▼ 凄腕への道 その1
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- (area-釣行記-)
10月24日。自分の誕生日。
奇しくも、毎年この誕生日前後にランカーが捕れる。
そういうエリア、そういう季節、そういう自分。
そして今年も誕生日に90センチ。

キムラックスさんによる史上最高ポイントが叩き出された今月の関東凄腕。
その時点でのスコアは416。
83cmアベレージ。
あと6日で追い抜けるか。
行ける!
それがスコアを聞いた自分の感想。
6日のうち釣りに行けるのが6日間。うち4日間は取材だけど何とかなる。
そんな気持ちで入った25日。
80センチ後半をまさかのストリンガーミス。
気持ち的には追い詰められたし、実際に自分の気持ちの中でこれは厳しいという想いも生まれた。
が、釣りに行くことは変わらないのである。
淡々と狙っていく。
ルアーを投げないことにはランカーは釣れない。
26日。
プライベート釣行。

千葉県河川の蛎瀬帯。
蛎瀬の切れ間が作り出すチャンネルを丁寧に探っていく。
この日までは潮が良く動いた。
瀬の間をきれいに流れる潮が地形をはっきりと水面に描き出す。
その描かれた絵の通りに釣りをすれば良いだけだった。
しっかりと流れている間はアップストリームキャストに強いウルングマで探っていく。
テンションを極力掛けずに、瀬の切れ目の間を流す。
すると、バホッと出る。

60オーバー。
その日はランカーは僕の前には現れなかった。
捕食音も全く聞こえず、どうやら川としては低調のよう。
蛎瀬に上がれるようになってからは、流心に向けてニーサンを流しこむ。
ニーサンはどちらかと言えば、ダウンクロスキャストに強い。(専門と言っていいかもしれない)
下げ7分くらいだとまだまだ潮の流れは速く、ほとんどのルアーがダウンクロスでレンジとアクションをキープできない。
その中でブレイクラインギリギリに立っての、どダウン。(ほぼ80度下流向き)
やや向かい風となるが、60mほど飛んで次の蛎瀬の切れ目の立ち上がりに届くかどうか。
そこにニーサンを着水させ、そのままじとっと引く。
ニーサンは70cmほど潜るので、根掛かりに気をつけながら立ち上がりから切れ目へのチャンネルに流れ出てくるベイトを演出する。
すると、ドン。

60オーバー。

60オーバー。
戦闘機の限界高度での空中戦のような、あの凄腕の終盤の感覚。
それは凄腕でハイスコアを出して闘った人しかわからない感覚。
今月はアピアカップ。せめて、その中に入りたい。
時合を無駄にしたくないため、60センチ級は全てろくに写真も撮らずに迅速リリース。
70オーバーだけで上位陣に絡んでいく。
しかし、スコアはいまだ87pt。
そんな想いを成し遂げられない寂しさに背中を押されて帰宅した。
その2へ続く。
奇しくも、毎年この誕生日前後にランカーが捕れる。
そういうエリア、そういう季節、そういう自分。
そして今年も誕生日に90センチ。

キムラックスさんによる史上最高ポイントが叩き出された今月の関東凄腕。
その時点でのスコアは416。
83cmアベレージ。
あと6日で追い抜けるか。
行ける!
それがスコアを聞いた自分の感想。
6日のうち釣りに行けるのが6日間。うち4日間は取材だけど何とかなる。
そんな気持ちで入った25日。
80センチ後半をまさかのストリンガーミス。
気持ち的には追い詰められたし、実際に自分の気持ちの中でこれは厳しいという想いも生まれた。
が、釣りに行くことは変わらないのである。
淡々と狙っていく。
ルアーを投げないことにはランカーは釣れない。
26日。
プライベート釣行。

千葉県河川の蛎瀬帯。
蛎瀬の切れ間が作り出すチャンネルを丁寧に探っていく。
この日までは潮が良く動いた。
瀬の間をきれいに流れる潮が地形をはっきりと水面に描き出す。
その描かれた絵の通りに釣りをすれば良いだけだった。
しっかりと流れている間はアップストリームキャストに強いウルングマで探っていく。
テンションを極力掛けずに、瀬の切れ目の間を流す。
すると、バホッと出る。

60オーバー。
その日はランカーは僕の前には現れなかった。
捕食音も全く聞こえず、どうやら川としては低調のよう。
蛎瀬に上がれるようになってからは、流心に向けてニーサンを流しこむ。
ニーサンはどちらかと言えば、ダウンクロスキャストに強い。(専門と言っていいかもしれない)
下げ7分くらいだとまだまだ潮の流れは速く、ほとんどのルアーがダウンクロスでレンジとアクションをキープできない。
その中でブレイクラインギリギリに立っての、どダウン。(ほぼ80度下流向き)
やや向かい風となるが、60mほど飛んで次の蛎瀬の切れ目の立ち上がりに届くかどうか。
そこにニーサンを着水させ、そのままじとっと引く。
ニーサンは70cmほど潜るので、根掛かりに気をつけながら立ち上がりから切れ目へのチャンネルに流れ出てくるベイトを演出する。
すると、ドン。

60オーバー。

60オーバー。
戦闘機の限界高度での空中戦のような、あの凄腕の終盤の感覚。
それは凄腕でハイスコアを出して闘った人しかわからない感覚。
今月はアピアカップ。せめて、その中に入りたい。
時合を無駄にしたくないため、60センチ級は全てろくに写真も撮らずに迅速リリース。
70オーバーだけで上位陣に絡んでいく。
しかし、スコアはいまだ87pt。
そんな想いを成し遂げられない寂しさに背中を押されて帰宅した。
その2へ続く。
- 2011年10月31日
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登録ライター
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村岡昌憲
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