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2022年トラセン新商品発表!ミドルゲーム用ロッド『Batuta67/80』

トランスセンデンスから今年発売予定の新機種のご紹介第2回目です!
今回は、ソルトでのミドルゲーム用ロッド『Batuta67/80』をご説明いたします

第1回目 ジャイアントベイト用『エンハンス』
第3回目 渓流/小型魚用『ドワーブ』


今回の投稿を書くのは…
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今回も怪魚ハンター山根兄弟(兄)がトラセンスタッフのBatutaへの想いを代表して文章にさせていただきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。

動画で分かりやすく解説しています

文章を読むのはちょっと…って方は是非、動画でご覧ください!
ハンバーガーマサ(僕の弟)とビックリマン高田(琵琶湖プロガイド)が軽快なトークで説明しております。

Batuta67/80の由来
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Batutaは『バトゥータ』って発音します。可愛らしくもありながら鋭さも感じられるスペイン語の女性名詞です。
因みにBatutaを直訳すると『指揮棒』という意味があります。
指揮棒のように軽く、そして重心がビタッ!っと決まった竿を目指して作られた一本、それが『Batuta67/80』です。

『アングラーの想像を正確にルアーの動作へ変換する』がモットーです!

今回の投稿では、バトゥータの使いどころ軽量化を実現した最新の可変システムに焦点を当ててご説明させていただきます。
※良い竿を作るために数多くの試作を制作したため、画像のプロットロッドとは表記やグリップに変更点がある場合がございます。

ボティア62/73の存在
トランスセンデンスのラインナップの中で、ライトからミドルゲーム用のロッドが手薄と言われてきました。
確かにトラセンスタッフもこの件について自覚していたのですが、現行のBotia62/73というバーサタイルロッドの完成度が高すぎるが故に、僕たちスタッフが今までミドルゲームロッドの優先順位を下げていた…っていうのが正直な言い訳です。
※Botia62/73はコチラの投稿で詳しくご紹介しています


万人にお薦めできるミドルゲームロッドの完成

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竿としてのバトゥータの強度は、ソルト用ミドルゲームロッドとしてはMLクラス、曲がり方はレギュラーテーパーに該当します。

バッキバキで張りがあり、バットに強靭なパワーを持たせたボティアとは、ある意味で対局的なロッドと言え、トラセンのロッドの中では珍しく『(クセの無い)素直な竿』です。

そんなバトゥータですので使い始めてすぐに手元に馴染むロッドに仕上がっています。

国内使用を見据えた超バーサタイルロッド
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バトゥータが得意とする釣りのジャンルは多種多様です。
開発のキッカケは、テスター山田(やますてぃ)からのエギング用のパックロッドが欲しいという提案でした。

エギングロッドに該当する竿が汎用性の高い竿ということもあり、エギングを基本軸としてミドルゲーム用のロッド開発が走り出しました。

トランスセンデンスのメンバーは根っからの釣り好き集合体で、隙あらば魚釣りに出掛けて行きます。
大型魚を狙った釣行の休憩中でさえも魚釣りをしたがり、『取り合えず何でも良いから釣りたい…』が口癖(笑)。
そんなメンバー達が集まると、バーサタイルロッドを制作する上でとても有益なアイデアや経験談が集積されてくるものです。

結果的にエギングは勿論のこと、例えばバチやハクパターンによるシーバス、河口部でのチヌやキビレ、堤防からのライトロックゲーム、ボトムワインドなどで活躍するロッドに仕上がりました。
もちろん、他にもまだまだバトゥータが活躍する釣りがあるはずです。
是非、皆さんにもバトゥータで色んな魚をフリーなスタイルで釣っていただければと思います。

エギングロッドとしてのバトゥータ
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エギング目線での拘りが沢山詰まったバトゥータの凄い所は『軽さとバランス』そして『張りのあるティップ』です。

