Compass of your dream https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ここ数年。一番持ってて良かったと思えた竿 https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfyza3u26 2023-11-28T18:30:00+09:00 今回は、バトゥータ80S+について投稿させていただきます。

僕にとって必要不可欠な竿






普段、僕は釣りハックというwebメディアでライターやyoutubeチャンネルの演者としても活動させていただいております。
初心者から中級者向けのコンテンツが多く、堤防や磯から楽しめる身近な釣り方や魚を紹介しています。
そんな仕事柄、色んな対象魚を釣りに行く機会が多いのですが、バトゥータ80S+が完成して以来、本当に助かってるんです。
バトゥータ本来の使い方であるエギングやライトルアーゲームだけでなく、胴突き仕掛けやちょい投げ仕掛けを使った堤防際の餌釣り、サビキ釣り、ウキ釣りにだって使っています。
どんな釣りにも適応してくれて、ちょっとした隙間時間でも魚釣りを楽しませてくれるバトゥータをロケに持って行かない日はありません。

バトゥータ80S+について







バトゥータという竿をご存知ない方も多いかと思いますので、コンセプトやスペックを簡単にご紹介させてください。
この竿は、8.0ftから6.7ftに可変する仕舞寸法46cmのマルチピースロッドです。
キャストウェイトは3~21g(エギの場合は4号まで)に設定されており、主にエギング、ライトロックフィッシュ、チニング、メバリング、本流トラウトやシーバスゲームなどにご使用いただけるスピニングロッドとイメージしていただけると幸いです。
大雑把にアクションを文字にすると、華麗な弧を描きながらレギュラーに曲がる竿ですが、ルアーやエギを操作する際のティップは適度な張り感を感じます。

可変式のロッドの特性







バトゥータは可変式ロッドですので、長さによって竿の調子も変わってきます。
8.0ftモードでは、繊細でしなやかな竿という印象を真っ先に受けます。
エギングロッドとして表現すると、ややスローテーパーな竿に該当するかもしれません。
魚がヒットすると、6ピースからなる釣り竿とは思えないほど綺麗に曲がり込み、細糸や細軸フックでも安心感のあるファイトが楽しめます。
一方で6.7ftモードでは、芯の通ったシャープな竿に変化します。
そのため、細かなアクションをつけるような釣りやピンスポットを的確に打ち抜いていくような釣りが快適に行えます。
同じ竿とは到底思えない2タイプの竿を1つの商品で表現してしまっていることがバトゥータの凄さです。

バトゥータでライトゲームを楽しんだ






そんなバトゥータを使って、先日も撮影してきました。
今回のお題は、”ダイソールアーを使ってどこまで魚釣りが楽しめるか検証”というもの。
使用したのは、7gのテキサスリグや5g前後のウルトラライトジグサビキでした。
テキサスリグではアカハタが遊んでくれ、夕マヅメには遠投した先でオニカサゴがヒットしてくれました。
マイクロジグサビキでは、秋らしくメッキやカマスが釣れてくれました。
ということで、今回はどこに行くにも必ず持っておきたくなるバトゥータという竿を簡単にですがご紹介させていただきました。
エギングロッドのような、ライトシーバスロッドのような…。とにかく何でも釣れて、何処でも使える竿をお探しの方にピッタリな一本です。
可変式なので、1本2役という特性も使い始めると、めちゃくちゃ重宝すること間違いなしですよ!

釣りハックTV
https://www.youtube.com/@TSURIHACKTV/featured
釣りハックTVはコチラです。バトゥータを使用しているシーンもございますので、良かったらご覧ください。]]>
トランスセンデンス
2023年の渓流釣りを写真で振り返る https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxf8tmc5po 2023-11-26T14:47:00+09:00
早いもので今年も渓流釣りシーズンが終わってしまいました。
今年は、トラセンの渓流竿”ドワーブ”の替えティップの開発を行ったシーズンとなりました。

ドワーブXXを別竿に変化させるパーツ



ドワーブXXはスピニングとベイト兼用のマルチピースロッドであり、8つのピースを組み替えることで14通りの使い方できる渓流竿です。
可変領域は、アイスフィッシングで活躍する3.2ftから、開けた渓相や餌を使った小物釣りで扱いやすい5.7ftです。
ドワーブは、ベイトリール使用時でも1g台の軽量ルアーを軽快にキャストしたり、餌を使った小物釣りにも対応するためにしなやかなティップを採用しております。

