プロフィール
泣き虫土龍@ビルダー
大阪府
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:178
- 昨日のアクセス:293
- 総アクセス数:675963
QRコード
▼ 異音が治らない92ステラの話

92ステラ3000
買った時からカラカラ異音がします。
何度か改竄を試みましたがいずれも失敗。
逆転防止のストッパーカムが原因っぽいというのはわかったのですが、これまで有効な対策を思いつきませんでした。
そもそもこの92ステラはいわゆるワンウェイクラッチを用いない逆転防止です。
個人的に摩擦式逆転防止と呼んでいますが、
ハンドル停止時、逆転時はストッパーと呼ばれるパーツが細バネの力でローター側に押し付けられ、ローターの内側に掘ってあるギザギザにはまり込むことでローターをロックしています。
ハンドル正転時は、ストッパーカムと呼ばれるピニオンギアにくっついているパーツが、ピニオンの回転に伴ってストッパーを押しのけることで、ローターとストッパーを非接触状態にします。
そしてハンドルを止めると、また細バネの力でストッパーがローターに押し付けられて、ロックされるわけです。
この機構のミソは、サイレントカムはピニオンに緩やかにハマっているだけで、ほんの少しの摩擦の力だけでストッパーを押しのけるというものです。
ですので、摩耗が進むとピニオンとサイレントカムがスカスカになって摩擦の力が弱まり、最終的にストッパーの細バネの力を下回るとストッパーとローターが非接触を保てず異音がすると言うわけです。
これまでは、ピニオンギアとサイレントカムの間の摩擦力をあげてあげれば解決すると思ってあれこれ試しましたが、異音はなくならず。
そして今日残る異音の原因にやっとこさ気づきました。
写真ではわかりづらいですが、
ストッパーとローターの接触部分にはoリングが二個装着されていますが、
経年劣化と摩耗によりによりゴムが痩せて、リングより外側にストッパーの爪が突出してしまっています。
そこで、こうします。
ローターと接触していたストッパーの爪部分をやすりで削ってoリングより外側に飛び出さないようにしてやりました。
結局これが大正解で、異音は無事解消されました。
oリングを新品に替えるのが正攻法なんでしょうけど、ホームセンターに適合するサイズがなかったから仕方ないね
たぶん1サイズだと思うんですけど、近所のホームセンターには3サイズより大きいのしかなかった…
ちなみにピニオンとサイレントカムの摩擦を調整するのにはフェルールワックス(蝋みたいなやつ。ロッドのジョイント部分に塗って固着防止とグラグラ予防するやつ)ぬりました。
兎にも角にも、92ステラ復活。
ベアリングが各所死んでいるのでゴロゴロがすごいが、普通に使える水準に戻せました。
やっぱり古くともステラはステラ。
大事に使っていきたいと思います。
- 2024年6月13日
- コメント(0)
コメントを見る
泣き虫土龍@ビルダーさんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- 百虫夜行
- 3 日前
- はしおさん
- 林漁具:えび型しゃくり
- 8 日前
- ichi-goさん
- 雨雲レーダーの間違った使い方
- 13 日前
- rattleheadさん
- 淀川バス釣り開拓記と66センチ…
- 15 日前
- 登石 ナオミチさん
- 『DIY系アングラー?』
- 18 日前
- hikaruさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 下越サーフでアイザー125F置いておい…
- そそそげ
-
- BELUGA復帰戦
- ハマコー
最新のコメント