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秋の落鮎シーズン〈ボックスの中身〉


シーズンを3分割して書いてきた

ボックスの中身シリーズも今回で最後です。


春の稚鮎シーズン〈ボックスの中身〉

夏の若鮎シーズン〈ボックスの中身〉



タイミングを捉えに行く


ワタシが〝秋〟と考える10月~12月。

川の釣りは集大成となる落鮎シーズンを迎え
大型が狙える時期とあり、釣り人の熱量は高まります。

ハイシーズンの筆頭ベイト「コノシロ」に並び
落鮎にもまた、特有のイベント性があります。

ワタシは海の釣りをしないので詳しいコノシロ事情を知りませんが、毎年ごとにベイト量の増/減、回遊/接岸のタイミング、シーズンの開始/終了の変動やズレ等の話を耳にします。

鮎の場合、遡上時期、遡上量、発育、台風増水による流下等。こちらも様々な因子はあるものの、基本的に鮎は河川内に必ず居る魚だと計算が立ちます。

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その年、そのシーズンを占う魚。今年はいかに。

コノシロのように神出鬼没な回遊はしないため
鮎の動きさえ掴めていれば、鱸は探しやすいと言えます。

見定めたいのは落鮎の溜まるエリア。次第に川を降下する群れをいち早く捉え、見失わずに追っていくこと。人から聞いた時には既に出遅れているのです。

日々変化する鮎のポジショニングをマークするために惜しまないフィールドワークと産卵適正水温の把握が重要になってきます。



試されるドリフトスキル


数多のアングラーが日常的に実践しているドリフト。

メカニズム的な話は割愛しますが
軸は『弱った落鮎をどう演出するか』です。

「巻きでも釣れるだろ」

たしかに秋もダウンで魚は拾えます。
目指したいのは、その一歩先の釣果。

ドリフトでの〝流し〟を磨くことで
出会える魚は格段に増えるということです。

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ラインのはらみ。延長線上にあるルアーの向き。ターンのタイミング。

落鮎パターンと呼ぶくらいですから鱸は偏食に走ります。
ベイトを選び、落鮎を最優先に捕食しているのです。

既に答えは先輩方が導き出しています。
脈々と受け継がれてきた先代からの教え。

『ライン先行で頭から流す』

この単純でありながらも奥深いドリフトの釣り。
ルアーを生かすも殺すもラインメンディングで決まる。

ワタシも日々鍛練する身です。



秋の風物詩コーディネート


ワタシはルアーサイズを上げていきます。
タックルもそれ相当に対応可能なモノへ。
ただし、ルアーのボリュームが増えるため弾数厳選。

(使用タックル)
ロッド:ベイトロッド7ft.~8ft. MH~Hクラス
リール:ベイトリール200~300番台
メインライン:PE4~8号
リーダー:ナイロン40~80lb.

【トップウォーター】見上げる魚へのファースインパクト。

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3種の共通点は「巻きでの自発アクション」 首振り幅を抑えミスバイト軽減の狙いも。

BKRP115…リーリングアクションは瀬周りで無類の強さ。
サルボ140…BKRPよりも挙動強。高活性個体へ。
DKシードック160…ロッドアクションはスパイス程度。


【ミノー】『頭から…』そして、口へ運ぶため。 

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ミノーはアップストリームに特化させる。レンジ、ボリュームをローテ。

スパンクウォーカー133F…水面直下を逸脱しない優等生。
グランソルジャー190F…シャローレンジハイボリューム。
ペニーサックモッカ…これを無くして落鮎は語れない。
BKF175…リップカット仕様でアンダー30cmに照準
オーバージョー150F…良質なウォブルを奏でる じゃじゃ馬。


【スイミングペンシル】ダウンに反応する魚を絡め獲る。

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フォロー的な位置付け。ダウンでじっくりアプローチ。

BMC120F…説明不要な川鱸の神器。秋は対タフコン。
TKR130H …暴れない静挙動をドリフトで流していく。


【ビッグベイト】マッチ・ザ・落鮎

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S字は流れに同調。ウッドジョイントは水面で身悶え。激しい入力はしない。

JOINTED CLAW 178…落鮎の神器。F、15SSの併用。
JOINTED CLAW 230…落鮎のサイズに合わせローテ。
ACミノー…ティンバーフラッシュも○。水面で見せる。


東北を皮切りに次第に南下してくる落鮎前線。
本格シーズン真っ只中なエリアもあるでしょう。

地域によっては台風による甚大な被害に見舞われた場所もあろうかと思います。それまで把握していた地形は、良くも悪くも変貌してしまったフィールドがあるかもしれません。

通い慣れた場所でも過信はせず
明るい時間帯に事前確認をしたいところです。

また、ハイシーズンの釣り場はアングラーで込み合いますし、漁協関係者も河川を巡回する時期でもあります。禁漁区エリアを設けてある区間も存在します。招かざるトラブルを避けるために、お互いが気持ちよく釣りができるようにルールやマナーを守りたいですね。

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引き際、散り方、生き様。落鮎から学ぶことは沢山ある。

まだ見ぬメモリアルフィッシュを抱くために。

どうかご安全に。


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