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▼ 長崎遠征2019 その2
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長崎シーバス遠征2019 その2
2日目。
朝から雨が降っていた。夜明けから降り出した雨は昼過ぎまでがっつり降るとのことで、口数少なめに島原半島まで雨のドライブ。
北側のエリアで潮位が合うところにエントリーした。
俺はというと、少し昨夜の余韻に浸りたくて、前半は車でお休みすることにした。
昨夜の魚は久しぶりに心震える魚だった。
が、休む理由のほんとのことを言うと、昨年秋から肩と肘を痛めていてかなりキツイのである。
それが雨の中だとウェアやライフジャケットが濡れることで重くなってさらにキツくなる。
昨夜も最後の方に雨が降った。
部屋でしっかりウェアも乾かした事もあり、午後から雨が上がるのであればそれまで乾いたウェアを温存というのが本音だ。
頑張る2人は島原のメンバーと共に雨風の中に飛び出していく。
いやー、頑張る人って美しいね(^^)
なんて余裕かまして車の中で昼寝する。
結局、風が強すぎて釣りもままならなかったようで早々に移動。
満喫したところで作戦会議。
続々と島原のメンバーが集まってくる。
毎年のように会い、毎年何かのテーマを持ちながら一緒にフィールドに向き合う。
友達というより、もう仲間だ。
5mという日本最大級の干満差が生み出す圧倒的な流れや地形変化。
その分、フィールドの危険度も高い。
その中でしっかりと釣りを組み立てていく事は簡単なことではない。
年々、より危険な場所に立たされている気もするが、、、(^^)
作戦会議の結果、一箇所回って、その後は休憩して夜に勝負ということに。
その次の場所で60cmあるなしを1キャッチ。
その後、仮眠をとって夜に勝負することになった。
そして夕飯後、
満潮からの下げ時合。
彼らが聖地と呼ぶ場所に立つ。
風はやや横向きで釣りづらい。
流れはこの地で最速レベルだ。
それは膝上の水深だと立っていられないレベル。川の荒瀬と同じような感じで、しかも粘度の高い海水が足元を洗う。
今夜は満月。しかもスーパームーン。
今年最大の潮位差が生まれる日に、半年以上前から予定を合わせていた。
ここに立つためにずっと準備してきた。
Blooowin!165F、スカーナッシュ、アービン、近年の開発しているルアーを作るときにいつも頭の中に浮かぶ場所がここだった。
ここで通用すること。
ここで戦えるアイテムなら全国どこでも使ってもらえる確信がある。
さっそく投げていく。
アングラーは総勢7人。
魚に対するプレッシャーは高くなるが仕方がない。むしろ一緒に並んで釣りをしたかった。
普段、ロケなどでカメラを背負ってる時は彼らはキャストをしない。
出演してるアングラー側の気持ちに立って色々と考えてくれるからこそ、フィールドに立ちながら投げずに見ててくれる。(実際、パターンが見えてないうちに横で釣られるだけで相当な心理的負担を感じるものである)
でも、今回みたいにカメラが回ってない時なら一緒にやりたいよね。
そして、7人で仲良く総ホゲ。
そして干潮。
5mも潮が引いたその場所はすっかり豹変する。
水はすっかり無くなり、岩の隙間にわずかに水たまりを残すのみ。
干上がった海底は色鮮やかな海藻でとてもカラフルだ。
そして人の高さくらいある荒々しい岩がゴロゴロと転がり、それに海藻やヒトデが張り付いていて、幻想的なオブジェになる。
その間を歩きながらエントリー地点に帰る時、ここは島原でもなく、長崎でも日本でもない。いや、地球でもない、宇宙のどこかの小惑星にポツンと立っているような錯覚を覚えさせるのである。
だから、俺はここが好きで毎年来るのである。
完全ホゲと書いたが、そう言えば小さいヒラメを釣ってた、俺。
3日目。
昼まで寝て、昼飯は長崎のBlueBlueテスター横山侑亮が指定したいつもの唐揚げ屋さん。
間違いない美味しい唐揚げである。
カロリーのことを考えなければ手放しで美味しいのだが、その辺で少し不安になる量である。
昼間のポイントはシャロー中心に選んでランガンしていく。
釣り場の選択では、釣れることを求めず、釣れなくても照準は1mオーバーキャッチに合わせたいとリクエストをしていた。
というか、メーターを狙えば小さい魚はなぜか釣れない。
自分は過去にメーターオーバーを2本取ったが、2本ともその日の釣りのたった1バイトがその魚だった。
そういうもんである。
明るい時間はポツポツ。
スカーナッシュは本当に仕事が早いルアーになった。
Blooowin!140Sと同等の誘う力があるにも関わらず、明確にレンジが別れてるので、ローテーションでアプローチした時に死角が無い。コンビで仕事が速いのだ。
早くこの感じみんなに味わってほしい。
夜は俺のリクエストで砂地のシャローに張り出す岩盤エリアをお願いした。
そこは先のシーバスジャーニーのロケで95cmをキャッチしたところ。
釣れるイメージはある。
夕飯を食べて一度解散。
深夜の満潮に再集合した。
そこから3カ所のポイントを回る。
これらのポイントこそ、ザ・島原と言っていいんだと思う。
暗闇の奥は右から左から沖の方で走る瀬の波の音が聞こえ、目の前のシャローは分厚い流れがどうっと流れていく。
そこに次々とサヨリやイナの塊が流されていく。
俺が知ってる限りだが、メーターオーバーを釣るポイントとしてかなりの可能性を感じる場所。
23時から朝の7時までぶっ続けで投げ続けた。
魚からの反応は無かった。
でも俺の集中力は全く切れなかった。
それだけのビリビリするものを感じていたが、自分の力では魚に食わせることはできなかった。
美味しい海鮮丼を食べてから最後のゲーム。
ここはメーターと言うよりは、魚を出しやすい場所。
案の定、バシュートでサクッと50cmくらいを1本。
岸に戻ってみるとまたみんなが集まって来ていた。
別れを惜しむかのようにしばらく談笑し、お土産もらったり、

花粉もたくさん飛びますよーに!
てな事で2019長崎遠征はとても楽しく幕を閉じた。
3日で経ったら全て家族に食べられていた。。。
- 2019年2月28日
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