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日本の鱸釣りと時代のうねり

  • ジャンル:日記/一般
  • (考察)

文明の利器

ご存知の方も多いのではないでしょうか

fimoでもお馴染み、徳島アングラーのkentarowさん、宮崎アングラーのrataさん、ヌタイ商店さんを中心とするメンバーが発信するイナザーライブ。文明の利器は世界をも繋ぎます。


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ワタシも毎週楽しみにしている視聴者の一人です。

このイナザーライブには毎回様々なゲストがお越しになられてますが、ライブ終盤に「今のシーバスシーン」と「これからのシーバスシーン」についてゲストに話を伺う時間があります。

ゲストの方々はそれぞれに想うこと、感じることをお話になられ、普段では聴けないような「本音」を伺い知ることできます。やはり業界に身を置く方々は明確なヴィジョンをお持ちになられてます。


鱸釣りの歴史を知る

鱸釣りは日本の文化だと感じています。鱸の学名にもあるように〝Lateolabrax japonicus〟この「japonicus」が〝日本〟を意味し、鱸が日本に産することを表す証なんだそうです。


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鱸は日本古来から親しまれてきた魚。ワタシは日本における鱸のルアーフィッシングの歴史について、その殆どを知らず、今更ながら少しその時代背景について調べてみました。

丁度日本でブラックバスが最盛期を迎えた時期に鱸釣りは黎明期。これが今から約35年前なんだそうです。その頃、鱸のルアーフィッシングはごく一部のコアアングラーが嗜む程度で殆どが餌釣りという頃。ルアーも海外メーカー品が台頭しており、国内メーカーはようやく着手しだした時代だったとか。

ワタシ36歳。昭和60年生まれ。鱸のルアーフィッシングは昭和、平成、令和と3元号を渡り歩いてきたということになります。

時は流れ、様々なルアーが世に放たれ、ロッド、リール、ライン、フックといった星の数ほどあるアイテムが進化に進化を重ね今に至っている訳なんですね。同時にパターンやテクニック、メソッドまで確立されて。先人達の探究心と情熱が日本の鱸釣りをここまで押し上げてこられたことに敬意しかありません。


加速していく日本の鱸釣り

現在、ネットやSNSの普及といった新たなツールを得たことで、特に近年は著しい情報の取得により更に新しいムーブメントがいつ起こっても何らおかしくはない節目のような時期に入ってるんじゃないかとも感じます。

ここ数年、加熱するビッグベイトゲーム。環境と道具の充実により広く普及し、今ではすっかり市民権を得たジャンルになりました。「ビッグベイトはもう大きくない」そんなワードまでもが日常的に。エキスパートの活躍は起爆剤であり決定打だったと思います。


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トレンドが成熟し定番化した証拠ですね。

多分、これから日本の鱸釣りはもっとお洒落にもっとスマートな方向に進んでいくような気がします。もう既にそんな雰囲気を感じていますし、釣りというジャンルを越えて様々なカルチャーとの融合が生まれていく。まさに「remix」ということなんでしょう。そこを歓迎しつつも、どこか忘れたくないもの。大切にしたいこと。そんなものが置き去りにされてしまうような気もして

ワタシが「鱸をシーバスと呼びたくない」のも一つ拘りだったり。

「リバーシーバス」って呼び方、特に解せないんですよ 爆

これが生命進化の過程だったなら
ワタシ、確実に絶滅するタイプですね 

 

鱸釣りの転換期

言葉選びが難しいですが、黎明期からの「泥臭さ」は日本の鱸釣りの発展に大きな影響をもたらしたんじゃないかと。勿論、イイ意味で。

そこを失いたくない。

脈々と受け継がれてきたもの。釣り人のDNAというか精神というか。アングラーがアングラーで無くなってしまうような気がして。時代を見守りながらも、「この進んでいくだろう未来」とはまた違った方角、逆行する世界にワタシの知らない鱸釣りの可能性と魅力が埋もれてるんじゃないかとただ信じたいだけなのかもしれません。

本当の恩恵とは何なんだろか。突き詰めた先に何があるのか。
足りない頭で考えても搾れるものはありません。


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個人的な話では、たまに「趣味は何ですか?」と訪ねられた時、「釣りです」と答えると不思議なリアクションをされることが多いです。釣りに触れたことの無い大多数の人達にとっては未体験ゾーン。おそらく。その反応から察するに、「釣り=餌釣り」のイメージが無意識に強く植え付けられてるような印象が否めません。

説明したところで理解は難しいでしょうし、頭にも擦り込まれない
情報で終わっていく…こちらも深追いしない。何度あったことか 笑 そういった意味でも「釣り」というワードが醸し出す潜在的イメージは過去で止まったままなのかもしれません。

釣り=餌釣り

間違いじゃない。合ってる。でもそれだけじゃないんすよ!って。
泥臭さがイイだの書いてたでしょ自分 笑 スミマセン。


魚を釣るために。

ネットを調べるか。竿を振るか。リモコンを握るのか。


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〝うねり〟

時代が大きく変わろうとしています。


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