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村岡昌憲
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▼ 超ヘビーシンペン、ガチスラ230HSの紹介と使い方
- ジャンル:釣行記
BlueBlueより、2018年5月に発売の、超ヘビーシンペン、ガチスラ230HSを紹介します。

仕様から紹介。
長さ:230mm
重さ:165g
推奨リング:#8
推奨フック:#3/0
貫通ワイヤー仕様
という大きさと重さ。
極端な大きさのものなので狙えるものは限られてくるだろうけど、開発は国内やパラオでのオフショアGTフィッシングと大型ヒラマサを狙う釣行をメインに行った。

★推奨タックル
ロッド
ガチスラを投げるにはGTタックル、マグロタックルといった165gの重量を背負える強いロッドが必要。
オススメは8ft前半。
あまり長いとアクションさせる際に腕や手首がツライので短めを選ぼう。
自分はソルティガC80HSでやっている。ウェイトは120gまでと記載されているが何にも問題が無い。

リールはスピードが重要。これは超重要。
推奨はダイワならソルティガ6500H。
シマノならステラ14000XGか18000XG。
どれもハンドル1回転130cm以上の巻き取り量を持つリールである。
これを使うと、ガチスラの能力やメソッドをふんだんに釣果に繋げやすいと思う。理由は後述。
ライン
GTならPE5号以上がオススメ。
ドラグ設定は10kgは欲しい。可能なら13kg以上。底層や中層でのヒットも多いガチスラはラインブレイクのリスクも高い。シンキングで大型を狙う以上、強いドラグで挑まなければならないと考える。
フック
トレブルならオーナー3/0あたりを推奨する。
リリース前提のGTフィッシングなので、シングルフックの使用を推奨する。
シングルフックが軽すぎるとスライドアクションが出ずにルアーが回ってしまいやすくなるので、8〜9gあたりのシングルフックをセットして欲しい。
動きが安定する。
市販品で良いセッティングになるのが、オーシャンマークのオーシャンツイン3/0。
もしくは6/0の片方ずつセット、シャウトのシングルクダコなら6/0など。
★使い方
使い方としてはアングラーのイメージ次第でけっこう幅広いルアーであると思っている。
が、大きく分けて3つ。
1.投げて沈めて巻く使い方
いわゆる風と潮が向きが一緒でオフショアのキャスティングゲームで最高の状態。
船長はこの状態に合わせようと努力するのでこの状況が一番多いと思う。
キャスト
後方重心なので飛行姿勢が良く、非常にキレイに飛んでいく。筋力にも寄るが、ドテラ流しの追い風で60~80m近くは飛ばせる。おそらくシンキングルアーの中では最も飛ぶ部類に入ると思う。
ラインスラック
着水したらラインスラックは丁寧に取ろう。なるべく糸をたるませずに遠く深くでルアーが動かしやすい状態を作ってあげられるかが釣果のキモだ。
キャスト後にそのまま風に任せてたるませている人がいるけど、おそらく深場での動きに影響が出てしまうと思う。
自分は着水したらベールを戻してラインスラックをサッと巻き取って、一瞬ラインを張ってからまたベイルをオープンにして沈めている。
カウントダウン
ガチスラは後方からハイスピードで沈んでいく。
目安として30mを30秒。40mを40秒。
決してボトムを取る必要は無く、GTやヒラマサを誘い上げるのが目的なので、水深の2/3位沈めば大丈夫。
根掛かり回避も絶対なので、30mとアナウンスされたら25秒ほど沈めれば十分だと思う。水深マイナス5m。
リトリーブ
カウントダウンが終わったら、そこからリトリーブを開始する。
普通の苦にならないスピードで巻くと、お尻を少し振りながらゆらゆらと泳いでくる。これでももちろん釣れる。
また、超ハイスピードやジャークしてルアーを動かしてきても良いが、注意点が一つ。
沈めた直後はPEラインは大きくたわんでいる。
PEラインの軌道は船から水面付近をまっすぐ漂って、着水点付近でほぼ真下に向かっている。
そんな状態なので、最初はいくらしゃくってもそんなにルアーは動かない。
だから、自分の場合は沈めた分だけまず速巻きする。
リール1回転で130cmくらいなので、30m沈めたら20回転ちょっと。数えながら巻く。この時に最高速で巻いたり、普通に巻いたりして変化を付けるとバイトが増えると思う。
ジャカジャカ巻き
水面付近まで早巻きで上がってきたら、そこからジャカジャカ巻きで誘う。
ガチスラは水面に浮きやすいルアーなので、船のミヨシの高さなら時折スプラッシュを出しながら高速で水面を逃げ惑うダツみたいな感じで水面付近を跳ねてくる。
トモの高さなら水面下30cmくらいをギラギラしながら泳いでくる。
スピードは速くしても良いし、ふわっふわっとガチスラを横にスライドさせる感じでゆっくり巻いてくるのもいい。どっちもヒット実績があるので、使い分けながら誘う。
ガチンコスライドアクション
ガチスラの名称の通り、真骨頂はここ。
水平移動中に少しラインスラックを出すと横っ飛びしてしばらく水平姿勢でふらっと動く。そのなんとも言えない抜け感で喰わせの間を作ることもできる。ジャカジャカ巻きでラインスラックが出てないとこれが出ないので、少しでも深く遠い段階でこのアクションが出せる様に意識して動かしていこう。
これは自分のイメージだが、GTは潮が動いている時はゆっくりの動きが良く、潮が動いていない時は速い動きがいい。
ヒット
GTのヒットパターンは3つのタイミングに集中している。
1番目はフォール中。スーッとまっすぐ落ちていくガチスラ、途中で激しい衝撃と共にフォールが止まったり、パラパラとリールから出ていくラインがいきなりバラバラと加速して出ていったらそれはGTのバイト。
けっこう多いのでフォール中も集中を欠かせない。ラインがたるんでいたり、下の方でヒットするので、ラインブレイクされやすいタイミング。
ラインが大きくたわんでいる時間はアワセは入らないので、バイトを感じたらひたすらリールを巻いてテンションを掛けたい。
2番目は早巻きリトリーブ中。
沈んできたガチスラが一転上方に向かって急に動き出すタイミングで、巻き始めてすぐのバイトがとても多い。個人的に一番好きなタイミング。
先にも書いたが、自分の場合、沈めた水深分の長さを先に巻いてしまう。ソルティガ6500Hで1秒間に7回くらい高速リトリーブできるので、ガチスラの移動距離は秒速約9m。
それだけ速く動いても引き重り感は無い。

