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▼ A=B、B=Aの理屈。
- ジャンル:日記/一般
一昨日は自分の動画を滅茶苦茶に批判している人がツイッターにいて、やり合ってました。
批判している理由は「自分はガンゾウヒラメをイソメで釣った事がある」からという事。
その批判された動画。
批判するときは最後までちゃんと飛ばさずに見てから批判してもらいたい。
多毛類は食べないというのは1980年代に発刊された魚類学下のヒラメの項に書いてありますので出典がハッキリしています。
自分の言ってる事は、統計じゃなくても高校の数学の授業を眠らずに聞いていれば分かるような簡単な事。
「世の中にあふれる根拠のない通説にだまされなくなる」
こんなのはこういうビジネス書の見開き一ページ目に書いてあるような事なんだけどA=BならB=Aも成り立たなければならない。
ヒラメのベイトがヒイラギやコノシロとするなら、コノシロやヒイラギが入った時は必ずヒラメが居なければならない。
釣り餌でイソメやゴカイでヒラメが釣れたから、(A=Bなら)イソメやゴカイは確実にヒラメのエサになっている(B=A)が成り立たなければならない。
だから釣り餌で釣れるヒラメとヒラメのベイトは関係ない。
ザリガニで釣れたヒラメはザリガニをエサにしているのかという話。
とは言ってもイワシ理論たるものがどれほどの威力があるかわからなければ何の意味もない。
このように海流図を読むと親潮と黒潮の潮目がハッキリしていて、黒潮が接岸している時は、温度選好性やプランクトンの影響で親のカタクチイワシの北上回遊が始まっている。
この後、潮目が北に移動して夏場は道北までマイワシと一緒に回遊する。
その時、気温などの温度選好性から
「晴れた日」「凪」「気温の高い日」
というワードでカタクチの親魚が打ちあがりやすい。
これは相関関係しか分かっていない事で、何が因果関係になっているか分からないが、恐らくカタクチイワシの温度選好性の為と考えられるわけである。
なぜならマイワシも同じルートで回遊するが、マイワシはなかなかこういう風に大量に打ちあがることが少ない。
マイワシとカタクチは温度選好性が違うからである。
これについては過去に記事にしたので探し出してみてください。
自分もいつ書いたか忘れました。
とにかく、そこまで予測はついている、というのがサーフヒラメイワシ回遊理論の完成度。
この方は犬の散歩をされている地元の方。
実際に予測をしてほぼその通りにカタクチが打ちあがる事もある、というのが自分の理論の完成度。
今回はたまたま上手くいっているが、いつも必ず当てろ、と言われると難しい。
批判されてイライラして自分の言ってる事はそんなに間違った事を言ってなくて、批判した側の理論に間違いがある、という事を言いたかったんだけど、書いているうちにスッキリしたのでおしまい。
- 2020年5月1日
- コメント(4)
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