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ヌルヌルの巻き心地は育つんだ【18ステラ3000MHG&4000】

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ステラを表現する際によく使われるフレーズ。
 
“ヌルヌルとした巻き心地”
 
私は現在、購入から2年半が経過した18ステラ3000MHGとまもなく1年になろうとする18ステラ4000の2台を所持しており、キャストしたいルアーウエイトでロッドを使い分ける際にリールも使い分けております。
 
2台のステラを使っていて思うのが、“同じステラでも巻きの質感が違う”ということです。
 
3000MHGの巻き感が気に入り思い切って4000番の購入も決意したのですが、肝心のヌルヌル感が4000番はあまり感じられないのです。
 
その原因などについて、私が思ったことを書いてみたいと思います。
 
 
 
購入時より明らかにフィーリングが良くなった18ステラ3000MHG

リールにはアタリハズレがあるとはよく聞きますが、私自身はハズレと思ったリールに出会った経験は今のところありません。
 
これまでの釣り人生で何十台とリールを購入してきましたが、18ステラ3000MHGを購入する際は初めてネットショップを利用しました。理由は言うまでもないと思いますが、その代わりハズレだったらどうしようという不安は一緒についてきました。
 
いざ届いたステラのハンドルを回してみると、スプールの上下動に合わせるように「スーッ」というような擦れる音と質感を僅かながら感じました。少し不安になったので調べてみると、組み上がったばかりの製品は逆にそれが普通とも言える、ということを知りました。
 
ちなみにヌルヌルとした質感は最初から健在で、実釣を重ねていくうちに擦れるような感触は徐々に消えてゆき、いつの間にか完全になくなっていましたね。
 
そこからはハンドルを回すと無の境地を味わうかのようなフィーリングと安心感で、ただひたすらに実釣に集中する毎日を過ごすことが出来ていたのですが、またさらに自身のステラに対する評価を変えることとなったのが夏のシーズンも終盤を迎えた頃でした。
 
ヌルヌルとした質感に軽やかさという相反する要素が付加されたのです!
 
何を言っているのだ?と思われるかもしれませんが(笑)、大げさでもなんでもなく事実です。
 
ステラを回した時のヌルヌルとした質感は言い換えるならばシルキーな質感であり、それは決して巻きの軽さについて言及するような表現ではありません。それなりの抵抗感を兼ね備えた上でのシルキーな質感、つまりハンドルの重さを僅かながら感じ取りながら得られるシルキーな質感だと私は思います。
 
その僅かながらしっかりと感じる抵抗感というのが、夏シーズンを経て明らかに軽やかになったのです。原因はなんでしょう?素人の私に思い付くのは、内部のグリスの付着状況の変化及び劣化でしょうか。
 
「グリスが馴染んできた頃がちょうど良い」なんてよく聞くフレーズが、その状態に当てはまりますね。パーツ単体へのダメージ等の良い悪いは別として。
 
12月に購入した「スーッ」という擦れる質感を持ったステラが数ヶ月には無音になり、半年後の夏を迎えたと同時にシルキーな質感に軽やかさが加わり、それから2年を経過した今現在のステラはというと…
 
“シルキーな質感と軽やかな質感はさらに熟成度を増しているのです!”
 
これまた何を言っているのだ?と思われるでしょうか!(笑)でもこれが事実なのです!(笑)
 
もうタダのヌルヌルではないのです。購入当初のヌルヌルなんて比ではない、軽やかさを兼ねた究極のヌルヌルなのです。
 
この2年半で私がしたメンテナンスといえば釣行後の水洗いと拭き上げのみで、ラインローラーは2回ほど交換をしたのみ。オーバーホールももちろんしていませんので、内部で変わったことと言えばグリスの性状と塗布状況、接触する部品同士の摩耗が考えられると思います。
 
私が過去に使用してきたリールのほとんどは、購入から半年くらいで大体「ゴリゴリ」といった摩耗したギアの感触が伝わってくるものばかりでした。
 
それがステラにおいては2年半掛けても劣化するどころか質感が向上しているのです。
 
“ヌルヌルの巻き心地は育つんだ”
 
「これがステラか」と思わされ、2年半という時間を掛けて実感した率直な感想です。
 
 
 
3000MHGに反してまだイマイチな4000番

1年という期間が経とうとしていますが、使用頻度的にはそれほど多くはない4000番。ハズレに遭遇したことがないということからこれもネットショップにて購入したのですが、実は3000MHGの時より初期の「スーッ」という擦れるような感触は大きいと感じました。
 
具体的には3000MHGは気にすれば分かるレベルだったのが、4000は普通に分かるレベル。そしてもうひとつ気になる点が、回した時のギアの感触が分かること。これがわかってしまう時点でシルキーではないように思います。
 
さらにもうひとつ気になった点が、“ヌルヌル感がやけに少ないように感じた”ことです。3000MHGで感じた「これがステラか~」が、4000番では厳しい言い方をするとほとんど感じなかったのです。
 
「あれ?これはもしや…」と、正直少し思いました(苦笑)
 
とはいえ使っていくうちに質感は変化していくことを既に3000MHGで知っていましたし、これが初期不良の範囲だとは一切感じなかったので、すぐにラインを巻いてガンガン実釣に持ち出していきました。
 
そして今現在のフィーリングはというと、可もなく不可もなくです。普通に考えたら十分な質感を得てはいるのかもしれませんが、究極のヌルヌルに達している3000MHGを手にしている状況ではこれで満足することなど到底できません(笑)
 
ただしひとつ言えることは、確実に育ってきているなということは実感しています。その理由の一つに、使い込んでいくことで部品同士のアタリが出たのではないだろうかと思います。
 
実際にどのパーツとどのパーツが~なんて到底わからないのですが、グリスが馴染んだということとアタリが出たということをセットで考えた上で、「スーッ」という擦れる質感等が減少してきたことが実感に繋がっています。
 
まだその質感も残ってはいるのですが新品時から比べるとずいぶんとマシにはなっていますので、伸びしろがあるのかどうか?これからの成長に期待してみようと思います。
 
 
 
最後に「ヌルヌルの巻き心地は育つ」と言いましたが、どこまでを育つと言うのかはしっかりと見極めなければならないでしょうね。よく聞くじゃないですか「工業製品は壊れる前が最もベストパフォーマンスを発揮する」って。
 
究極のヌルヌルがその前兆ではないことを願いつつも事実として物理的な限界はいずれやってくるので、メンテナンスとしてのオーバーホール時期の見極めはしっかりしていかなければならないと思っているところです。
 
 
 
■関連記事■
【その両腕に夢魚を抱け】 一生物のリール (fimosw.com)2020.5.10記事
・ステラ購入の決意などを書いたログです。性能が良いから、かっこいいから、だけでない大切な思いを持ってステラを選びました。
 
 
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