そんなドワーブを進化させるパーツとして、今シーズンはヘビーシンキングミノーの使用に特化させたハードティップを開発しておりました。
穂先を変えるだけで張り感の強い、まるで別竿に変化します。
スピニングタックルでDコンなどのヘビーシンキングミノーを多用される方にオススメのパーツになります。
販売は2024年を予定しておりますので、お楽しみお待ちください。

2023年の渓魚を振り返る

























今年も日本各地の渓流を巡り、沢山のイワナ達と出会うことができました。
中でも印象的だった魚の写真をいくつかアップさせていただきました。
普段、単独釣行や決まった人としか釣りに出掛けないことが多い僕ですが、今年は新しい友人もできて良い一年だったなと感じます。
来年も行ってみたい川、再訪したい山が沢山あるので今から解禁が楽しみです。]]>
トランスセンデンス
北海道ロックフィッシュゲーム https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfkhgzngp 2023-11-18T10:39:00+09:00 先日、ロケハンとして北海道でロックフィッシュゲームを楽しんできたので投稿させていただきます。

サンマの群れが去った網走港


今回はカジカ釣りのロケの下見で北海道を訪れました。
まずは、サンマ釣りで大盛況だと報道されていた網走港がどんな様子なのか見学に行くことに。
休日ということもあってか、沢山の釣り人で賑わっていましたが、釣れている魚はサバとワカサギ。
サンマの群れは数日前に抜けてしまったとのこと。
あわよくば、サンマも釣れないかなと期待していたのですが。
カジカ釣りに集中することに。

イータプルクラ 改め 『オセレイト』


せっかく立ち寄ったので、網走港でカジカの釣果が出るか試してみます。
ロッドは、プルクラ62Bのグリップにイータクアトロ65Bをセットした、通称イータプルクラ。
スロージギングロッドであるイータクアトロのブランクスは、感度と張り感があるためテキサスリグやフリーリグとの相性がすこぶる良いため、プルクラのバットと同一経口になるように設計されました。
ベイトキャスティングロッドであるプルクラのグリップを装着すれば、中型ロックフィッシュロッドに変化してくれます。
今まで、プルクラとイータクアトロをご購入された方だけが組み替えられるロッドでしたが、この度商品化することになりました。
ロッド名は”オセレイト”。諸々、セッティングを最適化して来年夏ごろ発売できるかと思いますので、お楽しみにお待ちください。
因みに、5.9ftと7.0ftに可変できる予定です。
ボートもショアも1本の竿でこなせちゃいます!

網走港で良型アイナメをキャッチ


そんなこんなで、網走港でカジカを狙っていくと、大遠投した先で重量感のある魚がヒットしました。
首を振ってる感触があったので、まさか…と思って寄せてくると、ホントに本アイナメでした。
オホーツク海側でアイナメが釣れたのは初めてだったので、個人的にビックリ!
50cmのアイナメがポンっと釣れちゃうんだからさすが北海道だなー。なんて、感心していたのですが…。
その後は、ノーバイト。カジカはおろか、ガヤさえも釣れずに、網走港を後にしました。

ナイトロックフィッシュを楽しむ




太平洋側へ移動し、日が暮れてからカジカを狙ってみることに。
6インチ前後のワームを使って、丁寧にボトムを探るとギスカジカやシモフリカジカが連発してくれました!
カジカ特有の深いバイトやドスっと重たいだけのファイトが個人的に好きなんですよね。
北海道に来たらつい狙いたくなる魚の1つです。

シマゾイと初対面





カジカの連チャンを楽しんだ後、場所を移動してシマゾイを狙ってみることに。
何度か北海道でロックフィッシュを楽しんだ経験があるのですが、何故かシマゾイと遭遇する機会がなくて。
僕にとっては、憧れの魚の1つでした。
ガヤとクロソイの猛攻を楽しみながら丁寧に釣りをしてみると、ついにシマゾイを釣ることができました。
サイズも良くて、真っ暗な釣り場で1人大はしゃぎしてしまいました!
その後も、良型のシマゾイが連発してくれて、これぞ北海道のロックフィッシュゲームといった爆釣を堪能することができました。