急速浮上中にヒットした37kg
使い込んでいくと分かるのだが、ガチスラが秒速5m以上のスピードになると独特の波動が出始める。引き重りはむしろ軽くなる。この状態はガチスラが23cmの巨大なスプーンと化している状態と自分は考えている。
そのハイスピードで強い波動を出すのが渋いときほど有効であると感じている。
そしてこの状態、めっちゃ釣れる。
そこからのストップ&ゴーも有効だ。
超高速メソッド
慣れてくると数秒間くらいはかなりのスピードでリールを巻けるようになると思う。この時はただ巻きでも喰ってくるので、何投かに1回は自信の最高速度でのただ巻きをオススメしたい。
3番目は、早巻きからジャカジャカ巻きに移行した瞬間。もしくはジャカジャカ巻きの最中。
超ヘビーシンペンだけど、水面に浮いてきた後でもとても強いのがガチスラのいいところだと思っている。

20m沈めて水面まで出てきたところでドカンと出た30kg。
ガチスラのスライドアクションは、上方向に移動しているときはロングジグのスライドのように、横方向に移動しているときはジャーキングミノーのダートのように動かすことをイメージして欲しい。
ショアジギングで磯からメタルジグをかっ飛ばして30m沈めてそこから動かしてくるときのイメージなんかを持てたら釣果は近いと思う。

超高速状態からダートに移行した直後に食った37kg。
使い方 その2
投げて沈めずにすぐ巻く。
細身で重いガチスラは、他のどんなルアーよりも暴れにくいルアーとも言える。だから着水直後にリトリーブを開始するとバシャバシャと水しぶきを立てながら水面を切るように泳ぐ。人間がどんなに速く巻いてもアクションが破綻することはない。ルアーが回転する場合もあるが、回転しても釣れるように設計してある。
その高速で水面を逃げ惑うベイト感が状況にハマることも多く、シャローでも他のルアーではなく、圧倒的に速く巻いているガチスラにGTが反応するケースを何度か経験した。

