貧乏ロッドビルダー奮闘記(たまにボートシーバス) https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ピンク糸を秘伝のタレに漬け込んで… https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos7x3myrsp 2025-11-12T22:33:00+09:00

ピンク糸は非常に柔らかいため、フックストリングてして使うにはこのような一工夫が必要となります。

この一手間でグッと使い勝手が上がります。
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泣き虫土龍@ビルダー
ナイロン撚り糸の話 https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos78dmk2bh 2025-11-10T09:10:00+09:00
製品名でいくと
ヤマリヤのピンク糸
日輪の吸い込み糸
ハヤブサの仕掛け糸
などなど

いずれも同じナイロン撚り糸ですが、各社工夫を凝らしており使い勝手が全く異なります。
一口にナイロン撚り糸といっても奥が深い。


ちなみに一般的なpeラインは編み糸です。
四編みとか八編みとかしているのに対して、先述の撚り糸は3本とか4本のナイロン繊維を文字通り撚り合わせて作る糸です。

撚っているだけなので、撚りと反対方向にひねれば繊維が解けます。


さて、このナイロン撚り糸は

繊維が柔らかく、結びが決まりやすい
適度なコシがあって仕掛けが捌きやすい

といったマルチフィラメントの特性を十分に備えています。
しかも、無茶苦茶安い。

アシストフックや、仕掛け用のストリングスにはpe素材、ザイロン素材、ポリアリレート素材、アラミド素材などありますがその多くが1mあたり100円を超えます。
自作派には安くない出費ですが、一方我らがナイロン撚り糸は1mあたり20円程度。
1/5という大変良心的な価格設定。


もちろんナイロン撚り糸にも弱点があるので、いい点悪い点をよく理解して適材適所を心がけることでコスパを最大限享受していきたいものです。

で、ナイロン撚り糸の弱点を述べていきましょう

・引っ張り強度は弱い
原糸がナイロンなので、強度はナイロンなりです。
しかもマルチフィラメントであるため、同号数のモノフィラメントより1-2割は弱いと考えるべきです。ただ、実釣において引っ張り強度だけがボトルネックになるわけでけではないので、そこは注意が必要です。
要は仕掛け糸、フックストリングスに求められるのは引っ張り強度だけじゃなくて、結紮強度も重要であり、モノフィラメントより撚り糸の方が結紮強度が1-2割強いというデータがあります。

引っ張り強度は1-2割弱い一方、結紮強度は1-2割強いということは、仕掛け全体の強度的にはそこまで低く見積らなくても良いということです。

アシストフック や仕掛け作りをやっていると、チモトのすっぽ抜けが一番怖いというのは諸兄がご存知の通りで、ナイロン撚り糸は適度な柔らかさがあって針結びが決まりやすいというのは明確なメリットたり得ます。

・耐刃性は低い
ハサミを入れたらよくわかるのですが、所詮はナイロンなので容易にスパッといきます。

これについては如何ともし難い。
釣り物は選ぶということですね。

・水を吸って劣化する
これもナイロンの宿命ですね。
針の劣化が早いエサ釣り用の仕掛けであれば、釣行ごとに仕掛けを取り替える方も多いはず。
そうなれば単価の安いナイロン撚り糸は輝きます。
ブラクリなどエサ釣り用の仕掛けでナイロン撚り糸が使用されることが多いのは大変合理的といえます。

・伸びる
ただでさえ伸張率の高いナイロンで、さらに隙間の大きい撚り糸であるのでかなり伸びます。

シビアなあたりを取っていくような釣りには向かないかも知れません。

また、フッキングパワーが伝わりにくいともいえます。

ジギングのように狂ったようなフッキングをくれてやる釣りには向いてないでしょう。

個人的には、やはりエサ釣りやタイラバといった釣り物に向いているように思います。

自分はトレーラー用のフックや、ちょい投げテンヤのフックで取り入れています

総合的に考えると、ナイロン撚り糸という選択肢は覚えておいて損はないと思います。


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泣き虫土龍@ビルダー
いよいよダメかもわからんね https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos7m4tw4y7 2025-11-04T10:55:00+09:00
アルバムからの写真貼り付けできない
ログ修正もできない

