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キリクチが棲む紀伊半島に遠征

こんにちは!怪魚ハンター山根兄弟(兄)です。

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スピニング/ベイト兼用の可変式渓流竿『ドワーブXX』を持って紀伊半島へ出掛けてきましたので投稿させていただきます。

このブログを始めてご覧になられる方もいらっしゃるかと思いますので、ドワーブXXを少しご紹介させてください。

dwarf(ドワーフ)とは、卓越された技術や魔法を持った伝説上の小人を意味する英単語です。
『何本分もの仕事をこなす1本の小さき継竿』という意味をこめて、単数形のdwarfと複数形のdwarvesの間をとり『Dwarve』と名前が着いた経緯があります。

ドワーブXXは、8つのピースを組み替えることで、14通りの使い方ができる竿となっております。
ドワーブXXの組み方と長さは以下の通りです。

3.2ft(ベイト)
#1#2#G#GBS
3.6ft(ベイト)
#1#2#G#GBL
3.7ft(ベイト/スピニング)
#1#2#4-1#G#GBS
4.0ft(ベイト/スピニング)
#1#2#4-1#G#GBL
4.0ft(ベイト/スピニング)
#1#2#4-2#G#GBS
4.4ft(ベイト/スピニング)
#1#2#4-2#G#GBL
4.9ft(スピニング)
#1#2#3#4-1#G#GBS
5.3ft(スピニング)
#1#2#3#4-1#G#GBL
5.3ft(スピニング)
#1#2#3#4-2#G#GBS
5.7ft(スピニング)
#1#2#3#4-2#G#GBL

※※※
#4-1と#4-2は同口径のため継げてしまいますが、キャスト時に破損の恐れがあるので、例えば、#1#2#3#4-2#4-1#G#GBLのような継ぎ方はしないでください。
※※※

ご覧いただいた通り、ドワーブXXは3.2ftから5.7ftの間で変幻自在に可変するのですが、組み上げパターンが多すぎて、トラセンスタッフも継方に対する長さを覚えきれない程です。

各セクションの名称は、ティップから順に#1,#2,#3
ガイドが付いていない短いセクションが#4-1,長いセクションが#4-2
グリップは#G
短いグリップエンド#GBS
長いグリップエンド#GBL
となっています。
名称に関してはトラセンHPにも掲載させていただいております。
https://www.transcendence555.com/dwarvexx


前置きが長くなってしまいましたね。
今回は僕のイワナ釣りの相棒が紀伊半島を案内してくれる予定でしたが、彼が所用で行けなくなり単独での実釣となりました。

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相棒の本拠地でもある紀伊半島を訪れるのは2回目です。

紀伊半島はキリクチと呼ばれるタイプのイワナが棲息する地域で、禁漁区域も多く設定されていますが、渓流釣りが楽しめる範囲内にも綺麗なイワナがひっそりと暮らしているようです。

一度目は真っ黄色なイワナを釣らせていただき、今回は赤色と淡い色のイワナをそれぞれ別水系を狙わせていただきました。

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早速、赤いイワナが棲息すると聞かされた沢に降りてみると沢山の倒木が細流を埋め尽くすような状況でした。
後で聞くと、紀伊半島の枝沢はどこもそんな感じと言われました。
倒木に張り巡らされた蜘蛛の巣も相まり、藪沢のようなかなり釣り辛い展開となりました。

そのような渓相でしたので、ドワーブXXはやや短いスピニングモード(4.0ft #1#2#4-2#G#GBS)で組み上げました。
初めての谷を釣り歩く機会が多い人にとって、渓相に合わせて長さを変えられることは大きなアドバンデージです。

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現在、やや硬めの#1'を開発中です。
#1を取り換えるだけで、全然違う竿に変化し、ヘビーシンキングミノーやボトムノックスイマーとの相性が抜群になります。
来春を目指して制作しておりますので、お楽しみにおまちください!

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さて、肝心な釣果は、高水温が影響したのか連休で入渓者がいたのか、どの谷も非常に難しい展開となりました。
それでも、丁寧にルアーを変えたり、立ち位置を気にしながら倒木帯を掻き分け遡行してくと綺麗なイワナ達を釣ることができました。

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相棒の言葉通り、流れの中を泳ぐイワナ達は真っ赤です。
少ないチェイスでしたが、イワナがルアーを追うたびに1人であかーいって叫びながら釣っていました。

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イワナの模様や色合いは谷や水系ごとに個性があって毎回どんなイワナが掛かっているか楽しみで仕方ありません。

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今回の遠征で一番のお気に入りになったのはこの個体。
顔つき、背中の青み、ボディの色合い、どれをとっても僕の好みのオスイワナでした。
太陽の角度が高かったせいで偶々でしょうが、まるでアカメのように瞳も赤く見えてとてもカッコ良かったです!

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こんな素晴らしいイワナ達が棲息する沢をいくつも見つけ出してる相棒は凄いなと感じると同時に、良い経験をさせていただき感謝、感謝、感謝でした。

因みに、僕が気になっていた滝の上は伏流区間まで探釣して完全坊主でした……。
さすがに、初見でそんなに簡単には見つけられませんよね。
もっと時間をかけて色んな谷を訪れてみたいなと感じさせられる紀伊半島遠征となりました。
 

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