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図に示したのは、カーボンとグラスファイバーの歪-応力曲線というものです。
この場合は、横軸がどのくらい伸びるか、縦軸はその伸びに対してどのくらいの力を示すかです。線が切れたところで繊維が破断するという、一般的なイメージです。
これを見ると、カーボンは伸びる量が少ないうちに大きな力を出しているので、急な曲線を描き、かつ早い段階で線が切れています。一方で、グラスファイバーの中でもE-glassというものは緩やかな直線を描く代わりに、カーボンより低い力で線が切れます。実は、グラスファイバーやカーボンといっても、色々な種類があります。E-glassというのは広く一般的に使われているものと思ってください。一方、S-glassというものは、良く伸びるのに加えて力の値もカーボンと同じか少し高く、航空部品などに使われるそうです。NISHIさんのカタログを見ると、S-glassを使用という記載が見られますが、このグラスファイバーをGILL社、UCS社は使っているようです。ただ、ちょっとこのイラストはS-glassが優れていますよ、という風に見せているようにも思えるのであくまでカーボンは伸びにくい、グラスファイバーはカーボンより良く伸びるというくらいに思ってください。
ここから何が言いたいかというと,カーボンは伸びにくく、大きく伸ばすと折れやすいということです。逆に言うと、大きく伸ばすためには、大きな力が必要だという事です。
ポールで言えば、グラスファイバーと同じくらい曲げるのにはそれだけ大きな力が必要であるということ、また、伸びないということは復元力が大きいので、ポールが真っすぐになろうとするまでの時間が短いということです。
と紹介されていて。まさにロッドでも同じことが言えるなと納得したわけです。
竿は曲げてなんぼ。
曲がられないカーボンロッドは絵に描いた餅でしかない。
であれば、しっかり曲がってしっかり戻る。
そして折れにくいsグラスブランクスはまさにロッドの本質を備えた素材といえるのではないか…
まあ、かなり重いですけどね。
厚く巻くと硬くて使い物にならない高弾性カーボンロッドの難しいところですね。
最近は多種多様な釣りが盛んで、バスロッドの呪縛から業界全体が脱しつつあると感じています。
カーボンロッドの父ともいえるゲイリー・ルーミス翁は常々プログレッシブなテーパーが全ての基本だと説いてきたにもかかわらず、
日本の歪なトーナメント信仰のお陰でおかしな味付けのロッドが世に溢れてしまいました。
バスのトーナメンターにとっては、あるいはそれが正解の一つだったのかもしれないが
多くの釣り人にとっては曲がらない、折れるロッドはただのお荷物でしかない。
トップランナーを模倣して、満足感を得る事を否定しませんしが、それだけではなく自分にとって何が大事なのかをもう一歩踏み込んで考える習慣をつけていきたいと思う。
話があっちこっちいきましたが
棒高跳びのポールを通してグラスロッドの可能性を示しているようで嬉しくなる記事だったのでご紹介。
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バイヤーオススメコメント
エアマークが実戦の中から導き出した、ボートシーバスゲームに特化した専用ロッド「リスペクト」に搭載されているブランクスには、特注ブランク「エアカーボン」を採用して、軽くて、しかもトクルフルな使用感を持たせ、今までにないフィーリングでアングラーを魅了します。「リスペクト」は、巨大なシーバスの強引なファイトにも余裕で対応し、終始リードされる事無く引きを味わいながら魚を浮かせてしまうまさに、ゲームを楽しむためのロッドとして誕生しました。
とのこと。
大阪湾ボートシーバスにマッチするショートロッド。
まあこれに関しては地域によってボートシーバスのスタイルが違うから大阪湾以外だとお呼びでないかも。
とはいえ、アンダーハンドキャストのしやすさ、10g前後のミノーの投げやすさは特筆すべきものがある。
短さと、張りを活かしてジャーキングやトップのアクションも決まりやすい。