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村岡昌憲

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Area8-2 ~シーバス 熊本~

 
途中の竹杭でできた大きなヨレをアイマとシープで丹念に流す。
 
30分近く掛けてやってみたが、バイトはない。
 
まあ、東京みたいにそうそう出るモンじゃない。
 
 
 
隣の芝はなんとか、の通り、熊本にさえ来ればランカー級がぽんぽん釣れるイメージを持ってしまう。
 
実際は違うことは判っていても、だ。





で、瀬に向かう。
 
ここで出なかったら、後は今後のために河口部の瀬の位置を確認しに行こう。
 
そんな風に思いながらキャスト開始。
 
シープ115で鏡のような水面に絶妙なヨレを出しながら水が下から押しあがる瀬に入れていく。
 
6か7投目だった。
 
シープが流れをつかんだ瞬間、シープのうねるようなアクションがロッドティップに伝わった途端に、
 
ガッポーン!
 
という音とともにシープが水中に引きずり込まれる。
 
き、来た!!でかいぞ!



耳の裏にかすかな鳥肌を覚えながら、膝を一瞬で落としてティップをやや前方に送り込む。
 
そして待ちに待った、いや、それはこちらが想像していたよりも、あまりにも重量感のある豪快なテンションが手元に伝わってきた。
 
 
 
ここでロッドをスイープに立てる。
 
風神号がバッドからきしみを立てて曲がる。
 
グバフッ!!!
 
水面で1回、もんどり打った。
 
80センチぐらいありそうだ。




そこから魚は流れに対して横切るように首を振りながら泳いだ。
 
次に乗って下流に向かって一気に走り出す。
 
すごいトルクとスピード。
 
ロッドを横に倒し、グーッとためる。ステラが気持ちいいぐらいのドラグ音を出して糸を放出する。
 
魚のテンションでフックが刺さることを期待する。
 
次に止まった時にもう一発追いアワセ。
 
これが僕が体で覚えたランディングの技術だった。
 
 
 
 
 
その瞬間だった。
 
 
 
 
 
考えられないフックアウト。
 
 
 
ええ!?
 
 
 
うそ!!??
 
 
 
思わずしゃがみ込む。
 
とっさに今のバレた瞬間の出来事、右手に残った記憶に僕は愕然とした。
 
信じられない、いや、滅多にあるケースではない形でバラしてしまった。
 
走っている最中の、しかも、さほど身切れするほどの無いテンションでのフックアウト。
 
 
 
ルアーを回収する。
 
テールフックが2本、90度以上大きく伸ばされていた。
 
フックが伸ばされたのか・・・。
 
 
 
その次の瞬間、僕は凍り付いた。
 
フックに光る大きな返しを見つけた。
 
僕は返しをつぶし忘れていたのだった。
 
先端までしかフックセットできない状態で、走られたらフックは伸ばされるだろう。
 
完全なる自分自身のミス。



スズキはそんなにバレる魚ではない。
 
バレるのは下手な証拠。
 
しかし、その生命線を忘れたら、タックルバランスを崩したタックルなら、
 
スズキは非常にバレやすい魚になってしまう。
 
 
 
 
 
こんな事は12年間で何度となく経験したことだった。
 
でも、最後に経験したのはもう覚えていないぐらいの昔。
 
それがここに出た。
 
悔やんでも悔やみきれない失敗であった。





そして坪井川はもうチャンスをくれることはなかったのだ。





 
絶対、再挑戦。





使用タックル
ロッド アピア 風神ゼータ プロト
リール シマノ ステラ4000 DH
ライン 東レ シーバスPE 1号
プラグ BANZAI シープ115
   

 

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