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ルアー選びのイロハ5  トップウォーター

  • ジャンル:日記/一般
今回から各ジャンルのルアー紹介


・トップウォーター(ペンシル/ポッパー)

トップウォーターとは水面および水面直下で使うルアーです。
そのために、ほぼ間違いなくフローティング(フック装着状態でに浮く)の設定となっています。
おおよそですが、ペンシルといわれるただの棒状の物と、カップの中にアイがつくポッパーというタイプがあります。

さらにペンシルには2パターンの形状があります。
一つは水面に対して水平に浮かぶもの。
もう一つは、斜め、もしくはだいぶ垂直に近い姿勢で浮かぶものです。

前者はアイの位置が正面から見ると中心にあるものが多く、これは水平に浮かべたときに水面の上にくるものが多いです。
これを仮に、スライディング系と呼びましょう。
フローティングのペンシルは基本的に一定の速度で巻いてくると、まったくアクションをせずにまっすぐ手前に寄ってきてしまうのですが、ロッドで強弱のきっかけを与えると、左右のどちらかに首を振る特性があります。
一回目に右にターンしたら、次は左にターンします。
これはミノーで詳しく書きますが、糸を引っ張る支点のアイを中心としてどちらかにルアーが傾くと、その傾いたのと逆の方向の投影面積が増えてより水を強く受けます。
それが復元力となり、今ターンした方向とは逆へターンをしようとします。

スライディング系のペンシルは、重心位置が後者の斜め浮きのペンシルに比べて重心位置が前方へ寄っています。
そのために、一回のアクションでえの横方向へのスライド幅が大きくなる傾向があります。
また、その際にルアーが「斜めを向くように作られている」ルアーもあります。
あっているか微妙ですが、スキーのカービングのターンのようなイメージでアクションをし、基本的には潜らないで横方向のアクションを連続して演出しやすいため、私は河川の瀬がからむところで使います。

その一方で斜め浮きのペンシル、これを仮にダイビング系と表現しますが、こちらは一回のアクションで頭左右に振るだけではなく水面下に潜るアクションが出ます。
イメージでは、ピョコタン・・・ピョコタン。
アイへ瞬間的に入力すると、斜めに浮いている水面の線から、頭を水中にダイブさせるのです。
そもそも斜めに浮く時点で重心は後ろ。
同一形状なら垂直に近いほど、後ろが重たいと考えてよいと思いますし、その角度が立っているほどに一回のダイブ量も多い傾向があります。
そのため、アイの位置は正面から見ると、中心ではなく下側に、しかも水面方向へ向いた状態でついています。
このアイの位置の傾向が強いほど、ダイブ方向へのアクションを意識しています。
なお、飛距離という面においても、このダイビング系のほうが飛びます。
飛行姿勢も安定しますしね。

使い方ですが、私はダイビング系はゆっくり見せたいときに使います。
早い釣りはスライド系。
この違いは、水中への信号の出方で使い分けます。

スライド系は、水面に近いので見かけは派手に見えるのですが、ルアーが起こした水の動きは水面上の空中に分散してしまうので、いがいと「側線に訴えかけるような」いわゆる波動というものは少ないと思っています。
ダイビング系は、水中に完全にボディーが入って、そして水面に消える(魚目線だと消える。人の目線だと現れる)を繰り返すので、強い信号が不規則に水中へ伝わっていると考えています。
そのため、何気に「同じ強さの信号を長く続けるものが好き」なシーバスではスライド系ペンシルは、「最もアピール力の少ないフィネスなルアー」という認識でいます。

おそらく世の多くの解説では、トップでアピールということを言うでしょうが、私の経験ではむしろ逆なのではないかと思っています。
ですから、太陽が上がって明るくなって、警戒心が強くなったシーバスに効くんじゃないのかなと。
しかも水面という、かなりタイトなストラクチャー際だということもありますし。

トップウォーターが得意な人の多くは、「みんなが釣れない渋い時ほどトップが強い」といいます。
これは私も同感で、フィネスの方向性にありながら突発的に口を使わせるルアーだと思ってます。

この突発的=リアクション(?)の方向で考えたときに、ダイビング系がいいのではないかと。
魚は側線という機能を持っていて、皮膚に空いた小さな穴に通う神経で、周囲の水の動きを感じることができます。
人間でいうと、「手で触る」という感覚に近いともいわれ、餌を認識するのに非常にこの器官に頼っているというデーターもあります。
また、距離に応じて、側線→目→匂い→味覚というふうに移り変わるのですが、大事なのはルアーを一番最初に認識する器官は、おそらく側線だろうということです。

闇夜だろうが、クリアな日中だろうが。

ということは、ルアーが発生する水の揺らぎは、この側線でとらえることになります。
前出のスライド系はそれは弱い(空気中に押された水の力は逃げられる)方向ですが、完全に水中にもぐるルアーは強く出ます。
なお、「水中にある物体」は、そのもの自体がアクションしなくても、魚はかなり認識する力(位置、大きさ)が強いと実験データで分かっています。
これも側線の機能で、一度慣れた魚が水槽のガラスにぶつからないのは、自分が発する揺らぎが水槽の壁にぶつかり帰ってきた波の強弱(形)で分かるからです。

まぁ、めんどくさいから、その水の揺らぎの伝わりかたを、以降は波動と定義しましょう。
ダイビング系はその波動が、出たり入ったりするのです。
厳密にいえば、「ダイブしたときの強」と「上に浮かんだ時の弱」の信号を繰り返すのです。

当然ですが、この波動の出方がよりベイトに近いものの方が、リアルになっていくとは言えますが、実はリアルなもののほうが釣れるとは限りません。
時にベイトが多すぎるほど多い時は、リアルすぎる波動はまったく見向きもされないことがあります。

じゃぁもっと強く短い信号で!と思ったときにもう一つのトップウォーターであるポッパーが登場します。
ポッパーとはルアーの先端(頭の方)が大きなカップ状になっており、ロッドで手前にアクションを掛けるとそのカップが水に引っかかり、瞬間的な波動を水中に強く伝えてくれます。
また、カップ形状によっては、その受けた水がカップで許容しきれなく、前方にスプラッシュを出すものもあります。

基本的にまっすぐ前方へ強い波動とスプラッシュを出すものなのですが、最近のポッパーはペンシルのようにダイブするものや首を振るものが増えました。
ただ、その系のポッパーは、瞬間的な波動の強さは薄れます。
ペンシルと同じように、アイの位置である程度の見極めもできます。

と、まぁ、トップにはそういう考えもあるんだなぁ・・・と、頭の隅に入れていろいろなトップを使ってみてください。

私もハンドメで昔作ってみましたが、このアイの位置、重心による傾き、カップ形状、大きさ、浮力のバランスなど、かなりシビアなセッティングが必要なルアーでした。
ミノーに比べると、ちょっと作っったらそれなりに使えるものにはなるのですが、「使いやすい」がものすごく難しいのです。
それに輪をかけて、「何が釣れるか」も非常に悩むのです。
なぜならば、釣れなかったときに「トップだから釣れないのかなぁ」がすぐ思い浮かんでしまうからです(笑)

なお、多くのトップウォータールアーは浮き姿勢がパッケージに記載されています。
これを参考にして、同じ重さ(や、大きさ)で合わせて異なるタイプのものを3つ買うのがおすすめです。
根掛かりロストが少ないのもトップの魅力ですから、攻めの釣りをしていただけたらかなりいい釣りができるかと思います。


トップウォータおしまい。
次回はシンキングペンシル。


つづく

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