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村岡昌憲

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Area12 ~シーバス 忘れられた干潟~

Area12 - Stage1 ~ 忘れられた干潟 ~
 
2001年3月11日 シーバス







3月11日。満月の翌日、大潮。この日にバチ抜けがどこで起きるか。
まずはその予想から始まった。
2週間前の新月にあちこちでバチ抜けが起きた。その反動で少ないかもしれない。
前夜の土曜日、南の強風が吹き荒れる中、バチ抜け情報の収集に勤めた。
 
東京湾奥にはいくつか忘れられた干潟というものがある。埋め立ての予定があったりなかったり、しかし反対運動があるわけではなく、ひっそりとたたずむ干潟。ほとんどはもはや干潟の面影が無いものの、底質、水深から考えても干潟と同じ役割を持っている状態。利用するのは渡り鳥ばかりといった感じであるが、そんな場所こそバチ抜けがすごいエリアであるし、シーバスの格好の回遊ポイントだ。
 
そしてその一つは陸っぱりが可能なエリアにある。
 
夕マヅメ、バチ抜けを期待してポイントに入る。
 
風の予報は北。潮の向きから考えてもここでライズが出ると読んだ。水面を見るとわずかだがバチを確認。後は魚が回遊するのを待つだけ。
 
しかし、夕マヅメ、いよいよ太陽が沈む瞬間になんと南東風が吹き始めた。
 
このままでは風裏になり、バチが流れてくることは期待できない。
 
即座にワンドの反対側へ移動する。
 
ポイントについて海面を覗くと、工場の明かり際で激しいライズが出ているが、そこまでルアーは届かない。足下にはバチの姿もない。
 
暫く回遊待ちをしてみるが反応が無い。しかも20分もしないうちに風が北に変わった。
 
釣果を風に大きく左右されるこのシーズン。風向きには臨機応援に挑みたい。すぐさま移動。
 
再度先ほど入ったポイントへ。今度はイイ感じで水面が波立っている。バチは見えないが、ライズもポツポツと出ている。
 
さっそくリップインベイトをキャストするが反応は無い。まだ時合にも早い。魚が来ているならミッドレンジでのバイトとなるはず。そう思って延々とリップイン・ハチマルのローテを繰り返す。
 
僕が思うにフラットなシャローのライズほど攻略が難しいものはない。通常は明暗部かシェードのパターン、もしくはブレイクラインにうまく絡めることで簡単にバイトが出せる魚もバイトのきっかけを作れないまま無駄な反転を誘い出すばかり。
 
それがフラットなボトムを持つシャローの最大のネックである。流れがあるとなおさら魚も流動的になり、ルアーを追うものの見切る個体が多くなってくる。
 
しかし、全く方法がないわけではない。
 
と思いながらこの数年間、毎年なす術がない惨敗を繰り返してきた。1月末にも旧江戸川でライズの中、ノーバイトに屈した。
 
決して食わないわけではない。イレギュラーにバイトする以外に獲れないのだ。
 
 
 
今年こそ自分の頭の中にあるバチ抜けパターンを確立させたい。現にバチにライズしている魚が目の前にいる。マッチ・ザ・バチを追求することだけでは魚を出すことは不可能なこのポイントでどうするか。
 
今まで雑誌やテレビでごまんと紹介されてきた貧弱なパターンでなく、強固かつ安定感のある攻略法をシステマチックに確立したかった。その為にあらゆるルートを通じて、自分の頭の中にあるイメージを具現化できるプラグを探し回り、そして買いあさった。その格好の実験場が目の前に広がっている。待ちに待ったバチ抜けライズ。7年越しのリベンジだ。目論見はある。
 
30分もしないうちに風と下げの流れが揃いだした。潮が2層に割れて表層をバチが流れる。このタイミング。ライズも激しくなってきた。
 
まずラパラCD、アスリート、ハチマルをキャストし、デッドスローからミディアム、時にはボトム付近を攻めてみるが、案の定バイトが出ない。いわゆるなかなか食わないライズだ。
 
次に水面系から探ってみる。コアユを10分ほど投げたが反応は無い。
 
バチは出ているもののここは風表。バチも引き波を出すほど浮いていないし、コアユの引き波ぐらいじゃ目立たない。
 
読みは水面直下デッドスロー。前から解ってたけど攻められないレンジ。
 
水面直下といってもアバウトなレンジではない。
 
すでに1センチ単位、そのセンチ単位を切り刻むルアーを買って改造し、揃えたきたのだ。
 
BANZAIのシープ90をセット。推奨のフックとリングでは引き波を重視しすぎて浮きすぎる設計だ。そこで水面直下でデッドスローに引いた時のみかろうじて背中を出す程度に重量アップ改造。バチさながらのスピードで水面直下2センチを引く。シープ本来の引き波で誘うのではない。レンジで誘う。
 
5投目、水柱が跳ね上がる。乗るか。乗らない。
 
6投目、足下まで来たシープにまたもや水柱。今度は乗った。テール一本ながらフックアップした。
 
魚を回してバテさせてからランディング。60センチぐらい。
 

 
 
水面が波立っているので判らないが、フラットなシャローのシーバスは浮遊物を見つけ次第近づいて生命かどうか確認してバイトする。その多くは見切っているはず。おそらく今も9尾が見切って1尾がバイトした程度だろう。
 
