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サヨリパターンシーバス② 〜ダウンから巻いてくるヒットパターン〜

さて、今回のログは今年の夏の終わりから初秋にかけて経験した自身初となるサヨリパターンのシーバスフィッシングを振り返る内容となりますが、その①である サヨリパターンシーバス① 〜サヨリの群れの挙動から導き出す推測〜 から実に1ヶ月半近く間隔が空いてしまいました。
 
普通なら記憶も薄れてきてもういいかな…となりそうなものですが、サヨリパターンにおいては個人的になかなかの刺激を得たこともあってか全然忘れていません。
 
3週間ほぼ毎日通い続けて潮周りによる傾向やその他ヒットパターンなども検証出来たので、自分自身の今後のためにもちゃんと書き残しておこうと思います。
 
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- 1匹ずつ積み重ねるサヨリパターンでのシーバス -
 
 

■ 壊してくれた自身の固定概念 ■
前提として、僕のシーバスフィッシングはそのほとんどを"流れに乗せる"もしくは、巻くとしても"流れに負けながら巻く"ことを軸に組み立ててきました。
 
ジャークやトゥイッチ、ファスト寄りのリトリーブの釣り(バイブレーションとか鉄板とか)もちょこっとだけやりちょこっとだけ釣果を得ることも出来ましたが、それらもとても楽しいと感じる中でもやはり無意識の内に流す釣りを探す自分。
 
ダウンからアップに巻いて食わすイメージはそもそも皆無と言っていいレベルで、特にリアクションでなくエサとして食わすという認識を個人的にしているミノーでの釣りにおいては、ダウンからアップへと巻いて遡上させる動きをするベイトの演出はほとんどやってきませんでした。
 
アップであろうがダウンであろうがクロスであろうが、流れの上流に頭を向けて待つシーバスの口元へピンポイントでルアーを送るという意識。
ルアーのシルエットや音に気付かせて追わせる・リアクションで食わせる、といったアプローチをあまりしてこなかった事実。
 
それが良くも悪くも自分の釣りを育ててきたわけですが、自身が抱いていたその固定概念を見事に壊してくれたのが、今回のサヨリパターンでの釣りだったのです。
 
 

■ ダウンから巻いてくるヒットパターン ■
 
前ログでも参考にさせて頂いたと述べた上記の記事ですが、その中で下記のようなワードがありました。
 
「シーバスの背後からルアーを通してくるイメージ」
「一連の動作としては、シーバスがボイルしたら、ボイルの向こう側にキャストして、高速リトリーブで巻いてきて、ボイルが起こった真下でぴたっと止めて、そこで1回トゥイッチを入れてやると、そこでトンと食ってきますよ。」
 
…僕が普段やっている釣りとは真逆のアプローチの連続(笑)
 
ルアーの頭を上流に向けて流すアプローチで反応を得た後、いつもやってくる"無の時間"に突入したのを期に、いざチャレンジ。
 
橋の下の暗い側へキャストしたインパラを、特別深くも考えないようなミディアムリトリーブで流れを遡上させます。暗部から明部へと飛び出すライン、スプラッシュがあがる捕食のピンスポットを通過しようとしたその時。
 
「…ドンッ!」
 
っと、明確なバイトがロッドを伝う。
 
やや信じられない気持ちが先行しつつ、下流へと流れに乗られないよう必死でリールのハンドルを巻く。もう安全ってエリアまで引っ張ってきて、あとはランディングってとこで「ぷ〜っん!」って良くある感じの無念のフックアウト(笑)
 
バラしたショックなんかより、このアプローチが効いたっていう事実が何よりの成果。とは言え、まだたった一回のバイトがあったのみ。
 
完全に信じるまではいかないけれど、この日の釣行を終わってみれば時合いと感じる大事な場面において、決して多くはないのですがダウンから遡上させるリトリーブでバイトを出せました。
 
なのにキャッチはゼロ。ランディング直前、もしくは橋脚周りから引き剥がす時のエラ洗いで尽くバラしてしまいました。
 
 

■ ヒットパターンとバラしの考察 ■
"サヨリを捕食するシーバスはベイトを追うんだ"
 
特段サヨリに限定するわけではありませんが、春を代表するマイクロベイトのハクや全国どこでも泳ぎ回るイナッコへの捕食と見比べても、サヨリに対する捕食の派手さとバイトが出るリトリーブ速度域の広さには驚きました。
 
頭を上流へ向けたまま下流へと後退させるようなスローな流し、明暗の境をほぼステイさせるスライド、下流から上流へ遡上させる巻き、シチュエーションに合わせることが前提にはあれど、どれもヒットに持ち込めた結果。
 
下流から上流への早めのリトリーブで「ドンッ」とくる感触は、なんとも言えない独特な魅力もありました。
 
ただ、シチュエーションに合わせることが前提と述べた通り、そこにはやはりちょっとしたコツが間違いなくあるように思います。
 
どの魚種に対する釣りでも通用するであろう持つべき視点。
 
"ベイトの挙動を見抜く目"
 
河川なのか、海なのか。磯なのか岸壁なのか。大潮なのか小潮なのか。北風なのか南風なのか。挙げればキリがないほど要素は転がっていて、パズルのピースをひとつずつ当て嵌まるか確認するキャスト。
 
「ヒットパターン」はひとつの答えでありつつも、時としてそうでないケースもあるでしょう。
 
今回の経験では、口を開けて待つシーバスのイメージから、追いかけて口を開けるシーバスのイメージを持つことが出来ました。
 
 
そして、バラしの原因について僕自身が下した結論は、"リアフックへのフッキングと強引なファイトによる貫通部の拡張"ではないかと考えています。
 
バラす瞬間のフッキングの位置を見れてないので推測でしかありませんが、追い食いであればやはりテールフックにフッキングする可能性は高いと思いますし、橋脚へのラインブレイク対策としてのアングラーサイドのヒット後のファーストアクションは、ドラグを出さない強引なファイト。
 
もちろん部位にもよるでしょうが、貫通している部分が拡張してしまう可能性も否定出来ないと思います。
 
 
それにしても、手前まで寄せてきてからシーバスが頭の向きを切り返した時に起こる「ぷ〜っん!」ってフックアウトに残る余韻はなんとも言えないですよねぇ(笑)
 
極々シンプルに考えて、フックが抜ける方向にテンションか掛かってしまっていることは想像に容易いですが、実際にどの位置にフッキングしてどんな感じで抜けるのか…その瞬間を映像で見てみたいものです。
 
 
サヨリパターン振り返りログはこの2回目で終わろうと思いましたが、まだまだ書きたいことは残ってるので続きます!
 
 
【タックル&ウェア】
[ロッド]ZENAQ PLAISIR ANSWER PA89 -Technical Surfer-
[リール]SHIMANO 18 STELLA 3000MHG
[ライン]SUNLINE CAREER HIGH6 1号(16lb.class)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 20lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-one VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS BOOTS FOOT WADER V
[アイウェア]Zeque JAZ × 伊藤光学 ナイトオレンジ
 
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