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村岡昌憲
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▼ BlueBlueのフック
- ジャンル:日記/一般
- (life-遊び-)
先日、S−1GPでBlueBlueの純正フックが弱すぎるというご意見を頂きました。
弱すぎるということは、何かに比べてということだと思いますが、何かと聞けばオーナーやがまかつの針ということでした。
んんん?
結論から申し上げますとBlueBlueが使用している純正フックはその両社に遜色劣らぬものです。(他のメーカーも結構使っていますね。)
両社が築いてきた日本市場における信頼感はとても厚いものです。信仰といっていいレベルにあるのではないかと思います。
両社のフックは、純正品に付いてくる無名のフックに比べて圧倒的に強い。
そう思っている人、結構多いのではないかと思います。
が、これは実は印象論です。
釣具メーカーのほとんどは自社が使用する針についてテストを行い、どれを使うかを決めております。
ラインと針はとにかく印象論になりやすいですが、しっかりと数字化して判断すると色々な事が分かります。
試しにBlueBlueのBlooowin!140Sに付いている純正フック#4番の強度テストをやってみました。
重さ秤にフックを引っかけます。

そこから徐々に力を増していき、90度伸ばされるところまで。

計測器は10kgを表示しました。
針が90度曲がったら確実にバラします。
よくある60度くらい伸ばされた状態ならどうか。

そこまでは何kgかというと、8kgでこの状態になります。

3回やって3回とも8kgです。
8kgってとっても強い力です。
PE1号で20ポンドリーダー位でシーバスをやる人が多いと思うのですが、まずほとんどの人のラインシステムが8kgを耐えられません。
そもそもシーバスやるのにドラグを8kgにしている人なんていないでしょう。(オフショアのヒラマサやGTでこれくらいのドラグ強度です)
多くの人のドラグは1kg〜2kgくらいの設定値です。
シーバスアングラーの使うロッドやライン、ドラグ設定値では4番フックを伸ばすのは至難の業なのです。
BlueBlueの純正フック4番は、フトコロまで刺されば8kg近い強さまで耐えられる、ということです。
ちなみに、がまかつSp−MH4番は9kg代。
オーナーST−46の4番は同じ8kg代です。
がまかつが少し強い表示が出ますが、強いというわけではありません。
4番という番手でも針金の太さが少し違います。がまかつの針金は少し太いです。
BlueBlue純正フックとオーナーが1.01mmに対して1.04mmとなります。
その少しの太さの差ではないかと思います。
では、8kmも耐えられるフックがなぜ伸ばされてしまうのか。
実際の現場では針を伸ばされてバラすことはまあまああります。
それはフックがフトコロまで刺さっていないからです。
先端しか刺さっていない状態だと、フックは更に弱い力であっさりと伸びます。
実験してみました。

机のパーテーションの溝にフックを引っかけます。

フックは約1.5mmほど刺さった状態です。
そこから先は金属なので刺さりません。
いわゆる先っぽしか刺さっていない状態。
ぐいっと力を入れると、あっさりと伸びて外れてしまいます。

計測してみるとわずか3kg。

計測計は3.1kgを差しました。
3回測ったうちの平均的な数字でした。
3kgでこれだけ針が伸びるのですから、ドラグが滑り出す2kg程度の力で、魚が首を振ったり、急加速した時、針を伸ばす方向に魚が走って力が掛かった時はあっさりと針が伸びてバレてしまうのです。
しっかりとフトコロまで刺さらなければ、フックは伸ばされやすい。
また、2本フックTracyではあまり言われることが少ないですが、3本フックのBlooowin!では良く伸ばされたという話を聞きます。
これは3本フックの弊害です。本人がしっかりアワセを入れていても3本ともフッキングした場合に荷重が分散し、どの針先も刺さっていないという状況になりやすいです。
磯ヒラなどの大物をガチンコファイトする釣りをする人はこの結論に気付きやすく、大型2本フックを背負えるルアーを好みます。
ちなみにBlooowin!140Sは大物対応する時は4Hがオススメです。
ちなみに僕は針を伸ばされることがあまりありません。
それは基本的にドラグ設定値が強くアワセをしっかり入れていること。
フトコロまでしっかりとフッキングする意識を強く持っています。
また、3本フックの時は2本フックの時よりも負担を掛けないで伸ばされないようにするか、もしくは3本ともしっかりと負担を掛けてフッキングしきるか。
針が伸ばされやすいことを認識してファイトすること。
でだいぶ変わると思います。
今回は計測はしていませんが、針先までしか刺さらないと伸びやすいというのはどこの会社のフックでも一緒です。
となると、刺さりやすさが重要なことに気付けると思います。
これもBlueBlue純正フックは劣らないと思っているのですが、実はまだ印象論です(笑)
今度その辺りをしっかりと計測してみようと思います。
弱すぎるということは、何かに比べてということだと思いますが、何かと聞けばオーナーやがまかつの針ということでした。
んんん?
結論から申し上げますとBlueBlueが使用している純正フックはその両社に遜色劣らぬものです。(他のメーカーも結構使っていますね。)
両社が築いてきた日本市場における信頼感はとても厚いものです。信仰といっていいレベルにあるのではないかと思います。
両社のフックは、純正品に付いてくる無名のフックに比べて圧倒的に強い。
そう思っている人、結構多いのではないかと思います。
が、これは実は印象論です。
釣具メーカーのほとんどは自社が使用する針についてテストを行い、どれを使うかを決めております。
ラインと針はとにかく印象論になりやすいですが、しっかりと数字化して判断すると色々な事が分かります。
試しにBlueBlueのBlooowin!140Sに付いている純正フック#4番の強度テストをやってみました。
重さ秤にフックを引っかけます。

