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拝啓、ヌーチー様 キビレーヌ様 その4 〜チヌが釣れないアナタに〜

どうも、新型ステ●かイグジス●を買おうと思い、断腸の思いでGT用に保有していたソルティガDFを売りに出すも、売上金で別の趣味のモノを買ってしまった愚かな中年のネコです。

さて、前々回、前回とチヌ属に対して有効なルアーを私見ながらに説明しました。

今回は、チニングはした事があるものの、まだ1匹も釣った事が無い初心者アングラーが陥りやすいポイントと、その対策•解決法について、経験による私見ではありますが述べていきます。


•ちょくちょくチニングをやっているも、未だ釣れた事がない

これはアプローチの方法が間違えているのか、チヌ属がそのポイントに居ても、「居るタイミングが喰わないタイミング」である事が多いと考えます。
先ずアプローチについてですが、極端なハナシになりますが、川幅が100mはあろうかという大河川の河口部で5cmのミノーやシンペンを、水深50cm程のどシャローで、かつチヌが見えているような状況で鉄板バイブレーションをキャストするでしょうか?
闘争心が強い個体はそれでも食ってくるかもしれませんが、そのような状況では普通はルアーを見つけてもらえないか、嫌がります。
チヌ属はシーバスと違い、エサを追い回すというより、サーチして身近にあったものを口に入れる習性をしており、目の前を通す事が肝心です。
なので先程の例だと、満潮で水深2m程あった時に
鉄板バイブレーションで釣れたが、水深が浅くなっても同様の攻め方では釣る事は困難ですし、干潮時にブレイクが近かったためシンペンで釣れたのだとしても、だだっ広いフィールドならチヌが付くポイントを押さえてなければむやみやたらと投げるだけになってしまいます。
なので、釣れた経験よりもその時に合わせた水位、水深、居付き場所に合わせたアプローチをする必要があります。
私なら大規模河川河口部なら、大潮の干潮時にボトムにあるブレイクやシモリの位置を把握し、満潮時ならバイブレーションを、干潮時なら直リグを使用し、ブレイクを重点的に探ります。
50cmの水深の例だと、直リグかミノーかシャッドプラグのただ巻き&ジャーク、ポッパーを選択し、少しでもプレッシャーをかけない努力をします。

「居るのに食わないタイミング」とは、フィッシュイーターの海水魚に共通する事ですが〝流れ〟が無い状況ではかなり食いは渋いです。
魚が捕食活動を活発に行う潮が動くタイミングを狙って釣りに行く必要がありますし、潮止まりでエントリーするなら少しでも動いている場所を選択しなければ、見えても釣れないなんて事になります。
(見えチヌは釣る事自体困難ですが。
また、流れがあってもタイミングが合わなければ当然食いませんし、時期によっては捕食しているベイトも変わるため、確実に釣りたいならその辺の観察も大切です。
実際、周りがホグ系ワームを投げて釣れていない中、ミノーを投げていた私だけが複数匹釣ったなんて事もあります。
また、岸際をウロウロしているからといって、必ずしも捕食するベイトを探している訳ではありません。活カニを使用した落とし込みをしていた時、目の前に落としても食わないのが普通でした。
チヌ属は目が良いのか、恐らくこちら側を視認して、敢えて食わない可能性があります。



•ミノーやバイブレーションでは釣った事があるけど、ホグ系ワームで釣った事がない

ホグ系ワームを使用しても、皆が釣れているのに自分だけ釣れないなんて事はありませんか?
実は2つの理由で釣れない可能性があります。

1.リーリングが速すぎる
チニングをしている釣れない初心者アングラーで、このタイプの方が大多数を占めているように思います。
使用しているリールが普段シーバスで使用しているものでしょうから、HG、XGといった一巻き90cm近いものですが、これを2秒程で1回転程回しているケースです。
ボトムは取れているのかもしれませんが、ワームはボトムでどういう動きをされているかイメージした事はあるでしょうか?
チヌ属が捕食するカニやシャコといった甲殻類はボトムを走るというよりストラクチャーの際を身を隠しながらゆっくりと動きます。
それらの生き物の動作をイメージすると、巻きはHGなら4秒で1回転程、かつ1/4ずつ動かしては停めるといった緩急付けた動きが近く、出来る限りゆっくり巻いた方が好反応を示す事が多く感じます。
私はゆっくり巻いて、更にゆっくりアプローチをかけたいと考えておりますため、2500クラスのノーマルギアのリールに、浮力と流れを受けるためにPE1.2号、リーダーは25lbを1.5ヒロ取っています。


2.ワームのカラーも重要
アピールしてチヌに見つけてもらう事も大切ですが、彼らが普段捕食している生物のカラーを思い浮かべてみて下さい。主に黒系、茶色系になっているかと思います。
水中の光の透過率や透明度にもよりますが、河口部は多少なりとも濁っており濃い色が好反応を示す事から、やはり水中生物は似たような色をしたものが多く、チヌ達も普段それらのカラーを口にしているのでしょう。
カニシャコに誤認させたいならポイントに棲む生物の種類、カラーを干潮時に出向いてよく観察することで、使わないカラーのワームを買うといった無駄な出費を防ぐ事が出来るように思います。




あなたのチニングに、幸ありますように。


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