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▼ 【コスパ抜群】テイルウォーク キャッチバー改ウェーディングネット
2019年の夏から秋。当時の私は熊本シーバスパーティ入賞という目標を掲げ、大会3か月前からプラ釣行を開始し、ただひたすらにスズキを追いかける日々と遠征を繰り返していました。
勝手を知るホームフィールドと違い、様々なことが初見となり臨機応変な適応が求められるアウェイフィールドでの釣り。そんな遠征の回数を重ねていく中で、ランディングツールの必要性と重要性に徐々に気付き始めることになります。
それまでウェーディング中におけるシーバスのランディングは、水際まで戻ってずり上げかウェーディングしたままフィッシュグリップで直接掴んでいました。
でも例えば、入賞ラインに届くような魚が釣れたのにずり上げの為に水際まで戻る最中のフックアウトや、フィッシュグリップで掴むのに手こずっている間にフックアウトしてしまうことは簡単に想像できますし、実際にそれなりの確率で起こりますよね。
また実体験として、直接フィッシュグリップで掴もうとして手こずっていた際に、外れたルアーが飛んできてゲームベストに刺さったこともありました。
ウェーディング中に釣れた魚を安全かつ確実にランディングに持ち込むには、寄せた魚をシンプルな動作で掬えるネットはやはり重要だと再認識したのです。
そんな考えを友人に話すとちょうど同じことを考えていたようで、二人して出た共通の意見が「なんでウェーディングネットってあんなに高いのだろう…(苦笑)」でした。
使う素材や考え抜かれた仕組みなどそれなりの値段がする理由もわかるのですが、遠征に行く資金を捻出することに既に精一杯という状況で簡単に購入は出来ない状況でした。
そこで候補に挙がったのが、定価7000円とウェーディングネット相場の中では比較的安価な【テイルウォーク キャッチバー改ウェーディングネット】だったのです。
┃標準で装備されているパーツ、携行性、ネットイン時の使用感について
■標準で装備されているパーツ■
使用歴はかれこれ1年半以上。先に総評をずばり単刀直入に言うと、“とても満足度の高いウェーディングネット”です。お世辞抜きで完璧だと感じる点を、紹介していきたいと思います。
【テイルウォーク 】キャッチバー改ウェーディングネット -製品ページ-
※メーカーの製品ページリンクを貼っておきます。各寸法などはメーカー紹介文を見ればわかりますので、私からは書かれていないことをメインにお伝えしたいと思います。
と言いながらいきなりメーカーから書かれていることを紹介してしまいますが、まずパーツ構成として嬉しいと感じたのが、ゲームベストの背面D管に引っ掛けることができるハンガーと脱落防止のコードを取り付けることが出来るリングが標準装備されていることです。
- ハンガー部分に製品ネームプリント入り -
わざわざウェーディングネットを専用で買わず、持ち手であるシャフトのみ取り替えることで兼用している方も多いと思いますが、パーツの適合を確認する必要やその都度パーツを組み替える手間が発生します。
意外と各パーツに値が張るので、組み上がったトータル金額がそれなりに高価に…なんてことも起こったりするかもしれません。
全て揃った状態でのセット品ということで、一切なにも考えずに使えるというのは小さいことだけれどもひとつの大きな魅力と感じました。
■携行性■
携行性については、持ち手がショートシャフトでありネットフレーム長も極端に大きいサイズなどではない為、ベストの背面D管にして差し込んだら釣りの最中に気を取られることなどは一切ありません。
使用する際も後頭部付近に手を伸ばせば簡単にシャフトを掴めますし、ハンガーが変に引っ掛かるなんてことはもちろんなくスムーズに引き抜けます。
■ネットイン時の使用感■
肝心の魚を取り込むネットイン時においては、ネットフレームのサイズ及びラバーネットの深さのバランスが非常に良く、かわいいセイゴサイズはもちろん顔つきに威厳が加わってくるようなスズキと呼びたくなるサイズまで、安心して取り込むことが可能です。