ウサギアイナメを求めて移動



陽が昇ってからはウサギアイナメを餌釣りで狙ってみることに。
昨年、トラセンメンバーの土井ちゃんにルアーでの狙い方を教えてもらったので、今回はブッコミ釣りでやってみたくなったんです。
ロケハン的にも、餌釣りでカジカが釣れるイメージをつけておきたかったので、塩サンマを餌にブッコミました。
釣果は良型と小型のウサギアイナメを1匹ずつ、カジカも混じり、短時間でしたがとても楽しめました。
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トランスセンデンス
大雨と増水。釣果ゼロ。絶望の遠征初日。 南米釣行記 Vol.10 https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfcnfeu5r 2023-11-12T18:30:00+09:00 南米での釣行記を書いております。
ピラルク、ジャウー、ピライーバ、パヤーラ、ピーコック5種を釣り歩いた投稿はコチラをご覧ください。

増水のネグロ川から退散


2023年2月のネグロ川は、連日の降雨によって、まるで雨季のように増水してしまいました。
時を同じくして、バルセロスやサンタイザベルに入っていた人だけがきっと共感してくれると思います。本当に釣れなかったと……。
アスー柄のテメンシスもニグロマキュラータも釣れなかったけど、もしかしたら、2週間後は状況が改善するかもしれないと前向きにとらえて、Cichla vazzoleriというピーコックバスを求めて移動することを決意しました。
マナウスのモールで現金を引き出し、壊れたクラドDCの代わりとなる格安リールを購入して体制を整えます。

高熱で3日間ダウンすることに


経由地であるマナウスについた日の夜、悪寒とともに喘息の症状が出てしまい、翌日には激しい倦怠感と筋肉痛のような軽い全身の痛みを発症。
高熱が出ていることに疑いの余地はありませんでした。
結局、持参していた抗生物質と痛み止め、抗アレルギー薬を服用しながら3日間もホテルで静養することに。
当時は貴重な時間を無駄にしてるなーと自暴自棄になっていましたが、今思い返せば旅の後半戦の動きを考えるのに大事な時間だったのかもしれません。

気になる情報


アイマラが釣れずに終わった僕に、ボートマンが慰めの一言を掛けてくれました。
「エセキボ川の支流にアイマラの楽園があるから、次はそこへキャンプに行こう。アイマラしか釣れないけど、1mを超える奴がウヨウヨいるんだ。」
そして、もう一つ。彼らとアイマラを狙った時のタックルが気になっていました。
ピラルクやレッドテールはレイトブルーミングス510+で獲れると言ったのに、アイマラはGTロッドのラウラウ83GTSじゃなきゃ獲れないと言い張ったのです。
マナウスにいた3日間、止むことなく雨が降り続けたこともあり、僕は完全にネグロ川遡上を諦め、残りの期間を使って再びガイアナに戻ることを決意しました。

村長ビックリ仰天




もはや勝手知ったるルート、なんの不安もなく村へと続く分かれ道でバンから下車し、歩いて村長宅を目指していると通りかかったトラックが乗せてくれました。
村長は、僕が僅か1週間ちょっとで戻ってきたことにビックリした様子で、「何か大切な忘れ物でもしたのか?」と心配してくれました。
この村には、電波が無いため連絡の取りようがないんです。
僕:「ブラジルが大雨で釣れなかったから戻ってきた。アイマラの楽園に連れて行って欲しい!」
村長:「こっちも、お前が帰る日くらいから雨が降り始めてるんだ。それとあいにく、ネルソンとリッキーは猟に出てていないんだ。数日中には帰ってくるはずだけど待てるか?」
僕:「時間はあるよ!ATMにも行ってきた!」
村長:「ボートは空いてるけど、この前の部屋は今晩だけ訪問医師が泊まるんだ。」
僕:「その辺で寝れるから大丈夫!飯も自分で作れるよ!」
村長:「それなら川辺に東屋があるからトラックで送ってやるよ!」
と、いうことで、ボートマンが帰ってくるまで、川辺の東屋に居候することになりました。

ブラックピアニアを釣る





早速、食材確保の為にプルクラロングバージョンを使ってルアーを投げてみるとブラックピラニアがヒットしてきました。
ちょっとした陸っぱりをする際に、ロッドを可変できるのはトラセンの強みだなーって改めて思いました。ホント便利な機能です。
プルクラ62Bの詳しいスペックはトラセンHPをご覧ください。
その後は、のべ竿を使って小物釣りを楽しんだり、洗濯したり、水浴びしたり。
のんびりしながら過ごしていると、ボートマンがやってきました。
僕が再訪した理由は村長から聞いているようで、すぐに明日から3泊4日のキャンプが決まりました。
彼らも滅多にアイマラの楽園に行く機会がないらしく、テンション高めです。
船を降りないといけないような浅瀬がいくつかあるのと燃費を考慮して、前回よりも軽いボートで行くとのこと。
ボートマンたちの本気度が高さから、期待感が膨らみます。
この日は、食材とガソリンの買い出しを済ませ夜釣りはせずに休みました。

