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村岡昌憲
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▼ 無農薬野菜の提案
- ジャンル:日記/一般
- (elegy-つぶやき-)
休みのある日。
館山の奥地にある三芳村に家族で出掛けた。
目的は援農。
農業の支援である。
我が家はこの三芳村にある「安全な食物を作って食べる会」に入会している。
毎日食卓に上る米と野菜と卵とお茶は、基本的にここから宅急便で送ってもらうものを調理して生活している。
この会はどんな会かというと、化学肥料を使わない、農薬を一切使わないという農家達の集団と、それを買う購買者達の会である。
スーパーでよく見る有機栽培の野菜は無農薬ではない。
今の世の中、無農薬の野菜を手に入れる方法は、このような方法しかないのである。
ここからは個人的な私見だけど、高度成長期を越えた頃から急増している、アトピーや喘息などのアレルギーの問題、不妊や子宮内膜症などの婦人系疾病の原因は、口から摂取する農薬などが根本的な原因なのではないかと思っている。
これらの病気はよくストレスが原因とされるけど、今の時代ってのは人間の歴史の中でも最もストレスがない時代だと思っている。
昔は飢えとの闘い、密集した生活、雨風との闘い、虫との闘い、病気との闘い、荒くれ者との闘い、そして戦争が始まれば上から爆弾が落ちてくる恐怖との闘い。
そんな先人達に比べたら、現代人ははるかに幸せな生活をしている。
なのに、なぜそんな病気が増えているのか。
それは口から有害な毒性物質を摂取するからである。
これらの毒の排除に、身体は莫大なエネルギーを使用する。
健康なうちはいい。疲れやすいとか言っているうちはいいのかもしれない。
だが、ひとたび、ストレスが掛かったり、身体が弱ったりすると、たちまちにその毒に身体が冒される。
ちなみにたばこも一緒だと思っている。
健康な人は何本吸ったって何にも問題ない。
たばこの毒を身体が浄化できているうちは。
やがて、歳で体力が落ちたり、病気でその力が落ちてくると、たばこの毒が身体から除去できなくなる。
すると、顔色がどす黒くなり、細胞が冒される。
特に自身や子供のアレルギーに苦しむ人は一度試してみて欲しい。もちろん野菜や米だけではダメ。一日に経口摂取するもの、総量への意識を高めて、可能性な限り、毒を摂らない。
それだけでアレルギーやアトピーが完治した人を何人か知っている。
俺の母親がそのような問題に関心が高かったので、俺はここの野菜と米と卵を食べて大きくなった。
もちろんスーパーで買う時もあるし、給食もあったので全てではないけど、この身長177cm、いたって健康、体力抜群の身体を作った60%くらいはここの食べ物で育ったからである。
ということで、結婚したあとも、ここの野菜を宅急便で送ってもらいながら日々を暮らしている。
館山の奥の方。いきなり自然が色濃くなる一帯にそれはある。
通称、みんなの家。
小学生の頃から来ている。
まさに発送直前の宅急便箱が玄関に。
レタスにはナメクジが着いているし、キャベツは虫食いの穴だらけである。
だが、考えてみて欲しい。
スーパーで売っているのは虫も寄りつかない野菜だ。
虫が食べられない野菜とは何なのか。
それが何を意味するのかを。
そして野菜嫌いの子供。
うちの子供は、ここの野菜はばくばくと食べるが、外食で出てくる野菜はあまり食べたがらない。
変な味がする。
彼女が言う、変な味。
大人はそれが分からない。
うちの子は本当の野菜の味を知っているから変な味という表現をする。
本当の野菜を知らない子は、その変な味も含めて、その野菜の味だ。
上の居間には歴代の活動写真がいっぱい飾ってある。
小学校五年生の時の俺の写真があった。
この時は原始キャンプというのに参加した時のもの。
原っぱに寝床を作り、まずは竹をナイフで削って自分の箸を作ることからキャンプを始めた。
そこで得た自然体験は、今の自分の中に未だに大きくある。
気になったポスター。
田中正造について、俺は社会の教科書に書いてあること以外、何も知らない。
だけど、この時から人間と健康の本質が見えていたのだろう。
ということで、お茶を頂いて援農開始。
無農薬野菜ってのは言葉で言うほど簡単ではない。
あらゆる雑草や虫との闘い。
特に爆発的に植物が伸びるこの時期は農家の手だけでは除草作業が追いつかない。
うちも家族総出でジャガイモ畑を担当。
庭持ちや家庭菜園やっている人なら知っているがスギナとの闘いは壮絶だ。
こいつらを除草剤使わずに共存させていく。
農家の方々へ本当に頭が下がる思い。
このあたりはほとんどの農家が無農薬なので、田畑が生き生きしている。
池にはドジョウやザリガニがわんさといる。
うちの子は都会の子だけど、俺の子だけあってとても自然に強い。
農家の男の子が、都会の女の子とどうやって遊んだら良いかわかんない感じだったので、
でっかい、ミミズ集めて、そいつを池に撒いて鯉が群がるのを魅せてやってよ。
と教えたら、そんな簡単なことで良いの?