最後の砦だった写真撮影からの貼り付けもできないとなれば後何ができるんだ…
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泣き虫土龍@ビルダー
このロッド https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos7ewibscj 2025-10-24T23:16:00+09:00 アブガルシア
コノロン ヘルベンダー xs56ML





ガルシアフラッグありのアブガルシア表示。

合併直後なので80年代前半のロッドと思われる。

コノロンブランドを引き継いでますがこのロッドは100%グラファイト。

カーボンシートの目地がメッシュ状で綺麗ですね。



グリップからガイドから前の持ち主があれこれ手を加えてらっしゃいます。



素直に曲がる良いブランクスです。

少し戻りが弱いですが、グラスっぽい曲がりでこれはこれで良き。


とりあえずスレッドがほつれているのでスレッドは巻き直しましょうね

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泣き虫土龍@ビルダー
引縄針というフック https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos78mrkvw7 2025-10-16T21:27:00+09:00

メルカリで購入。
古い古い引縄針17号

なんですが、いまでもほとんど形を変えずにラインナップされているすごい針。

引縄、要はトローリング用のフックです。

ヤマリヤお得意のタコベイトとの相性はバッチリ。



漁業用、トローリング用ですので、大物ばっちこい
見栄えは悪いですが銀掛け塗装は錆にも強い。




ストレートポイントで掛かりが良く、しっかりとしたV字の腰曲げでキープ力も高い。

トローリングで使うので、くわせの間がどうとか吸い込みがどうとかまどろっこしいこと言いっこ無し。

追い縋ってがつがつアタックしてくるアグレッシブな魚を獲るための大変男らしいフックです。







なんだけど、推定30年以上前のフックでところどころ錆が……

これ針から錆びたわけじゃなくて袋を閉じてるホッチキスの針がさびてそこから錆がうつったみたいです。


現に錆びちゃってるので説得力ないですが、銀掛けって本当にすごい錆に強い塗装なんです。

くすんでて見栄えが悪い
表面がすこしザラザラしていて、ツルツルのメッキの物より刺さりが悪い気がする

などの悪印象を持たれがちですが、

錆びないし、コスパ最高。
トローリングがそうであるようにファストムービングな向こう合わせの釣りだと針の刺さりがどうとか塗装の滑りがどうとかもはや誤差な訳で。



タコベイト愛好家を自認する私激推しなんですが、こういうのが静かに広がればいいなと密かに思ってます。


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泣き虫土龍@ビルダー
今日はこれで遊びました https://www.fimosw.com/u/kajiharataishi/8nddos78xobuss 2025-10-16T00:57:00+09:00
だって、アルバムから写真の貼り付けできなくなったので、作業の途中経過をログに残せないんですよね。


さて

今日はこれ




これだけだとなんのこっちゃ分かりませんが、



1991 ダイワ  ファントム エリミネーター702-3RS

初代ファントムシリーズの発展型というか下位互換というか。

ブランクスのグレードはCW(カーボウィスカー)なので、初代のAW(アモルファスウィスカー)より下の序列になります。
イメージ的にはチームダイワ バトラーとチームダイワ トルネードの関係みたいな?

個人的な感覚ですが、後年のプロキャスターとかトライフォース よりよっぽど良い曲がりをします。

この後ファントムの名前はパシフィックファントム(ソルトルアー用)ブランドに流用され、バス向けのブランドはチームダイワ シリーズが引き継ぐわけですね。チームダイワ 時代以降にはAWやらCWやらではなく今でもその名残があるHVFが登場すると。


こういう過渡期の機種って大好きです。
なんか歴史の隙間というか、人の試行錯誤というか大袈裟に言うとメーカーの営みが感じられるので。





で、

例によってガイドは今風の小径多点ガイドに変更(小径といってもcclog6ですけど。いや、だって安いし…)

これやると本当に竿がシャキッとします。






リールは前日手に入れた1995年製トーナメントz2500LBT(Tってなんだろう…?)

トーナメントzってことになってますが、中身は1989年トーナメントexに近い(ワンウェイクラッチ非採用)ので時代考証もバッチリです。




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泣き虫土龍@ビルダー