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▼ 風からイワシを予想する事とサーフ釣りへの考え方。
- ジャンル:日記/一般
社会統計なんかには「交絡因子」という言葉があるらしい。

自分は物理学科だったので、独立変数やら従属変数やら色んな変数の種類を習った。(とくに熱力学ではそういう変数の概念が多かった。)
物理学科的には「未知のものXという系を分析する場合、そこに色々変数を与えて分析する」、と教わった。
例えば未知の金属が見つかったら、電気を流して抵抗を測ろうとする。
それが電気を流した途端、古代兵器が覚醒してしまい大変な事になったとしても多分電気は流すと思う。
自分が今、サーフで一番頭を悩ませているのは「風とイワシの関係」
風とイワシは相関性が高いように見える。
鹿島灘では経験的に「北風が吹くとベイトが入る」と言われている。
これはたしかに(人の噂だけではなく)科学的に考えても、「もし風がイワシをゴミのように運んでいると仮定するなら」地球が自転している影響で陸側に水を運ぶ力が掛かるために「北風が吹くとベイトが入りやすい」と言える。
しかし、困ったことに(上記の仮定を逸して)、「明らかに南風でイワシが入ってくることがある」
たしかに南風が吹くと魚が抜ける、と感じることはある。
しかしながら南風でも入ってくることがあると、単にコリオリ力の影響を受けて吹送流でイワシが入ってきているだけでは無さそうなのである。
自分は以前、「プランクトンの栄養塩」の流出が風によって引き起こされるから、と仮説を立てた。
サーフで単に「風が吹けばベイトが入る」話はちょっと怪しいと思っていい。
ブラックバスで所謂シラウオパターンやワカサギパターンで向かい風で釣るという考えをそのまま持ってくるのは早計だと思う。
風裏でワカサギパターンで釣れることもあるかもしれないが、基本的にバカ当たりするのは風面なんだと思う。
しかしそれが、サーフだと完全に風裏でバカ当たりのイワシパターンになる事がある。
それでもまた、北風で入ってくることの方が多いとも思う。
上の例でいうと、未知のイワシという存在に風向きという因子を与えて向きを逆にしたりしてみたわけである。
そのとき、どっちから力を与えてみても「結果が上がったり下がったり、または全然関係なかったりする」
という場合、自分はこれはひょっとして交絡因子なのでは?と考えてしまう。
すると、風なんか実は釣果と関係ない、という事になってしまう。
しかし、イワシは確実に海流とは関係していて、風こそ海流を作る大きな要素なのでとても無視していい存在のように思えない。
そこで、風によって引き起こされることが原因で起きている事を考えると、栄養塩の輸送、という仮説を立てた。
栄養塩、即ちミネラルなんかのプラクトンのエサは川から供給されたりする。
これは以前書いたことがあった。
もしこの理屈が正しいなら、南風で入ってくるイワシはサイズが小さい、とも言える。
なぜなら、川の栄養塩をエサとするプランクトンをエサとするイワシのサイズが小さいからである。
基本的にイワシは塩分濃度の選好性が低いほどサイズが小さい。(カイアシ類で検索されたし)
よし、これで問題は解決した、南風で入ってきたイワシは確実に小さいはずだ!
