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村岡昌憲

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QRコード

SNECON130S発売  取扱説明書も更新




大変お待たせいたしました。

SNECON130S、いよいよ発売です。

明日の5月27日から続々と各地の店頭に並びだしはじめます。
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メーカー在庫に関しては初回生産分はすでに完売となっております。

ご興味のある方はぜひお早めにお買い求めください。



発売記念SNECON130S動画、ぜひご覧下さいませ。









オススメのカラーはマットチャートです。

スネコンは流れの中なら勝手に素晴らしい動きをしてくれますが、ここ一番の場所などでは動かし方を覚えている方が断然有利です。

透明度の比較的高いところで偏光グラスをしてスネコンの背中がチャートかピンクの色で視認しながら動かし方をマスターする。

それができるようになって、初めてナチュラル系カラーを使うといいと思います。逆だと、最初、どんな風に動いているのかわからずにご苦労されると思います。






以下、改めて取扱説明書を少し改訂して再アップ。





スネコンは他のルアーと同等にとても簡単なルアーであり、簡単に魚が釣れる状況を作り出せる。

一方、他のルアーにはない様々な可能性と奥行きを秘めている。
その可能性と奥行きを引き出して、とんでもない化け物ルアーに仕上げていけるのはアングラー自身である。それについてはそれなりの修練を積まないといけないという意味で前回は書いたのだ。





SNECONの本質について書いていこうと思う。



まずは特長をおさらい。



スネコンはアンバランス系ルアー

スネコンはアンバランス系と呼んでいいジャンルのプラグである。
スネコンのウェイトは左右に動きやすく、決して安定することが無い。

今までのほとんどのルアーが重心を安定させてバランスを取る方向でものづくりをするので、「重心が安定することが絶対に無い」という点でアンバランス系と呼んでもいいと思う。

この機構を画期的という人もいるけど、実はX-80SWの頃から解ってやっていたことであり、スーサンやBlooowin!の時も同じ原理を用いて開発をしている。

というか、ポッパーや昔のアメリカンルアーに同じような機構のものがいっぱいある。

強いて言うなら、それの動きを無秩序なものではなく、秩序的に動くように計算し尽くしたところは画期的であるのかなと思う。






カテゴリはシンペンではない様な気がする

と書いたら取説にはならないか。( ^o^)

ただ、外形の形状からカテゴリ上、シンペンとしているが、自分の中ではまったくシンペンと思っていない。ルアーを引っ張るという感覚をあまり持っていない。

イメージの持ち方としては、引っ張るというより、ラインを引くことで動力を入力するというイメージ。
なんとなくラジコンに近い感覚で動かしている。

だから、最初は見ながら操作を覚えた方がイメージがわきやすい。




流れの中か、そうでないか
スネコンは流れの中で引くと、流れの変化が全ての動きを司ってくれるので、惚れ惚れするようなS字を描いて水中を泳ぐ。ロッドを立てれば水面下10〜30cmほど。下に向ければ50cmほどまでレンジを下げる。

流れの中で細かいS字を描くって事は、小さいU字ターンを連発させながら大きなU字のコースで戻ってくるってことである。

流れの中でめっぽう釣れるのはこれに尽きると個人的には思っている。

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特にデイゲームの水面付近まで引っ張り出す力は強烈。


15年近く前に、ミラクルワークスのプラグを流れの中でジャーキングさせていたのも、この小さいU字ターンに近いことをやりたかったわけで、その動きにシーバスが劇的に反応するからやっていたわけである。

それが全自動で出せるようになった。

作ったもん勝ちな感じで言わせてもらうと、構想15年、開発3年のルアーがスネコンである。

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よく見ると泳いでいない
スネコンはノーアクションである。
ウォブリングは一切しない。
少しだけローリングしているが、あくまで軌道が変化しているだけなのである。



飛距離がばらつく
残念ながら空中でも魅惑的なS字を描こうとする。
だからそれなりに飛ぶが、人によっては全然飛ばない。

現在解っているのは、
・ラインが細いと飛ばない
・スピニングよりベイトの方が飛ぶ
・ライトロッドだと飛ばせない。(23gあるから)

