釣りの家の記録 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja ヒラメの胃内容物と地形特性の仮説。 https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodozobbps 2021-09-17T23:00:00+09:00
ヒラメの胃内容物についてでも書こうと思います。

今回の内容はとても難しいのでもしよかったら気合を入れて読んでみてください。

地形特性と胃内容物の変化についての論理に難しい箇所があります。






今年に入ってツイッターで集計していたヒラメに入っていたベイトをグラフにしてみました。


文字を入れると、

カタクチイワシのみが突出していて、他のベイトは一様分布。


他のベイトは入っていることはあるけど、等確率に分布していてパターンらしいパターンがない。

しかしカタクチにはパターンがあるのでヒラメのベイトはイワシだけだから再現性はイワシにのみある、というのはこれまでの自分の主張。

ヒラメに完全にイワシ以外が入っていない、という事ではない。

なんせヒラメはイワシ以外ではドジョウが一番食ってる。

これが、イワシと他のベイトの合計の比較だと大体6:4くらいにある。

ヒラメの胃内容物の論文のデータを見てみると6:4~7:3くらいでカタクチと他のベイトの割合になっている事が多い。

カタクチ以外は誤差の範疇ではないかと思う。

まとめ1
実測値ではカタクチが突出して多かった。他のベイトも食べていないわけではない。

コメント欄やリツイート等で「自分の釣ったヒラメには~が入っていた」と批判される場合はドジョウなどよりも有意に数字が大きいことをお示しください。

空リプはどうぞお好きになさってください。

 
閉鎖的水域と開放的水域

ヒラメの胃内容物は場所によって違うので、新しい用語、閉鎖的水域と開放的水域について説明します。

閉鎖的水域とは湾内のような外海とつながっていないような穏やかな場所、とします。

開放的水域は鹿島灘サーフのような荒れた外海の水域の事。

例えば西湘サーフは相模湾の中にあるので閉鎖的水域。

静岡の焼津も閉鎖的水域、内房の閉鎖的水域、日本海も大体が閉鎖的水域。

漁港の中も閉鎖的水域。

鹿島灘は開放的水域。

厳密には定義があるのだろうけど便宜的に外海は開放的水域という事にします。


ヒラメはカタクチの居ない閉鎖的水域では均等にその場にいるエサを食べていることが多い。(後日、その論文紹介します)

開放的水域にいるヒラメの場合、カタクチを食べていることが多い。

ここで、気になるのはその閉鎖的水域にカタクチが入った場合はどうなのか?

その湾内であってもカタクチが入ると圧倒的にカタクチを捕食するというのを論文に見つける事が出来ました。

「ヒラメの胃内容物は環境を反映する」と言われているらしいけど、実際は環境を反映するのはイワシが居ない時だけ。

まとめ2
ヒラメは開放的水域ではカタクチを食べていて、閉鎖的水域では様々なエサが食べられているが、カタクチが回遊してくると殆ど胃内容物はカタクチになる。

 
生態的地位を考える

また一つ難しい言葉を出して「生態的地位」によって説明します。

ニッチと呼ばれる生態的地位は抜けると何かの生物でその地位が埋まるらしい。



食物連鎖のピラミッドで考えると、イワシが抜けると環境の魚がそのイワシの生態的地位を埋めてヒラメはそれを食する。

ここで先ほどの、閉鎖的水域では、カタクチが抜けてもヒラメは居ることがあるのでそのカタクチの生態的地位を埋めるために様々なベイトがヒラメの胃袋に入りやすいのでは?と仮説を立てました。



まとめ3

ヒラメの胃内容物は「開放的水域」と「閉鎖的水域」では若干異なるが、それは「イワシが居ない時はヒラメの胃内容物が生態的地位によって環境を反映する」からであって、どちらにおいてもヒラメは基本的にはイワシを食べて回遊している魚という主張を自分はします。




やっとここから、ヒラメの釣りのパターンの話。

ここからが内容が難しいところです。

実際にヒラメにカタクチ以外のパターンに再現性があるのだろうか?

まず成立するための条件としては「カタクチが居ない事」「閉鎖的水域である事」だ。

そして、カタクチが居ない場合は満遍なくその場にいる生き物をヒラメは食べる、と上の3つの仮定からさらに仮定します。

現実にパターンの再現性を狙う場合、各々のそこら辺にいるベイトにヒラメがくっついて接岸してくるのか?という所がネックになってくる。

自分はシーバスにはコノシロパターンがあると思うし、西湘や静岡のような閉鎖的水域では、ブリにはコノシロパターンがあるみたいで、コノシロと一緒にブリが接岸してくる、と言われている。

ヒラメにはこのようなパターンがあるのか?

