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PEレジンシエラー8 インプレッション 其の肆 「ライン鮮度の見極めとドリフト適性」


インプレッション期間が半月を過ぎ、実釣も良い感じに進捗しております。
v5ex3zccag4di2bkie9w_480_480-e5e09989.jpg時折混じるブラックバス。インプレッション3魚種目。

前回のログから新しい発見もありましたので書いてみます。
現在、実釣時間約45時間。結束部の結び直し2回

実は40時間くらいまでは非常に快適に使用でき、PEレジンシェラー8の高いポテンシャルを体感することができました。


ラインの鮮度を知る

ラインには「鮮度」があると思ってます。

新鮮に越したことはない。
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乾いたライン。脱色が進みました。

鮮やかだったブルーは色褪せ、徐々に白さが出てきました。「色=コーティング」であれば剥離してるはず。ハードコートも効力が落ちたのか、やはり張りの減少と共にガイド絡みが数回、ダマが1回起こりました。ちなみにラインローラーは正常です。
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キャストした時、「なんか飛んだ!」ってなりました 笑


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ダメージが大きいラインのダマ。ここまで絞れると解くのは困難。

コーティングダメージ検証が目的でしたので、この結果を自ら知ることができたのは大きな収穫です。

【対策】 明らかに脱色が進んだ部分はケチらず積極的にカット。できれば釣行毎、もしくは釣行2~3回を目処に数mカットし、下巻きのフレッシュなラインを使用することをオススメしたいです。これだけでも劇的に使用感が変わり、初期性能が甦ります。フッ素コーティング剤を吹くと尚良いかもしれませんね。


ガイド絡みを考える

8本撚りだからしなやか。これは間違いないです。そこが最大の売りでもある。故にガイド絡みの頻度は自然と高まります。スピニングロッドであればガイドが下向きなのでリトリーブ中心の釣りであれば絡むケースは少ないかもしれませんが、ひとつ危惧するのはこういった状態。

正常時
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トゥィッチングやジャーキングをしていると…

ロッドアクションでたわみを拾った状態
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たわみがトップガイドを跨いでラインがネジれる。

たわみが締まり、ガイド絡み成立
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ウェーディング中に発生すると厄介。この上ないストレスに。

バイブのリフト&フォール程度なら大丈夫ですが、トップウォーターやミノーでの連続的且つ細かいピッチロッドアクションワインドのようなシャクリ動作中にラインたわみを拾うケースです。

そこで8本撚り特有のしなやかさが仇となり、ティップに纏わりつく状態を誘発します。その分、4本撚りはその特性上、適当な張りがあるので絡む頻度は減る傾向にあると感じています。

これはベイトロッドでも同様の現象が起こりますし、上向きのガイドはラインを拾い易く、高確率で絡みが起きます。この状態に気づかずキャストしたり、魚がヒットしたり、根掛かりを外そうと煽ったり、引っ張ったりすると、最悪の場合、ガイドを根刮ぎいってしまう可能性があります。そういった観点からもしなやかな8本撚りスピニングでの使用をオススメしたいです。ベイトでの使用はある程度やり込んだスキルと経験上の馴れが必要だと感じました。

以上のことを踏まえた上。
PEレジンシェラー8に関してハードコートが効いてさえいれば、迂闊なガイド絡みはそうそう起きない。これが現時点での見解です。


ドリフトには随一の才

お世辞抜きで「ドリフト、めちゃくちゃ良い!」

やはりライン操作の釣りには非常に長けた性能を感じます。前回のログでも触れましたが、ラインがもたつかずキレが良い。自分がやりたいようにラインコントロールが出来ていること。これはPEレジンシェラー8ならではです。
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手前の流芯にラインを取られないよう、送り込んだ先でバイト。

また、特に流れに対してアップでもダウンでもラインをクロスさせた時に得られる情報伝達の能力秀逸。単純に流れにラインが持っていかれる感覚ではなく、「流れの圧し加減」情報として手元に伝わってくること。これは口で言っても、文字に書いても伝わりづらいのがもどかしいところです。
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スモールポッパーでの流芯を跨ぎ。挙動把握もポッピング操作も◎。

おそらくは真円性高い保持力。入力受信振動が散らない。潰れたラインだとこうはならない。正直、真円性のメリットここまで効いてるのかと感じてもらえるんじゃないでしょうか。これ、ボトムの釣りにもかなり有効だと思われます。
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最寄りの釣具店にて。

インプレッションは1号。総体的にPEレジンシェラー8スピニングタックル焦点を置いたラインだという印象が日に日に強くなります。それだけスピニングタックルに対するメリットが大きいと感じるんです。

特にアクション入力で仕掛けていく釣りテクニカルな釣りを好む手練れアングラーにこそ是非使ってほしいと思います。他のラインとは少し毛色が違うというか、一線を画すタイプなのかもしれません。


※このブログを書くまでに
実釣回数:10回
実釣時間:約45時間
釣果:鱸4 黒鯛6 ブラックバス2 雷魚1 鯔2 鯰1
特記:ライン組み直し2回(ライントラブル1回)。毛羽立ち目立たず。高切れ無し。脱色の進行。


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