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釣りでの分析やり方。まずは書き出して図にしてみるということ。

  • ジャンル:ニュース
分析のやり方についてたまに質問されますのでお答えします。


分析は結構難しく、人を選ぶところがあります。

けど、図を書いてみる、というのはいい案かもしれない。

釣りで分析を使うなら、まず要因となりそうなものは全部書き出してみるといいかもしれない。


自分はシーバス釣りを全くやらないんだけれども、様々な記事を読んでいると大型のシーバスというのは河川内に入ってその場の大きなベイトを食べているメスらしい。

また釣り方としては「流れ」が影響しているようで、ルアーアクションも何かしらの影響があるとおっしゃっている方が多い。


分析を始める時は、これら全部を肯定してみる必要性がある。

その上で「影響しあっていそうなもの」を書き出していく。



思考実験で、架空の釣れる状況、を考える。

さっき考えた条件だけでも大型のベイトや雌シーバスといった状況は複雑なのでもっと簡素化して考える。

「デカいシーバスは河川内でスラロームのようなアクションのルアーで緩いが流れの有るところでバイトしてくる」、という事があるとして考えてみる。

これはもう完全にただの仮定の話で、分析するために3つの要素しか考えたくないので仮にそう考えてみる、という事です。

分析する際は各々の言葉が何に影響しているかを考えます。

例えば、「河川内」という言葉は自然の影響がデカい。

「流れ」というのは「河川内」の下にありそうな言葉。

河川が流れを変えることはあっても、流れが河川をサーフや磯に変えることはない。

「ルアーのアクション」については「流れ」の下にある言葉かもしれない。

ルアーのアクションが流れを変えることはないが、川の流れがルアーアクションを変えることはある。


ここで、この三つの言葉でどんな風に影響しあうのか図を使って考えてみる。



まずケース1ではルアーが直接ランカーシーバスが釣れる原因だとする説。

ルアーアクションは流れに支配されているし、その流れは河川内なら出やすい、だから河川内の緩い流れのスラロームアクションのルアーにランカーシーバスがでやすい、とする説。

この考えだと、場所はサーフ、磯どこであれ、スラロームアクションなら釣れるという仮説。

ケース2は河川内であることは大事で、サーフ磯ではランカーシーバスは出ずらい。

一方で流れはランカーシーバスには関係なく、スラロームアクションであれば釣れるという説。

この説ではとにかく河川内でさえあればルアーチェンジしまくってルアーのアクションパターンさえ合えば河川内の場所は選ばずに釣れる、と言える。

ケース3は全てが合致しないと釣れないという説。

ルアーも大事だし、河川内であることも、流れも必要、という説。

この仮説は何か一つ欠けても釣れないし、釣れる時はタイミングが決まっているので分析しやすい。

もしすべての要素がそろっているのにデカいシーバスが釣れなければ他の要素を考える必要がある。

逆に、一つでも欠けているのに釣れる場合はケース1,2を疑うことになる。


あとは極限の状態を考えるのもいい。


ランカーシーバスの例なら、流れさえあれば、清流域でも釣れるのか?とかになる。

流れの強さを考える時も、激流と静水を考えてみてもいい。

両極端を考えてどちらも出るという場合は流れは関係ない可能性もある。

それと分析で最も大事なのは、自然は常に理想の値が出るわけじゃないという事。

Aという状況と、Bという状況があってAの方が絶対に釣れると分かっていてもBの方だけが釣れた、という結果だけが残ることがある。

これは何回か繰り返すと正しいAという状況に収束するので再現性は何度か確認した方が良い。

まだまだ分析で書きたいことはあるんだけど、自分が釣りで分析で使っているのはこんな感じの事です。

よかったらやってみてください。

分析するのが楽しくなると、釣れないというデータを取るのも面白くなってくるのでさらに釣りが面白くなること請け合いですのでお勧めいたします。

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