実際に閉鎖的水域に行って確かめてみる必要性はあると思う。


自分の言っているヒラメのコノシロパターンを地形的、生態的地位によって論点を整理すると、

①岸に寄って来たヒラメが、カタクチが抜けた後にそこら辺にいるコノシロを食べているだけなのか

それとも、

②そのままヒラメがコノシロについて回遊することがあるのか

という所がコノシロパターンの再現性があるかどうかのキモだろう。

これが、先ほどの自分の仮定の仮定の理屈が合っているかどうかの議論になると思います。

論理が難しいです。




繰り返すけど、自分はシーバスではコノシロパターンはあると考えています。

ヒラメにコノシロパターンがあるかどうかは胃内容物から見るとかなり懐疑的です。

データが殆どあがってこないので。

食べていることを否定しているわけではなく、有意にコノシロについてヒラメが回遊するのかどうか、パターンの再現性があるのかどうかという点について自分は否定的な立場です。

自分が集計しているツイッターのヒラメの胃内容物では今年はまだコノシロは入っていない。

去年は自分の見ている範囲の鹿島灘の釣果では数百件のヒラメの釣果に対して2件コノシロが入っていたので、そのくらいの割合でしか入ってこない。

このくらいでは有意(意味のある)数字ではないと言えます。
 
ヒラメの胃内容物からの結論
 
ヒラメを釣るにはカタクチイワシの接岸してきそうな地域に行くのが一番いい。

色々な地域特性はあるものの、どこでもカタクチが一番のベイト。



実際の釣りに落とし込むのには、例えば、内陸から遠征するようにサーフヒラメをやる方は、当日までに、南房総に行こうか、鹿島灘に行こうか、それとも遠州灘まで行ってしまおうか、そういう場所を選ぶのにカタクチを中心に考えるべき、だというのが自分の主張です。

そしてそれは大体情報が無くても、読みで分かるのではないか?と自分は考えています。

読みこそサーフヒラメの面白さなので釣果だけではなく読みの過程も伝えていければなぁと思います。]]>
BlueTrain
アンチが増える事とSNSを使ったマーケティングの市場規模を予測する仮説を立てました。 https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodtury2hx 2021-09-03T00:37:00+09:00



自分はマーケティングも趣味なんだけど、マーケティング自体は物理の延長でやっている。


自分のやっていた物理学は量子力学とか電磁気学みたいなバリバリの物理というよりもっと日常に近い感じ。

寺田寅彦さんという方が動物の色素でこんな事を考えていたらしい(自分はよくわからず)



動物の体表の色の発現というのはこんな感じらしい(不勉強)

色素は細胞膜の間を浸透圧で拡散することによって行き来する。

ある程度の色素が細胞に溜まるとその色になる。





黄色玉が8個だと細胞の色は黄色になり、逆だと赤になる、とする。


このモデルを数珠繋ぎにして目で見える体色がどんな色になるか考えてみる。




これだと、この生き物は黄色と赤の縞模様みたいな感じなるかもしれない。





ここまでは前にもブログの記事で書いたことがある。

細胞が染まるように消費者も情報で染まるとするとこのままこのモデルが使えることになると思う。(アナロジーみたいなもの)

SNSを使ったモデルだとこのような感じに情報がひろまる。



B to B(ビジネスからビジネスへ)という言葉があるならC to C(消費者から消費者へ)といった具合。

ある程度の購買想起が消費者の中で起きると購買につながり、またその情報を消費者が拡散してくれる。

赤に染まれば赤に、黄色に染まれば黄色になる。

釣り具で言えば、赤に染まるのがシマノ、黄色に染まるのがダイワみたいなもの。

本題には関係ないけど、隣り合った細胞(消費者)ほど染まりやすいので、関西はダイワが多く、関東はシマノが多いという地域性もあったりする。

これはシマノの本社が関西にあるにも関わらず、釣り具の宣伝は古来から消費者同士で行われていたことに大きく関りがあるのではと思う。


ここで今まで自分は、否定派も染まれば肯定派になって赤い細胞となるという風に考えていた。



しかし実際はこうじゃないかもしれない。

黄色はそのまま残り、実は大きくなって集まるとそこからまた拡散を始めるのではないだろうか?





そしてこの赤と黄色には重みがあり、黄色の方が少しでも大きく働くことがあるのでは?と仮説が立った。

黄色がアンチというわけだ。


例えばコロナウィルスを考えてみる。

ウィルスのモデル式というのはSIRモデルというものを使っている。

SIRとは感染、免疫、死亡の頭文字(だったかな?)

