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肺魚プロトプテルス・エチオピクスをブッコミ釣りで狙ってみた

こんにちは!山根兄弟(兄)です。

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恐竜が出現するより遥か昔、4億年前から大きく姿を変えずに生き残るハイギョという魚をご存知でしょうか。
土の中で数年間も生き続けると言われる、めちゃくちゃタフな魚です。
今回は、そんなハイギョをアフリカで釣ってみたというお話しです。
実食編&ペットボトル仕掛け釣法を映像で観たい方は、こちらからご視聴ください!



イベント出店情報
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本題に入る前に少しだけ告知&お礼をさせてください!
2月15日(土)12:00 - 17:00
2月16日(日)09:00 - 17:00
トランスセンデンスは、東京たま未来メッセ(東京都八王子)で開催されるスポーツフィッシングフェスティバル2025に出展いたします。
オフショア中心のイベントにはなりますが、トランスセンデンスの全製品とプロトロッドも展示いたします。
主なプロトロッドは以下の通りです!
申し訳ありませんが僕は、別件で新潟フィッシングショーに参加するため会場にはおりません。
新潟フィッシングショーにご来場予定の方は黄色い帽子を被った僕がいれば是非、お声掛けくださいね!

Xaloc83S 大型ヒラマサ、キハダ、GTGhibli83Sへの可変パーツ|キハダ
Khareef-X8 破断強度30kgオーバーのキャスティングロツド
Fohen88 ヒラマサ、キハダ
Laulau83S rev3.0 オフショアバーサタイル
Scirocco60S ジギングロッド(ハイピッチ)
Blackknuckle deep contact カンパチ、ベニアコウ、キンメ
LateBloomings58+ North edition 大口径ガイド搭載のコルクグリップモデル
LateBloomings56+ Zinia レイブル510+のライトモデル
Amurutas70S+1  7.0,7.2,7.5,7.7.8.3,8.5,8.8,9.0ftに可変可能なトラウトロッド
Euphoric88B+ ロングキャスティングシーバスベイトロッド
Organon96S+ 大型河川のシーバスをメインとしたロングロッド


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先日の大阪フィッシングショーでは、本当に多くの方にトラセンブースにお越しいただきありがとうございました。
初めてトラセンを知ってくださった方も、今年もブースに来てくださった方も、本当に感謝、感謝、感謝です!!

プロトプテルス・エチオピクス
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今回のアフリカ釣行でどうしても釣ってみたい、いや捕まえてみたい魚の1つにハイギョがありました。
正直、ハイギョなら種類は拘りなく!といった感じですが、タンガニーカ湖はプロトプテルス・エチオピクスの生息域なので、自ずと最大種狙いとなります。
数年前、ウガンダへナイルパーチを釣りに行った際は、テレビ撮影ということで時間が作れず、市場で見ることすら叶わなかった僕にとって憧れの魚です。

ハイギョと言えば、アフリカではポピュラーな魚であるというイメージが強かったので、タンガニーカ湖に着けば市場で見られるものだと思っていたのですが……、1つ目の町では全く漁獲されていなかったんですよね。
確かに、湖畔は砂と岩が多いし、深そうだし。これは環境当てに行かなきゃ出会えないかもってちょっと身構えました。

パーチチャレンジを終えて
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かくかくしかじか、釣れた魚、釣れなかった魚、色々ありましたがパーチ釣りを終えて(資金を使い果たして)、人里に戻ってきました。
宿から半日かけて歩ける範囲を歩いてみると、いかにもハイギョが潜んでいそうな環境がいくつもあります。
一方で、写真をみせながら聞き込みをしてみても反応はパッとせず、取り敢えずこの町に生息していることは確認できましたが、それを捕る人は見つけられませんでした。

まずは港から釣ってみる
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見て回った中で、一番人の往来が多かった港で初日の夜は釣ってみることにしました。
湿地に造られた港でブカの水揚げ場にもなっており、捨てられた魚にハイギョを始め止水を好むそれ系の魚が集まるのではと考えたのと、ここで釣りしてれば情報もあつまりやすいだろうということで。
取り敢えず、活き餌確保のために食パンを使ってタンガニーカティラピアの幼魚を釣りためていきます。
すると、ハイギョならここで簡単に釣れるよ!って言いながら近寄ってくる青年が現れました。
彼の名前はケファス。話しを聞くと詳しそうなので(お金をせびられなかったし)、電話番号を交換して夜釣りを手伝ってもらうことにしました。

レイブルを使ったブッコミ釣り
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当初はペットボトル仕掛けを使って狙う作戦でしたが、アジア人を見物にあつまる野次馬たちに次々と仕掛けを取られ(俺がハイギョを見せてやる!という親切心。多分ね。)
港に20人ほど集まった人だかりを見て、ケファスも苦笑いしていました。
二度目のかくかくしかじか、足元は集まった人に任せて、僕はLateBloomings510+Lev.2を使って対岸へ遠投してみることに。
できるだけ動かさず、ジッと待っていると、ゴンッと鋭く吸い込まれるようなアタリが!
クラッチを切って1、2秒待ってみるとゆっくりとラインが出始めました。
糸フケを取り、思いっきりフッキングすると、ズシっっと重みがレイブルに乗っかりました!
グリグリとリールを巻いて、一気に引き寄せてくると岸際でバシャバシャっと跳ね上がり、その力を利用して一気に無人の船に抜き上げました。
ヘッドライトで照らすと、憧れのハイギョ!プロトプテルス・エチオピクスです!
もう、大興奮!野次馬だと思ってた人達がいつしか観衆になっていて、みんなで大喜びです!アフリカって、本来こうやって楽しむもんなのかもって実感した瞬間でしたね。
それにしても、肉鰭類ならではのフォルムと手足の動き……。現物を原産地で見られて感動です。
ニョロ系と思いきやしっかりとした鱗があることも実感できたし、積極的に噛みついてくる攻撃性の高さや鋭くないケド硬そうな牙も観察できて大感激でした。

静かになると岸辺に現れるハイギョたち
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観衆が帰った後、ケファスと静かにペットボトル仕掛けをセットして回っていると、岸辺でハイギョの姿を見つけることもできました。ペットボトル仕掛けでハイギョを追加し、この日は納竿としました。
翌日も同じ場所で釣ってみると、サイトで何尾も見つけられるし、ケファスもペットボトル仕掛けで釣ることができ、バラシもあったりしながら、のんびりハイギョ釣りを楽しむことができました。
想像以上に沢山のハイギョとコンタクトできましたが、特大サイズは見られず。
やはり、マックスサイズを狙うなら大きな湿地でキャンプだな。って感じました。大きくなると120~150cmくらいになると証言した人もいたので、いつかやりたいなって思っています。





 

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