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▼ 雨降りの十三夜月
- ジャンル:釣行記
- (SEABASS -スズキ-, SHIMANO -シマノ-, Handmade Lure -ハンドメイドルアー-, 1095日のスズキ, 10Parabellum -イチマル パラベラム-, NIGHT -ナイトゲーム-, Mellow Noise89 -メロウノイズ-, 下流域, Cork -コルク-, VARIVAS -バリバス-, RIVER -河川-, SUNLINE -サンライン-, 1989Lures -いちきゅうはちきゅうるあーず-, ハク・イナッコ・ボラ, FULLHANDS -フルハンズ-, 21CALCUTTA CONQUEST 101HG, Cork "SLUMBER" -コルクスランバー-)
「もうすぐ携帯のアラームが鳴る頃か…」
浅い眠りの中でおぼろげに浮かんだ予感は、車の天井を叩きつける激しい雨音にかき消された。
自然で遊ばせてもらう釣りだから、思い通りにいかないことなんて山ほどある。どれだけ予定を組んだって、どれだけ予測を立てたって、それらは簡単に無になることも当たり前のようにある。
「もうちょっと休めってことか」
再び運転席のシートに身体を沈めるも、歯切れが悪く止まない雨を他所にナガツキは確実に水位を下げてゆく。
雨と雨の止み間に車から降りて、素早く開けたリアゲートに守ってもらいながら装備の支度をする。レインウェアを羽織ると一気に汗が噴き出し、瞬く間に体は火照った。
ロッドガイドにラインを通すよりも先に新調したウェーダー越しに水に浸かると、一発目の時合いは過ぎ去ってしまったような雰囲気が漂っていた。
年に1回、いや2回あるだろうか?という程の躍動を目の当たりにする。
雨後の濁りと大潮1日目の流速を併せ持ち、一斉に下る大量のベイトに対し激しい捕食音と飛沫が数えきれない程舞った。
Corkに襲う衝撃を思い、気持ちが浮つく。10Parabellumに襲う衝撃を思い、トレースコースを司る手がリーリングを速めてしまう。
「嘘だろう…?」
雲の低い空に増幅される捕食音だけが響き渡り、焦るようにCork “SLUMBER”を投入する。
聞こえる捕食音は先ほどまでのどこかの闇の向こうではなく、ラインが指し示す方角で間違いない。ラインが揺れ、握る指に一瞬力が入っては抜けてを繰り返し、瞬く間にそれらは数えきれないほどになった。
「嘘だろう…」
体の火照りを感じなくなった頃にふと見上げると、雲の切れ目から十三夜月は煌々と辺りを照らし、目線を落とした手の中のルアーの表情などは容易に確認できるほど。
静かなのに衰えない流速をまじまじと見ることが出来たのは、瞬く間に過ぎた3時間半を経てのこと。
新調したばかりのウェーディングシューズになるべく泥を付けないように、干上がった川底をそっと歩いて水辺から上がる。
背負っているウェーディングネットをこの日初めて思い出したのは、ゲームベストを脱ごうとしたリアゲートの下でのことだった。
足りないものが多過ぎる。1095日のスズキも233日目を迎えたこの日に限って言えば、それを純粋に楽しいと思う余裕なんて一ミリもなく焦りしかない。
“ハンドメイドルアーでメーターを超えるシーバスを狙って獲る”
そう決めたのは自分だけど、過去に実績のあるあのルアーがあれば…って何度思ったことだろうか。
何より悔しかったのが、もう7年も共にしているCorkでたった一回のバイトすら得ることが出来なかったこと。
正直に言えば、釣りが終わってからとてもネガティブなことしか思い浮かばない。いつの間にか“わかっていたつもり”になっていた自分に、腹立たしさすら感じる。
でもやるべきことは見えている。ダメな中でも出来たこととこれからやるべきことを見つけることの重要性は、2年前の夏の3ヶ月で身に付けてきたつもりだ。
【タックル&ウェア】
[ロッド]FULL Hands Mellow Noise89
[リール]SHIMANO 21 CALCUTTA CONQUEST 101HG
[メインライン]VARIVAS Avani SeaBass MAX POWER PE X8 1.5号(28.6LB.)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 25lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS フィットハイウェーダー PBW-508
[シューズ]Pazdesign ライトウェーディングシューズⅥ(SP) ZWS-619
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)