みたいな感じで一緒に遊びだした。
本当に正しいと思う風景がいつもここにはある。
俺はそれを失わないよう、子供達に与えられるよう、必死に戦っている。
このブログの読者にはそういう意識の高い人も多いと思う。
一方、社会からはどんどんと失われていく風景。
危機感だけはいつも持っていたい。
途中、鶏小屋の見学。
ここの鶏は小屋の中で平飼いである。
雄も雌もいるので、全ての卵が有精卵である。
(ちなみに子供の頃、毎日布団に入れて暖めていたら孵化してしまったことがあった。)
卵の色を鮮やかにするようなもの(通常はパプリカを入れるらしい)が入っていないので黄身の色は薄いけど風味が濃くて美味い。
こちらはひよこたち。
野菜の肥料はこの鶏糞が主体である。もちろん鳥の餌も無農薬で作った穀物。
歳を取った鳥は処分され、会員に届く。
俺はこれが大好物で、鶏肉の本当の旨さがある。
運動しているのでとっても筋肉質で硬く、両手で骨を持って食いちぎらないといけない。
だけど、その身は噛めば噛むほど強烈な旨味が出てくる。
ここには太古の昔から続いてきた、先人達の循環する考えが息づいている。
ということで、援農も終わり。
子供にこのような体験をさせられることが本当に有り難い。
自分が食べるものがどのように作られているのか。
その作る過程に関わることで多くを学んでくれる。
今回久々に来て、嬉しいこととがあった。
実は俺は、このシステムを支えてくれている農家も高齢化で段々減っていて、いずれはこの会もなくなるのではないかと勝手に思っていた。
が、農家の二代目達がしっかりと継いでくれていて、農家の今後の生産活動はそんなに心配が要らないそうだ。
だが、会員構成は高齢化していて、会員減少の傾向が出てきたんだそうだ。
無農薬栽培の野菜は形も悪く、虫もいるし、色味も鮮やかでないので、通常の市場流通には乗らない。
会員が買い続け、食べ続けることで持続していく仕組み。
ということで、今回のブログを書いてみようと思った。
美味しい野菜や米や卵を食べたい人。
農薬や抗生物質の入っていない食べ物を摂りたい人。
健康に生きたい人。
子供に自然体験をさせたい人。
安全な食べ物を作って食べる会
一度ぜひ覗いてみてください。宅急便会員がオススメです。
これからは毎週のように夏野菜がどっさりと届く季節。
良い季節です。
ブログも読んでみて
無農薬野菜の三芳村日記
館山の奥地にある三芳村に家族で出掛けた。
目的は援農。
農業の支援である。
我が家はこの三芳村にある「安全な食物を作って食べる会」に入会している。
毎日食卓に上る米と野菜と卵とお茶は、基本的にここから宅急便で送ってもらうものを調理して生活している。
この会はどんな会かというと、化学肥料を使わない、農薬を一切使わないという農家達の集団と、それを買う購買者達の会である。
スーパーでよく見る有機栽培の野菜は無農薬ではない。
今の世の中、無農薬の野菜を手に入れる方法は、このような方法しかないのである。
ここからは個人的な私見だけど、高度成長期を越えた頃から急増している、アトピーや喘息などのアレルギーの問題、不妊や子宮内膜症などの婦人系疾病の原因は、口から摂取する農薬などが根本的な原因なのではないかと思っている。
これらの病気はよくストレスが原因とされるけど、今の時代ってのは人間の歴史の中でも最もストレスがない時代だと思っている。
昔は飢えとの闘い、密集した生活、雨風との闘い、虫との闘い、病気との闘い、荒くれ者との闘い、そして戦争が始まれば上から爆弾が落ちてくる恐怖との闘い。
そんな先人達に比べたら、現代人ははるかに幸せな生活をしている。
なのに、なぜそんな病気が増えているのか。
それは口から有害な毒性物質を摂取するからである。
これらの毒の排除に、身体は莫大なエネルギーを使用する。
健康なうちはいい。疲れやすいとか言っているうちはいいのかもしれない。
だが、ひとたび、ストレスが掛かったり、身体が弱ったりすると、たちまちにその毒に身体が冒される。
ちなみにたばこも一緒だと思っている。
健康な人は何本吸ったって何にも問題ない。
たばこの毒を身体が浄化できているうちは。
やがて、歳で体力が落ちたり、病気でその力が落ちてくると、たばこの毒が身体から除去できなくなる。
すると、顔色がどす黒くなり、細胞が冒される。
特に自身や子供のアレルギーに苦しむ人は一度試してみて欲しい。もちろん野菜や米だけではダメ。一日に経口摂取するもの、総量への意識を高めて、可能性な限り、毒を摂らない。
それだけでアレルギーやアトピーが完治した人を何人か知っている。
俺の母親がそのような問題に関心が高かったので、俺はここの野菜と米と卵を食べて大きくなった。
もちろんスーパーで買う時もあるし、給食もあったので全てではないけど、この身長177cm、いたって健康、体力抜群の身体を作った60%くらいはここの食べ物で育ったからである。