軽さとバランスは最新の可変システムに由来するので、後程ご説明いたします。

バトゥータのパワーについて、エギングロッドとしてはMクラスよりちょい強め、でもMHではない…。そんなパワーと想像していただければオッケーです。
端的に表現すると…Mクラスでありながらも4.0号のエギも気持ち良く扱えます。

また、バトゥータの#1(ティップセクション)はやや張りを持たせています。そのため、2.5号のエギにアクションを与える場合はティップを使うことで移動距離を極力抑えてスレたイカにアプローチが可能です。

バトゥータのスペックについて
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バトゥータは8.0ftを基準として作られたロッドで、6.7ftに可変することができます。
つまり、2レングスロッドとしてお使いいただけます。
仕舞寸法は460mmとトラセンのパックロッドの中でも短めに設定されています。

6.7ft/8.0ft共に、適合ルアーウェイトは5~18g程度、エギであれば2.5~4.0号を快適にご使用いただけます。
適合ラインはPE0.6~0.8号が最適なラインとなっています。

軽量化と可変システムの両立を可能にした
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ボティアやカレンテスといった従来の可変式ロッドは追加ピースを使用することで竿の長さを延長させていましたが、バトゥータでは軽量化に重点を置いた開発を行ったため違う方法で可変します。

バトゥータは8.0ftでは6ピース、6.7ftでは5ピースロッドになります。
#1 #2 #3 #6(グリップ)は、どちらの長さでも使用する共通セクションです。
8.0ftとして使用する場合は#4-1 #5を#6に継ぎ、6.7ftとして使用する場合は#4-2を#6に継ぎます。
このようにバッドセクションを別で作ることで、綺麗なレギュラーテーパーの実現と軽量化を果たすことができました。

8.0ftの6ピースロッドでありながらも竿の重さは110gに納まっていますので、パックロッドとしてはとても軽く、また、リールを付けた際に手元にバッチリと重心が定まっていることが実感いただけると思います。

 1本の竿で2通りの長さになる『ツーレングスロッド』
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6.7ftと8.0ftという長さの違いを1本の竿で組み替えられるというのは、今までの釣り竿の常識では想像しにくいものですよね。
そこで僕と一緒にこんな最高な1日を妄想してみましょう。

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朝マヅメは河口に出掛けてみます。
8.0ftモードにバトゥータを組み上げ、トップやバイブレーション、ミノーなんかで高活性なクロダイを狙ってみましょう。
程よいパワー帯であるベリー部分がチヌをフッキングするのに最適だと実感できるでしょう。

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昼間の釣れない時間帯は中流に移動してニゴイゲームで時間を潰しましょう。
6.7ftにバトゥータを可変して、暇つぶしとか言いながらも、エキサイティングなニゴイのサイトゲームが楽しくて気が付けば夕方です。

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夕マヅメはレッドモンスターを求めて堤防へ向かいます。
再び、8.0ftへバトゥータを可変しボトムワインドでカサゴやハタを釣りながら日暮れを待ちます。
しっかり暗くなったら、4.0号のエギを軽快にしゃくり見事レッドモンスターを釣り上げます。

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ここで家に帰らないのが釣り好きです。
最後に砂ヒラでもやって帰りましょう!
潮位的にも今から1時間が時合です。ミノーをバシバシっとジャークしてヒラスズキもちゃっかり釣獲です。

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最後の最後。帰り道の小規模河川のピンポイントを6.7ftに可変して1投だけ!こんな日は何をやっても上手くいくもので、ランカーシーバスもゲットです!

こんな夢のような1日もロッドはバトゥータ1本だけでオッケーなんです(笑)

国内のミドルゲーム全般に対応した超バーサタイルロッド『Batuta67/80』を使って、皆さんそれぞれの釣法で日本中の色んな魚を釣っていただければ嬉しい限りです!


バトゥータの使用感については山田(やますてぃ)も動画で詳しく紹介していますので良かったらチェックしてみてください!


 

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