そのモデルだけだと、ウィルスが減るのは免疫が付いたか、死亡したかでしかない。

こういうモデルなのでニュースに出てくる予測数値は指数関数に重みを付けたものなるので単調に増えている。


だけど、実際は「いよいよやべぇ」というほど感染者数が増えると人間は行動を抑制して感染者数が減ってくる。(この行動が感染に対するアンチ)

これは動いて経済活動や娯楽を求めるよりも、感染というリスクが大きいためにある程度大きくなると自制が始まるためだと仮説を立てた。

数値が大きくなると抑制が始まる、というモデル。

数値が大きくなるために使った情報の中に、マイナスの因子が入っていてそれも一緒に大きくなるために抑制が始まり、数値の下降すら始めてしまう。

SNSを使ったマーケティングは情報を広めようとすると最初の内は良く数字が増えるようになるかもしれないけど、そこには少しの不満が入っていて、マーケティングやっている側はそれに気づかない。

しかし増えてくると、その見えなかった不満が結合しあって細胞を作り、それが拡散を始める。

SNSのマーケティングは一見上手くいっているようでも実は成功し始まった辺りで段々ほころびが出るのかもしれない。

これは極端に成功しようとしない方がいい、という事なのかもしれない。

この考えが正しければ、そのマイナスの因子を早々と特定し、それを見積もる事によってそのマーケティングで伸びる潜在市場がどこまでなのかを知ることも出来る。

またマイナスの因子が入ったマーケティングを改善することでSNSを使った潜在市場を大きくすることが出来る。



SNSを使ったマーケティングは商売の怠慢を許さない、一言でいうとこんな感じになるだろう。]]>
BlueTrain
ヒラツイ売り上げの一部を栽培漁業センターに寄付してきました。 https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodwh365dv 2021-08-24T00:18:00+09:00
僕ら三人は参加者の方が楽しめるように色んな企画を考え、逐次投下していきます。

大体の釣り場のトラブルになりやすい駐車場、公的な駐車場の案内、トイレの有り無し、の案内をして釣りをしやすいようなマップを作製しました。

そしてゴミ拾い企画もあり、少しでも地元の方のご迷惑にならないよう、プラスになるように心がけました。

またメーカー様より協賛を募り、かつ桜葉さんの血のにじむような集計作業によってルアーの宣伝も兼ねます。(釣果写真にはルアーを掲載することをルールに明記)

我々3人はボランティアではなく(ここ大事)、参加者様から参加費をいただき酒盛り代に充てます(緊急事態宣言につき未実施)

誰にもwinwinになるような企画にするようになっております。

例えば、無償の協賛などのお話もたくさん頂いたのですが、お断りさせていただきました。

winwinならば、つまりヒラツイを宣伝の場としてもらえるなら協賛を受ける、という形です。

まだまだ反省点も多く、もっと協賛頂いたルアーメーカー様に宣伝になるようにする方法がなかったかどうか検討していきたいと思います。



で、winwinから抜けている場所があります。

どこか。

それが漁業関係の方々です。

我々はヒラメを釣っていますが、元々は種苗生産、栽培漁業をやり始めてからヒラメは増えてサーフでも比較的釣れるようになった魚です。

という事で栽培漁業センターに寄付したら?とたつさんの提案で行ってきました。

なぜヒラメの種苗放流が大事なのか?

それはヒラメという魚は産卵数に対して成長する割合が極端に低い魚だからです。

ヒラメは仔魚浮遊性仮説というのがあって、仔魚が沿岸にたどり着かないと餌を食べられなくて餓死してしまう、という説があります。

とにかく数百万という卵を産んで育つのは良くても数匹という事。

そこで、沿岸に10cmに育った稚魚を放流することで安定した栽培漁業を行うわけです。

これが功を奏し、我々はサーフヒラメを楽しめるわけです。

間違っても腕がいいからたくさん釣れるとか思っちゃダメ、あくまでもサーフヒラメが釣れるようになったのは生産者の方々の努力のお陰です。



予約に遅れて着き、ヒラツイ売り上げから早速3万円をお渡しすると特別に施設内を見せていただけることに!
ワレカラ付きのアワビ
貝の色は餌の影響を受けて緑になるのでこれが大きくなっても天辺に残るので放流のアワビが判断できるとの事。


ハマグリの稚貝

実は内湾性のハマグリよりチョウセンハマグリの方が水の管理が難しいらしく、栽培が難しいとの事。

アワビやヒラメよりチョウセンハマグリの方が上手くいってないらしい。

特殊な溶液に1日つけて貝に色を付けると、その分の貝殻が一日の年輪(日輪)として残るために採捕時に判断できるとの事。(ただし特殊なライトが必要)