初日、大雨増水完全ボウズ






アイマラの楽園を目指していると、スコールが降りはじめました。
30分もすれば止むだろうと思っていたのですが。これが大間違い。
支流に入り込むとボートマンから「水位が高くて、ブラックウォーターのはずの水色がブラウンになってしまっている。ここ数日間雨が降り続いてるのかもしれない」と告げられました。
詳しく聞くと、山が近く総延長の短い支流のため、数日の大雨で簡単に増水して濁ってしまうとのこと。
突破に苦労すると言われていた瀬は、岩が頭を出してるくらいで楽々クリア。予定より2時間も早くアイマラの楽園についてしまいました。
特大サイズのアイマラは夜釣りだが、1~3kgサイズは日中にルアーで釣れると聞かされていたので期待しながらルアーを投げるも、何もヒットせず。
マトリンシャンやピーコックバスが棲息していないので、ブッコミ釣りに切り替えたくても餌となる魚がなかなか釣れません。
途中、パヤーラらしいバイトがあったものの、痛恨のバラシ。
結局、初日はアイマラはおろか、まともな魚を一匹も釣れずに終わってしまいました。
シトシトと雨が降る中、シートとハンモックを張り、夕食は魚が釣れなかったので乾麺とコーヒーのみ。
晩御飯を食べ終わるころには、土砂降りとなってしまい、餌もないことから夜釣りは中止に。
ハンモックにくるまったボートマンから、
「餌釣りでも良ければ明日の夜、必ずアイマラは釣れる。100%釣れる。今は信じられないかもしれないけど、この川の支流は、アイマラだらけなんだ。だから今晩は安心して寝るんだ」そんな風に言われ、既に川幅が狭くなっているこの川の支流ってどういうことか疑問に思いながらも、何故か少し気が楽になり、長い船旅のせいかすぐに眠りについてしまいました。

明日は晴れますように……。]]>
トランスセンデンス
【予約注文開始】磯ヒラ マルチピースロッド”エンピナードRev2" https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxff6b4u3e 2023-11-08T12:11:00+09:00 お待たせ致しました!


エンピナードRev2の予約注文が始まっております。
今回はオンライン限定のコルクモデルも用意してあります。
是非、この機会によろしくお願いします。


トランスセンデンス オンラインSHOP
https://www.transcendence555.com/product-page/empinado91s-108s


新しくなったエンピナードについて
https://youtu.be/EctaJc0aD4c?si=7T_gchAdj1E4sSqz

新しくなったエンピナードRev2と現在開発中のマーレフリップを使った実釣動画を配信しております。
動画の06:50辺りから、エンピナードの改良経緯と変更点についてご説明させていただいております。




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トランスセンデンス
トラックをヒッチハイクした結果は… 南米釣行記Vol.9 https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfcn286cx 2023-11-07T06:30:00+09:00 今回も南米釣行の続きを書いていきたいと思います。
前回までの投稿はコチラをご覧ください。

エセキボ川ラスト10分



パヤーラ釣獲後、天候が急変しそうな気配が出てきました。
ボートマンからあと10分で帰ろうと言われ、いよいよガイアナ釣行も最後です。
最後まで餌を垂らせばすぐに魚が掛かってくる状態だったのですが、ラストに連チャンで掛かった魚は、まだ釣れていなかったタイガーシャベルノーズ!
ホントに最後の最後まで釣ったことのない魚が飛び出してくれるエセキボ川。魚種の豊富さが別格でした。

タイガーシャベルノーズキャット Pseudoplatystoma fasciatum


せっかくの機会なのでこのナマズを少しご紹介しますね。
日本では、主に観賞魚の世界でタイガーシャベルノーズキャットフィッシュという長い呼び名が浸透しています。
平たい頭部とトラ柄模様が特徴的なナマズの仲間で、最大1m 10~20kg前後になります。
餌だけでなく、ルアーへの反応も良好なナマズのようで、ミノーやディープダイバーにしばしばヒットするそうです。
今回、エセキボ川で出合えたのは恐らく、Pseudoplatystoma fasciatumという種類で、ブラジルではスルビン・カッシャーラと呼ばれるそうです。
タイガーシャベルノーズキャットの仲間にも様々な種類があり、最も大型化する種類はPseudoplatystoma coruscansであり、ピンタードと呼ばれます。
最大で30~50kgにまで成長するとされており、僕もいつかチャレンジしたいと思っている大型ナマズです。

