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村岡昌憲

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釣りとは

今年は本当に取材の多い年だった。

オファー頂いた全ての取材を受けると決めた今年であったが、結局は3つほどの取材を受けられず。

昨晩のオファーは、個人的に前回がとても満足いく出来では無かったので目一杯やりたかったんだけど、スケジュールがどうしても立てられず断念。

そんな忙しい中で、自分に残された時間と、自分が定めた日時が合う時なんてそうはない。

東京湾奥もすっかり魚が落ちた。

GETBOOKにそんな声も寄せられる先週末。

ようやく初めての時間が取れた。







ポイントはTSN時代のArea2のひとつ。

夕マヅメにポイントに到着すると、一人の年輩アングラーがすでにロッドを振っていた。

僕に気付いたその人は軽く会釈をして、どうぞ、という仕草でそのポイントを譲るように横に数歩ずれた。

僕は、単に2年ぶりに訪れたこのポイントに感覚と精神を合わせるために早めに来ただけで、まだ時合でもないのにロッドを振る気にはなれなかったが、せっかくの申し出をぞんざいにはできず、なんとなく水辺に立った。

「最近どうですか?」

横にいたアングラーは開口一番、状況を尋ねてきた。

「そうですね。わかりません、釣る人は釣ってるし、釣れない人はなかなか苦労されているようです。」



僕は歯切れの悪い答えをした。

彼は延々とコアマンのIP-26をキャストしながら、矢継ぎ早に僕に様々な質問をしてきた。

僕も時間つぶしになることもあり、なんとなく自分の知っていることを色々と話した。

1時間くらいだろうか。見ず知らずの他人とずっと話しこむ。




僕は彼の釣りをする理由がとても気に入った。

それは、自分の考えを問い続ける事が楽しい、というものだった。

それは僕も全く同感だった。





その後の彼の説明に、今の釣り人は他人に対してアピールしたり、比較したりすることばかり考えて、もう釣った瞬間からカメラを出して誰にどう見せるかなんてことばかり考えている、というくだりがあった。


「自己完結できるってことですね。素敵なことだと思います。」

自己完結からほど遠い僕は、素直にその考えに賞賛を示した。








やがて日が暮れ、僕の時合いが始まろうとしていた。

彼はしゃべっていたが、無口になり出した僕を察して、そろそろ帰ろうかなとつぶやいて、帰り支度を始めた。

彼が帰ったあと、僕はポイントへの集中力を高めた。








そして、釣りをした。

いつになく、激しいウェーディングとなった。

自分の夢に近づくために、リスクを冒した。






この秋、最初の、自己完結できる釣り。

そう、メディアに記録されるということが無い釣り。

自分のブログに書くか書かないか、それは自分で決められる。


5時間。


悔いのない釣りをした。



カッター115でフッコ。



惨敗だった。

魚が落ちた。

そう認めるのは悔しい。



上げ潮も頑張って、マリブで1本。


またチャンスを狙おう。






数日後は、シーバス研究所の撮影。

魚は落ちてなんかない。

そんな結果となった。






そして、BlueBlueの館山工場。

少しずつ、夢に向かって。

そんな40歳の秋。






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