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そもそも離岸流は他の地形よりもヒラメが釣れるのか?

思考実験として2つの離岸流を考えてみる。

1、弱い波が集まって(向岸流のこと)できた強い離岸流。


2,強い波が集まってできた弱い離岸流。


どっちの離岸流のほうが釣れるのか?

離岸流の流れ自体は1番の方が強い。


自分は2番の方が釣れると思う。

理由は「魚は沖から来るから」だ。

これがどういう意味かというと、サーフアングラーのかなりの数の人が、「魚は離岸流に集まってくる」というイメージを持たれていると思う。

図で書くとこんな感じ。



離岸流の縦の流れに魚が着くというイメージ。

自分の考えでは、魚は流されてやってくきて、その後離岸流に入って沖に行くイメージ。



ヒラメというのはベイトを追いかけてサーフに来る魚で、そのベイトも本来はサーフという場所には不可抗力によって足元まで流されてくる、と考えている。

そのベイトというのは口を酸っぱくして言っているのだけど、イワシ以外には考えていない。

なぜならシロギスなどは、別に向岸流に流されてくるわけではなく、アミのようなプランクトンを食べにサーフに来ているのでこの考えは使えない。

シロギスはサーフに「用の有る魚」という事。

イワシはサーフに用がない魚なので足元にはいつもいるわけではない。

ベイトの話になってしまったけれど、地形の話に戻ると、実際どんな地形がこれに該当するのか?



一週間前くらいに良さそうな地形が撮れた。

この地形には離岸流は写っていない。

この写真のどこがいい地形だろうか?


正解は、サラシが少し立っている場所。

ここが向岸流の起点になっている。

サーフはべた凪で反射型に近いような地形。

もうこうなると離岸流は殆どでない。

しかし一か所だけ、瀬が沖まで入っていて波がいい感じに岸に入ってきている。

こういう場所は沖から岸にベイトを寄せやすいのでいい地形と言える。



サーフの地形というのは、基本的には「波を観察して決める」ものだと思った方が良い。

よく言われているような、いい流れや離岸流がポイントと言われると自分はちょっと違うな、と思う。

それは個人の感想レベルの話なんだけど、実際この写真の場所は情報のあるポイントだったらしいので、それが情報を持たない自分が一発で分かったという事は自分の理屈は正しそう。

この地形の見方が出来るようになると今までなんでそんな場所で釣れるんだ?と思っていた方も納得できるようになります。

掘れていないと釣れない、と思っているとシャローで出るヒラメに理解が及びません。

サーフヒラメの地形は離岸流よりも波を見ろ、と自分は思います。

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