見切られないためにどうするか。ここがパターン確立のための最重要項目。
 
その一つにルアーのローリングでルアーの周りに複雑な水流を作り、シルエットをぼかすという方法がある。それをシープにまとわせる。
 
またもや3分もしないうちにバイト。しかし、乗らない。
 
このパターンの欠点はその水流の攪拌がシーバスのバイト位置を狂わせることだろうか。
 
何度も同じルアーを見せるのは危険だ。
 
数投したが、反応が無いのでZ-rayのクエイクにチェンジ。こちらはそのまんまバチを意識したモデルだけに何のチューニングも必要ない。デッドスローで水面直下、風表だけにバックラッシュだけに気を付けてリトリーブを続ける。泳層はおそらく7センチ。
 
10投目ほど。ぶわんと水面が盛り上がる。
 
このルアー、水面下5~10センチ前後をキープするために水柱が派手に上がることは少ない。水面が盛り上がるのみ、手元に感触が伝わってからアワセを叩き込む。
 

 
 
50ちょいか。やる気はあるが体力がない。バチに狂っている割にはお腹も膨らんでいなかった。
 
 
 
その5投後ぐらいにもう一発ヒット。これまた50くらい。
 

 
 
この東京の夜空色に塗ったダークカラーが僕のお気に入りだ。
ルアーのカラーを空の色と極力同化させる。シルエットと水の馴染みが深くなる。
 
これは水面直下でルアーを見られてしまいがちなフラットシャローの釣りにおいて極めて重要な要素だ。そしてアングラーのルアーに対する視認性を高めるホワイトヘッド。ある程度東京湾の釣りを理解してないとこのカラーは出てこない。
 
ちなみに、ここのテスターである海江田氏曰く、最初ラウズとして開発していたが、全く同じ名前のルアーが他から出てしまった為にクエイクと名前を変えたそうだ。
 
その後、反応が突如止まる。再度シープ90にもに変えてみたが反応が無い。
 
魚を浮かせてみよう。そう思ってエスフォーナインにチェンジ。
 
すると1投目にいきなりバイト。小さいがなぜか反応した。
 
やはりルアーにスレるのか・・・なかなか難しい展開。
 

 
 
45センチ前後であったが、エスフォーナインに一発で反応した。
 
こちらは特にチューニングもしていない。水面でもいいのか。
 
しかし、単なるまぐれなのか反応は無くなる。
 
このバイトがイレギュラーなものなのか、何かの必然かはイマイチ判らなかった。
 
 
 
一旦、シープ90にするが反応無し。メケメケのジャーキングも試したがバイトが出る様子はない。
 
そこで今度はDAZEミノーバチスペシャルをセット。前日にしゅうちゃんに貰ったばかりで、いきなりの実戦投入。しかし、このルアーやはり葛西仕様だ。
 
流れのないこのエリアではデッドスローだと水面を泳いでしまう。川のバチ用で使えそうだけど、ここではちょっと厳しいか。
 
しかし、ミディアムくらいのリトリーブスピードではいいレンジを泳ぐ。
 
ミディアムのスピードに反応するヤツはいるか?
 
いた。
 
ゴンとロッドが入って50センチぐらいのをキャッチ。
 

 
 
ライズを見る限り、大きな魚はいない。今日もフッコばかりか。
 
DAZEもこの1本で反応が無くなった。
 
ありとあらゆるローテーションを繰り返す。
 
反応が返ってくるのは全て水面直下、時々中層や水面も攻めてみるが反応しない。
 
ライズに気を捕らわれず水面直下をひたすらスローで引く。
 
乗らないバイトは恐らく30センチ級。無視しつつも貴重なデータだ。
 
だってハチマルはいまだにワンバイトも出ないのだから。
 
 
 
バイトが出た直後にフォローで入れるソルティバディ70は相変わらず強い。昨年、さんざんお世話になったパターンは今年も健在。しかし、ハンドメイドばっかり強くてイヤになってくる。
 
ソルティバディはもはやセイゴの餌食だった。このルアー、宮丸さんが意図したかどうか判らないが、サスペンドギリギリのセッティングにキモがある。そこをうまく使いこなすと獲れない魚も獲れるようになる。


 
 

 
 
 
 
やがて風が段々と強くなって岸際が荒れだした。
 
ふと離れたところにいい潮目を発見。攻めてみるとワンキャストワンヒット状態に突入。
 

 
 
しかし、あまりにも30センチ代ばっかり釣れるので途中でソルティバディは封印。
 
いよいよライズも全開になった。
 
ローテーションしていく中で明確にルアーに差が出てくる。
 
今回のこの場所においては水面下7~9センチに一つのカギがあったようだ。
 
そのレンジを泳ぐクエイクにバイトが集中した。
 

 
 
しかし、クエイクを投げ続けてもガンガンと食うわけではなかった。
 
シープやエスフォーで浮かせて、クエイクで食わす。
 
結局、お得意のローテパターンで数だけが伸びていく。
 

 
 
どうもこの一帯には大きいサイズはいないようだ。その変わり、無数のフッコサイズがいるみたい。
 
結局、ライズがしょぼくなる23時頃までやって14GETぐらい。バイトはその3倍ほど。
 
何かが見えそうなんだけど、イレギュラーなバイトが多すぎて、その何かがうやむやになってしまう。
 
何回もチャレンジできればいいが、このバチ抜けライズ。1シーズンにせいぜい5~7回しか遭遇できない。その中で明確な答えを出していきたい。
 
同行者は3GET。ルアーの差がもろに出たとしか考えられなかった。
 
デッドスローで水面直下を刻める駒が多いければ多いほどいいのだろうか。
 
春は難しい。
 
 



使用タックル
ロッド Palms SGP-86L
メガバス Destroyer F3-610XS
リール シマノ ステラ4000 DH
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ ティムコ ベイスラッグ
ソルティバディ 
メガバス X-80SW
   

 

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