エセキボ川からネグロ川へ




エセキボ川での釣行を終えて、次の目的地であるネグロ川に向かいました。
ボートマンにガイアナの幹線道路までバイクで送ってもらい、赤土の道端でバスが通るのを待つこと数時間…。
3台のバスが通るも満席なのか止まってくれず、仕方なくトラックを止めてヒッチハイクを試みると、快く乗せてくれました。
ドライバーはとっても親切な方だったのですが、速度は出ないし、エンストするし…。結局、目的地まで10時間以上掛かったでしょうか…。真っ暗な街に少々ビビりながら、ホテルに駆け込みました。
砂塵と揺れで猛烈に疲れた移動となってしまいましたが、トラック以降は、想定通り、乗合タクシーや長距離バスを乗り継ぎながらマナウスまで快適な移動となりました。

水位上昇中のネグロ川





僕にとって、初めてのネグロ川釣行は、現地からこのブログに書いた通り、厳しい釣行となりました。
テメンシス、オリノセンシス、二グロマキュラータという3種のピーコックバス釣獲を目標にしていたものの、ニグロマキュラータは釣れず、アスー柄のテメンシスとも出会えませんでした。
何人かの漁師に声をかけても、水位が上がり続けているから釣りは難しいぞと言われるばかりだったので、ネグロ川を諦めて思い切った判断をすることにしました。

ツクナレ アスー / パッカアスー / パッカ



日本からピーコックバスを釣りに出掛ける半分くらいの方が、きっとネグロ川を目指すと思いますので、ネグロ川で釣れるピーコックバスについて簡単にご紹介させていただきます。
ツクナレ アスーと呼ばれるCichla temensisは、16種に分類されているピーコックバスの内、最大種であり90cm 10kg以上にまで成長します。
言わずもがな、世界を代表する超人気ターゲットであり、多くのアングラーが連日ネグロ川で釣りをしています。
テメンシスの棲息水系は、ネグロ川とオリノコ川、国としてはブラジル、ベネズエラ、コロンビアになります。
ブラジルでは、白斑模様がある個体をツクナレ パッカ、白斑が薄い個体をツクナレ パッカアスー、白斑がないものをツクナレ アスーと呼び分けますが、種類としては同一魚種です。

ツクナレ ボーボレータとツクナレ ポポッカ



ネグロ川には、テメンシスの他に2種類のピーコックバスが棲息しています。
現地でボーボレータと呼ばれる、Cichla orinocensisは3個の模様が縞模様ではなく、丸いスポット状になるのが特徴です。
ツクナレ テメンシスと同様にネグロ川とオリノコ川に生息し、最大で50cm 3kg前後になります。
もう一種は今回僕が釣ることのできなかった、Cichla nigromaculataです。
現地では、ツクナレ ポポッカと呼ばれ、3つの黒い横縞模様の間に黒い斑紋や薄い帯が入るのが特徴です。
ピーコックバスの仲間としては小型種であり、ネグロ川とオリノコ川の上流部に生息するとされています。

ということで、今回の投稿はここまで。
次回は、巨大タライロンが潜む川があるという情報を鵜呑みにした話しをしたいと思います。

動画でも配信しています
https://youtu.be/xNU-VCEasgg
今回の旅路は動画でも配信しています。
トラセンのロッドも多数使用していますので、良かったらチャンネル登録宜しくお願いします。
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トランスセンデンス
クジラが魚類に喰われる?! https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfcwtc654 2023-11-06T07:42:00+09:00 TRANSCENDENCEの片山です。

 

コノシロパターンで沢山のシーバスが釣れております。そんなシーバスたちに最適なMangroveStadioさんのビッグバンディットのオリカラルアーをご用意してます!




視認性抜群のフルオレンジとフルシルバー、そしてありそうでなかったシルバーヘッドクリア。残り少しなので、この機会にぜひ!