なんか難しそうな名前の珪藻類をナトリウム灯で培養していた。


ヒラメの卵を取る親。

ヒラメの産卵は水温との事で水温を上げると産卵するらしい。

産卵時期は毎年早まっているとの事。

産卵期間は三か月も続くらしい。


放流前の稚魚。

10cmになると放流。12cmになってしまうと体重が倍にもなってしまうらしい。

そうすると積載量が重量で決まっているため半分しか放流できない。

天候は放流に影響が大きいとの事。

今日は午前中に河原子で放流したと仰っていました。

トータルでは85万匹(だっけかな)の放流をする予定だとの事です。


そしてヒラメの餌やりを体験させていただくことに。


ゆっくりと近づく。

吸い込みバイト。


ヒラメがエサを食べる時はボフという音がするほど吸い込みます。

実は吸い込みバイトのヒラメ。

サーフでもゆっくり近づいてボフっとバイトするのだろうか。

穂先の調子は緩いほうがいいのか、色々想像してしまう。

ここのシーンは動画にしてツイッターにアップロードしてあります。


それで大事な事。

ヒラメの栽培漁業では年間4000万円掛かっているとの事。

その資金は遊漁者から240円(だっけかな?)、漁業者はなんと水揚げ金額の3%が天引きされて運営されております。

それでも足りない分は県からの支援で賄っているとの事。

しかし、このコロナ禍でヒラメは消費量が減って水揚げ金額も減っています。

そうすると今まで賄っていた栽培事業の資金が足りなくなり、今度から遊漁者からは400円に、漁業者からは5%天引きと値上げを了承していただいているとの事。

今のままではとても事業継続できないと仰っていました。

そこでこのヒラツイ企画からの売り上げ金の寄付というのは非常に興味をもって聞いていただきました。



もちろんヒラツイ企画ではこの寄付の領収書をもらってきてこれも宣伝に利用させていただきます。

言い方は悪いですが(自分の言い方は常に最悪)、3万円でいい立場が買えた、と思えば安いもの、という考え。

そんな感じでやっていこうかなと思います。]]>
BlueTrain
ワールドシャウラ21053R https://www.fimosw.com/u/bluetrain/mdpseodacb5iga 2021-08-22T23:41:00+09:00 またワールドシャウラ買いました。

今度買ったのは21053R。


2953Rを買ったんだけど、じゃじゃ馬もじゃじゃ馬。

よく~の竿はバキバキでエキスパート向けとか言われているけど2953に比べたらそうでもない。

リリースポイントが狭く、10ftの竿以上に飛距離が出る2953R。

しかし、じゃじゃ馬を持て余し、慣れ親しんだ10ftのワールドシャウラを購入した次第です。

いつかは2953に戻りたい・・・


この21053Rは全く正反対の竿でかなり投げやすいです。

それほど速く振りぬかなくても、撓りを活かしてまっすぐ穂先が出ていくのでルアーがブレません。

鹿島灘の北風5mくらいでバーティスSDのシンキングがまっすぐブレずにカタログスペック通りに飛びます。

かっ飛び棒だとそこまで思い切りのフルキャストをするとブレブレになってしまうので7割くらいのキャストで真っすぐ飛びます。

また、ガイド径が大きいのでホップアップ機能のついたエアガンのようにルアーの飛距離が伸びます。



竿自体は255gと最近のサーフ竿では重い部類です。

持ち重りはあまりないので(モアザンブランジーノ110Hの方が重く感じる)竿を振り続ける事は出来ますが、やはり他の200gを切るような竿と比べると疲れます。


・見た目

自分は釣り具店では潮来釣り具センターに一番の信頼を置いているので何かあったらすぐに聞きに行けるという安心感もあります。

まぁなんせカッコいい。

朱槍みたい。

竿は結構そのままのブランクスで真っ黒だったりするけど、コストかけてもカッコいい方がいい。

黒が基調の釣り具はダサい。


・所有感

モデルチェンジが多すぎるブランドは使っていて損する。

毎年竿を出されると、「この前買ったハイエンドは・・・」ってなる。

それに廉価版も出ている価格帯のイメージのあるブランドのハイエンドは好きな人じゃないと買わない。

その点ワールドシャウラはBGシリーズは若干安くなっているものの廉価版がないのでブランド力が保たれていて自分のマーケティング的にもいい。


・お得感

ワールドシャウラのこのブランクスで5万円台で買えちゃうんだからかなりお買い得。

個人的な好みを言えばもうちょっとティップ硬くても良かったかな、と思う。

まぁでもそれは個人の好み。

今まで2匹ヒラメを釣ってみて結構気に入ったのでしばらく使っていきたいと思います。

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