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▼ ナイロン撚り糸の話
- ジャンル:日記/一般
- (与太話)
多くのルアーアングラーにとって馴染みのない釣り糸種であるナイロン撚り糸。
製品名でいくと
ヤマリヤのピンク糸
日輪の吸い込み糸
ハヤブサの仕掛け糸
などなど
いずれも同じナイロン撚り糸ですが、各社工夫を凝らしており使い勝手が全く異なります。
一口にナイロン撚り糸といっても奥が深い。
ちなみに一般的なpeラインは編み糸です。
四編みとか八編みとかしているのに対して、先述の撚り糸は3本とか4本のナイロン繊維を文字通り撚り合わせて作る糸です。
撚っているだけなので、撚りと反対方向にひねれば繊維が解けます。
さて、このナイロン撚り糸は
繊維が柔らかく、結びが決まりやすい
適度なコシがあって仕掛けが捌きやすい
といったマルチフィラメントの特性を十分に備えています。
しかも、無茶苦茶安い。
アシストフックや、仕掛け用のストリングスにはpe素材、ザイロン素材、ポリアリレート素材、アラミド素材などありますがその多くが1mあたり100円を超えます。
自作派には安くない出費ですが、一方我らがナイロン撚り糸は1mあたり20円程度。
1/5という大変良心的な価格設定。
もちろんナイロン撚り糸にも弱点があるので、いい点悪い点をよく理解して適材適所を心がけることでコスパを最大限享受していきたいものです。
で、ナイロン撚り糸の弱点を述べていきましょう
・引っ張り強度は弱い
原糸がナイロンなので、強度はナイロンなりです。
しかもマルチフィラメントであるため、同号数のモノフィラメントより1-2割は弱いと考えるべきです。ただ、実釣において引っ張り強度だけがボトルネックになるわけでけではないので、そこは注意が必要です。
要は仕掛け糸、フックストリングスに求められるのは引っ張り強度だけじゃなくて、結紮強度も重要であり、モノフィラメントより撚り糸の方が結紮強度が1-2割強いというデータがあります。
引っ張り強度は1-2割弱い一方、結紮強度は1-2割強いということは、仕掛け全体の強度的にはそこまで低く見積らなくても良いということです。
アシストフック や仕掛け作りをやっていると、チモトのすっぽ抜けが一番怖いというのは諸兄がご存知の通りで、ナイロン撚り糸は適度な柔らかさがあって針結びが決まりやすいというのは明確なメリットたり得ます。
・耐刃性は低い
ハサミを入れたらよくわかるのですが、所詮はナイロンなので容易にスパッといきます。
これについては如何ともし難い。
釣り物は選ぶということですね。
・水を吸って劣化する
これもナイロンの宿命ですね。
針の劣化が早いエサ釣り用の仕掛けであれば、釣行ごとに仕掛けを取り替える方も多いはず。
そうなれば単価の安いナイロン撚り糸は輝きます。
ブラクリなどエサ釣り用の仕掛けでナイロン撚り糸が使用されることが多いのは大変合理的といえます。
・伸びる
ただでさえ伸張率の高いナイロンで、さらに隙間の大きい撚り糸であるのでかなり伸びます。
シビアなあたりを取っていくような釣りには向かないかも知れません。
また、フッキングパワーが伝わりにくいともいえます。
ジギングのように狂ったようなフッキングをくれてやる釣りには向いてないでしょう。
個人的には、やはりエサ釣りやタイラバといった釣り物に向いているように思います。
自分はトレーラー用のフックや、ちょい投げテンヤのフックで取り入れています
総合的に考えると、ナイロン撚り糸という選択肢は覚えておいて損はないと思います。
- 11月10日 09:10
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