そう思って今日ツイッターを見ていたら、「南風ででかいカタクチが打ちあがっていた」
これじゃ最初からやり直しである。
自分が考えていることはお国の為にもなる事で、もしイワシの接岸が完全に予想できるなら岸からイワシを安定して漁獲できることになる。
そうなると、突拍子もない話だが、外国に攻められて、もし制海権を無くしてしまった時でも食糧を確保できるかもしれない。(だから予算を掛けて国をあげて研究をしてくれと言いたい。)
まぁ自分のやってる事に意義があるとは誰でも思いたいもんだが。
今回書いたことで、少しつけ足しておくと、「明らかにイワシは風下にながされやすい」傾向はある。
大竹海岸で言えば北風が吹くと濁沢のあたりにイワシが溜まりやすく、南風が吹くと滝浜の方にイワシが溜まりやすい。
それでも風上に多少のイワシはいるので、南風で入ってくるイワシがただの誤差の可能性もある。
これが誤差なのか、因果関係なのか、交絡因子なのか、という事を測る場合は徹底的にデータを取って解析にかけるしかないと思う。
さらに今回の記事に関して付け加えるなら、南風でイワシが入りやすいのは神栖であり、北風でイワシが入りやすいのは鉾田である。
以前このことから、川の下流にある地域の風上からの吹送流によって栄養塩が流されてきた、と考えたのであった。
また、遠州の御前崎では西風が吹くとベイトが入りやすい、とも聞いたことがある。
これも風上に川があることを考えれば納得のいく話。
そしてヒラメが川にいるという事もあると考えると、一気にサーフヒラメの解明に光明が差すと思われた。
まぁとにかくイワシというベイトをパターンにしようとするとエライ楽しい苦労をすることになる。
それが単に釣りたいだけでポイント教えてくれと言ってしまうのか、それとも、
もしかしたら、川の影響があるかもしれないから、前日の降雨量から塩分濃度と風の強さからここら辺にイワシが接岸しているはずだ!と思って釣るのか。
自分の理論もまだ未完成な部分があるので是非何が「イワシの」正解かは予想して頂きたいな、と思っている次第であります。
イワシがベイトならこれだけ予想に幅があるけど、色んなベイトがヒラメのエサだとしていると、予想はつかなくて、ヒラメが釣れた情報だけでサーフ釣りをすることになります。
そういう釣りをしていると、ポイントの奪い合いの概念が出てきて、クロスキャストをして平気な顔をしている人も出てきます。
挙句の果てには自分が釣り方を教えてもらったりポイントを教えてもらっているから釣れてる、などのウワサを流し出す人ももしかしたらいるかもしれません。そんな事があったら大変だ(棒読み)
誰々からポイントを教えてもらった、だとか釣り方に秘密がある、などの事は自分はサーフ釣りをする上で不要と考えるので、自分の知識もハウトゥーも全部ネットで公開してしまって、サーフ釣りは誰もが同じ土俵でできるスポーツにしたい、と思っている次第でございます。

自分は物理学科だったので、独立変数やら従属変数やら色んな変数の種類を習った。(とくに熱力学ではそういう変数の概念が多かった。)
物理学科的には「未知のものXという系を分析する場合、そこに色々変数を与えて分析する」、と教わった。
例えば未知の金属が見つかったら、電気を流して抵抗を測ろうとする。
それが電気を流した途端、古代兵器が覚醒してしまい大変な事になったとしても多分電気は流すと思う。
自分が今、サーフで一番頭を悩ませているのは「風とイワシの関係」
風とイワシは相関性が高いように見える。
鹿島灘では経験的に「北風が吹くとベイトが入る」と言われている。
これはたしかに(人の噂だけではなく)科学的に考えても、「もし風がイワシをゴミのように運んでいると仮定するなら」地球が自転している影響で陸側に水を運ぶ力が掛かるために「北風が吹くとベイトが入りやすい」と言える。
しかし、困ったことに(上記の仮定を逸して)、「明らかに南風でイワシが入ってくることがある」
たしかに南風が吹くと魚が抜ける、と感じることはある。
しかしながら南風でも入ってくることがあると、単にコリオリ力の影響を受けて吹送流でイワシが入ってきているだけでは無さそうなのである。
自分は以前、「プランクトンの栄養塩」の流出が風によって引き起こされるから、と仮説を立てた。
サーフで単に「風が吹けばベイトが入る」話はちょっと怪しいと思っていい。
ブラックバスで所謂シラウオパターンやワカサギパターンで向かい風で釣るという考えをそのまま持ってくるのは早計だと思う。
風裏でワカサギパターンで釣れることもあるかもしれないが、基本的にバカ当たりするのは風面なんだと思う。
しかしそれが、サーフだと完全に風裏でバカ当たりのイワシパターンになる事がある。
それでもまた、北風で入ってくることの方が多いとも思う。
上の例でいうと、未知のイワシという存在に風向きという因子を与えて向きを逆にしたりしてみたわけである。
そのとき、どっちから力を与えてみても「結果が上がったり下がったり、または全然関係なかったりする」
という場合、自分はこれはひょっとして交絡因子なのでは?と考えてしまう。
すると、風なんか実は釣果と関係ない、という事になってしまう。
しかし、イワシは確実に海流とは関係していて、風こそ海流を作る大きな要素なのでとても無視していい存在のように思えない。
そこで、風によって引き起こされることが原因で起きている事を考えると、栄養塩の輸送、という仮説を立てた。
栄養塩、即ちミネラルなんかのプラクトンのエサは川から供給されたりする。
これは以前書いたことがあった。
もしこの理屈が正しいなら、南風で入ってくるイワシはサイズが小さい、とも言える。
なぜなら、川の栄養塩をエサとするプランクトンをエサとするイワシのサイズが小さいからである。
基本的にイワシは塩分濃度の選好性が低いほどサイズが小さい。(カイアシ類で検索されたし)
よし、これで問題は解決した、南風で入ってきたイワシは確実に小さいはずだ!
