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村岡昌憲
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▼ 台湾バラマンディ釣り堀 爆釣釣行2017
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- (area-釣行記-)
2017年3月 台湾バラマンディ釣り堀釣行
昔の記憶から。
初めて自分が海外に行った国は台湾だった。
今から24年前だ。20歳の時だったと思う。
何を見ても聞いても希望にしか感じなかった20歳の時。
その時の刺激が楽しすぎて海外に行く生活が始まった。
その時の台北はまだ貧しい国で、路地という路地で自転車の洪水が渦巻いていた。
屋台のラーメンは1杯30円ほどだったから、とにかく食べて飲んだ。
紹興酒を3本一気飲みして人生で一番酔った記憶がある。
あれから随分と経った。
経済的に豊かになっただろうし、生活も進化したのだろう。
そんな事もあり、今回の台湾訪問をとてもわくわくしていた。
今回の飛行機はバニラエアを利用した。
同行者は宮城県のBlueBlueアドバンスドテスター目黒毅久。
そして撮絵スタッフの修太。
目的は台湾のバラマンディ釣り堀の動画製作。
(先に見ておいたらこの記事が相当面白いと思うのでオススメでっす)
今回のログはこの動画を撮りに行くまでの物語。
だけど、今後、台湾のバラマンディ釣り堀に行く人のために価格的なものも含めて参考になることを書いておこうと思う。
台湾までの飛行機はバニラエアを利用した。
バラマンディの釣り堀がたくさんあるのは台湾でも南側の方で主に台南や高雄といったところ。
空港は台北では無く高雄空港に飛んだ方がはるかに近い。
ということで、成田-高雄線を昨年年末に予約した。
LCCなので予約は早いほうが断然安い。
3ヶ月前ということで往復の旅費は1人あたり38000円。
撮影機材が重いので追加で4000円はかさんでいる。
ホントなら3万円台前半で飛べるところだろう。
ちなみに半年近く前の購入なら往復2万円くらいまで安くなるはずだ。
バニラエアの飛行機は一日一便しか飛んでいなく、行きは19時発だ。
成田の第3ターミナルは他のターミナルと違ってやたら歩かされるので30分以上の余裕を見て行ったが、それでもだいぶ早く搭乗待合状態になって、空港待合室で待つことになった。

俺の場合、すごく待つということは、すごく酔っ払うということでもあるので、4時間ほどの機上ではどっぷりと睡眠。
あとは動画編集などをやっているうちにあっさりと高雄空港へ到着。
高雄国際空港では台湾在住の日本人ガイドRYOが待機してくれていた。
彼の車に荷物を積み込んで出発。

左が目黒、右のBlueBlueシャツを着ているのがRYO。

彼はBlueBlue台湾テスターの1人でもある。
ほぼ一年中、バラマンディ釣り堀を中心に様々なフィッシングガイドを台湾南部でしている。
彼のやっているガイドサービスAQUAのHP
台湾の料理は日本人が食っても美味い。

餃子や肉まんを美味しく頂き、明日からの釣りの状況を聞いていく。

店の犬。
台湾にはたくさん犬がいた。
ホテルは台南にある塔木徳連鎖飯店を予約した。
1泊当たり7000円ほど。
今回は3泊したので21000円。
部屋はとても清潔で居心地がとても良いホテルだった。

ちなみに高雄のホテルの方が都会にあって夜遊びは楽しいが、高雄の渋滞がとんでもないレベルでそれに相当時間が取られるというので、今回は台南にホテルを取った。
イメージとしては、釣り場が埼玉にあるとして、東京が高雄、横浜が台南である。埼玉に行くには東京に宿を取った方が断然近いのだけど、渋滞が半端ないので横浜に宿を取った方が時間的には速いということ。わかりづらい?(笑)
で、しっかりと睡眠を取って翌朝に出発。
RYOは朝5時の出発を勧めてくれたが、今回は釣行日が3日もある。
旅の疲れもあるので9時頃の出発とした。
ホテルから1時間半ほど走って釣り堀に到着。
釣り堀は高雄より南、台南の南端にある。
台湾でも非常に有名な釣り堀らしい。

ロッドは主に6〜7ftのML〜Mクラスのロッドが向いている。
詳しいところはRYOのページにたくさん書いてあるので見てもらうとして、俺が用意したのは下記の通り。

APIA 風神ADクロスインパクト72ML
+
ダイワ イグジスト2510 PE2号100m
BlueBlue グロビナ60ML プロト
+
ダイワ イグジスト2510 PE1.5号125m
FISHMAN BRIST5.10LH
+
ダイワ ジリオン PE3号
の3セット。
リーダーは50ポンド、80ポンド、130ポンドを用意した。

魚の引き自体は30ポンドで十分揚げられる魚なのだけど、丸呑みによるラインブレイクがとても多いとのこと。
そのため、50ポンドリーダーに細いチューブ付けるのもガイド推奨仕様のようだ。
さっそく、釣り開始&撮影開始
水深は浅く、どこに投げても1.5m〜2mくらいだ。