俺はSNECON130Sを使う時はPE1.2号で使う時が多い。これだと飛距離に不満はない。0.8号だと少しイライラする。




という特長を知ってもらった上で、これからヘビ使いへの道を書いてみる。

上に書いたように流れの中では釣るためのほとんどのことを水の変化がやってくれる。

肝心なのは止水域、とろい流れの時。

その時はこちらから動かしてあげる必要がある。

それを動かすのが簡単ではない=とても面白いという話。
なんとなくレベル分けもしてみた。







ヘビ使いへの道


解説文で引用している動画はこちら






レベル1.ただ巻き
着水してただ巻きをすると、普通にS字を描きだす。
S字は初動が大きく出て、やがて慣性の法則が重心に働き出すと棒引きに近い動きまで収束していく。


レベル2.デッドリーフォール
ただ巻きを止めると、ボディを傾けて緩やかに沈んでいく。少し頭下がり水平姿勢なので、少しだけテンションをかけておくと水平姿勢になり、さらにゆっくりとゆらめくように沈む。バイト誘発アクションなので多用したいところ。


レベル3.連続S字
ある段階のスピード(俗に言うミディアムファースト)では安定的にS字を描ける。その一点を長くキープすることができたら合格。
動画の0:16バイトシーンの技。


レベル4.ワイドS字
停止、もしくは低速状態から加速させると、スイング感のあるワイドなS字を発動する。発動は4ピッチほど。その後、通常S字に戻る。
緩やかなリーリングから、グリグリッと2回転ほどかなり早めに巻く。ラダーが水を掴んでスイングするイメージを持つと出しやすい。
動画では0:31で使っている技。
この辺までなら1時間でマスターできるはず。


レベル5.上昇アクション
レベル4のワイドS字よりもう少し速く巻くと、ワイドなS字を描きながら軌道を上昇させる。1回の発動で20〜30cmほど上昇する。バイト誘発アクションなので絶対に覚えておきたい。



レベル6.水中ドッグウォーク
レベル3の連続S字にロッドワークでショートトゥイッチを入れると、さらにキレの鋭い水中ドッグウォークアクションになる。ボトムの魚を水面に引っ張り出すのによく使う。
動画では0:28で使用している。水面に出てきてしまう場合もあるが、この出てき方がまたヤバいといつも思う。


レベル7.連続ワイドS字
レベル4の連発技。ワイドS字の発動終盤に一瞬ストップを入れる。リーリングでやってもいいし、ロッドワークでテンションを抜いてもいい。これにより連続的にワイドなS字を使う。動画では0:07で使っている技。


レベル8.連続上昇アクション
レベル5とレベル7の合わせ技。連続ワイドS字をより少し速いリーリングスピードで発動するということ。すると、S字を描きながら連続して上昇する。この技を覚えることで23gのシンペンをフルキャストした先で水面直下をキープできるようになる。沈んでレンジが下がったらこの技だ。特にウェーディング時はヒットレンジが水面付近にある時が多いので修得必須。

ここまで来るとスネコン使いの雰囲気が出てくる。
ヘビ使い初級、ってとこではないだろうか。



レベル9.スラックジャーク
鹿児島の上宮君が得意とする技。
水中に沈めた状態から、ラインスラックをしっかりとキープして一瞬だけスパッとテンションが掛かる様にラインを張るイメージでジャークすると、これまた水面に急上昇してくる。


レベル10.水面ワイドS字
水面にラダーだけを出しながらS字軌道で引く。レベル7連続ワイドS字とレベル8連続上昇の複合技。極めて高度。だけど最強。ソルティ15年3月号のロケで獲った島原88cmはこの技に水面に水柱を立てた。


レベル11.完全棒引き
ノンバランスの中に不意に訪れる完璧なバランス。
それは水圧、浮力、重力、リトリーブ、全てが融合した究極のバランス点。その瞬間は最初は点で訪れるが、やがて線で出せる様にもなる。そしてS字の中で不意に出すこのアクションこそ最強メソッドとやがて気付くだろう。





ここまで来たらスネコンマスター。

ヘビ使いの称号を名乗っていいと思う。





ここから先は俺もまだ開拓中で紹介することができない。

だけど、こんな感じで分類していくとレベル30〜40くらいまで求めていける可能性を感じている。




最後に一つ。
スネコンは大自然と同じような究極の自然融合ルアーであるということが楽しみなのである。
森羅万象、森も家の庭も花壇の花も同じように見えても、一時も同じ状態は続かない。そしてその状況は二度と再現されない。

自然界に存在する様々な力が作用して織りなすアクションは本当に美しい。

そして投げれば投げるほど、同じ動き、同じ軌道は二度と描かれないということを知る。

釣りにいってるんだか、スネコンを投げにいってるんだか解らない状態。そんな気分をぜひ共有してもらえたら嬉しい。



 

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