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人間灯台

灯光は辺りを照らす。
そこに在り続ける限りずっと照らす。
航行する者の道標として、あるいはその光源を憧れる者の拠り所として。
薄暮を迎えた河岸におれ以外は誰もいない。
やや強い風が顔に吹きつける。
水面の音を聞き逃したくないから嫌いな防寒着のフードを、惜しむことなく早々に被る。
やがて遠くの空が明るく光…

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落葉

色付く役目を終えた葉が車道脇を埋めていた。
その光景を見て、数週間前から「イチョウの紅葉を見に行きたい」と言っていた妻の言葉が蘇る。
人生でまだ一度もキャンプをしたことがないという妻が「キャンプをしてみたい」と言うものだから、幼少の頃から家族で使っていた懐かしのテントを実家かや預かってきたものの、ま…

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雨降りの十三夜月

「もうすぐ携帯のアラームが鳴る頃か…」
 
浅い眠りの中でおぼろげに浮かんだ予感は、車の天井を叩きつける激しい雨音にかき消された。
 
 
自然で遊ばせてもらう釣りだから、思い通りにいかないことなんて山ほどある。どれだけ予定を組んだって、どれだけ予測を立てたって、それらは簡単に無になることも当たり前のよ…

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初めてのRAPALA-ラパラ-

 
この子たちで釣りたいなぁと思った。もう何年も前に中古釣具屋で見つけて買ったふたつのラパラ。
 
端くれながらたまにハンドメイドルアーをバルサで作ったりするので、割と早い段階でラパラ・カウントダウンの存在は知っていた。
 
サイズを測ったら、オレンジの方が11センチくらいで青い方が9センチ。
だからCD-11とCD…

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【離島出張釣行旅】トカラ列島中之島 〜トカラでのライトゲーム〜 前編

 そろそろ寝静まるという鹿児島の夜を抜け出し、黒潮香る夢の海域へと向かう深夜のTOKARA便"フェリーとしま2"。
「トビが港に入ってくるにはまだ早い」
トカラの堤防GTアングラー達は口を揃えてそう言うであろう今の時期に、僕はいつも通り仕事のためにフェリーとしま2に乗り込んだ。
もちろん、ロッドとリール、ルアーを…

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River Game in Kagoshima,Summer of 2018.

 平成から令和へ。ひとつの時代の終わりと、始まり。個人的には、令和という新しさに何かを決意するというよりは、平成がもたらした優しさをそのまま引き継ぎ、より深めていけたらいいなぁという思い。
ただ流れる時代の節目にいるというだけなのだが、平成元年にこの世に生を受けた身としては、どこか故郷を見つめ思い出…

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春の不透明にはトウメイを

 昨年の初秋に経験した魚影の濃さは、もう長い間息を潜めている。
目の前でただ静かに息をするその川は、クリアな水質のおかげで底まではっきりと見える。
生命の気配は一切ない。
振り返る事などないコンコンとした大潮の流れに時間までもあっという間に流されていると、明暗でピシャッという音と共に水面に小さな波紋が…

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春の訪れ 〜正反対のアプローチ〜

 平成最後の冬は、とうとう一度も鹿児島に雪を降らせることなく、このまま春にバトンを渡すつもりのようだ。
そんな暖冬と言って良いほどの条件だったにも関わらず、僕の通う河川内のベイトたちは過去に例を見ないほどに姿を消した。
 オフシーズンなんて鹿児島には存在しないと認識していたが、今年の冬を振り返ってみ…

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スパイス

 テーマは、毎日を楽しむということ。それは釣りをメインに考えフィールドに通いこむことじゃなく、家族と過ごす日々を大切にしながら仕事をする。その中に釣りというスパイスを放り込み、新規ポイント開拓という隠し味を時々加え、レシピをよりオリジナルなものにしていくのだ。
■ バチ抜け調査開始 
 あの日、透明な…

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バチじゃない透明な謎の虫パターン開幕

 バチ抜けを見たことは、スズキ釣りを始めて5、6年になるが未だ一度たりともない。鹿児島には存在しないパターンなんじゃないか?と思っていたが、釣り仲間からは普通にいるという答えが返ってくるし、SNS上でも時々バチ抜けの情報を見かける。
 僕が通っている河川にはバチがあまり生息していないだけかもしれないが、…

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