ということで、結婚したあとも、ここの野菜を宅急便で送ってもらいながら日々を暮らしている。
館山の奥の方。いきなり自然が色濃くなる一帯にそれはある。
通称、みんなの家。
小学生の頃から来ている。
まさに発送直前の宅急便箱が玄関に。
レタスにはナメクジが着いているし、キャベツは虫食いの穴だらけである。
だが、考えてみて欲しい。
スーパーで売っているのは虫も寄りつかない野菜だ。
虫が食べられない野菜とは何なのか。
それが何を意味するのかを。
そして野菜嫌いの子供。
うちの子供は、ここの野菜はばくばくと食べるが、外食で出てくる野菜はあまり食べたがらない。
変な味がする。
彼女が言う、変な味。
大人はそれが分からない。
うちの子は本当の野菜の味を知っているから変な味という表現をする。
本当の野菜を知らない子は、その変な味も含めて、その野菜の味だ。
上の居間には歴代の活動写真がいっぱい飾ってある。
小学校五年生の時の俺の写真があった。
この時は原始キャンプというのに参加した時のもの。
原っぱに寝床を作り、まずは竹をナイフで削って自分の箸を作ることからキャンプを始めた。
そこで得た自然体験は、今の自分の中に未だに大きくある。
気になったポスター。
田中正造について、俺は社会の教科書に書いてあること以外、何も知らない。
だけど、この時から人間と健康の本質が見えていたのだろう。
ということで、お茶を頂いて援農開始。
無農薬野菜ってのは言葉で言うほど簡単ではない。
あらゆる雑草や虫との闘い。
特に爆発的に植物が伸びるこの時期は農家の手だけでは除草作業が追いつかない。
うちも家族総出でジャガイモ畑を担当。
庭持ちや家庭菜園やっている人なら知っているがスギナとの闘いは壮絶だ。
こいつらを除草剤使わずに共存させていく。
農家の方々へ本当に頭が下がる思い。
このあたりはほとんどの農家が無農薬なので、田畑が生き生きしている。
池にはドジョウやザリガニがわんさといる。
うちの子は都会の子だけど、俺の子だけあってとても自然に強い。
農家の男の子が、都会の女の子とどうやって遊んだら良いかわかんない感じだったので、
でっかい、ミミズ集めて、そいつを池に撒いて鯉が群がるのを魅せてやってよ。
と教えたら、そんな簡単なことで良いの?
みたいな感じで一緒に遊びだした。
本当に正しいと思う風景がいつもここにはある。
俺はそれを失わないよう、子供達に与えられるよう、必死に戦っている。
このブログの読者にはそういう意識の高い人も多いと思う。
一方、社会からはどんどんと失われていく風景。
危機感だけはいつも持っていたい。
途中、鶏小屋の見学。
ここの鶏は小屋の中で平飼いである。
雄も雌もいるので、全ての卵が有精卵である。
(ちなみに子供の頃、毎日布団に入れて暖めていたら孵化してしまったことがあった。)
卵の色を鮮やかにするようなもの(通常はパプリカを入れるらしい)が入っていないので黄身の色は薄いけど風味が濃くて美味い。
こちらはひよこたち。
野菜の肥料はこの鶏糞が主体である。もちろん鳥の餌も無農薬で作った穀物。
歳を取った鳥は処分され、会員に届く。
俺はこれが大好物で、鶏肉の本当の旨さがある。
運動しているのでとっても筋肉質で硬く、両手で骨を持って食いちぎらないといけない。
だけど、その身は噛めば噛むほど強烈な旨味が出てくる。
ここには太古の昔から続いてきた、先人達の循環する考えが息づいている。
ということで、援農も終わり。
子供にこのような体験をさせられることが本当に有り難い。
自分が食べるものがどのように作られているのか。
その作る過程に関わることで多くを学んでくれる。
今回久々に来て、嬉しいこととがあった。
実は俺は、このシステムを支えてくれている農家も高齢化で段々減っていて、いずれはこの会もなくなるのではないかと勝手に思っていた。
が、農家の二代目達がしっかりと継いでくれていて、農家の今後の生産活動はそんなに心配が要らないそうだ。
だが、会員構成は高齢化していて、会員減少の傾向が出てきたんだそうだ。
無農薬栽培の野菜は形も悪く、虫もいるし、色味も鮮やかでないので、通常の市場流通には乗らない。
会員が買い続け、食べ続けることで持続していく仕組み。
ということで、今回のブログを書いてみようと思った。
美味しい野菜や米や卵を食べたい人。
農薬や抗生物質の入っていない食べ物を摂りたい人。
健康に生きたい人。
子供に自然体験をさせたい人。
安全な食べ物を作って食べる会
一度ぜひ覗いてみてください。宅急便会員がオススメです。
これからは毎週のように夏野菜がどっさりと届く季節。
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