岩礁島の際、水深10mのシモリの上をガチスラの超高速リトリーブで水面爆発させた42kg。
今までGTが見たこともないスピード
これを演出できるのがガチスラだ。
ダツが水面を逃げ回っているときなんかは、数投に1回は着水したら沈めずにそのまま水面をバシャバシャやってみるのもオススメ。
個人的には、深いところから浅いところに船が流れていくことが多いこのゲームにおいて、超ヘビーシンペンなのにそのまま水面で使ったりできる点がとても使い勝手が良いところが気に入っている。
その3
潮と風が逆の状態の時の潮下側。
向かい風でルアーは飛ばないし、ルアーも沈まないで流される一方だし、引き重りは半端ないしでけっこう嫌われる状況。
この状態でもガチスラは活躍できる。
細いボディなので向かい風でもそこそこ飛ぶし、沈むのが速いので水深20mくらいなら40カウントくらいで沈んでくれる。そこからの超早巻き、ダートアクションは苦にならないレベル。独壇場である。
1度お試しあれ。
圧倒的な使い勝手の良さ
ガチスラは投げやすく、沈むのも早く、巻くときは引き抵抗が軽いといった体力勝負のGTフィッシングにおいて、圧倒的な使い勝手の良さを実現した。
その他のヘビーシンペンやシンキングミノーと使い比べてもらったら1投でわかる軽快さ。一日投げ続けることもあるGTフィッシングにおいて断然のメリットがあると思っている。


ただ、楽なのが良いというわけでもない。楽なのをスピードに変えて欲しい。それが武器だ。
最後に
超ヘビーシンペンの釣りはまだ開拓の余地がたくさんあると思っている。
その中でガチスラを発売したのだけど、沿岸の魚と違ってテストする機会も少なく、その点ではテストの積み重ねという点で不安がある。
だけど、この3年間で10回のGT遠征をこなす中で出してきた形や重さ、そして長年やってきたシーバス用ルアー開発の経験から絶対的に自信があるフィッシュイーターが反応するアクションについては存分に搭載できたと確信している。

GTという魚はそこの瀬に潜るダイバーの人の話を聞く限りでは、かなりの数が生息しているという。
ということはほとんどが反応していないという事実がある。その、ルアーを見切られているという前提に立ったときに、フィッシュイーターが口を使いたくなる動きをガチスラで再現することができた。
もちろん、上に書いた動かし方が正解でもないかもしれない。ロッドやリールが変わるだけでもイメージは全然変わる。波動・ハイスピード帯域でのスピード変化、そしてガチンコスライドアクション。
この3つを組み合わせてGTを反応させるイメージを持つだけで、同船者の数倍のバイトを得ることができる様になった。
お近くのオフショア系プロショップならび、取扱店、BBネットショップからお買い求めください。

仕様から紹介。
長さ:230mm
重さ:165g
推奨リング:#8
推奨フック:#3/0
貫通ワイヤー仕様
という大きさと重さ。
極端な大きさのものなので狙えるものは限られてくるだろうけど、開発は国内やパラオでのオフショアGTフィッシングと大型ヒラマサを狙う釣行をメインに行った。

★推奨タックル
ロッド
ガチスラを投げるにはGTタックル、マグロタックルといった165gの重量を背負える強いロッドが必要。
オススメは8ft前半。
あまり長いとアクションさせる際に腕や手首がツライので短めを選ぼう。
自分はソルティガC80HSでやっている。ウェイトは120gまでと記載されているが何にも問題が無い。