そこから徐々に力を増していき、90度伸ばされるところまで。

計測器は10kgを表示しました。

針が90度曲がったら確実にバラします。
よくある60度くらい伸ばされた状態ならどうか。

そこまでは何kgかというと、8kgでこの状態になります。

3回やって3回とも8kgです。
8kgってとっても強い力です。
PE1号で20ポンドリーダー位でシーバスをやる人が多いと思うのですが、まずほとんどの人のラインシステムが8kgを耐えられません。
そもそもシーバスやるのにドラグを8kgにしている人なんていないでしょう。(オフショアのヒラマサやGTでこれくらいのドラグ強度です)
多くの人のドラグは1kg〜2kgくらいの設定値です。
シーバスアングラーの使うロッドやライン、ドラグ設定値では4番フックを伸ばすのは至難の業なのです。
BlueBlueの純正フック4番は、フトコロまで刺されば8kg近い強さまで耐えられる、ということです。
ちなみに、がまかつSp−MH4番は9kg代。
オーナーST−46の4番は同じ8kg代です。
がまかつが少し強い表示が出ますが、強いというわけではありません。
4番という番手でも針金の太さが少し違います。がまかつの針金は少し太いです。
BlueBlue純正フックとオーナーが1.01mmに対して1.04mmとなります。
その少しの太さの差ではないかと思います。
では、8kmも耐えられるフックがなぜ伸ばされてしまうのか。
実際の現場では針を伸ばされてバラすことはまあまああります。
それはフックがフトコロまで刺さっていないからです。
先端しか刺さっていない状態だと、フックは更に弱い力であっさりと伸びます。
実験してみました。

机のパーテーションの溝にフックを引っかけます。

フックは約1.5mmほど刺さった状態です。
そこから先は金属なので刺さりません。
いわゆる先っぽしか刺さっていない状態。
ぐいっと力を入れると、あっさりと伸びて外れてしまいます。

計測してみるとわずか3kg。

計測計は3.1kgを差しました。
3回測ったうちの平均的な数字でした。
3kgでこれだけ針が伸びるのですから、ドラグが滑り出す2kg程度の力で、魚が首を振ったり、急加速した時、針を伸ばす方向に魚が走って力が掛かった時はあっさりと針が伸びてバレてしまうのです。
しっかりとフトコロまで刺さらなければ、フックは伸ばされやすい。
また、2本フックTracyではあまり言われることが少ないですが、3本フックのBlooowin!では良く伸ばされたという話を聞きます。
これは3本フックの弊害です。本人がしっかりアワセを入れていても3本ともフッキングした場合に荷重が分散し、どの針先も刺さっていないという状況になりやすいです。
磯ヒラなどの大物をガチンコファイトする釣りをする人はこの結論に気付きやすく、大型2本フックを背負えるルアーを好みます。
ちなみにBlooowin!140Sは大物対応する時は4Hがオススメです。
ちなみに僕は針を伸ばされることがあまりありません。
それは基本的にドラグ設定値が強くアワセをしっかり入れていること。
フトコロまでしっかりとフッキングする意識を強く持っています。
また、3本フックの時は2本フックの時よりも負担を掛けないで伸ばされないようにするか、もしくは3本ともしっかりと負担を掛けてフッキングしきるか。
針が伸ばされやすいことを認識してファイトすること。
でだいぶ変わると思います。
今回は計測はしていませんが、針先までしか刺さらないと伸びやすいというのはどこの会社のフックでも一緒です。
となると、刺さりやすさが重要なことに気付けると思います。
これもBlueBlue純正フックは劣らないと思っているのですが、実はまだ印象論です(笑)
今度その辺りをしっかりと計測してみようと思います。
- 2014年10月17日
- コメント(24)
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