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PEレジンシエラー8 インプレッション 其の参「抜群の初期性能」


数回実釣を重ねましたのでワタシが感じた

PEレジンシェラー8使用感触をお伝えします。
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このパッケージもだいぶ見馴れてきましたね。

インプレ対象はレジンシェラー8 1号

現在のシーバスフィッシングにおいて、
スタンダードな号数になるかと思います。
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100mm前後のプラグにはグランデージ90ML。1号を想定したシーバスフィッシングにおけるポピュラーなタックルをチョイス。

【使用タックル】
ロッド:TULALA Glissando77(デイゲーム)
    APIA GRANDAGE 90ML(ナイトゲーム)
リール:SHIMANO 17 TWINPOWER XD C3000XG
リーダー:VARIVAS VEPショックリーダー ナイロン 25lb
ルアー:50mm~100mm(トップ、シャローランナー、シンペン)

フィールドは地方中規模河川。
主にウェーディングでのエントリー。

ワタシは基本FGノット
bjxwewuc3be2vhtzrz72_480_480-08dfe584.jpg摩擦系ノットですが、FGもシッカリ決まります。

特にラインの滑りは気になりません。編み込む際にテンションを掛けながら丁寧に組めば問題なさそうですよ。


そのライン、軽快につき


キャスティング非常に良好です。糸抜けが良く気持ちよく飛びます。市販されている同クラスのPEと比べても何ら遜色ありません。

そして使用早々、感じたことが。

①ラインが垂れすぎず、たわみにくい。
②ラインがバタつかない。

この2点。

①ラインが垂れすぎず、たわみにくい
特に上流から流してくるようなアップストリームの釣りラインフリーでのダウンストリームドリフトといった釣りでは、ラインの「垂れ、たわみ」といったシチュエーションが生じ易いのですが、通常はロッドの角度や構える位置、ラインメンディングやリーリングでのライン処理等で適切にラインコントロールを行う必要が出てきます。ラインが必要以上にたわむと手前の流れにラインが取られてしまい、うまく流せなかったり、理想のトレースコースを確保できないことがありました。
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瀬のアップストリーム。ラインコントロールは必須項目。
 
レジンシェラー8は、その「垂れ、たわみ」が少ない気がしてます。これ、コーティング技術がかなり貢献している部分なんだろうなと感じます。おそらく、ラインが軽い。一般的なのコーティングラインとて、使用されているコーティング剤の塗布量?浸透量?はごく微量レベルだと思うんです。しかし、リールから放出されて、水面からティップまでの空中にある時にコーティング剤の重み、ライン状態によってはPEの吸水も影響しラインが描く放物線は大きくなりがちです。まだ使用初期段階ですがレジンシェラー8にはその感触ほぼ感じません

逆を言えば、横風に弱いのかもしれない。ほんの僅かなことでしょうが、コーティング剤厚めのタイプよりは余計なラインが出てしまいそうな予感。ポジティブに考えればウィンドドリフトはやり易いかもしれません(笑)

あとはハードコートと言うにはやはり軟らかいのでコーティングの耐久性面が今後、「垂れすぎない、たわみにくい」にどう影響してくるのか非常に興味深いです。
 
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COO70F。張らず緩めずのリーリングでもラインが踊りにくい。

②ラインがバタつかない
リーリング時、最終ガイド~リールの間。巻き取られるラインの軌道が拡がらずバタバタしにくく、収束具合に安定感を感じました。8本撚りになることで真円性が向上すると久保田さんが解説されていたことが関係しているのかもしれません。製品精度、品質の高さを感じました。

ただ、使用頻度を重ね、コーティングが剥離し原糸が剥き出しになった時、ライン断面に潰れが生じてくるのか。ある一定期間は使い込まないと見えてこないのでこの見解はもう少し検証が必要です。bycinrz7k4nm87yx84t5_480_480-7c488fc2.jpg
TKLMの挙動は手に取るようにバッチリ把握できます。

いずれにしても、ラインがもたつかないのでドリフトの釣りで要求されるラインマネジメントの観点では非常に扱いやすくラインコントロールに優れてそうな印象を強く持ちました。「軽快」と感じる理由がここに集約されてる気がします。


軽量プラグに是非オススメしたい

軽量プラグには高い適性を感じました。

実釣では50mm~120mmサイズのプラグを使用中です。それなりにウエイトのある80mm~120mmは勿論良いのですが、軽量な60mm、70mmサイズでも以外に好感触を受けました。
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デイゲームでは小型トップオンリー。アクション入力も◎

4本撚り軽量プラグを使用すると、挙動が掴み辛いことが多々が有りました。レベルシェラー8の場合8本撚りならではのしなやかさにマイルドな張りをプラスさせたことで直進性の保持(ほんの僅かなレベルですが)を確立しいるのかもしれません。余計な糸フケが出ないと言った方が分かりやすいでしょうか。

太い糸の集合体細い糸の集合体。糸電話のように振動伝達力の違いがハッキリ出てるのを感じてもらえると思います。これは実際に使ってみないと分かりませんね。特に対マイクロベイトでの繊細な釣りでは有意にアドバンテージを感じれるんじゃないでしょうか。個人的には0.6号も使ってみたいところです。
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初期性能の高さは当たり前。むしろ使い込んでどうなるのか。

このライン状態がいつまで維持できるのか更に酷使していきます。


※このブログを書くまでに
実釣回数:4回
実釣時間:約14時間
釣果:鱸2 黒鯛3 ブラックバス1 雷魚1
特記:ライン組み直し0回。毛羽立ち無し。高切れ無し。若干の脱色。


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