そう思って今日ツイッターを見ていたら、「南風ででかいカタクチが打ちあがっていた」
これじゃ最初からやり直しである。
自分が考えていることはお国の為にもなる事で、もしイワシの接岸が完全に予想できるなら岸からイワシを安定して漁獲できることになる。
そうなると、突拍子もない話だが、外国に攻められて、もし制海権を無くしてしまった時でも食糧を確保できるかもしれない。(だから予算を掛けて国をあげて研究をしてくれと言いたい。)
まぁ自分のやってる事に意義があるとは誰でも思いたいもんだが。
今回書いたことで、少しつけ足しておくと、「明らかにイワシは風下にながされやすい」傾向はある。
大竹海岸で言えば北風が吹くと濁沢のあたりにイワシが溜まりやすく、南風が吹くと滝浜の方にイワシが溜まりやすい。
それでも風上に多少のイワシはいるので、南風で入ってくるイワシがただの誤差の可能性もある。
これが誤差なのか、因果関係なのか、交絡因子なのか、という事を測る場合は徹底的にデータを取って解析にかけるしかないと思う。
さらに今回の記事に関して付け加えるなら、南風でイワシが入りやすいのは神栖であり、北風でイワシが入りやすいのは鉾田である。
以前このことから、川の下流にある地域の風上からの吹送流によって栄養塩が流されてきた、と考えたのであった。
また、遠州の御前崎では西風が吹くとベイトが入りやすい、とも聞いたことがある。
これも風上に川があることを考えれば納得のいく話。
そしてヒラメが川にいるという事もあると考えると、一気にサーフヒラメの解明に光明が差すと思われた。
まぁとにかくイワシというベイトをパターンにしようとするとエライ楽しい苦労をすることになる。
それが単に釣りたいだけでポイント教えてくれと言ってしまうのか、それとも、
もしかしたら、川の影響があるかもしれないから、前日の降雨量から塩分濃度と風の強さからここら辺にイワシが接岸しているはずだ!と思って釣るのか。
自分の理論もまだ未完成な部分があるので是非何が「イワシの」正解かは予想して頂きたいな、と思っている次第であります。
イワシがベイトならこれだけ予想に幅があるけど、色んなベイトがヒラメのエサだとしていると、予想はつかなくて、ヒラメが釣れた情報だけでサーフ釣りをすることになります。
そういう釣りをしていると、ポイントの奪い合いの概念が出てきて、クロスキャストをして平気な顔をしている人も出てきます。
挙句の果てには自分が釣り方を教えてもらったりポイントを教えてもらっているから釣れてる、などのウワサを流し出す人ももしかしたらいるかもしれません。そんな事があったら大変だ(棒読み)
誰々からポイントを教えてもらった、だとか釣り方に秘密がある、などの事は自分はサーフ釣りをする上で不要と考えるので、自分の知識もハウトゥーも全部ネットで公開してしまって、サーフ釣りは誰もが同じ土俵でできるスポーツにしたい、と思っている次第でございます。
- 2020年5月9日
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