メーカーの製品ページではネットの寸法が縦60×横45×深さ30(センチ)とありますが、ラバーネットはたわむので実際には30センチ以上の深さになります。
- 実際に持ち上げてたわんだ分も測ると深さは約40センチ –
「ランカーシーバス(80センチ~)をキャッチするのに65センチの枠って小さくないのかな?」と、私自身購入する前に思いました。おまけに深さが30センチとなると、浅いのではないか?とも思ったのです。
でも例えばシーバスをネットインする時って、基本的に頭をネットの懐(手元のシャフト側の深い方)に突っ込むように誘導しますよね。
その際、ネットのたわみ分の深さに魚体は平面ではなく立体的に収まり、頭が入ったその時点で既に70センチ程のサイズのシーバスなら、尾びれはフレーム枠内に収まっていたりするのです。
65センチのフレーム長だから70センチの魚体は枠からはみ出る、ではないということですね。
ネットの深さってバランスがとても重要だと思っていて、深ければ深いほど良いとは限らないと私は考えます。
あまりにも深いものだとネットインした魚の顎をフィッシュグリップで掴む際にフレームを高く上げて、腕を中にグイッと突っ込まないといけませんよね。
比較的大きいサイズだとたまたま顎が高い位置にきたりすることもあるので良いのですが、セイゴクラスだとネットの底の底にいるので地味に遠いのです(私がおかっばりで使っているナイロンネットはそんな感じになります。笑)
- テイルウォークのウェーディングネットにかわいいサイズが収まっている図 -
上の写真の通りキャッチバー改ウェーディングネットは、浅過ぎず深過ぎずの絶妙なバランスの深さなので、かわいいサイズでも比較的フィッシュグリップで掴みやすいかと思います。
┃【セイゴからメーターシーバスまで掬える】携行性と実用性のバランスが非常に優れたウェーディングネット
製品ページに“大型ランディングネット”という記載がありますが、私自身確かにそうだなぁと納得した魚がこちら。
写真はメーターのシーバスですが、ネット内に収まってしまえば窮屈さは感じられないと思います。
ただし、このサイズのネットインの瞬間だと頭からきれいに収まってもさすがに尾びれのはみ出す部分が発生しますので、最後の掬い上げは魚の動きに合わせて慎重にフレームインしてあげる必要はあるかと思います。
当時まだ2~3匹しか使用しておらず慣れていなかったこともあり、頭が入ってすぐに掬い上げようとしたらこぼれ落ちそうになり、慌ててフレームの外(尾びれ側)を持ち直したらリールは軽く水没したりして、てんやわんやな事態になりました(笑)
「いやいや結局枠からはみ出すのではないか」と、お思いになるでしょうか。
大型のシーバスを完璧に掬うならば、フレームサイズもネットの深さもひとまわり、いやふたまわりくらい大きいものを使えば実現するのかもしれません。
ただひとつ考慮すべき見逃せない点として、携行性と実用性のバランスがあると思うのです。
シーバスは30センチにも満たないかわいいサイズから、体高も重量も大幅に変わってくるランカーサイズ、時には少し怖いくらいに感じるメーターサイズまで幅広いサイズが釣れる魚種です。
サイズが決まっている魚種ならば、そのサイズに合わせたサイズのネットを使うのが優れた選択であることに間違いありません。
しかしながらシーバスフィッシングにおいては、ひとつながりの海や川で釣りをしている以上“どんなサイズが釣れるかわからない”という要素を、誰もが抱きながらフィールドに立つことになります。
掬うことに万全でありつつも超大型のネットを背面に担ぎながら釣りをするのは、どう考えても体力面を考慮してキツイですよね。
かと言って、いつも小さいのしか釣れないからと小さなネットを携行した時に限って大型が釣れたりして、頭だけネットインして尾びれがまったく入らずフックがネットに絡んでハイサヨナラ…なんてなったりしたらそれはそれで悲しいですよね。
“セイゴからメーターまで掬える携行性と実用性のバランスが非常に優れたウェーディングネット”
それが、私が思うテイルウォークのキャッチバー改ウェーディングネットの価値です。
ということで、何も文句の付け所がない完璧なウェーディングネットを紹介しました!
