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PEレジンシエラー8 インプレッション 其の伍 「実釣で体感したライン強度」


9月から始まったインプレッション期間も大詰め。
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ひとつの商品にスポットを当て本質を探る作業は勉強になります。

今回はPEレジンシエラー8のライン強度について。

強度と一言で言っても大きく分けて

①引っ張り強度
②根擦れ強度

じゃないでしょうか。
ラインとして生まれた以上、どっちも大事。どっちも外せない。


「AVE」アベレージ表記であること

PEレジンシエラー8のライン強度はアベレージ表記
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1号は「AVE 19lb.」。

正直、ワタシはまだしっくりきてません

ほとんどのメーカーがMAX表記。数回の破断試験をした結果、一番強度が出た時の結果数値がMAX表記

山豊テグスさんが提唱するアベレージ表記の意図。数回の破断試験をした結果数値の平均値を出したアベレージ表記

聴けばこそ、確認すればこそ理解できますが、特段そこにメリットを感じるかは人それぞれな気がします。確かに
MAX表記は都合がいい気はします。MAXなのですから。AVE表記、あくまで平均値

一番重要なのは、数値の振り幅が大きいのか小さいのか。数値のバラけ方がどうなのか。オール3で平均「3」なのか。1も5もあっての平均「3」なのか。その内容によっては意味合いが大きく変わってきます。

これは時間をかけてユーザー側の認識を変えていくしかないと感じる部分でした。それだけMAX強度表記が一般的に浸透しています。また陳列棚の話になりますが、ユーザーはパッと見て数字を追う。たぶん「ん?」となる。逆に、そこが狙いだったらスゲーよ山豊さん


ライン強度はフィールドが教えてくれる

これまでは主にPEレジンシエラー8の特徴面をログにしてきましたが、ライン強度に関してはもはや最低条件。一番譲れない。ここが揺らいではラインがラインを成さない、本末転倒になってしまいます。

厳密に○○kgで破断という実験はしておりません。
実釣を通じてワタシが体感したライン強度をお伝えします

デイゲームもナイトゲームも同じエリアで実釣を重ねました。デイゲームのウェーディング。とにかく川の中を歩き回り地形変化を一通り把握しエントリー。


デイゲームではトップウォーターで鱸、黒鯛狙い。当時のタイドが下げ2分~8分。そのエリア筋は超ドシャローと化します。チャラ瀬が露天。富んだ地形変化により形成される膝下水深、太もも水深のプールスポットが点在し残るだけ。

そのキャストした先のプールスポットで水面爆発。
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雷魚の引きは0か100。無抵抗で寄る時。激しく暴れ狂う時。静と動のギャップ。かなりエグい。

手前には下げの効いたチャラ瀬。暴れる雷魚。この「瀬またぎ雷魚」という躊躇はしてられない状況下で、ダイレクトすぎる抵抗をパワーファイトでいなすかたちになりましたが無事キャッチ。

今思い出してもなかなかのエキサイティングなやり取りだっただけに、「この1本が獲れた」ことが非常に大きかったです。これをきっかけにPEレジンシエラー8のライン強度に対して一気に信頼を寄せました


つづいて河川ナイトゲーム。

この時はタイドは上げ5分~下げ5分の約6時間の実釣。最満からの下げが効いてきた下げ7分頃。このタイドでも水深1m前後のシャロー帯。流れ込む筋をじっくりドリフトで探りました。
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PEレジンシエラー8の操作性を生かしたドリフトで70アップ。

やはり躊躇はする隙はなく、階段状の足場、点在する沈み根に擦られないようパワーファイトで応戦。ラインが干渉する感触は数回ありましたがなんとかキャッチできました。

この魚も抜群のプロポーションで筋肉質でした。PEレジンシエラー8は強烈な引きにも負けず、そのライン強度を見せつけてくれました

しかし、1ヶ月、2ヶ月程の短期間で強度面を判断するのは時期尚早ではあります。釣行回数、フィールド環境も様々ですし、ラインコンディションに大きく左右されます。

が。

現時点では実釣において既存のラインとは何ら遜色なく。第一線で「使える」ラインに間違いないです。


次回のログを最後にPEレジンシエラー8の総括記事を書きたいと思います。



※このブログを書くまでに
実釣回数:16回
実釣時間:約65時間
釣果:鱸5 黒鯛8 ブラックバス2 雷魚2 鯔2 鯰1
特記:ライン組み直し4回(ライントラブル3回)。指をかける箇所の毛羽立ち。根擦れ箇所の毛羽立ち。高切れ無し。更に脱色の進行。白さが目立つように。


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