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▼ 何度見してもボラジャンプ

凄腕釣行3日目


なんだかんだでフィールドに行かなければ、という思いに脳を支配され夜中の2時に目覚ましを掛けて家を出る。

ほんとはおっきな川には行かないつもりだった。月が出ない夜は怖くて怖くて。自然っていうのにある程度恐怖を感じないとすぐに人は命を落すと聞いたことがあるけれど、今僕が最も恐れているのは怪奇現象、つまりはお化けなのである。何回もログで言ってるけど、僕はビビリなので暗い川に1人ポツンと浸かって釣りが出来ないのである。笑


それなのに…なぜか僕はおっきな川に向かっていた。ほんとに行くのか？ちっさな川で、街灯やら民家の明かりに包まれてのんびり浸かればいいんじゃないのか？

そんな自問自答が無限ループ。最早、シーバスとの戦いではなく、自分自身との戦い。笑


現地の川辺でビビリながら支度をし、いざ入水。


浸かれば怖さは感じなかった。いつもは浸かってもビビリながら無駄に後ろを振り返るんだけど、この日は違った。


辺り一面、ハクから50センチを超えるボラだらけだったからだ。

もうね、どこ見てもボラが騒ぐし、ジャンプするし…

まさに、ボラ☆パラ！

これは貰ったって正直簡単に考えてた。


それから夜明けを迎えた頃までの2時間…


ノーバイトノーフィッシュ！


やられた！


シーバスいないのか？


わからん。


ボラ何してんの？

騒いでるから食われてるんじゃないの？

それか、稚鮎とかもっとマイクロベイトみたいなのにボラがアタックしてるだけ？


わからん。


まぁ一つだけわかったことは、



月のない闇夜に浸かることへの恐怖には勝ったが、その後は完敗という事だけだ。


もうリミットメイク無理な気がする…泣


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