そして今、ハンドメイドで調整中のマッコウクジラルアーでもいいサイズのシーバスを2キャッチ。







鯨類、魚類に喰われる!がやってみたかっただけですが、あと試作を5回ほどすれば完成しそう。来年には少量ですが、オンラインショップで購入可能になります。(おそらく)


 

TRANSCENDENCE HP

https://www.transcendence555.com/transcendence

 

TRANSCENDENCE Instagram

https://www.instagram.com/transcendence_japan/

 

片山Instagram

https://www.instagram.com/ktym_thj/

 

 

バンディットは西アフリカのガボン共和国のマングローブゲームでバラクーダやクベラスナッパーにも絶大な威力を発揮。南米ブラジルではピーコックバスにも絶大な効果を発揮。もちろん、日本ではコノシロパターンのシーバスゲームで無類の強さを発揮する。ルアーのアクションの仕方、誘い方はロッドの反力とスラックを使って左右に、上下にダートさせる3Dダートが最強。

 

このビッグバンディットの釣りをするにはLateBloomings510+が最高の相棒。シチュエーションに応じたレングス可変と適正ウエイト、そしてスラックの作りやすさもベストマッチです。

 

今回は根岸の遊漁船の船長森さんと考案した2カラーをリリース。

 

・クリアシルバー定価:4,500円

トランスセンデンスオリカラ。視認性を捨てた完全に他のバンディットカラーがヒットしないときのシークレットカラー。シルバーの明滅もあり、スレたランカーに無類の強さを発揮します。

 

・フルシルバー 定価:4,500円

knot enoughの森さん考案のフルシルバー。昼夜を問わず汎用性の高いシルバー系のカラーリング。薄暗い時間帯のボートゲームで無類の強さを発揮するギラギラ仕様。フラッシングの存在感でシーバスのスイッチを入れることができます。

 

・フルオレンジ 定価:4,500円(税込)

knot enoughの森さん考案のフルオレンジ。目で見るバイトの楽しさを極限まで追い求めた視認性を重視したシンプルなフルオレンジカラー。

https://www.transcendence555.com/shop

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トランスセンデンス
2種類のカショーロとの出会い 南米釣行記Vol.8 https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfcmjmsi4 2023-11-05T18:00:00+09:00 今回も南米釣行の続きを書いていきたいと思います。
前回までの投稿はコチラをご覧ください。

現金は無いがガソリンはある


4日間の実釣を終える頃、ボートマンから「ヒロ、ガソリンが余ってるんだけど、明日も村にいる?」と聞かれました。
「時間はあるよ!」とだけ答えると、「明日、パヤーラとアイマラを釣りに行こう!」と幻の5日目を提案してくれました。
僕:「えッ!良いの?!行きたい!」
ボートマン:「村に戻ったら、村長に明日もボートとエンジンを使って良いか一緒に聞きに行こう!」
村には2艇しか船が無いので、空いていることを祈りながら夕焼けに染まるエセキボ川を眺めながら村に戻りました。

ピライーバ遠征から村に戻り、村長に釣果写真を見せながら、ガソリンが余ったことを伝えると、明日は自由にボートもエンジンも使って良いと快諾してくれました。
僕が殆どの現金を使い切って4日間の釣りに出掛けたことは、村長やボートマンだけでなく、売店のおばちゃんすらも知っている周知の事実でしたので、ボート使用料は要らないとのこと。
とっても優しい人達に出会えて僕は幸せ者です。

パヤーラ/カショーロについて


延長戦で狙うのは、長い牙が特徴的なパヤーラ。カショーロとも呼ばれる魚です。
南米を代表する怪魚の1つで、大型種は最大で1m以上に成長し、釣りの対象魚として大変人気です。
エセキボ川には少なくともHydrolycus armatusHydrolycus tatauaiaという2種類のパヤーラが棲息しているようです。
他にもHydrolycus scomberoidesという種類もガイアナにいるらしいのですが、僕自身がアルマータスとスコンベロイデスの見分け方をうまく理解できていなく、今回釣れた魚がどちらなのか分かりません。

因みに、ボートマンはエセキボには2種類のパヤーラが棲息していると証言していました。
呼び名は、ブラックテールパヤーラとレッドテール(フィン)パヤーラ。
アルマータスとスコンベロイデスの画像を見せてみましたが、どちらもブラックテールだと言って、両種を見分けていないようでした。
少々釣り話しから脱線しかけてしまっているので、実釣に話しをもどしましょう。

マトリンシャンから始まるエセキボの1日




パヤーラはルアーでも餌でも狙える魚です。
僕のように釣り方に拘らず、とにかく魚種数を稼ぎたい方は餌釣りもオススメです。
ということで、朝一はパヤーラの餌となるマトリンシャン(シルバードラード)を釣っていきます。
マトリンシャンはスピナーやスプーンに好反応を示します。
同船してくれた2人はタニシの剥き身を餌に延べ竿で釣っていきます。

