思い描く高いクオリティーでヒットした一匹は、また格別だ"
その一匹を手にした時、納得の二文字しか思い浮かばなかったほど満足感に満たされていた。
下げでしか反応を得られないと思い込んでいた2年間を勿体ないと思いつつも、その過程がなければこの満足感は得られなかったわけで、とにかく価値ある一本であることは確かだ。
大きく動く潮回りでないことが功を奏した気もするが、最初のベイトの跳ねる音を聞いてからのシチュエーションの変化は、ここで文章にして明かしてしまうのは勿体ないと思う程に魅力的なものだった。
こと細かく書くのが僕の性分でもあるが、ここはひとつ秘密にしておこう。
ただひとつだけ忘れないためにも書き残しておきたいこととしては、この日河口から"熱風"とも感じられるほど暖かい風が断続的に顔に当たってきたということだ。
今までこんなに明確な温度差を感じる風なんて、吹いたこともなければ想像したこともなかった。
夜でも気温が高い中、いくら水の中に浸かって身体は少し冷やされているとはいえ、ここまで感じる気温差は不思議でならない。
まだ梅雨も明けきらない夏のはじまり前。これから始まる夏本番が、非常に楽しみになってきた。
この川に初めて訪れたのは、当時シーバス釣りにハマっていた弟が誘ってくれた7年以上も前のことだ。
当時の僕は、まぐれでシーバスを一匹釣ったことがあるだけ。スズキ釣りの何たるかなんて、まったく気にもしていなかった。
その日、弟は目の前で一匹のシーバスを釣って見せた。それがこの川で初めてみたシーバス。その時のシーバスの顔は、もう覚えていない。
だから自分で見ようと思う。僕なりの表現として、シーバスではなく"スズキ"の顔を。
【タックル&ウェア】
[ロッド]TULALA Staccato78MHSS-HX
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG(C3000スプール)
[メインライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1.2号(20lb.class)
[リーダー]SUNLINE CUT IN SHOCK LEADER FLUOROCARBON 20lb.(#5)
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)
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- 2020年7月19日
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