…と言いたいところですが、気になる方もおられるかと思う点を一点書かせてもらうと、“持ち手のシャフト部分、フレームとの接続部分が少々ガタつく”のです。
ちなみにガタつくからと言って、使用に際し不具合が生じるわけではありません。ハンガーの向きが変わるほどガタつくわけでもなく、そもそも取り外しできないので別にすっぽ抜けることもないです。
実使用にはまったく問題ないので私はまったく気にならないのですが(笑)、唯一気になる点としてはこの部分が挙げられると思います。
実は何か意図する理由があるのでしょうか。それとも実は私のものだけだったりして…?(笑)
┃魚を掴むか掴まないか…運命の分かれ道 ~釣りは備えるアソビだから~
“釣りは道具を使う趣味である以上、道具を選ぶところから勝負は始まっている”という言葉が私は好きです。
その真意は、べつに高価で高性能な道具を使用することが最良という意味ではありません。
“来るべきその時に向けて自分にとっての最良の選択を備える”という意味だと私は解釈しています。
釣りをしていれば誰もが一度は、「あの時ああしていれば良かった」という経験をしているのではないでしょうか。
それが経験不足による技術的問題ならば、反省して今後に活かすしかありません。しかしそれが、事前準備の不足による問題ならばどうでしょうか。
魚を掴むか掴まないかの運命の分かれ道は、"その瞬間に対峙した時に訪れるのでなく想像し足りない部分に気付いた時にその瞬間に備える行動を起こすのかどうか"、で決まるのではないでしょうか。
釣り具って、同じジャンルのモノでもたくさんのメーカーから様々なものが生み出されていますよね。どの製品にも背景があり、それを必要とし一生懸命開発した人たちの知恵とアイデアが反映されているものと思います。
人にはそれぞれ個性があるので、誰かにとっては最良でも誰かにとってはそうでないこともあるでしょう。しかしながら自分にあった道具というのは、いつしか望んだ分の熱量をもって手元に収まるのではないでしょうか。
ウェーディングネットが欲しいけれどどれにしようか?と悩んでいる方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
勝手を知るホームフィールドと違い、様々なことが初見となり臨機応変な適応が求められるアウェイフィールドでの釣り。そんな遠征の回数を重ねていく中で、ランディングツールの必要性と重要性に徐々に気付き始めることになります。
それまでウェーディング中におけるシーバスのランディングは、水際まで戻ってずり上げかウェーディングしたままフィッシュグリップで直接掴んでいました。
でも例えば、入賞ラインに届くような魚が釣れたのにずり上げの為に水際まで戻る最中のフックアウトや、フィッシュグリップで掴むのに手こずっている間にフックアウトしてしまうことは簡単に想像できますし、実際にそれなりの確率で起こりますよね。
また実体験として、直接フィッシュグリップで掴もうとして手こずっていた際に、外れたルアーが飛んできてゲームベストに刺さったこともありました。
ウェーディング中に釣れた魚を安全かつ確実にランディングに持ち込むには、寄せた魚をシンプルな動作で掬えるネットはやはり重要だと再認識したのです。
そんな考えを友人に話すとちょうど同じことを考えていたようで、二人して出た共通の意見が「なんでウェーディングネットってあんなに高いのだろう…(苦笑)」でした。
使う素材や考え抜かれた仕組みなどそれなりの値段がする理由もわかるのですが、遠征に行く資金を捻出することに既に精一杯という状況で簡単に購入は出来ない状況でした。
そこで候補に挙がったのが、定価7000円とウェーディングネット相場の中では比較的安価な【テイルウォーク キャッチバー改ウェーディングネット】だったのです。
┃標準で装備されているパーツ、携行性、ネットイン時の使用感について
■標準で装備されているパーツ■
使用歴はかれこれ1年半以上。先に総評をずばり単刀直入に言うと、“とても満足度の高いウェーディングネット”です。お世辞抜きで完璧だと感じる点を、紹介していきたいと思います。
【テイルウォーク 】キャッチバー改ウェーディングネット -製品ページ-