俺もまず1本釣ってみようと、Tracy15gをセットし、ボトムを取って&フォールで誘っていると早々にヒット。

40cmくらいの。
このサイズはたくさん釣れる。

ボトムでルアーを動かしていると、ティラピアの巨大なサイズが結構な率で当たってくる。

パターンも見えてきた中での初日最大クラス。

昼飯はお弁当をRYOが買ってきてくれる。

これが悪くない。
全然お任せで大丈夫。
午後も釣りまくる。
動画見てもらった人なら判るだろうが、魚のファイトシーンとランディングシーンがたくさん必要なのである。
Blooowin!は本当に強かった。

頭から丸呑みというケースが本当に多かった。

リーダーを80ポンドにしていたけど、80ポンドでは心許ないというのが正直なところ。
実際に2回、問答無用で切られた。

この日は8本キャッチ。
撮影しながらなので数が伸ばせなかったが、釣りだけに集中していたら20本くらいは出せそうな感じだった。
RYO、目黒はさすがなもので、30本近く獲ってたんではないかな。
夜は名物のエビ釣り場で中華を食べる。
これまた何を頼んでも良い味で本当に美味しく頂いた。

元気があるならエビ釣りしたら相当楽しい。
ちなみに日式スナックが数軒あるので、そこで夜更けまで楽しめる。
次の日。
朝食を買いに寄ったセブンイレブンで煮卵を買う。
こいつが本当に美味くて、コレステロールを無視して何個も食べた。

肉まんは日本と少し違う。中華街に売ってるあれだ。

ホテルから今日も1時間30分ほど走る。

準備風景。

バラマンディの釣り堀は決して簡単ではない。
釣り堀だからさすがにボーズで帰るって事はおそらく無いだろうが、朝からやって数本という人もいるくらい、釣るためのパターンってもんがある。
その横で何十本と釣ってしまう人もいる。
まさに釣り堀的なバトルがそこにはある。
特に大きなサイズを釣るって点においては、RYOがいなかったら成り立たないほど難しいパターンであり、その場その場の状況で細かく合わせていかないとなかなか食わない。

まあまあのサイズはほとんどBlooowin!140Sだった。

パターンは時間と共に変わっていた。
池全体の他のアングラーが何を投げているかは常に把握しておいた方が良いだろう。
鉄板バイブに当たっている中で、みんなが鉄板を投げ出すと反応が渋くなる。
それを察して、他のパターンにどんどんと当てていく人が数を伸ばせる。
まさにそれこそが管理釣り場であるし、管理されていても面白いところは存分にあるのである。(ちなみにこれはメジャーな釣り場のシーバスでも大いにある)
まだ3月と言うこともあり、釣れていない人は結構渋々な感じだけど、釣ってる人はひっきりなしに掛けていた。
自分たちもそうだったし、他の地元の人でも掛けている人と掛けていない人の差は激しかった。
BlueBlueのルアーに関しては、Tracy、Shalldus、Narage、Blooowin!などがしっかりとハマっていたように思う。
Tracyのメソッドは、ただ巻きでもたまに釣れてはいたが、断然動かしにいった方が釣れた。
キャスト後まずボトムを取り、ゆっくりとリトリーブ。ラインが馴染んだところでボトムから20cmだけ強烈にリフト、そのあとティップを戻さないでフォールさせるってのが抜群に効いた。
音でいうとヌルヌルと巻いてきて、ドルルッ!と短く強くジャーク。
その後、ティップを少し高くキープして着底を感じる。
バイトはフォールの時。一呼吸置いて合わせればまずまずの率で乗る。
シーバスのようなリフト&フォールだとほとんどバイトが出ないのが印象的なパターンだった。浮かせたら食わない。
ボトムから20cmが勝負。そのためのティップの強いロッドを使うも良し、柔らかいロッドで引くように強くテンションを出していくのも良し。
Shalldusは少ししか持って行かなかったんだけど、最も大型に効いていたように思う。
魚もたくさん掛かるし、サイズも結構いいのが食ったときが多かった。
メソッドはキャスト後、そのまま沈めてボトムを取る。この時にフリーテンションで沈めるのでは無く、糸を張ったままのテンションでボトムを取る事が重要だった。要はラインを水の中に斜めに入れていく作業が必要なのである。
そこからデッドスローで数秒リトリーブ。この時に上に上がってしまうのでは無く、ボトムを這うようにリトリーブさせる。ハンドル数回転させたら、数十cm浮いているはずなので、そのままハンドルを巻くのを止めて、ボトム着底までラインテンションを掛けたまま落としていく。ボトムを感知したらまた同じようにデッドスローでリトリーブして繰り返す。
バイトはそのフォール中、リトリーブを開始した瞬間に集中した。
非常に繊細かつ静かな状態なのでバイトが気持ちいい。
最大魚もこいつで掛けた。
3つしか持っていかなかったために、2日目には全てロストしてしまった。(そんなに根掛かりしないが、たまにロストすることもある)
BlueBlueの社長やってて、いつも思うのは、ちょっとルアーくれと言いづらいところ(笑)目黒のタックルボックスの中に光るShalldus20のブレードが眩しかった(笑)
Narage。
一番魚を掛けたのはこいつ。65を主に使ったが、使い方はトレイシーに似ている。ボトムを取ってリトリーブしたら、たまに強めのジャーキングで誘い上げる。そのままフォールって感じ。テンションは掛けておいてスパイラルフォールではなく、ゆっくりと落とすのがキモだった感じ。やっぱり30cm浮かしたら食わない。ボトムレンジを極める釣り、これを覚えたらシーバスでもチヌでも強い。いい練習になる。
ニンジャリ。
これはフォールが早すぎてなかなかバイトが出なかった。タイのバラ堀では大爆釣になったことがあったが、今回は水深1.5mと浅いせいか、バイトが出るボトムのレンジでスローにキープすることが難しく、バイトはポツポツ。SサイズのジグヘッドにLサイズのワームのパターンがまずまず食いが良かった。
最後、Blooowin!140S。
俺の動画のデカい魚はほとんどこいつで獲った。
使い方はジャーキング。キャスト後、ボトムを取り、そこからジャーク何発か。またボトムを取ってジャーク何発か。このジャークのリズムは食うタイミングがあって、時間と共に様々に変化したので、イメージしていたのは単調にならないこと。1キャストで30回程度はジャークするので、そのジャークの全てが違うジャークに鳴ることを意識していた。
とにかく大型が出るのと3本フックで掛かりやすく、バレにくいってのですっかり気に入ってやっていた。
そんなこんなで撮影も順調。
2日目の夜は台湾のBlueBlue代理店である魚拓釣具の社長と会食。
魚拓釣具は台湾最大のフィッシングストアチェーンだ。
社長が台北からわざわざ来てくれた。感動。
台南の素晴らしいレストランに連れていってもらった。