リールはスピードが重要。これは超重要。
推奨はダイワならソルティガ6500H。
シマノならステラ14000XGか18000XG。
どれもハンドル1回転130cm以上の巻き取り量を持つリールである。
これを使うと、ガチスラの能力やメソッドをふんだんに釣果に繋げやすいと思う。理由は後述。
ライン
GTならPE5号以上がオススメ。
ドラグ設定は10kgは欲しい。可能なら13kg以上。底層や中層でのヒットも多いガチスラはラインブレイクのリスクも高い。シンキングで大型を狙う以上、強いドラグで挑まなければならないと考える。
フック
トレブルならオーナー3/0あたりを推奨する。
リリース前提のGTフィッシングなので、シングルフックの使用を推奨する。
シングルフックが軽すぎるとスライドアクションが出ずにルアーが回ってしまいやすくなるので、8〜9gあたりのシングルフックをセットして欲しい。
動きが安定する。
市販品で良いセッティングになるのが、オーシャンマークのオーシャンツイン3/0。
もしくは6/0の片方ずつセット、シャウトのシングルクダコなら6/0など。
★使い方
使い方としてはアングラーのイメージ次第でけっこう幅広いルアーであると思っている。
が、大きく分けて3つ。
1.投げて沈めて巻く使い方
いわゆる風と潮が向きが一緒でオフショアのキャスティングゲームで最高の状態。
船長はこの状態に合わせようと努力するのでこの状況が一番多いと思う。
キャスト
後方重心なので飛行姿勢が良く、非常にキレイに飛んでいく。筋力にも寄るが、ドテラ流しの追い風で60~80m近くは飛ばせる。おそらくシンキングルアーの中では最も飛ぶ部類に入ると思う。
ラインスラック
着水したらラインスラックは丁寧に取ろう。なるべく糸をたるませずに遠く深くでルアーが動かしやすい状態を作ってあげられるかが釣果のキモだ。
キャスト後にそのまま風に任せてたるませている人がいるけど、おそらく深場での動きに影響が出てしまうと思う。
自分は着水したらベールを戻してラインスラックをサッと巻き取って、一瞬ラインを張ってからまたベイルをオープンにして沈めている。
カウントダウン
ガチスラは後方からハイスピードで沈んでいく。
目安として30mを30秒。40mを40秒。
決してボトムを取る必要は無く、GTやヒラマサを誘い上げるのが目的なので、水深の2/3位沈めば大丈夫。
根掛かり回避も絶対なので、30mとアナウンスされたら25秒ほど沈めれば十分だと思う。水深マイナス5m。
リトリーブ
カウントダウンが終わったら、そこからリトリーブを開始する。
普通の苦にならないスピードで巻くと、お尻を少し振りながらゆらゆらと泳いでくる。これでももちろん釣れる。
また、超ハイスピードやジャークしてルアーを動かしてきても良いが、注意点が一つ。
沈めた直後はPEラインは大きくたわんでいる。
PEラインの軌道は船から水面付近をまっすぐ漂って、着水点付近でほぼ真下に向かっている。
そんな状態なので、最初はいくらしゃくってもそんなにルアーは動かない。
だから、自分の場合は沈めた分だけまず速巻きする。
リール1回転で130cmくらいなので、30m沈めたら20回転ちょっと。数えながら巻く。この時に最高速で巻いたり、普通に巻いたりして変化を付けるとバイトが増えると思う。
ジャカジャカ巻き
水面付近まで早巻きで上がってきたら、そこからジャカジャカ巻きで誘う。
ガチスラは水面に浮きやすいルアーなので、船のミヨシの高さなら時折スプラッシュを出しながら高速で水面を逃げ惑うダツみたいな感じで水面付近を跳ねてくる。
トモの高さなら水面下30cmくらいをギラギラしながら泳いでくる。
スピードは速くしても良いし、ふわっふわっとガチスラを横にスライドさせる感じでゆっくり巻いてくるのもいい。どっちもヒット実績があるので、使い分けながら誘う。
ガチンコスライドアクション
ガチスラの名称の通り、真骨頂はここ。
水平移動中に少しラインスラックを出すと横っ飛びしてしばらく水平姿勢でふらっと動く。そのなんとも言えない抜け感で喰わせの間を作ることもできる。ジャカジャカ巻きでラインスラックが出てないとこれが出ないので、少しでも深く遠い段階でこのアクションが出せる様に意識して動かしていこう。
これは自分のイメージだが、GTは潮が動いている時はゆっくりの動きが良く、潮が動いていない時は速い動きがいい。
ヒット
GTのヒットパターンは3つのタイミングに集中している。
1番目はフォール中。スーッとまっすぐ落ちていくガチスラ、途中で激しい衝撃と共にフォールが止まったり、パラパラとリールから出ていくラインがいきなりバラバラと加速して出ていったらそれはGTのバイト。
けっこう多いのでフォール中も集中を欠かせない。ラインがたるんでいたり、下の方でヒットするので、ラインブレイクされやすいタイミング。
ラインが大きくたわんでいる時間はアワセは入らないので、バイトを感じたらひたすらリールを巻いてテンションを掛けたい。
2番目は早巻きリトリーブ中。
沈んできたガチスラが一転上方に向かって急に動き出すタイミングで、巻き始めてすぐのバイトがとても多い。個人的に一番好きなタイミング。
先にも書いたが、自分の場合、沈めた水深分の長さを先に巻いてしまう。ソルティガ6500Hで1秒間に7回くらい高速リトリーブできるので、ガチスラの移動距離は秒速約9m。
それだけ速く動いても引き重り感は無い。

