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足湯を求めて えびの高原ツーリング

2009/1/17(土)
天候 晴れ
気温 14~5℃
ODO 35318.2~35547.8km
全走行距離 229.6km
所要時間 7時間30分
車両 YAMAHA SR400
参加車両 Kawasaki ZRX400,SUZUKI GSX400インパルス
 
 
・暖かい日差し AM9:30
 南国鹿児島に冬はない、というかのごとく本日の日差しは暖かい。GSX400インパルス、ZRX400と合流し、真冬のえびの高原へと向け、各々のバイクを走らせた。
 
・R225→R10
 市内で給油を済ませR10へ。磯~姶良間のR10は海岸線を走っている。そのため雄大な桜島を拝みながら走ることのできる、オススメルートだ。また空気が澄んで天気の良い日は霧島の山々も見ることができ、さらに南の方角には、薩摩富士と呼ばれる開聞岳も目にすることができる。鹿児島を象徴する山々が見れるR10磯海岸線は旅人なら是非通ってみてもらいたい。
 この日も天気も良く霧島の山々が綺麗に見えた。我々の目的地への通過点である霧島山にはなんと雪が積もっているではないか。少し不安になりつつも行けるところまで行ってみることにした。
 
・県道1号積雪
 R10→加治木バイパス→県道56号→R223→県道1号へ。県道1号へ入った途端、辺りは雪化粧となった。路肩と中央線上には雪が残っている。転倒する危険性があるため、一行は安全運転へ。除雪車も稼働する中、ひたすらヘアピンカーブを慎重に曲がる。かつてこれほどまでに雪が積もったことがあったであろうか。

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初めての雪中走行で興奮していたのだが、この後、さらにサプライズがあろうとは誰も思ってもいなかった。
 
・えびの高原
 えびの高原に着く直前に、鹿児島県と宮崎県の県境がある。まさにその県境にサプライズは待っていた。道路脇に鹿がいるのだ。しかも、その鹿の周りでは、子供達が雪で遊んでいる。えびの高原には野生の鹿がいるということは知っていたのだが、まさかここまで人になついているとは思ってもみなかった。今にでもバイクを停めて写真を撮りたいところだが、路肩は積雪のためスペースがなく、仕方なくえびの高原まで行くことにした。
 この日は休日ということもあってか、ずいぶんと人が多い。スケート場も設備してあるので冬は繁盛するのだろう。それにこれだけ雪が積もれば、小さな子供達はとても楽しいだろう。普段は観光客の姿しか見ないのだが、今日は家族連れの姿かとても多く見えた。
 なんとか駐車スペースを見つけ頭からつっこむ。先に停めた二人は、「すべる」などと言っている。まさかと思い、バイクの前輪部分の地面を足でこすってみる。凍っている。バイクを通路の邪魔にならない所まで下げてようやく落ち着いた。
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・鹿のもとへ
 駐車場から県境までは100メートル程だ。その県境付近で目撃した鹿の所へ歩こうと思ったが、鹿はすぐそこにいた。3~5頭で1グループ、見渡すと3グループ程群れをなしていた。

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鹿は我々人間が近寄っても逃げようとはしない。餌付けされているのだろう。しかし、野生の鹿へ餌をあげないで下さいという看板が立ててあった。くれぐれも餌はあげないように。
 
・セルフ食堂 AM11:30
 昼食はえびの高原で取ることに。えびの高原には大きく分けて、2つの建物がる。今回は小さな建物内にある一見喫茶店のようなたたずまいのセルフ食堂で、きつねうどんを食べた。価格は440円。
 
・スケート場
 えびの高原は冬季の間、スケート場が開場される。もちろん料金は払わなければならないが、リーズナブルなのであろう、この日は親子連れからカップルまで幅広い年齢層の方々が、スケートを楽しんでいた。夏は避暑地、冬はスケートと、えびの高原は季節ごとの風物詩を楽しむことができる良い場所だと思う。
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・足湯
 我々の本当の目的である足湯に入った。しかし、全然気持ちよくないのだ。理由は湯温である。36度に設定しているらしい。まったくもって温まれない。ぬるい。冬のえびの高原で足湯に入っても、逆に冷えてしまうので要注意!!
 
・さらなる足湯を求めて
 えびの高原の足湯にはガッカリさせられた。不満が爆発しそうな我々は、常に気持ちの良い足湯、道の駅たるみずを目指すことにした。
 
・下山
 道の駅たるみずへと出発した我々は、県道1号→県道104号→県道480号→R223→県道60号を通りR10へ戻ることにした。104~480号間はヘアピンカーブが続き、道も狭く急勾配となるため注意していただきたい。また県道60号も民家と民家の間に道が通っているところがあるので、予想より時間がかかる道といえるだろう。交通量は多くはないのだが、割とゆっくりと走る地元車が多いようだ。
 
・R10→R220
 R220佐多街道とも呼ばれる海岸沿いの快走路上に、道の駅たるみずは建設されている。休日には多くの観光客が足を休め、多くのライダー達の休息地となっているため、ライダーならば一度立ち止まってもらいたい場所だ。この日も多くのライダー達が、道の駅たるみずで休憩していた。
 
・足湯は…
 道の駅たるみずの目的は足湯だったのだが、この日は真冬とは思えぬ暖かさが平坦地には広がっていた。そのため、防寒着をしっかりと固めてきた我々は、暑さで足湯に入る気など起きなかった。メンバーの中には、アイスクリームをおいしそうに頬張る奴もいた程だ。しばらく休憩したのち、我々は我が家へと足を向けた。
 
・潜水艦
 R220→R10→R225と乗り継ぎ我が家を目指したのだが、R10磯海岸線から海上に潜水艦の姿を見ることができた。ごく稀に錦江湾で潜水艦の姿を目撃する。黒々とした船体はどこか不気味な雰囲気を漂わせている。
 また夕暮れ時もはるか南のかなたでは、綺麗に映る開聞岳の姿を拝むことができた。
 
・帰宅
 本日のツーリングは最後に私のみはぐれて解散ということになったのだが、まだ見るえびの高原の雪景色を見れたし、霧島、桜島、開聞岳という鹿児島を代表する山々の雄大な姿に触れることができた。鹿児島は四季折々の楽しみ方がもっとできるであろうと感じたツーリングになった。
 
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※当ログは、当時大学生だった私がノートに手書きで残したバイクツーリング記録です。デジタルデータとして保存することを目的とし、明らかな誤字脱字以外は手直しを行わず、文法表現等ありのままを記載しています。
 

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