※メーカーの製品ページリンクを貼っておきます。各寸法などはメーカー紹介文を見ればわかりますので、私からは書かれていないことをメインにお伝えしたいと思います。
と言いながらいきなりメーカーから書かれていることを紹介してしまいますが、まずパーツ構成として嬉しいと感じたのが、ゲームベストの背面D管に引っ掛けることができるハンガーと脱落防止のコードを取り付けることが出来るリングが標準装備されていることです。
- ハンガー部分に製品ネームプリント入り -
わざわざウェーディングネットを専用で買わず、持ち手であるシャフトのみ取り替えることで兼用している方も多いと思いますが、パーツの適合を確認する必要やその都度パーツを組み替える手間が発生します。
意外と各パーツに値が張るので、組み上がったトータル金額がそれなりに高価に…なんてことも起こったりするかもしれません。
全て揃った状態でのセット品ということで、一切なにも考えずに使えるというのは小さいことだけれどもひとつの大きな魅力と感じました。
■携行性■
携行性については、持ち手がショートシャフトでありネットフレーム長も極端に大きいサイズなどではない為、ベストの背面D管にして差し込んだら釣りの最中に気を取られることなどは一切ありません。
使用する際も後頭部付近に手を伸ばせば簡単にシャフトを掴めますし、ハンガーが変に引っ掛かるなんてことはもちろんなくスムーズに引き抜けます。
■ネットイン時の使用感■
肝心の魚を取り込むネットイン時においては、ネットフレームのサイズ及びラバーネットの深さのバランスが非常に良く、かわいいセイゴサイズはもちろん顔つきに威厳が加わってくるようなスズキと呼びたくなるサイズまで、安心して取り込むことが可能です。
メーカーの製品ページではネットの寸法が縦60×横45×深さ30(センチ)とありますが、ラバーネットはたわむので実際には30センチ以上の深さになります。
- 実際に持ち上げてたわんだ分も測ると深さは約40センチ –
「ランカーシーバス(80センチ~)をキャッチするのに65センチの枠って小さくないのかな?」と、私自身購入する前に思いました。おまけに深さが30センチとなると、浅いのではないか?とも思ったのです。
でも例えばシーバスをネットインする時って、基本的に頭をネットの懐(手元のシャフト側の深い方)に突っ込むように誘導しますよね。
その際、ネットのたわみ分の深さに魚体は平面ではなく立体的に収まり、頭が入ったその時点で既に70センチ程のサイズのシーバスなら、尾びれはフレーム枠内に収まっていたりするのです。
65センチのフレーム長だから70センチの魚体は枠からはみ出る、ではないということですね。
ネットの深さってバランスがとても重要だと思っていて、深ければ深いほど良いとは限らないと私は考えます。
あまりにも深いものだとネットインした魚の顎をフィッシュグリップで掴む際にフレームを高く上げて、腕を中にグイッと突っ込まないといけませんよね。
比較的大きいサイズだとたまたま顎が高い位置にきたりすることもあるので良いのですが、セイゴクラスだとネットの底の底にいるので地味に遠いのです(私がおかっばりで使っているナイロンネットはそんな感じになります。笑)
- テイルウォークのウェーディングネットにかわいいサイズが収まっている図 -
上の写真の通りキャッチバー改ウェーディングネットは、浅過ぎず深過ぎずの絶妙なバランスの深さなので、かわいいサイズでも比較的フィッシュグリップで掴みやすいかと思います。
┃【セイゴからメーターシーバスまで掬える】携行性と実用性のバランスが非常に優れたウェーディングネット
製品ページに“大型ランディングネット”という記載がありますが、私自身確かにそうだなぁと納得した魚がこちら。
写真はメーターのシーバスですが、ネット内に収まってしまえば窮屈さは感じられないと思います。
ただし、このサイズのネットインの瞬間だと頭からきれいに収まってもさすがに尾びれのはみ出す部分が発生しますので、最後の掬い上げは魚の動きに合わせて慎重にフレームインしてあげる必要はあるかと思います。