急速浮上中にヒットした37kg
使い込んでいくと分かるのだが、ガチスラが秒速5m以上のスピードになると独特の波動が出始める。引き重りはむしろ軽くなる。この状態はガチスラが23cmの巨大なスプーンと化している状態と自分は考えている。
そのハイスピードで強い波動を出すのが渋いときほど有効であると感じている。
そしてこの状態、めっちゃ釣れる。
そこからのストップ&ゴーも有効だ。
超高速メソッド
慣れてくると数秒間くらいはかなりのスピードでリールを巻けるようになると思う。この時はただ巻きでも喰ってくるので、何投かに1回は自信の最高速度でのただ巻きをオススメしたい。
3番目は、早巻きからジャカジャカ巻きに移行した瞬間。もしくはジャカジャカ巻きの最中。
超ヘビーシンペンだけど、水面に浮いてきた後でもとても強いのがガチスラのいいところだと思っている。

20m沈めて水面まで出てきたところでドカンと出た30kg。
ガチスラのスライドアクションは、上方向に移動しているときはロングジグのスライドのように、横方向に移動しているときはジャーキングミノーのダートのように動かすことをイメージして欲しい。
ショアジギングで磯からメタルジグをかっ飛ばして30m沈めてそこから動かしてくるときのイメージなんかを持てたら釣果は近いと思う。

超高速状態からダートに移行した直後に食った37kg。
使い方 その2
投げて沈めずにすぐ巻く。
細身で重いガチスラは、他のどんなルアーよりも暴れにくいルアーとも言える。だから着水直後にリトリーブを開始するとバシャバシャと水しぶきを立てながら水面を切るように泳ぐ。人間がどんなに速く巻いてもアクションが破綻することはない。ルアーが回転する場合もあるが、回転しても釣れるように設計してある。
その高速で水面を逃げ惑うベイト感が状況にハマることも多く、シャローでも他のルアーではなく、圧倒的に速く巻いているガチスラにGTが反応するケースを何度か経験した。

岩礁島の際、水深10mのシモリの上をガチスラの超高速リトリーブで水面爆発させた42kg。
今までGTが見たこともないスピード
これを演出できるのがガチスラだ。
ダツが水面を逃げ回っているときなんかは、数投に1回は着水したら沈めずにそのまま水面をバシャバシャやってみるのもオススメ。
個人的には、深いところから浅いところに船が流れていくことが多いこのゲームにおいて、超ヘビーシンペンなのにそのまま水面で使ったりできる点がとても使い勝手が良いところが気に入っている。
その3
潮と風が逆の状態の時の潮下側。
向かい風でルアーは飛ばないし、ルアーも沈まないで流される一方だし、引き重りは半端ないしでけっこう嫌われる状況。
この状態でもガチスラは活躍できる。
細いボディなので向かい風でもそこそこ飛ぶし、沈むのが速いので水深20mくらいなら40カウントくらいで沈んでくれる。そこからの超早巻き、ダートアクションは苦にならないレベル。独壇場である。
1度お試しあれ。
圧倒的な使い勝手の良さ
ガチスラは投げやすく、沈むのも早く、巻くときは引き抵抗が軽いといった体力勝負のGTフィッシングにおいて、圧倒的な使い勝手の良さを実現した。
その他のヘビーシンペンやシンキングミノーと使い比べてもらったら1投でわかる軽快さ。一日投げ続けることもあるGTフィッシングにおいて断然のメリットがあると思っている。


ただ、楽なのが良いというわけでもない。楽なのをスピードに変えて欲しい。それが武器だ。
最後に
超ヘビーシンペンの釣りはまだ開拓の余地がたくさんあると思っている。
その中でガチスラを発売したのだけど、沿岸の魚と違ってテストする機会も少なく、その点ではテストの積み重ねという点で不安がある。
だけど、この3年間で10回のGT遠征をこなす中で出してきた形や重さ、そして長年やってきたシーバス用ルアー開発の経験から絶対的に自信があるフィッシュイーターが反応するアクションについては存分に搭載できたと確信している。

GTという魚はそこの瀬に潜るダイバーの人の話を聞く限りでは、かなりの数が生息しているという。
ということはほとんどが反応していないという事実がある。その、ルアーを見切られているという前提に立ったときに、フィッシュイーターが口を使いたくなる動きをガチスラで再現することができた。
もちろん、上に書いた動かし方が正解でもないかもしれない。ロッドやリールが変わるだけでもイメージは全然変わる。波動・ハイスピード帯域でのスピード変化、そしてガチンコスライドアクション。
この3つを組み合わせてGTを反応させるイメージを持つだけで、同船者の数倍のバイトを得ることができる様になった。
お近くのオフショア系プロショップならび、取扱店、BBネットショップからお買い求めください。
- 2018年4月11日
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