その高さからティップ側9センチ、バット側6センチぐらいのところでフェルール用のブランクスを切り出します。
ブランクスの曲げ破断強度は、ブランクスの外径と断面積(ブランクス厚)で決まりますが、
外径の依存が大きいとされています。
構造的にフェルールの外径はベースのブランクス内径で規定されてしまうため、どうしても強度的なボトルネックになりがちです。
多くの場合印籠継のロッドが折れるとしたらこのフェルール部分が折れますので、フェルールは迷ったらカーボンソリッドにせよというのはそういう意味です。
コスト節約のため今回のフェルールはチューブラーですが、内側に別のブランクスを入れて二重にしています。
あとベンドのきつい部分に継ぎを入れるのは避けれるなら避けた方が良いですね。
ピースごとの長さが違うとモヤモヤしますが、
折れてしまうぐらいなら我慢です。
フェルールの切り出しが終わったら、次はコミ合わせます。
少しでもバット側のブランクスとフェルールの強度さを少なく少なくするために、バット側ブランクスの内径は少し削り込んでおきます。
別のロッドのブランクスをフェルールに流用する場合元々テーパーがついていますので、テーパーのないカーボンソリッドバーを削るより手間が少なくて済みます。
世間ではフェルールをブランクス断面のティップ側
から突っ込んでいますが、個人的には反対です。
構造的にピッタリ嵌まらないので強度的にも不安が残るし、下手に突っ込むと真っ直ぐ差さりません。
可能であるならバットのエンド側からロケット鉛筆のごとくテレスコピックに振り出すべきだと思います。
グリップ周りを破壊しないとこう言ったことができないのもわかるんですけどね。
フェルールはエポキシ接着剤でしっかり固定。
こんな感じ。
ブランクス切断した前後は後で補強します。
カーボンロービングや、pe、アラミド、ポリプロピレンファイバーetc
いずれにしても伸びないスレッドでしっかり補強しましょう。
今回はポリプロピレンファイバーで補強。
ブライト(避けるタイプ)のオレンジで。