ブッコミジギング釣法




餌釣りでパヤーラを狙う場合は、餌を動かした方が良いらしく、竿を上下させて誘っていきます。
使用したロッドは、レイトブルーミングス510+。
ルアーから餌釣りまで幅広く対応してくれる、頼もしい1本です。
まさに、南米釣行においてストライクゾーンど真ん中と言えるロッドを使いながら、いくつかポイントを巡っていくと、やっとパヤーラが釣れてくれました。
種類はレッドフィンパヤーラです!
この魚は最大でも50cm前後とパヤーラの中では中型種と言えるでしょう。
この魚も憧れだったので、逃がすのが勿体なく感じますがリリースしました。
いつか、パヤーラの水槽を立ち上げてみたいものです。

南米は餌釣りも面白い






餌を使ってパヤーラを狙っていると、ブラックピラニアやドラム、ドルフィンキャットを始めとするナマズ達が次々に掛かってきます。
ポイントを移動するタイミングでマトリンシャンを狙うと、パイクシクリッドやパクーの仲間も掛かってきました。
ピライーバという大物を狙わないと、こんなにも色んな魚が入食い状態になるんだと改めて、アマゾンの多様性と魚の多さを実感しました。

ブラックテールパヤーラ


ブラックピラニアが入食い状態のポイントで、魚をバラして仕掛けを回収しているとガツンと引っ手繰るようなアタリがあり、そのままヒット!
上げてくると、念願のブラックテールパヤーラ!
ボートマンには、まだまだ小さいって言われましたが、サイズなんて関係なく嬉しかったです!

最新情報:プルクラ&レイブル 南米仕様バージョン

南米釣行に欠かせないプルクラやレイブルですが、現在、南米仕様に可変するパーツを開発中です。
超汎用性が売りのこれらの機種をパーツ1つ組み替えるだけで、ジャークやドックウォークを多用しながら、ピン打ちをしていく南米の釣りに特化した竿に変化させることを目標にしていますのでご期待ください!

ということで、今回の投稿はココまで。
次回は、タイガーシャベルノーズキャットフィッシュについて書いてみたいと思います。

活躍したロッドをご紹介

最後に使用したロッドについて少しご紹介させてください。
今回のような餌釣りで魚種を稼ぐ展開ではレイブルが大活躍します。
レイブルは、5ft10inch、6.2ft、7.3ft、7.7ftの間で4段階に可変する仕舞寸法50cmのマルチピースロッドです。
10g程度のルアーをキャストでき、重たいものでは100gを超えるオモリや餌もキャスト可能です。
今回のようなボートからのブッコミ釣りでは、グリップを伸ばした6.2ftがオススメ。1m10kg前後の魚とも問題なくやり合えます。
海外釣行ではもはや欠かすことのできない1本です。

レイトブルーミングス510+の詳しいのスペックは、トラセンHPをご覧ください。

海外釣行ツアーもやってます

ガイアナでの釣りに興味がある方は、ChillTripのHPもご覧いただければ幸いです!
ロッジを利用しながら、ピライーバやピラルク釣りをお楽しみいただけます!

映像でもお楽しみください
https://youtu.be/t09jQEzXK6s?si=SsOAK0BVTSzqUhqi
この釣行の様子は動画でもご覧いただけます。
トラセンロッドを使った映像を多数、投稿していますので良かったらチャンネル登録お願いいたします。
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トランスセンデンス
”シクラ・オセラリス” ギアナ地方特産ピーコックバス 南米釣行記 Vol.7 https://www.fimosw.com/u/transcendence/dz4ttxfz6siwo5 2023-11-04T11:15:00+09:00 今回も南米釣行を振り返っていきたいと思います。

大魚を釣り終えて…



前回までの投稿はコチラをご覧ください!

今回の南米釣行において最大の目標であった、ピラルクとピライーバを運よく滞在一カ所目の村で釣り上げることができました。
残す旅路は3週間。ピライーバを手にしたことでスリナム行きも無くなり、Aプラン通りネグロに向かえそうなのですが、エセキボ川水系で釣っておきたい魚がもう少しいます。

