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人生二度目のタグスズキ



やっぱり その日は突然くる


先日

いつものように釣り。


ハイシーズンとは言え

魚からのコンタクトは得られず

気難しい状況が続いていました。


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乙女ゴコロと秋の空。鱸もまた気難しいのか。。


朝マズメも終わり

日も上がりだしたタイミングで
 

「トンッ」


なんとか1本

ツンデレ鱸が出てくれまして

その魚体を眺めていた時のことでした。


何コレ…



まさかの二度目


よく見ると


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一瞬、エグっ!と思いましたが…


魚の背中に緑色の細長い物体がピロピロ。


これはもしや…


緑色の部分はコケ。

そのコケを指で擦ると

黄色いタグが出てきました。


ワタシ、タグの付いた鱸は二度目。

一度目は2年前の同時期でした。


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幸せの黄色いモヤシ…


この黄色いタグはJGFAが施行する

魚資源保護の観点による生態調査の一環になります。


前回の教訓もありましたので

今回も再捕獲報告を行いました。



報告は簡単でスムーズ


もし宜しければ前回のログもどうぞ。




中型・小型の魚で5kg以下の魚種には

このアンカー式スパゲッティという黄色いタグが使用されます。

タグにはJGFAの電話番号と標識記号が印字してあり

この標識記号をもとに再捕報告の手続きを行うことができます。


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また申請する機会がくるとは思わなんだ。webから申請できます。


魚のサイズ計測についてですが

前回報告分の結果通知を頂いた際、放流された方は

「又長のみ」の計測だったのを思い出し

全長と又長の両方を計りました。


後は入力フォームに従って必要事項を入力していく流れです。

報告自体もスムーズにできました。



いざ調査結果を確認


数日後。


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さてさて。今回はどのように。


JGFAさんより通知が届きました。

この数日間が結構楽しみだったんです。


今回の魚が何時頃、 どの場所で放流された魚なのか。

非常に気になりますねぇ。


封筒の中には

再捕獲報告協力への御礼文書

調査結果の通知書

タグ&リリースプログラムの紹介

そして記念品のバンダナが同封されています。


JGFAさん有り難うございました。

それでは調査通知を見ていきます。


魚種:スズキ


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実に興味深い内容が知れます。この取り組みは凄いです。


前回放流(リリース)の日時:2021年5月22日
今回再捕獲(キャッチ)の日時:2022年11月26日

前回放流(リリース)時のサイズ:又長58.1cm
今回再捕獲(キャッチ)時のサイズ:60cm

※個人情報、場所は控えます。ご容赦を。

経過日数:553日


以上の内容でした。


前回の分もリンクつけときます。




今回の魚は

約1年半振りに再捕獲された魚ということになりますが

あくまでJGFAに報告された記録上の話です。


この結果

本当に面白くてその空白の経過日数を

魚はどのように過ごしていたのか。

色々と想像してしまいますね。


ちなみに今回も前回同様に

同じ放流者の方でした。これはもう運命の人です 笑



魚の行動は人の枠にハマらない


そのエリア特性なのか

魚の性格なのか

単なる偶然なのか

魚のみぞ知るところですが


今回の魚も

全く見当もつかないような場所から

泳いで来たわけではありませんでした。


もしかすると空白期間は

ずっとそのエリア内で過ごしていたのかもしれません。


一般常識とされる鱸のシーズナルパターンに従うと

季節ごとに移動しているように考えるのが釣り人の性です。


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水中の出来事はワタシ達人間の想像を遥かに超えます。


しかし

人間が思ってるよりも魚は

棲み馴れたエリアを認識していて

そこに留まり続けている。のかもしれません。


いやいや

それもまた追いつかない人の枠。


ロマンですよね。


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