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古い投げ竿をボートシーバス用ロッドにリビルドする話

最近古いリールをまた収集し始めてしまっているのですが、やっぱりオールドなリールにはオールドなブランクスが似合うと思う


でも昔ながらのグラスチューブラーのブランクスなんてなかなか手に入りません。


今回はお手軽な出費でヴィンテージな雰囲気漂うタバコグラスチューブラーのブランクスを手に入れようというお話。


表題はボートシーバス用って銘打ってますが、昔ながらの6ft以下のグラスのバスロッドと言ってもしっくりくるかも。


フィーモは海のルアーゲームがメインだからね、仕方ないね。




さて、もったいぶるようなネタでもないので早速いきましょうね



今回使うブランクスはこれです。


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オリムピック アVXマゾン390FG


70年代のグラス製投げ竿。お値段なんと中古で400円。税別。



まごう事なき骨董品ですが、立派も立派なタバコグラスのブランクスです。


もちろんこのままではルアー用としてとても使えませんので、ティップセクションだけ頂きます。



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はい。いかにもヴィンテージトップロッドに御誂え向きな130センチ強のブランクスが手に入りました笑



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投げ竿を流用する時の利点として、並継ぎ部分をバットジョイントに見立ててやることにより、コンパクトな仕舞にすることができます。



あとはガイドと、リールシート類があればすぐにでもロッドビルドできます。


ベリーセクションを30センチほど切り取ったものをリールシートとグリップの芯材とします。

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リールシートはこだわりのTBS

evaグリップ20センチ

グリップエンドは舟ざお用のバットキャップです。



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こんな感じ。

これら定価で揃えても2000円行きません。


いっつも材料費の話ししてますが、ロッドビルドする上で材料費の話は避けて通れません。


ぶっちゃけ実釣以上に金のかかる趣味ですから笑


少しでもコストを抑えて色んなロッドを作りたいのです。



ちなみに、私も愛用していますがグラスチューブラーブランクスが市販していない訳ではありません。


大体1500円程から購入できます。



中古釣具店で叩き売られている古い投げ竿は更に安いと思われるので、コスパがいいのは勿論なのですが、大事なポイントとして昔のタバコグラスと今のグラスは材質が全然違います。


おそらくですが今新品のタバコグラスブランクってまず手に入らないんじゃないでしょうか


少なくとも私はどこで買えるか知りません。


タバコグラスブランクを得ようと思ったら、中古の竿から取るのが一番手っ取り早いかと。




注意点としては、

グラスのブランクス全般に言えることですが、紫外線などでブランクの劣化(レジン、グラスファイバー)がすすむと強度が落ちるだけでなく繊維がささくれだってきて危ないので、リビルドする際にはリコーティングするか、総糸巻きするなどして表面の補強はした方がいいと思われます。


死蔵品などならそこまで気にしなくていいかもしれませんが。

ちなみに、今回はここまで。




次回はアマゾン390君の塗装を全剥がしします。


じつはもう剥がして一回塗装終わってるのですが、少し致命的なミスをやらかしたので一からやり直しになるかも…


次回の記事いつになるやら…




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