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1年越しの初熊本シーバス

 来月の10/26,27の2日間で開催される熊本シーバスパーティ2019へ向けたプラ遠征釣行も、思ったよりも早いペースで4回目を迎えた。


未だシーバスの顔を拝めるには至っていないのだが、これまでのプラ釣行はフィールドの下見メイン。


それはそれで仕方ないとわかってはいるが、さすがに1匹くらいシーバスの顔をそろそろ拝んでおきたいもの…


これまでは仕事終わりの土曜の夜に車を走らせ、日曜日釣りをしてその日の夜には帰宅する実質24時間プランだったが、今回は2連休の48時間プランを確保!


余裕を持ってナイトゲームもできることだし、一本でいいからなんとしてでも獲りたいという気持ちで挑んだのでした。



■ 表層にベイトの気配あり


 朝晩が涼しくなってきたとはいえ、日中に差す日差しはまだまだ暑い。


いつもは車で全ての身支度を整えるが、ゲームベストを着込んだらさっそく川に浸かり、ウェーダー越しに身体を冷やしながら、ロッドを繋ぎノットを組んだ。


 デイゲームの舞台に選んだのは、満潮水位だと両岸までたっぷりと水を蓄えるが最干潮時には5分の1程度まで川幅は絞られる、河川中流域エリア。


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潮位が350センチほど動く大潮で、下げ7分ほどの13時頃からエントリー。


しっかりと下げの流れが効き、熊本ならではと言ったフィールドコンディションが広がる。


 開始早々水面にベイトの気配が出始めたので、おそらくイナッコと仮定して表層レンジを引けるルアーから探っていく。


フリルドスイマー115F→ジグザグベイト60S→クレイジーツイスター80Sとポジドライブガレージのローテーション。


クレイジーツイスター80Sを引いていると自分より数十メートル先の近いところで、何かのベイトに引っかかる。


ベイトはなんだろう?それが知りたくて、もう一度同じコースにルアーをキャストしてみると、違和感の後すぐにドラグを引き出され、熊本初シーバスとのファイトが始まった。





■ 初熊本シーバスをキャッチ


 ベイトに引っかかることを想定していたので、ドラグが出始めた時に一瞬脳内には疑問符が浮かんだが、すぐにエラ洗いをした魚体を見てシーバスと認識する。


自身、久々にデイゲームで魚を掛けたこともあり、銀ピカの魚体が何度と水面を飛び出す姿に気持ちは高ぶる。


 ウェーディングで魚がヒットすると、普段ランディングは陸まで移動してズリ上げるのだが、今の立ち位置は少々距離がある。


あまり慣れないウェーディングしながらのランディングだったが、最後はすんなりとフィッシュグリップを下顎に掛けることができた。


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【銀色の綺麗な魚体を持つ、初熊本シーバス】


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【ヒットルアー:クレイジーツイスター80S/P.D.G】


 キャッチした直後は、興奮と安堵が入り混じった妙に最高な気分だった。


なんとしてでも魚を見たいと思っていたからこその安堵であり、サイズの割に力強いファイトだったことが、そのような気分にさせたのかもしれない。


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 クレイジーツイスター80Sでシーバスをキャッチしたのも実は初めて。


発売当初にトカラの中之島に持ち込みデカいダツなんかを掛けたりはしていたが、ようやくシーバスを釣ることが出来た。


リップ形状が最大限に引き抵抗を増加させ、細かくタイトなピッチのロールアクションがリトリーブ速度で変化する特徴を持つこのルアー。


まだたった1匹キャッチしただけ。これからしっかりと、クレイジーツイスターが得意な釣りをモノにしていきたいと思う。


 今回4回目のプラ遠征釣行と述べたが、そもそも熊本というフィールドで初めてシーバスフィッシングをしたのは、1年前の熊本シーバスパーティ2018の時だった。


それからかれこれもう1年を迎えようとしていた今、ようやく念願の初熊本シーバスをキャッチすることが出来た。


相変わらずゆっくりマイペースな自分だけど、8月の1週目の猛暑から通い続けて本当に良かったと思った。


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■ 本命のナイトゲーム


 夕方温泉に入りそのまま車内で仮眠を取り、0時に再び同じポイントの駐車スペースに車を停めた。


「なんて眩しい月なんだ」


頭上には、ルアーチェンジにライトを照らす必要を感じないほどに明るい満月が浮かんでいる。


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 準備していると続々と地元のアングラーが集まってきた。敢えてこちらはゆっくり支度をし、その方々が釣り座を構えてから川辺に降りる。


単独でプラ遠征をしているので、“通い慣れた地元アングラーの立ち位置”を知ることは、ひとつの指針になる。(もちろんそれが全てではなく、参考までに留めることがキモ)


上流側に入った先行者を見届けたら、邪魔にならないよう大きく下流側へ移動。


でもそこは悪いとは思わない位置。下見をした昼間には、岸際に不思議とベイトが溜まっているエリアだったからだ。


明け方までここでやり通そうと決め、あまり立ち込み過ぎない位置から釣りを開始した。



■ まさかの腹痛ギブアップ


 心地よく過ぎる夜の風が、だいぶ涼しく感じるようになってきた。


それ故に懸念していたのが、身体が冷えることだったのだが…時間が経つにつれ掴み始めた流れについていくため、腰下くらいまでは浸かっていた。


キャストし静かにリトリーブしている時に感じる違和感。


…あ、やばい。腹痛くなってきた。


それからは言うまでもなく大変で限界ギリギリの攻防戦だった。笑


釣りなんて集中出来ない上に車までは距離がある。

車に乗ってもまだ慣れない土地なのであそこにコンビニあったよな!?で走り出す。


なんとか間に合った時の開放感と爽快感の凄さといったら(笑)


変なとこでもう胸がいっぱいになる、深夜3時のひとときだった。



 これからって時だったのでもう一度同じポイントにエントリーすることも考えたが、アングラーも多かったし気持ちも切れてしまっていたので深夜のランガンを始めたが、良い感触は得ることなく終了。


夜明け前に車内のベッドマットに横になると、後部座席の窓からも綺麗な満月が見える。


デイゲームで初の熊本シーバスをキャッチ出来たこと、川の流れに身を置いて綺麗な満月の下で釣りをできたこと。


入賞を結果として残したいからここで満足なんてするわけないんだけど、今このひと時だけは満足感に満たされたまま眠りにつくことにした。


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【TACKLE DATA】

ZENAQ/PLAISIR ANSWER PA89 Technical Surfer

SHIMANO/18 STELLA 3000MHG

SUNLINE/CAREER HIGH6 1号(16lb.class)

SUNLINE/STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 16lb.


【WEAR & TOOL DATA】

Cap/1989Luresオリジナル(OTTO)

Life jacket/SHIMANO XEFO ショートゲームベスト VF-274L

Wedear/Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V

Porch/Columbia,CHUMS


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