当時まだ2~3匹しか使用しておらず慣れていなかったこともあり、頭が入ってすぐに掬い上げようとしたらこぼれ落ちそうになり、慌ててフレームの外(尾びれ側)を持ち直したらリールは軽く水没したりして、てんやわんやな事態になりました(笑)
「いやいや結局枠からはみ出すのではないか」と、お思いになるでしょうか。
大型のシーバスを完璧に掬うならば、フレームサイズもネットの深さもひとまわり、いやふたまわりくらい大きいものを使えば実現するのかもしれません。
ただひとつ考慮すべき見逃せない点として、携行性と実用性のバランスがあると思うのです。
シーバスは30センチにも満たないかわいいサイズから、体高も重量も大幅に変わってくるランカーサイズ、時には少し怖いくらいに感じるメーターサイズまで幅広いサイズが釣れる魚種です。
サイズが決まっている魚種ならば、そのサイズに合わせたサイズのネットを使うのが優れた選択であることに間違いありません。
しかしながらシーバスフィッシングにおいては、ひとつながりの海や川で釣りをしている以上“どんなサイズが釣れるかわからない”という要素を、誰もが抱きながらフィールドに立つことになります。
掬うことに万全でありつつも超大型のネットを背面に担ぎながら釣りをするのは、どう考えても体力面を考慮してキツイですよね。
かと言って、いつも小さいのしか釣れないからと小さなネットを携行した時に限って大型が釣れたりして、頭だけネットインして尾びれがまったく入らずフックがネットに絡んでハイサヨナラ…なんてなったりしたらそれはそれで悲しいですよね。
“セイゴからメーターまで掬える携行性と実用性のバランスが非常に優れたウェーディングネット”
それが、私が思うテイルウォークのキャッチバー改ウェーディングネットの価値です。
ということで、何も文句の付け所がない完璧なウェーディングネットを紹介しました!
…と言いたいところですが、気になる方もおられるかと思う点を一点書かせてもらうと、“持ち手のシャフト部分、フレームとの接続部分が少々ガタつく”のです。
ちなみにガタつくからと言って、使用に際し不具合が生じるわけではありません。ハンガーの向きが変わるほどガタつくわけでもなく、そもそも取り外しできないので別にすっぽ抜けることもないです。
実使用にはまったく問題ないので私はまったく気にならないのですが(笑)、唯一気になる点としてはこの部分が挙げられると思います。
実は何か意図する理由があるのでしょうか。それとも実は私のものだけだったりして…?(笑)
┃魚を掴むか掴まないか…運命の分かれ道 ~釣りは備えるアソビだから~
“釣りは道具を使う趣味である以上、道具を選ぶところから勝負は始まっている”という言葉が私は好きです。
その真意は、べつに高価で高性能な道具を使用することが最良という意味ではありません。
“来るべきその時に向けて自分にとっての最良の選択を備える”という意味だと私は解釈しています。
釣りをしていれば誰もが一度は、「あの時ああしていれば良かった」という経験をしているのではないでしょうか。
それが経験不足による技術的問題ならば、反省して今後に活かすしかありません。しかしそれが、事前準備の不足による問題ならばどうでしょうか。
魚を掴むか掴まないかの運命の分かれ道は、"その瞬間に対峙した時に訪れるのでなく想像し足りない部分に気付いた時にその瞬間に備える行動を起こすのかどうか"、で決まるのではないでしょうか。
釣り具って、同じジャンルのモノでもたくさんのメーカーから様々なものが生み出されていますよね。どの製品にも背景があり、それを必要とし一生懸命開発した人たちの知恵とアイデアが反映されているものと思います。
人にはそれぞれ個性があるので、誰かにとっては最良でも誰かにとってはそうでないこともあるでしょう。しかしながら自分にあった道具というのは、いつしか望んだ分の熱量をもって手元に収まるのではないでしょうか。
ウェーディングネットが欲しいけれどどれにしようか?と悩んでいる方に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
- 2021年5月10日
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