■Twitter -ツイッター-
http://twitter.com/hira__tch
■Instagram -インスタグラム-
https://www.instagram.com/hiratch_1989lures/
■Facebook -フェイスブック-
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■YouTube -ユーチューブ-
https://www.youtube.com/channel/UCERTEAjW_JbjiLua3d6nCVg
浅い眠りの中でおぼろげに浮かんだ予感は、車の天井を叩きつける激しい雨音にかき消された。
自然で遊ばせてもらう釣りだから、思い通りにいかないことなんて山ほどある。どれだけ予定を組んだって、どれだけ予測を立てたって、それらは簡単に無になることも当たり前のようにある。
「もうちょっと休めってことか」
再び運転席のシートに身体を沈めるも、歯切れが悪く止まない雨を他所にナガツキは確実に水位を下げてゆく。
雨と雨の止み間に車から降りて、素早く開けたリアゲートに守ってもらいながら装備の支度をする。レインウェアを羽織ると一気に汗が噴き出し、瞬く間に体は火照った。
ロッドガイドにラインを通すよりも先に新調したウェーダー越しに水に浸かると、一発目の時合いは過ぎ去ってしまったような雰囲気が漂っていた。
年に1回、いや2回あるだろうか?という程の躍動を目の当たりにする。
雨後の濁りと大潮1日目の流速を併せ持ち、一斉に下る大量のベイトに対し激しい捕食音と飛沫が数えきれない程舞った。
Corkに襲う衝撃を思い、気持ちが浮つく。10Parabellumに襲う衝撃を思い、トレースコースを司る手がリーリングを速めてしまう。
「嘘だろう…?」
雲の低い空に増幅される捕食音だけが響き渡り、焦るようにCork “SLUMBER”を投入する。
聞こえる捕食音は先ほどまでのどこかの闇の向こうではなく、ラインが指し示す方角で間違いない。ラインが揺れ、握る指に一瞬力が入っては抜けてを繰り返し、瞬く間にそれらは数えきれないほどになった。
「嘘だろう…」
体の火照りを感じなくなった頃にふと見上げると、雲の切れ目から十三夜月は煌々と辺りを照らし、目線を落とした手の中のルアーの表情などは容易に確認できるほど。
静かなのに衰えない流速をまじまじと見ることが出来たのは、瞬く間に過ぎた3時間半を経てのこと。
新調したばかりのウェーディングシューズになるべく泥を付けないように、干上がった川底をそっと歩いて水辺から上がる。
背負っているウェーディングネットをこの日初めて思い出したのは、ゲームベストを脱ごうとしたリアゲートの下でのことだった。
足りないものが多過ぎる。1095日のスズキも233日目を迎えたこの日に限って言えば、それを純粋に楽しいと思う余裕なんて一ミリもなく焦りしかない。
“ハンドメイドルアーでメーターを超えるシーバスを狙って獲る”
そう決めたのは自分だけど、過去に実績のあるあのルアーがあれば…って何度思ったことだろうか。
何より悔しかったのが、もう7年も共にしているCorkでたった一回のバイトすら得ることが出来なかったこと。
正直に言えば、釣りが終わってからとてもネガティブなことしか思い浮かばない。いつの間にか“わかっていたつもり”になっていた自分に、腹立たしさすら感じる。
でもやるべきことは見えている。ダメな中でも出来たこととこれからやるべきことを見つけることの重要性は、2年前の夏の3ヶ月で身に付けてきたつもりだ。
【タックル&ウェア】
[ロッド]FULL Hands Mellow Noise89
[リール]SHIMANO 21 CALCUTTA CONQUEST 101HG
[メインライン]VARIVAS Avani SeaBass MAX POWER PE X8 1.5号(28.6LB.)
[リーダー]SUNLINE STATE CLUTCH SHOCK LEADER NYLON 25lb.
[ゲームベスト]SUBROC V-ONE VEST A-TACS LE X
[ウェーダー]Pazdesign BS フィットハイウェーダー PBW-508
[シューズ]Pazdesign ライトウェーディングシューズⅥ(SP) ZWS-619
[アイウェア]Zepue JAZ × ナイトオレンジ(伊藤光学)
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- 2021年8月24日
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