カニのおこわがもうほんとにもう、うふん。
記念撮影。

で、最終日。
この日は最初から大型狙い。
数は十分撮れているので、最後はインパクトのある大型を撮ろうと。
俺はほぼBlooowin!縛りで通した。

けど、10分ほど当たらないとTracyに付け替えて癒やしを得る(笑)

極めてくると、3投で釣れる。
台湾在住の史郎君もBlueBlue台湾テスター。
普段はジギングメインだが、Blooowin!80Sの繊細なメソッドで次々と良型を掛けていた。

Blooowin!は小さいのにも人気。
けど、この日は他のルアーマンは本当に渋々のようだった。

BlueBlueの、というつもりは無い。
が、どのルアーを使うにせよパターンを合わせない限りそうそう食わないのは事実。
そこを合わせて、いわゆるハマった状態にする。
管理釣り場の楽しさはここにあるよね。
掛かれば、シーバスのランカー級の引きを味わうことができるわけで、人気も出てくるわけだと思った。
で、撮影も無事に終わり、最後はRYO君の案内で台湾の夜市に。


そう、この目黒が来ている今回のロケTシャツについて。
今回、俺がロケに目黒を呼んだのは彼が宮城の人間だったからだ。
台湾が6年前の東日本大震災の時にどの国よりも多くの義援金を送ってくれたのは有名な話。
が、日本の東アジア政策上、国が表立って台湾に謝意を表明し切れていないことも皆さん知っているだろう。
それならば民間が、ということで、今回はyoutubeの動画製作であり、台湾でもたくさん流される映像でもある事だから、微力ながら日本人として謝意を出していこうということを考えての招待だった。

日本と台湾の永久の繁栄を願って。
このTシャツは今週末の仙台ショーで30枚だけ販売する予定。
これで別に金儲けするつもりも無いが、このTシャツ、版代でめっちゃお金掛かったのでトントンにさせて欲しい(笑)との思惑。
一年中、あちこち旅をしていて、多くの人に支えられ、自分の今やBlueBlueの今がある。

何かを通してそれを返していきたいと常々思ってはいるが、なかなか思う存分できない微力さに苛々を感じることもあるけれど、いつも通りに前に進んでいく。
それでも釣りに行く
の精神で頑張るのみ。
屋台の飯も超美味い!


こうして次の日の朝。
午前4時にホテルに迎えに来てもらって、6時30分に台湾を飛び立った。
そんな感じで今回の台湾釣行は終了。
台湾バラマンディ遠征。本当に楽しい。
仲間とわいわい行くのがオススメ。
交通事情が悪いけど自分達でレンタカーを借りて行ってもいいし、ガイドを頼ってもいい。
安全に良い釣り旅をしてください。
そんな形でできた動画。
ぜひご覧下さい。
台湾バラマンディ釣り堀爆釣動画 BlueBlue2017
- 2017年4月17日
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