今回の投稿では、ピーコックバスの一種であるCichla ocellarisの釣果を振り返ってみたいと思います。

エセキボ川に生息するピーコックについて


このピーコックバスは、先日ご紹介したCichla cataractaeです。
カタラクタエに関する投稿はコチラ
カタラクタエは、流れのある環境で釣れることが多いのに対して、オセラリスはラーゴと呼ばれる三日月湖やワンドなど止水環境を好む性質があります。
ガイアナではピラルクを狙うような場所にはオセラリス、ピライーバを狙うような場所にはカタラクタエが生息しているとイメージしておくと良いかもしれません。
カタラクタエは6kg程度まで成長する中型のピーコックバスですが、オセラリスは大きくても2kg前後と小さく、ピーコックバスの仲間としては小型種に該当するかと思います。
オセラリス最大の特徴は3本の横縞模様の内、3本目の模様が帯状ではなく眼球状になります。

プルクラ62Bとオセラリス



既に陽が傾きかけている中、ピライーバを無事に釣り上げることができた余韻に浸る暇もなく、次なる目標であったCichla ocellarisを求めて移動しました。
案内してくれたボートマンたちは、オセラリスとカタラクタエを別種として見分けていまして、カタラクタエをルクナニ、オセラリスをスリーバーと呼んでいたと思います。
『スリーバーはすぐ釣れるから』と言われていたので、最後の最後まで後回しにしていましたが、オセラリスはキアナ地方とブラジルの一部の地域の特産種ということで、なんとしても釣っておきたい魚の1つでした。
プルクラ62Bにフローティングミノーを結んで「ここで釣れるよ!」と言われた場所にキャストすると、早速ヒット!
ものの数投で釣れてくれたのは憧れのオセラリスでした!
アマゾンには、オセラリスのような中小型ターゲットが沢山います。
プルクラ62Bは10cm前後のルアーを使ってアマゾンで魚種稼ぎをするのに欠かせないロッドです。
レイトブルーミングス510+とプルクラ62Bがあれば、南米で大方のルアーフィッシングは楽しめますよ!

最新情報:プルクラ&レイブル 南米仕様バージョン


現在、プルクラやレイトブルーミングスを南米仕様に可変するパーツを開発中です。
超汎用性ロッドのパーツを1つ組み替えるだけで、ジャークやドックウォークを多用しながら、ピン打ちをしていく南米の釣りに特化した竿に変化させることを目標にしていますのでご期待ください!

釣れど釣れども目標は無くならない



オセラリスを釣り上げた後、もう一つ釣り残していた憧れの魚を狙って本流へ戻りました。
その魚は、大きな歯を持つパヤーラ。カショーロとも呼ばれる魚です。
エセキボ川には、少なくとも2種類のパヤーラが棲息しているようで、ボートマンはレッドフィンパヤーラとブラックテールパヤーラと呼び分けていました。

事前情報では、ピライーバを狙ったブッコミ釣りや夜のルアー釣りで大型のパヤーラが高確率で釣れると聞いていましたし、実際にボートマンも「その内釣れる魚だよ」って言っていたのですが、最終日の夕マヅメまで釣果なし。
この後、ブラジルで釣りに行こうとしていた場所では大型のパヤーラは生息していないので、なんとしても釣っておきたかったのですが…。

結局、ルアーにパヤーラの牙が刺さってきただけで、この日にキャッチすることはできませんでした。
ということで、今回の投稿はココまで。
次回は、余ったガソリンを使った延長戦を振り返りたいと思います。

活躍したロッドをご紹介



最後に使用したロッドについて少しご紹介させてください。
オセラリスを狙ったロッドはプルクラ62Bという竿でした。
6.2ftと7.3ftに可変する仕舞寸法52.5cmのマルチピースロッドです。
パワー帯をバスロッド的に表現すると、ティップはML、ベリーはM、バットはHといった具合です。
5gから1ozまでのルアーを軽快に扱えるため、7~10cm程度のミノーを多用する南米の中・小物釣りには打ってつけの一本です。
ここまでのエセキボ川釣行では、主に5g前後のスピナーを使ったマトリンシャン釣りに使用していました。
南米に釣行させる際は、レイトブルーミングスと合わせて、是非一本持っておいて欲しいロッドです。出会える魚種数が格段に増えますよ。

詳しいプルクラ62Bのスペックは、トラセンHPをご覧ください。

海外釣行ツアーもやってます


ガイアナでの釣りに興味がある方は、ChillTripのHPもご覧いただければ幸いです!
ロッジを利用しながら、ピライーバやピラルク釣りをお楽しみいただけます!

映像でもお楽しみください
https://youtu.be/tHAn9-RGNy8?si=VvU7HaASn-4YJTfN

この釣行の様子は動画でもご覧いただけます。
トラセンロッドを使った映像を多数、投稿していますので良かったらチャンネル登録お願いいたします。
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